歌を録音しています。
ロボットが歌っているような機械的な音色に近づけようと苦心いたしました。
基本的な音色はギター用マルチエフェクターのBOSS GT-8で作るのですが、この機械はセンド・リターンが付いています。外部の機械をつなげて、ソチラと併せて音を処理する事が出来ます。
(以下は、ちょっと専門的なお話しになります。)
そこで取りいだしましたる銀色の小箱。アレシス社のBITRMANです。これの読み方が良くわからないんですが、私は暫定的に”ビトロマン”と呼んでいます。メガロマンみたいな感じで。
下の画像がそのビトロマン(仮称)です。以下の画像はクリックすると大きくなります。
どのような効能があるかと申しますれば、およそ音にミミザワリなクセをつけます。
現時点では、これをモチイル事により、よい結果が得られたと感じています。
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ついでですので、伴奏に用いるシンセサイザーの事についても軽く触れておこうと思います。
今回の曲はかなりブリブリした曲でして、早くてうるさい感じの曲です。
私も年齢のせいか、この数年は、少し遅めでおとなしめの曲を作る事が多かったんですが、今回は若い頃に良く作っていた感じ、シブい所がまったく無い曲です。
音数は少なく、曲の構成もシンプルな、簡単な曲です。
まずはベースなんですけど、かなり無礼講です。他の音色とのカネアイをある程度無視出来る簡素な曲ですので、レゾナンスは開き目。ブリブリしてます。
それだけじゃありません。ユニゾンベースです。アツクルしい事オビタダシイです。
そんなワケでして、通常ですと、私の場合、ベースをモノシンセで作る事が多いのですが、今回はポリシンセをモノモードでデチューンをかけて作製いたしました。
アレシスのアンドロメダというシンセサイザーです。下の写真はユニゾンのようすを捉えた液晶ディスプレイです。
ポルタメントをかけてウネらせ効果を狙いました。まぁこの辺は基本的なコトで何も特別な事はしていません。がしかしココが重要と言う大切な作業です。
シーケンスデータを流してポルタメントのタイムをいじったりフィルターのカットオフやレゾナンスの微調整を行い、エンベロープなどを詰めて行く時が一番幸せですね。
脳が覚醒していくような錯覚があります。
まだ曲作りの作業は始まったばかりで、どう転ぶかヨダンを許さないのですが、なるべく時間と労力をかけずに仕上げたいです。
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曲のテンポが決定したので、アニメの細かい動きについても編集を始めました。
こちらも着実に進んでいると言った具合です。