「深海魚」タグアーカイブ

深海ホネホネな魚-オオクチホシエソ〔04〕

 おどろくべき「オオクチホシエソ」氏のクチ周辺の機構ですよね。

 そのあたりをイラストにしてみました。

 クチだけでなくアタマの付け根も大きく動いているのがお分かりいただけるかと思うんですが。まるでヒンジが付いているみたいです。

 サカナの種類によるかもしれませんけど、こんな感じに上を見上げるような形で頭が動くおサカナってあまり見ないような気がするんですけど、どうでしょうね。

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 下の写真は、きのう撮影したものなんですけど、富士山です。

 もうそろそろ静岡周辺も「夏」なのかなって思います。

 いずれも午後の5時前。午前中の雨がやんだ午後の風景ですね。

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 近況メモですが、今日も用事があって市内の中心部まで自転車で行ってみたりしました。

 書き忘れてましたけど、きのうの午前中に例の「重い荷物を背負って坂を登る修行」がありまして、個人的な気持ちとしては「自転車で汗を流してばかりいるな」っていう心境です。ちょっと疲れました。また気温的にもメチャクチャ暑いですね。やれやれ。今日も早く寝ようと思います。

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 以下はラジオ日記です。NHKラジオ第1「らじるラボ」。

 金曜日は音楽がたくさん。

 松永良平さんの選曲で「夏」にまつわる音楽の数々。2時間ほどたっぷり聞きました。

 私としてはホルガー・シュ~カイさんの「クール・イン・ザ・プール」がかかったのが、うれしかったです。「レッツ・ゲット・クール♪」というわけで、“涼”を求める曲。リスナーの方たちにも好評だったようです。おそらく、それと意識していなくても「ペルシアン・ラブ」を聞けば、シュ~カイ氏の名前は知らずともですね。「この曲! 聴いたことある!」ってなりそうですけどね。

 それとブルー・チアーの演奏で「サマータイム・ブルース」もかかりました。私はエディ・コクランさんのファンですので原曲が一番だと思う派閥に属していますけど、ブルー・チアーの解釈。歌メロを野生的にぶつけてみた感じはとても良いと思います。ただしメンバーが3人だけだという事情もあるのかギターのリフが弱くなっちゃってるのが残念かなという、マそんな感想です。

 本日の放送では、吾妻アナのコンサート初体験が、日本の80年代メタル。アクションを新宿のライブハウスでみた。という事実を知れて良かったです。アクション。高橋ヨシロウさんですよ。桃尻自慢のね。

 高橋さんはプラモ好きだったり、ゴジラが好きだったりといった、なんて言うんでしょうか、サブカルというか、フィギュア好きみたいな層のハシリの方ですよね。

 気になって調べたんですけど当時の氏の愛機、エクスプローラー・シェイプのエレキギターに名前が付いていたと初めて知りました。「ノーチラス」って呼んでいたみたいです。なるほどね。ボディの後方上部に穴が空いていて、キレイな色が塗ってあったんですよね。あれはインパクトがありました。

 松永良平さんに戻して終わろうと思います。

 実は最近、ネットで松永さんと他2名の方の対談を読みました。

 「シティ・ポップ」についての論考という感じ。

 これは良かったです。しかし今日はすでに文章が長くなってしまったので詳しくはまた明日にでも。

 あとはそうだ。ジョナサン・リッチマンさんの「アイスクリーム・マン」も松永さん選曲で聞きました。NHKのラジオではナゼかよくかかりますね。ゴンチチさんの「世界の快適音楽セレクション」であるとかね。

 私がそもそもNHKのラジオ第1をまたよく聞くようになったきっかけも「らじるラボ」の前にやっていた「すっぴん!」で中原昌也さんがやっぱり「アイスクリーム・マン」をかけていたのを耳にしてからです。その時に「おぉ! こんなのかかるんだ!」と感激したと。マそんな私のラジオ生活ですね。

 

深海ホネホネな魚-オオクチホシエソ〔03〕

 ふしぎな深海魚「オオクチホシエソ」さんの3回目です。

 くちのまわりがガラ開きなようすをイラストにしてみました。

 飲み込まれていくおサカナの姿も加えました。

 舌ベロの描写はマンガ的なものであって、実際はこんな感じではないです。

 アゴの下からヒョロッと伸びているのは疑似餌みたいなものです。深海魚によくあるアレです。

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 近況メモなんですけど、1週間くらい前から取り組んでいた作業が本日、完成しました。苦しみました。毎年のコトとはいえ…。明日からはまた通常の活動に移ります。

 トシのせいもあると思いますけど、アタマの構造がイラストを描く方に特化しちゃっているようで、他のコトをしようとすると非常に苦しみます。

 単にカラダを動かせば良い、って時には、さほどの苦労もないのですが…。やれやれ。

深海ホネホネな魚-オオクチホシエソ〔02〕

 きのうの当ブログの表記なんですけど、間違えていました。

 誤:オオクチホソエソ

 正:オオクチホ“”エソ

 以上、訂正でした。

 というワケなんですけど、オオクチホシエソさんは赤外線を発射して、エサを探すおサカナなのだそうです。

 「発光する深海魚」というのが珍しくない。というところまでは私も学びました。ところが「赤外線を」発するおサカナというのはオオクチホシエソさんだけ、みたいです。珍しいんですね。

 赤外線というのはそれほど遠くまで届かない波長の光であるようなんですが、要するに身近な範囲のエサを探す目的からすると、それで良いらしいのです。それと重要なのが、他のおサカナは赤外線を「見ることができない」ので、よもや自分が赤外線で照射されているとは気づかないらしいですね。わぁスゴい。よくできてます。

深海ホネホネな魚-オオクチホソエソ〔01〕

 続いております「深海魚シリーズ in 当ブログ」なんですけど、今日からは「オオクチホソエソ」さんです。

 オオクチホソエソ氏も独特のツラがまえですね。イラストですとアゴが素通しであるように見えます。骨格だけ、みたいな。変わってますね。

 見間違いなんじゃないかと、私も複数の写真を確かめてみたり、書かれた文章を読んでみたんですが、どうやら正しく「素通し構造」であるようです。

 理屈としては「大きなクチを開ける際の俊敏性」ですね。海水の抵抗を回避するために骨格のみっていう構造にしたみたいです。

 それ以上は突っ込んで調べていないんですけど、どうやらクチの中央、アゴの下から伸びている骨で、下アゴをグイッと大きく開けるようになっているみたいです。もうムリヤリですよ。見た感じとしては、大きな獲物をノドの奥に直通させるぞ絶対に。という意志を感じさせるような仕組みなのかなと思います。文で書いても分かりにくいと思いますので、後日そのへんを中心にしてイラスト化しようと思っているんですけど。

 マともあれですね。「細かいエサは逃しても良いや」「がしかし大きなエサは絶対に逃さない」という思想においての究極すぎるクチ周辺の構造なんでしょうね。ビックリしますよ。

 これまで見てきた深海魚のなかまたちは「とにかく食べる」っていうその1点でがんばっている印象でしたけど、ひとあじ違います。オオクチホソエソさん。しばらく続く予定です。