「龍」タグアーカイブ

子&その他どうぶつ帝国〔25〕

 龍の全身像に立ち返ってみました。腕や足の根元に「炎」を散りばめてみました。

 龍の絵においては良く見る様式です。どんなものかと私も試してみました。

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 今日は夜から会議があります。出席してきます。

 「まちづくり協議会」の関係です。4月度ということで、顔合わせ。それと早速なんですが、「夏まつり」のこと。そして順番が前後しますけど5月末の「福祉フェスティバル」について、参加できる人を確認してみたり等々。

子&その他どうぶつ帝国〔23〕

 悄然とする龍のイラストです。

 頭のてっぺんの方の盛り上がり具合の練習を兼ねています。

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 実は今回の「龍のイラストの練習」なんですけど、裏のテーマとして「実在の(動物園にいる)キリン」の「頭とかツノのようすを念頭に置きたい」というのがあります。

 たぶん先月のラジオ番組「NHKラジオ第1の「子ども電話科学相談」において「キリンのツノ」の話題が出てきたと思います。「キリンの場合はツノの中に骨があるんだよ」というご説明だったと思います。他の動物の場合はケラチンという、人であれば「爪」なんかの一種というかそういうのが「ツノ」として機能している場合もある。つまり、まとめますと「ツノっていっても動物ごとにいろいろだよ」みたいなお話だったと思います。

 そこでキリンなんですが、キリンのツノは5本。しかしツノ以外にも頭のてっぺんに注目すると、なんだかモコモコしているなって気づくんですよね。

 ちょっと調べてみたんですが、特にオスに顕著であるらしいんですけど、カルシウムが頭にてっぺん目がけて集まってくるらしいんですよね。性成熟を遂げるとかそんな時期において。で、どんどん盛り上がってくると。

 これは「なるほどね」って思いました。

 余談としては、以前に多摩動物公園のキリン解説ガイドに参加した時に「ツノが折れていて、もう片方のツノにくっついているように見えるキリンがいる」と知ったんですが、あれは正しく「骨折」していたんだと知りました。ネット上の記述において。つまり骨折すると元には戻らないみたいですね。「なんで折れてるのかな?」って疑問に思っていたので解決して良かったです。

 多摩動物公園で、その時にもらったパンフレットによると、ツノであるとかアタマ周辺って飼育員の人なんかにとっては個体識別の手がかりとして機能するみたいであって、つまり個体差がよく出る部位でもあるようです。動物も良く見てみると顔つきや体に特徴があるんですね。

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 マ以上のような感じなんですけど、「龍のイラストの練習」においてもいろんなタイプの龍のアタマ。を描いてみようと。そんな気持ちでいます。

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 今日はラジオで黛敏郎(まゆずみとしろう)さんが若い頃に作った曲を聞きました。

 曲名は「スフェノグラム」。

 NHK・FM「現代の音楽」より。

 フランス留学から(すぐに)帰ってきた後の作品だということでした。アジア的なものからジャズの要素までを含んだ作品。

 また伊福部昭さんが日本の戦後の現代音楽の場において精神的な支柱というか発言力のあった様子。日本人として何を作るかに自覚的だったのかなと私は感じましたが、西洋を追いかけるだけではいけないだろうという気持ちを表明していたんだそうで。黛さんと伊福部さんのつながりみたいなものも学びました。番組解説は西村朗さん。

 当時の黛さんの出現はインパクトがあったようで、アプレゲールと呼ばれるその一角、音楽界でのそれの代表が黛さんだったみたいな解説を伝えていただきました。これはその時代の日本社会のあり方の理解に役立ちそうです。

 つづけて書きますが、NHKラジオ第2「宗教の時間」。

 以前の「現代の音楽」でもそのお仕事の一端を知った権代敦彦さんがスタジオにいらしてお話をされている様子を聞きました。グレゴリオ聖歌のことをおっしゃっていたと思います。

 選挙の投票に行くためほんの数分だけしか聞けませんでしたが、後で聞き逃しサービスでちゃんと聞こうと思います。非常に明瞭な話し方。

 去年の「宗教の時間」での権代さんのお話は確か教会の尖塔からくる音響特性とかそこに響かせる自作の意図であるとか、それと感謝の気持ちみたいなことも聞いたと思います。

 かなり真剣な姿勢というか真面目な性格というか。私とはちょっと距離がありそうだなって思うんですけど、年代はもうかなり近くて1歳違いの同年代ですので、これからも曲を何かで聴かせていただく機会も複数あるのではという感じ。

 今ちょっと聞き返してみましたが冒頭から小さい頃からのクラシック好きというか宗教系の受難曲とか、またもや出てきますけど黛敏郎さんの涅槃交響曲との出会い。これは渋いですね。

 「現代の音楽」での西村さんのお話を聞くともう最近の若い生徒さんですと大学に入ってから現代音楽を学ぶとかの割合が相当に多そうで、聞くにつけまぁそうだよなとかその現状を知るわけなんですけど、権代さんはメシアンさんの作品もどうやらかなり若い時期から行けたみたいでビックリしますね。舞踏のバレエで現代曲を踊っていた人だとメシアンに馴染みがある人もいるのだと耳にしたりしますが。ですけどどうかすると自分と距離のある人のお話も相当に面白いです。

 そのあと帰宅してから「ニッポン時空旅」で「琴(こと)」の回の後半を聞きました。

 なんでしたっけ。再放送なんですけど、最初に聞いたときにも飲み込めなかった「琴(きん)の琴」と「箏(そう)の琴」でしたっけ。全然自信がないですけど。

 和琴(わごん)の響きは心に響くなっていう感想だけ確信があります。そんな感じ。

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 きのうの夜。そして今日の朝は「チェロ」の演奏をかなり大量に聞きました。

 きのうは「クラシックの迷宮」。チェロという楽器が現在の形を取るまでの歴史の概要を知り、そしてまた奏法の発達をこれまたかいつまんで聞きました。

 今より全音下げの調律が主だった時期もあると知りました。演奏も聞きましたが、これがけっこう良かったです。その後、だんだん調弦が高くなっていったようです。

 調弦だけではなく楽器としての大きさ。そして弦の本数についての試行錯誤も相当にあったのだとこれも教えていただきました。

 それとチェロの発達における支援者の存在をも知りしました。イタリアの都市ボローニャ。そしてモデナ。

 どさくさに紛れて突っ込みますが、今朝、以前から存在は知っていた1980年代のシンセポッパーの地元がイタリアはシエナ(どちらかというとスィエーナが正しいようです)であったと知りました。古い金融都市で世界遺産になるほどの古い建物が立ち並ぶ美しい場所であるようです。シンセポッパーの名前は「LAS’s Crime」です。それほどには聞かれていないかもしれませんが良いポップセンスですし、シンセサイザーでなければならないという必然性も感じます。

 チェロの話に戻しますが、チェロの響きは私も好きですので聞いていて大変に楽しかったです。奏法としてはやっぱり現代に近づくほうが華やかにその表現の幅を広げていったのかなという感想を持ちました。

 「クラシックの迷宮」としての番組の“締め”はパブロ・カザロスさんの「鳥の歌」でした。やっぱり感動します。ピース。ピース。本当ですよ。

 今朝は「名演奏ライブラリー」でもチェロの演奏。

 ガスパール・カサドさんの特集。この人がパブロ・カザロスさんの弟子筋の方だそうですね。同じカタルーニャの人。けっこうすごい話だと思います。また、奥さんがピアニストで日本の人だったとも知りました。

 カサドさんの演奏がこれまたとても良くて。聞き入っていたら「子ども電話科学相談」を20分ほど聞き逃してしまいました。

 「子ども電話科学相談」。今日は「昆虫」「鳥」「植物」。

 桜の木の葉っぱのフチがギザギザしているのはなぜかという問いに対する回答を興味深く聞きました。はっきりと確定した論というのはまだないようですが、その代わり、様々な知見を伝えていただきました。「植物」の先生は多田多恵子さん。細かいギザギザで空気の対流が起こり、葉っぱの上に停滞する空気を入れ替える役割があるのではという説が私は良いなと思いました。

 もうひとつ「葉っぱ」に関する質問がありました。葉っぱが落ちていくときクルクル回転するのはなぜなのか。要するに風を受ける面が大きくそして重心が偏心しているということなんですが、こちらも幾つか例をあげ、そして紙を切り抜いて実験する方法の紹介などを交えて質問に答えていました。

 前にネットで調べてみたら多田さんという人はご両親やその家庭環境がかなり良かったみたいで小さい頃から自然に親しみ、一応の専門は植物っていうことなんですけど、ひとり博物誌みたいな人だと思いました。ところが今日の番組終了間際に「鳥」の先生の上田恵介さんが、「昆虫」の先生の清水聡司さんにむけて「私も小さい頃に(清水さんが勤務する箕輪昆虫館に)よく行きました」と呼び掛ける場面があり、広範な興味の幅を知ることになりました。