「宇宙人」タグアーカイブ

甲府星人帝国〔32〕

 今日も「甲府事件」についての「派生系エピソード」となるイラストです。

 前回までのイラストの底本は、ネットの動画サイトでよく見られているものを当たればすぐに見つかるんじゃないかと思いますけど(1時間程度の長さがあるものから見ると早く見つかると思います)、今日と明日の2枚のイラストについてはそこまで見られていないかもしれませんのでネタ元を明らかにしておきます。「キュルキュルラジオ」という番組です。

 「キュルキュル」というのは甲府星人が発した音声として伝わっているものです。

 しかし宇宙人というのは他の遭遇譚を調べていくと、甲府星人に限らず宇宙人の言葉は人間にとっては「キュルキュル」と聞こえがちなのかもしれないのだそうです。これは動画で語られた内容からの受け売りなんですが。

 以下に今回私が参考にしたエピソードの概略を記述してまいりましょう。

 甲府星人を見た人の親族が語る内容です。若い人です。

 甲府星人を見た事件の後に、おばあちゃんがやっているお店に宇宙人がお客さんとして来た。それも複数回。と、おばあちゃんが語っていたよ。というものです。

 私もその動画(というか静止画に音声がついたもの)を1度しか聞いていないのでアヤフヤですが。

 おばあちゃんご本人が話した音声も流れたように記憶しています。

 これがもう私みたいに年配の人間が聞くと懐かしくて懐かしくて。

 以前に当ブログにおいて「甲府あたりと私が住んでいる富士市は方言がかなり近い」みたいなこと書きましたがまさにソレです。

 「いた。こういう話し方する人。昔は特に。」という感想を持ちました。

 マそれは良いんですが。

 番組ではおばあちゃんが「どんなお店をしていたか?」というディテールについては触れられていなかったんですけど、またもや私流に勝手に想像して田舎の小さなスナック。という設定で描いてみました。

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 日記的な記述です。

 今日もお寺の作業を手伝いました。

 きのうよりも早く出かけるつもりだったのですが、結局は10分ほど早くなっただけでした。いろいろと用事があって。

 しかし30分ほど手伝えたので良かったです。

 下の画像は本日の富士山です。

 お昼に撮影したものですけど、今日は気温が急激に高くなってきて雲にかくれてしまいました。

 キレイに撮りたかったら朝に撮るべきなんですよね。

 マしかし仕方ありません。

甲府星人帝国〔31〕

 前方にちょっとおかしな格好をしたヒトの子供くらいの背丈の人がいる。

 保険のおばちゃんはおかしいな、と思ったそうなんですが、「あらいやだ! 田中さんとの約束の時間!」みたいなことを思い出してそのまま車で通り過ぎた。

 腕時計を内側にして時刻を確かめるご婦人のポーズも最近は少なくなってきました。

 しかし保険のおばちゃん。心の中で引っかかるものがあり、後日、新聞等の報道でいわゆる「甲府事件」のことを知ると「私が見たのってもしかして宇宙人?」……と思うに至り、自らの目撃談をメディアに語るようになったのだとか。

 私が好きなポイントは「明らかに不審なものが目に映ったとしてもオトナはやっぱり仕事を優先しちゃうんだな」っていうことです。

 正常性バイアスっていうんでしょうかね。

 私はどちらかというと男の子ふたりが肩を叩かれたという本流のエピソードよりもこちらの「社会人が見た甲府星人」のエピソードのほうが好きです。

 この保険のおばちゃんが見た甲府星人には「目があった」そうです。

 私が今回の「甲府事件シリーズ」で図化した甲府星人はこちらの目撃例に沿ったものと言えるかなと思います。

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 保険のおばちゃんの愛車についても書いておきましょう。

 ダイハツっていう会社の「(初代)フェロー」ということにしました。私が勝手にそう仮定してイラストにしちゃったんですけど。

 私もけっこう年配の人間であるんですけど、印象に残っているのは2代目のフェローの方でして、初代フェローの方は覚えていません。

 もう圧倒的に2代目フェロー。こちらはたくさん見かけました。時代的に言っても甲府事件がおきた1975年には2代目フェローのほうが断然多かったと思うんですが、後述するシムカにちょっと似ていて憎めないなと思い初代にしました。

 フェローは軽自動車です。

 そんなワケで私にとっても新鮮な印象がある初代フェローなんですけど、かなり角ばった見た目ですね。

 古いフランス車の「シムカ1000」とかにちょっと似ている気がします。角目タイプの方です。

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 今日もお寺の作業を手伝おうかなと思い、自転車を走らせました。

 天気としては、くもりの1日でしたけど、こうして写真に撮ってみると雲の重なっている状態というのも美しいですね。

 撮影ポイントとしては、きのう掲載したお写真とほぼ同じです。

 今日は少し早めに出発しました。

 きのうは到着した頃には作業終了していて、午後の作業は中止だったのです。

 今日は20分くらい午前の作業を手伝えましたが、午後はきのうと同じく中止でしたのですぐに帰ってきました。少し汗をかけたので私としても良かったです。

甲府星人帝国〔30〕

 本日のブログ用イラストの説明です。

 道に1台の車が止まっていて、前方にふたりの甲府星人が立っているところです。

 一応、「甲府事件」のおおまかなイラスト化はきのうで終わりってことなんですけど、この事件については他の目撃例もあるみたいで。

 目撃例の多さからも「甲府事件は本当にあったことなのではないか?」みたいに言われているようです。

 本日、図化したのはその中でもよく知られたエピソードになると思います。

 車を運転しているのは保険のおばちゃんです。

 お仕事中であって、移動の途中に目撃したというのです。

 いつものことですけど、私のイラストはかなり勝手に描いています。

 こんな感じに「待ち構えていた」というのではなかったみたいです。

 構図的に左右シンメトリーにしたくなっちゃって、いかにもミステリアス、ドラマチックみたいにしてしまいましたけど、実際はもう本当に日常のヒトコマの連続から不意に逸脱した感じであって、最初は地味に始まった出来事だったみたいです。(つづく)

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 富士山がわりとよく積雪したみたいです。

 上の画像は本日のお昼のものです。

 こっちからみて富士山の右肩の宝永山がすっぽり雪に覆われているというのは本格的です。ここだけ見ると冬の富士山といって良いのでは。

 そろそろ積雪した富士山が始まる時期なんでしょうか。

 きづいたらもうすぐ11月です。

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 本日は檀家寺で作業があるというので、お昼にお寺まで行きました。

 ところが「午後の作業は中止」ということになったみたいで、すぐに帰ってきました。

 富士山の写真を撮るために外出したということになってしまいました。

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 もうひとつ、日記的な記述です。

 イラストのお仕事ですが、ひとまず終わりました。

 かなり軽い内容でしたので集中してアッという間でした。

 仕上げたイラストの他にはラフを何点か描きました。

 数日前に書いた通り、小学生の子がタブレットを使って社会科見学をしている最中の姿。その他、デジカメやICレコーダーを使った学習のようすなど。お返事が戻り次第こちらも清書ということになると思います。

 今の機械に親しみながら社会のことを知っていっているんですね。

 いかにも今の子供たちです。

甲府星人帝国〔29〕

 浮上するUFOのイラストです。

 逃げ帰った男の子がご家族を連れて現場に戻ってみたら、真っ赤に燃えるような光を発するUFOが浮かんでいたんだとか。

 以上、大変に興味深い「甲府事件」でした。

 明日も「甲府事件関連」のイラストを掲載する予定ですが、「(甲府事件本流とは違う)派生系」についてのイラストです。

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 お話がひと段落したところで私の「シマシマズボン・コレクション」のご紹介です。

 まずは1本目。

 これは「甲府事件」の男の子が写真の中で履いているシマシマズボンにテイストが似ています。似ているんじゃないかと思います。

 記憶は定かではないんですが、色合いとしては近いのでは。

 もう1本です。同じメーカーのものです。

 どちらも長い期間しまってあったものなのでシワシワですね。

 色合いとしては、昔のそのズボンにも「青系」と「赤系」があったような気がします。しかし正直に申しまして、ストライプのパターンとしては「ちょっと違うかな。昔に学校のお友達とかが履いていたのとは違う気がする」という感じです。

 どちらも別に「甲府事件」を思い出して買ったものではないんですけどね。たまたま似ているな、じゃブログに載せようかな、と思った次第です。

 実はもう1本あります。

 色合いが素敵だなって思って買ったんですが、これは布地が別珍っていうんですかね。履いてみて知ったんですけどメチャクチャ暑いです。厳冬期の屋外じゃないと履けません。

 これもメーカーとしては同じ会社のものです。

 たぶんこのブログを見ている人の中にはファッションとかに詳しい人はいないだろうな、そういう話題も普段は無いし。って思っているんですけど、特にこの別珍のやつはけっこうお値段的には高かったと思います。個々の価格は覚えていないんですが。

 一応私の人生のまとめとしては「東京にいる間はずっと貧乏だった」ということにしているんですが、ほんの数年だけそうじゃなかった時期があるのです。

 こんな変なズボンはお金があるときじゃないと買えないですよね。

 以前にご紹介したベルボトムのジーパンもそうかもしれません。 

 なんでも経験ですので買ってみて良かったなと思っているんですが、着る機会がないのが残念です。

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 ラジオ日記です。

 「子ども科学電話相談」を聞きました。久しぶりな気がします。今日は「気象」、「動物」、「昆虫」の質問が寄せられる日でした。

 昆虫の先生は小松貴さん。フンコロガシの行動で天気予報ができるという「フンコロ予報」というのが虫好きピープルの間に存在するようだ。ということを知りました。楽しいです。というか今日の番組は全編楽しかったです。

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 「吹奏楽のひびき」を聞きました。NHK・FM。新実徳英(とくひで)さんの「3つのアヴェ・マリア 女声合唱とピアノのために」を聞きました。素晴らしく柔らかく美しい音楽でした。

 ネットの短文SNSで新実さんのことを調べてみたらちょうど子どもたちの合唱を指導、指揮している写真が見つかりました。それとともに新実さんのブログがあることを知りました。

 子どもたちの合唱を指導することについて書かれていて、蓄積が大事である。成果として現れなくても、発表会が近づくにつれて急激に良くなってくる。子どもに限らずその傾向はあるね。みたいな内容だったと思います。

 他のお写真もありましたが、子どもたちを前にして音楽指導に熱中しているその表情や体の張りを見て新実さん若いなと思いました。

 きのうのラジオ番組「クラシックの迷宮」では野田暉行(てるゆき)さんの音楽を聞きました。すごかったですね。特に私は「音楽劇 海に落ちたピアノ」が良くて引き込まれました。そしてこころがかき乱される思いでした。ちょっと泣いてしまって。ひとりでラジオを聴いているとこういう場合に恥ずかしくなくて良いですね。

 それで野田暉行さんについて調べてみて改めて新実徳英さんと、9月に亡くなられた西村朗さんの関係というかふたりとも野田さんのところにいたことを知りました。たしか西村さんも番組「現代の音楽」の中で新実さんのことを「(自分にとっての)お兄さんみたいな感じ。けっこうカッコいい」とかそんな風におっしゃっていたかもしれません。

 新実さんの最近のブログの内容を見るとまさに西村さんのことが書かれていたので読みました。

 5月に集まって西村さんも上機嫌であったとか、やっぱりその時にも白ワインをみんなで飲まれたんだなとか。「寝ても疲れが取れない」ということはおっしゃっていたんだな。とかを知りました。

 どうやら入院というのはギリギリまでしないで作曲をしていたと知りました。頭の中心に病巣があるご病気だったと思うんですが、なかなか集中するのも難しい中でご自分にとっての美の世界の構築。最後になるかもしれない戦いをしていたんだなと、たぶん思います。ここは私も今後の人生の中で何度か参照するべき時が来るんじゃないかという気がします。

 新実さんは西村さんが入院するその日にご自宅へ行き、ベッドからずり落ちる西村さんの体を引き起こすなどされたそうで、ちょっともうこうして書くのもツラいですね。50年の付き合いのある中で友達の体の重みや感触を深く知るというのは重い体験だなと思いました。

 それと新実さんが詠んだ歌がありました。金木犀の歌でした。

 金木犀の葉っぱのざわめきとか、香りに包まれる中でどうやら西村さんの声を聞いたのだと思いました。

 今朝聞いた「3つのアヴェ・マリア」ですけど、選曲された下野竜也(たつや)さんにしてももしかしたら新実さんと西村さんの長い関係を思って選ばれたのかもしれないなと思いました。きれいな曲でした。

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 そんなワケでラジオ番組「現代の音楽」ですよ。今日は川島素晴(もとはる)さんの担当週。

 ざっくり言って特殊奏法の紹介なんですが、そのなかでも作曲家自身が演奏した音楽の数々のご紹介。川島さんは博識ですね。川島さんご自身も自作自演を多く手がけている人なんだそうです。

 ハインツ・ホリガーさんのオーボエによる重音演奏はすごかったです。普通のものではない音を聞きました。

 クラリネットとトロンボーンの特殊奏法も続きました。それぞれイェルク・ヴィトマンさん、ヴィンコ・グロボカールさんの演奏。このあたりは音楽家でジャズ評論家の大友良英さんがお好きそうな感じだと思って聞きました。確か南米のサキソフォン奏者だったか、音にバンドパスフィルターをかけてレゾナンスさせたような独自の音を持つ演奏家とセッションされていたと思います。スゴい人は世の中にたくさんいるものですね。

 川島素晴さんご自身作の特殊な音楽もあるそうなんですが、それは無音の演奏で「顔の表情が移り変わっていく」という、ラジオ向きではない曲なのだそうでした。

 曲である。というからにはおそらく譜面があるんでしょうね。怪作です。川島さんはわりとこういう笑いのフィールドはお好きなんだと思います。