「西部劇イヌ」タグアーカイブ

消防署に行ったりしました。

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 町内会で係をしている関係で市内の消防署に行ったりしました。12月に大きな訓練があるのですが、それについての協力依頼と言うか、折衝という類の活動になるんでしょうか。
 簡単なこちら側の意向をお伝えして、一応のお話を通したという感じです。
 明日は、実際に出動頂ける地域の分団に伺って来ようと思います。

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 せっかく市内の賑やかなエリアに行ったついでに、最近の私の活動の一環である「古いブッケン」の視察をいたしました。

 数日前のエントリで、「昔、市内5カ所の浅間神社を統括する立場の大きなお寺があった」みたいなお話をしたんですが、その跡地を求めてさまよいました。結果的には失敗です。まぁ全然詳しい事を知らないので当たり前です。
 またその辺が古い土地ですので路地が細かくて大変です。ヨソの人間(私ですが)には分かんないですね。
 そのカワリと言ってはなんですけど、お城の跡とされる立て札を見つけたりしました。

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 本日の写真もクリックいたしますと少し大きくなります。上の画像は特に、文字が読みやすいように補正いたしました。

 富士市の吉原商店街と呼ばれるエリアから少し北、丘を少し登ったあたりです。
 この辺にお城があったというのは、ネットの何かを読んで知っていたのですが、ココだったんですね。ただし、立て札の文字を読んだ方にはご了解願えたと思いますが、「この辺かな?」みたいな感じみたいです。一応、周囲に石垣が残っていて、それっぽい感じではあるんですが、この石垣がどのくらい古い物なのかも、私にはさっぱり分かりません。

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 石垣の至近に子安地蔵尊がありました。日光の当たりが良くて写真的にもナイスでしたので載せておきます。

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少し仕事を進めました。

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 ところで昨日の続きなんですが、他でもない近所にある博物館の縄文時代の展示についてです。
 撮影が禁止ですので、少し絵を描いて来ました。

 縄文時代について、当時の情景を再現したとても良い展示があるのです。毛皮をまとった人形とか、木材、土器、そして植物などを使用したリアルなジオラマです。それが下の絵です。
 (殴り描きで申し訳ありませんが、クリックすると少し大きくなります)
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 狩りから帰って来たお父さんという設定、だと思います。イヌがかたわらに居ます。
 このお父さんと犬は、私がまだ中学生だったコロにこの博物館が出来て以来、ずっと仲良く立っていますね。

 そして下の絵は、竪穴住居の中の様子で、これも良くフンイキが出ていると思います。
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 土を掘り下げた50センチくらいの段差を利用して土器を置いてあるあたりに、よく生活感が出ているような気がしました(私の絵ではその辺が良く分かりませんが)。
 縄文時代の土器は有名な例のモヨウがついているワケですが、富士市から出土した土器にもその様式がハッキリと出ているあたりに感心しました。ホントに当時の人はみんな、こういう土器を使っていたんですねぇ…。「このモヨウは特に出来が良い」などと語り合ったりしたんでしょうか。
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小さなお仕事を頂きました。

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 急に寒くなって体調が崩れかけました。
 小さなお仕事を頂けたので、これから始めようと思います。
 今日も古い宗教の事を学びました。密教について読みました。全然知らなかったので驚きがありました。今まで「なんで秘密なのにお寺が公然として存在しているのかな?」などと思っていました。その他にも、もっと古い宗教観についても学んでいます。名前だけは良く見るアミニズムとかです。素朴ながらもそうした要素も今に続いているのだな、と理解しました。
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 昨日、近所の博物館に行ったんですが、その続きです。
 富士市の旧石器時代から、奈良時代くらいまでの展示を見て来ました。
 これらは常設展示のエリアです。写真撮影が禁止ですので、メモをとりました。けっこう疲れました。
 今週の末くらいに、満を持して静岡市にある博物館に行こうと思っているんですが、そこが写真撮影・可であるかが気になります。
 石器時代の生活は、小さな集団がキャンプ地を点々とする形態です。狩りをしたり、木の実を集めて食べて暮らしていました。各地のホラアナ等で寝泊まりする生活です。まだ土器などの便利な生活用具が無いんですよね、この頃は。
 そんなワケで、遺物として残るのは打製石器とか、小さな矢じり等です。ですから展示スペースはそんなに大きくありませんでした。
 静岡東部は、割と石器時代に繁栄していたようで、チラホラと遺跡があるようです。わが富士市の愛鷹山のあたりから東の方に広がって、箱根くらいまで生活の跡が見つかっているそうです。
 そのあたりの詳しい展示が静岡市の草薙(くさなぎ)にある図書館で見られるようなので行ってみたいと思っています。
 明日は、縄文時代の展示のようすを書こうと思います。

近くの博物館に行ってまいりました。

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 たまに行く公園の中にある博物館です。
 この前は富士山を鳥瞰(ちょうかん)した絵の特集でしたが、今回は「富士山信仰」をまとめた物でした。
 富士山が世界文化遺産になったものですから「ディスカバー・富士山」的な企画が続いているのです。
 テーマが富士山信仰、という事で、神社の話が出て来ます。そういった昔の事情を見ていくウチに、「神仏習合」の実際というかひとつのカタチが飲み込めて来ました。
 私の思っていた、ソボクに「カミさまとホトケさま。良さそうな部分を混ぜてみた!」という単純な物でもないようです。ちょっと政治的な話にもなります。
 ひとつのお寺が複数の神社を束ねていたという構図です。
 実はこのところの富士市における考古学的なグループ内では、その支配的であったお寺の研究がホットな話題のようです。日夜、研究が進められているのダと、配布されているパンフレットを読んで知った最近の私です。
 なぜ今になってそのお寺の研究が話題なのかと言うと、今はもう無いお寺だからです。最近になってたくさんの史料が見つかって、「大変な事になったよ!」みたいな感じのようです。
 そのお寺は、市内に五つある浅間神社の全てを管理していて、それだけでなく広い農地も持っていたという事です。私が住んでいるあたりもそのエリア内です。きっと昔は畑だったんですね。確かに日当りは良い場所です。
 余談ですが、以前に、かぐや姫について「富士市に伝わるかぐや姫は他とちょっと違う」みたいな事を書いたんですが、さらに詳しい伝説が、そのお寺の史料から見つかったそうです。興味がある方も居るヤモ知れぬというワケで、後日詳述する機会を作りたいと思っています。早く知りたい向きで、お近くの方は富士の博物館へお越し下さい。入館料は100円です。絵本は300円で売られています。
 その他、具体的な神事(やぶさめや、開山式など)、そして富士山を取り巻く他市、他県の浅間神社についての展示もありました。
 須山(すやま)の浅間神社についての紹介が興味深かったです。
 まず須山って場所なんですが、おとなり裾野市の北部。大ざっぱに言って、富士サファリパークと自衛隊の東富士演習所の真ん中にあります。
 今では須山って、富士登山のイメージが無いのですが、昔はひとつの拠点だったそうです。御殿場に鉄道の駅が出来た関係などもあってスタれてしまったのだそうです。今ある有料自動車道が昔はその登山道だったのかな、と思います。
 今でも残る須山の商店街って、昔の面影を今に伝える風景なのかもしれないです。
 表通りからちょっと奥に行った所に浅間神社があるようなので、いつか見に行きたいと思いました。
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 私は昨日から、古代の素朴な宗教観や古神道について調べているんですが、まぁ期せずして、昔の人のココロのあり方の一面を知れて良かったと思いました。人はストーリーであったり、ヒトを越えた大きな力の承認を欲しがる物なのでしょうか。