屋根裏に忍びいったモモンガ忍者くんを待ちかまえていたものは、「やり」のブサブサ攻撃だった。というイラストです。
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連日のイラスト作成作業です。ちょっとオーバーワーク気味。めずらしく肩や首に筋肉痛があります。風邪を誘発しそうなので葛根湯を久しぶりに飲みました。やはりしばらく控えていると薬の効果もいつもより感じられるのかもしれません。そんな現在の体調と心境です。
そんな具合でして、苦しんでいるイラスト作成ですが、今夜中に苦しい部分は抜けられそうです。明日は休みたいです。
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ラジオ日記です。聞き逃したNHKのラジオ番組を「聞き逃しサービス」で聞きました。
「世界の快適音楽セレクション」。テーマは“にぎやかな音楽”。選曲者は湯浅学さん。後半の民族音楽セレクションが圧巻でした。それとブエノスアイレスの“さくらと一郎”という紹介でしたか、現地の歌謡曲、50年代の古いもの。楽しく聞きました。
変わって日本の古参バンド「突然段ボール」。音楽への愛を歌ったもの。この辺りからは土曜日にリアルタイムで聞いていたのですがちょっと共感してしまってホロっとしました。私よりも年上であるワケですが、まだこういうピュアな感情が詩に書けるのね。と思ったのでした。しかし今日また聞き返してみるともっとやはり長いなりの深い事も歌われていました。五線譜にあらわれないキビ。おそらく音楽の不思議、マジカルな部分のトリコなのだという今現在の心境の吐露なのかなと思いました。それとなんでしたっけ「なりゆきが変化する時」。あっ。つかんだなっていう瞬間なのでしょうか。演奏する行為の中で明確なラインが見えた時。スルスルと曲がカタチになっていくとか。わかりませんけど。良い歌詞を聞いたと思いました。個人的にはヴェルヴェット・アンダーグラウンドのロックンロールという曲を思いました。ギターソロの明快なところもあれはちょっと狙ってるんじゃないかと感じてみたり。
それとなんだっけスティールパンのオーケストラもの。エッソ・トリニタードでしたっけ。基本中の基本なんですがはじめてききました。とてもよくて。チチ松村さんのコメントにあった「音が滝のように流れ落ちていくようですね」という表現は秀逸でした。多分こうした華やかなパンものを聞くたびに私は思い出すと思います。
それと「ジャズ・トゥナイト」。音楽家にして日本のジャズ評論の世界でも頂点を極めた大友良英さんの番組。ジャズの名手が残した、専門外の楽器演奏。これは少なからずビックリしました。バンドとかやっていく上で上手い人と交流すると自然に別の楽器の呼吸を学んでしまうというのはけっこうその世界ではあるみたいなんですけど、そんなレベルではないっていう音源を多数紹介してもらいました。特にキース・ジャレット氏のソプラノサックス演奏。これは素晴らしかったです。サックスじゃなきゃ表現できないものがあるっていう強い必然性を感じました。切々と迫ってきました。
それと訃報のニュースの部分で取り上げられたジェームズ・エムトゥーメさんが参加したマイルス・デイヴィスさんの楽曲。「エムトゥーメ」。何回聴いても良い曲です。異議なしです。
大友さんの「ジャズ・トゥナイト」の通常回における後半部分は聞かない事もあるんですが、今回は丸ごと良かったです。特にギタリストだというカート・ローゼンウィンケルさんのピアノによるお父さんの死に寄せた曲。あまり使わない表現なんですが癒されました。この曲については聞いていて「ピアノは専門外なんだな」っていうのがまぁ少し分かる演奏ではありましたがやっぱり愛ですかね。愛情の深い演奏だったと思います。どうかするとちょっと涙ぐみながら弾いて録音していたのかもしれないと思ってみたり。
それときのう聞き返していた「クラシックの迷宮・スクリャービン氏のお仕事概観」。かなり理解が進んできました。最初に聞いた時には本当にクチがアングリって感じでキモを抜かれちゃいましたけどだいぶ冷静に聞けました。もう少し神智学とかの私が知らないところ。それら大まかに学んだ上でもう1回聴きなおしてみようと思います。
「松尾潔のメロウな夜」。これから「聞き逃し」で聞いて、なんとかイラストの作業、残りのツラい部分、をがんばっていこうと思います。追悼番組を兼ねた「エムトゥーメさんの仕事」みたいな内容だそうです。私は知りませんでしたけど松尾さんが大変にエムトゥーメさんの音楽が好きみたいで。私が知らないエムトゥーメさんとレジー・ルーカスさんが組んで作っていったポップスなどの世界が知れるんではないかと期待しています。かなりド級ポップな世界にも行っていたという知識だけはあります。