本日も昼寝をしましたが、時間はだんだんと減ってきています。
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ラジオ日記です。
昨夜ですけどジェームズ・エムトゥーメさんのプロデュース業を多くの名曲で振り返るといった「松尾潔のメロウな夜」をNHKの聞き逃しサービスにて聞きました。1時間ほどの間に多くの曲がかかる番組。全部聞いたのは初めてです。
感想ですが私の知っている曲でいうとザップとかロジャーとかのスイートでメロウな部分を1歩も2歩も推し進め、みがき抜いた感じでした。楽器も歌もとてもウマかったですね。おどろきました。
番組を聞いて知ったのですが、松尾さんにとってのエムトゥーメ氏というのは単に好きなプロデューサーの一人というよりはこういうのがやりたいというお手本だったようす。エムトゥーメ氏のポップスでのお仕事を語るにおいては最適という感じでしょうか。
また私の期待していたレジー・ルーカス氏とのコンビネーションについてはルーカスさん逝去の際に丁寧に放送していたようで。そういう方ならそりゃそうだと思いましたけど。そちらは個人的に探求しようと思います。ピート・コージーさんにしろルーカスさんにしろ故人ですよ。そこにエムトゥーメさんも加わっちゃったということなんですが。もう2020年代なんですから仕方もないのか。
蛇足になりますけど同じく昨夜は録音しておいたジョン・ゾーンさんの曲を聴きなおしました。大友良英さんの番組の後半でかかった曲。かっこよかったです。
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今朝のラジオ日記についても記します。NHK・FM「世界の快適音楽セレクション」。今日のテーマは「ミラクル。奇跡」ということでした。
ミーターズの楽曲のノリに対するゴンチチおふたりの考察が興味深かったです。芯のあるリズムに絡むネバり。納豆のよう。オクラも入っているということでした。
ゴンチチ楽曲としては「シェア・ザ・ムーンライト」ハワイの歌姫テレサ・ブライトさんを招いての演奏。歌ものでした。ギターソロにおけるゴンザレス三上さんの入魂の長音。楽器のウマい人ならではの減衰していってるのに音がふくらんでいるように聞こえるという境地でした。バンドには多数のハワイ系音楽を得意とする人が入っていたようで非常に良かったです。それぞれ単体で聞いてみたい感じでした。
楽曲のノリ。という話題でいうと先週のゴンチチ楽曲「パレード」を今朝に聞き返したんですが非常にグルーヴが良かったです。あれはカホンなのかと思いますが基本的にはずっと一緒のパターンを叩いていたと思いますが叩き方の表情が豊か。またノリが素晴らしく良かったです。ギター面においては、よく聞いてみるとゴンザレス三上さんのピック弾きと指弾き複弦はじきフレーズが細かく交差するところを発見できました。スリリングでありまた音色のコントラストも素晴らしく。幸せな気分でした。