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ぬいぐるみに植毛。完成しました。

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 (これは5月7日の日記です。)
 髪の毛の素材になる毛糸は、先日に富士宮で買ったアクリルの毛糸です。オレンジ色。小さなお店でしたが、ちょっといい味のお店でした。

 植毛の作業の前には、色々と考えたり計画を立てたりしたんですが、作業を進めるうちに、失敗だったと判明しました。密度がスカスカすぎでした。
 20%ほど、植毛が出来た状態でしたが、全てを取り去り、新たな密度で再挑戦。
 当初の予定よりも大幅に時間がかかってしまいましたが、完成です!
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(クリックすると大きくなります。以下同様です。)
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 いやしかし完成と言って良い物か…。
 もう少しサッパリとした印象に仕上がる予定だったのですが、凄まじいモッサリ具合です。私は40代直前まで太ももまで伸ばした壮絶な長髪だったのですが、強い親近感を禁じ得ません。
 ある程度の太さのある毛糸で植毛すると、どうしてもこうなるのでしょうか…。かといって細い毛糸を使うと、植毛する本数が増えて時間と手間が増大します。
 密度をまばらにすると、髪の毛の分け目が寂しい印象になってしまいますし、どうにも難しい問題です。これは悩みますね。
 モッサリヘアーになった事で、重量的にも大きくなりました。手を入れてパペットを操っていると、少し疲れてきます。
 当初の予定では、バリエーションとして三つ編みとかに出来ると、とても良いと考えていたんですが、こんなに毛量が豊かだと、とても無理な相談です。いやはや…。
 一緒にお送りする男の子バージョンはコチラ。ずいぶんサッパリしています。E氏も私と同様に、シンセサイザーが相当に好きな人ですので、ショルダーシンセを肩から下げさせました。
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 2体を並ばせるとこんな感じ。カップルというより女ロッカー(とても70年代風)と、その息子って感じもします。
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 まぁ良いでしょう。とりあえず完成です。いやー、良かったです。

ぬいぐるみに植毛をしています。

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 (これは5月6日の日記です。)
 植毛の作業中です。(以下、長文です。)

 お友達のE氏にお送りしようと思うぬいぐるみなのですが、制作から2年くらい経っていますので、少し手を加えたくなりました。
 手を加える事で、また新たなノウハウを回収したいという思惑ですね。やはり「お友達に送る!」というイベントがありませんと、なかなか手も動きません。
 私が現在において抱える、ぬいぐるみ方面の野望としては、「新たにイヌや鳥、クラゲのぬいぐるみも作りたい」という案件があるのですが、こちらは当然またまた型紙からの自作という事になり、一大事業ですから、そちらは当面休眠です。
 それでは現在のレパートリー、まぁ主にクマなんですけど、こちらに付随する課題として何があるのかと問われれば、それがすなわち”植毛”なのです。
 実は私、既に「ライオンタイプ」において植毛を試した実績があります。これは楽しいです。髪の毛が生える事で、こんなにも面白くなるんだという感慨があります。時間はかかりますけどね。
 しかしこれが反面またすごく難しくて、具体的には、植毛における密度の選定ですね。毛糸を2〜3本、束にして結い付けていくんですが、ちょっとスカスカ気味が良いようです。密度が濃すぎるとこうなります。これはこれでバカバカしくて楽しいので、自分用に保存しておこうと思うんですが、毛糸の素材とか太さにも関係してきますし、正直な所、今の私にはベストな密度を推察する事も難しいのです。
 要するに経験値が圧倒的に不足している訳で、これを払拭するためには、オノレの手を動かし、制作物の山をこしらえる事しか無いでしょう。
 そういった意味もあってのE氏に送るぬいぐるみです。
 E氏には、2体送ります。片方は彼女向けですね。この片方に植毛して女の子っぽくするつもりです。

ぬいぐるみに植毛を始めました。

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 ぬいぐるみに植毛を始めました。

 私の趣味にぬいぐるみ作りがあります。
 おととしに取り組んでいたのは、ハンドパペット作りです。片手をぬいぐるみの中に入れて、手をパタパタするとぬいぐるみが、あたかも自らの意思で動くかのように見えるアレです。
 たくさん作って、友人、知人にお送りしたのです。
 たくさん作る事で、手が慣れてきますし、制作上の問題点が浮き彫りになります。実際、様々なノウハウが身につきました。
 型紙から自作したので、相当に大変で、時間がかかりましたが、それなりの物が出来ました。「お友達に送る!」と思うと、下手な物は作れませんし、やる気も出てきます。
 私の交友関係はごく狭いので、ぬいぐるみの発送も去年のお正月の段階で終わっていたのです。しかし、ここでE氏です。移転先が不明で送れずに居たのですが、去年の秋頃に、連絡を頂く事が出来ました。すぐに送りたいという気持ちはありましたが、あいにくその後、私の仕事の状況がとても大変になってしまい、ずっと送れず。気づけば5月を迎えていたという訳です。(ちょっと長くなってしまいましたので、次の日の日記に続きます。)