「宇宙人」タグアーカイブ

ケーキ人間帝国〔23〕

 通販で買える物品の数々。その続きです。

 「ヌンチャクを売っていたな……」と思いまして図化いたしました。

 俳優のブルース・リーさんの影響などもあったのでしょうね。

 そういえば、きのうのイラストには「ケーキ人間さん」がいませんでした。一応、連作のタイトルとしては「ケーキ人間帝国」なのに。これは失礼しちゃいましたね。すみませんでした。

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 日記的な記述です。

 朝に重い荷物を運搬する作業をしました。

 今朝はちょっと体調が悪かったです。

 きのうの「駅伝コースの美化活動」の余波というか、筋肉痛でした。

 落ち葉を詰めたビニール袋を公民館的な施設まで持って行ったのですけど、かなり重くなってしまったのです。中身が落ち葉でパンパン。それをかついで歩いて行ったのが原因だと思います。

 寒さへの適応が私はちょっと苦手なのもあると思いますが、「体調が悪くなりそうだ」と思いましたのでお薬を飲みました。葛根湯です。これは良かったみたいです。

 時刻的には、いつもより早めに家を出ました。

 もう学校がお休みの時期ですので、子供たちが朝から遊びに出ている可能性があります。いつもよりも速度を落として自転車を走らせる必要があるのではないかと用心しました。

 信号待ちの時に、案の定、どこかに遊びに出かけるのかな、という男の子ふたりの姿を見ました。子どもは薄着だなと思いました。

 スーパーマーケットの店内はやはりいつもより混雑していたように思います。年末の日曜日ですからね。

 お母さんのお買い物をお手伝いする男の子と見て感心だな、と思いました。

 帰宅の後、午後からはまたもや横になって眠ってしまいました。それもかなりの時間。どうも私は疲れているみたいです。この数日は寝てばかりですね。

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 ラジオ日記的には、NHKのサーバの「聞き逃しサービス」より、「宗教の時間」のけっこう古い放送を聴き返しました。「アメリカにおける宗教右派」の解説。東京女子大学学長さんの森本あんりさんによるお話でした。

 原理主義者というかファンダメンタリストと申しますか。

 とてもわかりやすかった点というのは、「科学技術というか知見というかそうしたものの視点が熟していくに従って、脅威を感じた旧来の信者の人が態度を硬化させ、「いや、聖書に書かれていることの一字一句が正しいのだ」と変質していったといういきさつがある」みたいな部分でした。とかく「原理主義」みたいに言われますと「昔からの考え」みたく受け取られる。私もそう思っていましたが、例えば「進化論」などのまぁ明らかに合理的だと思いますけど、聖書に書かれていることとはぶつかってしまう。その新しく来たよろめきを宗教としてどう保障していくのかってなった時に「違うもんね!」と高らかに無理筋を声のデカさでおおい隠そうとしている。そんなことなのかなと思いました。

 あとはアメリカにおける中間層とされる白人の人たちの“おびえ”、というような側面についてもわかりやすく整理してもらえたかなと感じました。人種差別であったりLGBTなんかのジェンダーの問題ですか。「彼らは何を恐れているのか」という部分について理解できたのかなと思います。非常に平易に語っていただけたなと感じました。

 最後の結びの森本さんによる「聖書に書かれていない現代の問題について相対するにおいては、聖書の指し示す方向に照らして新しい問題に対処あるいは理解する。それが「信仰」なのではないか」という提言。これは見識だなと思いました。キリスト教に限らずそういうことなんだと思います。

ケーキ人間帝国〔22〕

 おとといでしたか、静岡の県内ローカルのテレビ番組で「バリバリG7(ジーセブン)」っていう放送がかつてございました、みたいなことを申しました。詳しく覚えているわけではありませんし、ボンヤリと「その前身だったか後継だったかみたいなよく似た番組しかし番組タイトルは違うのもあった」みたいな記憶も混ざり合ってよくわかりません。

 そんなおぼろげな記憶で恐縮なんですけど、ネオ・ロカビリー・バンドの「キャデラック」っていうバンドがあります。静岡の人たちの。のちにメジャー・デビューしたんですけど、「バリバリG7」に出ていたと思います。別格で上手かったんですよね。話にならないくらい。他が割とヒドかったっていうのもあったのかもしれません。

 今見返してみますと、ベースがエレキベースっていうのが異彩を放っているのかなっていう気もします。のちのサイコビリーなんかに至ってはウッドベースをバチコンバチコンっていうのが必須条件みたいな風潮もありますので、そういうのに比べると時代的におおらかだったのかなっていう気もしてきます。

 楽曲を聴きますとむしろ俺たちはエレベだからこその音をやってるんだみたいな気構えも感じます。今も再結成して活動中であるのですけど。

 私の中学校の時の美術部の先輩だった人がこのキャデラックのドラムの人と結婚して、そして割とすぐに別れたそうです。

 先輩は丸顔でお下げ髪で目鼻立の非常にくっきりとした人でした。たしかに前髪をカールして作ったらとてもアメリカン・グラフィティな感じになりそうな人でしたので納得したものでしたが。

 まったく事情はわかりませんが結婚ほどなくして離婚というのはロックンロール的生き方としては正しいかなと思います。

 今回、改めて調べてみたらドラムの人は我が富士市の現職市長さんと同じ名字ですね。これは知りませんでした。そういう目で見るせいかもしれませんけどお顔立ちも似ているような気がします。

 うちの市長さんもやっぱり楽器は弾ける人でして、ギターなんですけど。市のイベントでサイモン&ガーファンクルの弾き語りを披露したこともあったと思います。それとどこかの中学校の卒業式とかで歌ったこともあったんじゃないでしょうか。今やどこかの首長がギターが弾けるとかは珍しくないかもしれませんけど、うちの市長はアルペジオいけるクチですからね。記憶ではかなりちゃんとした演奏だったと思うのです。市長としての活動が忙しくなる前はバンドでギターを弾いていたと耳にしたこともありますので、もしかしたらご本人の自覚としての「バンドなのか弾き語りなのか本職はどっちだ」みたいな真意は不明なんですけど。

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 日記的記述をします。

 今朝はゴミ拾い活動をしました。

 来週の土曜日は「富士山女子駅伝」の当日なのですね。

 沿道の美化活動、というわけなのです。去年もやりましたけど。地域内で駅伝のボランティアをする人たちを中心にした活動です。

 自分が清掃した箇所の写真を撮ってきたんですが、お昼を過ぎた頃に急激に眠くなってしまいまして長時間寝てしまいました。それでブログ更新がかなり遅くなってしまい写真の準備も間に合わず。今年もけっこうな量の落ち葉を集めたのですけど。

 きのう、自転車で駅伝コースを走ってみて下見をしたんですけど、やっぱり去年も落ち葉が大量に落ちていた側溝の中くらいしかゴミ拾いポイントもないなって感じでありました。そこで今年もそのあたりを重点的にきれいにしました。

 あとは駅伝当日がスカッと晴れて富士山の姿がクッキリと見えることを祈るのみです。

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 ラジオ日記です。美化活動があった影響でそれほど聞けなかったのですけど。

 「世界の快適音楽セレクション」を聴きました。

 ゴンチチのお二人が過去に残したスタジオ・ライブのようすをたくさん聞けました。良い演奏で感激しました。

 チチ松村さんがギターでピアノ演奏のバッキングをコピーする練習をしたというお話が興味深かったです。今もう眠くてちゃんと思い出せませんけどラグタイムピアノの流儀をギターに置き換える挑戦だったと思います。かなり意欲的だなと感心しました。

ケーキ人間帝国〔21〕

 なんだか本来の「宇宙人に関する情景」からどんどん離れてしまっているように思いますけど、行きがかり上「昭和の富士市のロック事情」的な記述を続けてまいりましょう。

 二階建ての家屋の窓に映る人影のイラストです。

 これは何なのか。人を待っている高校生たちの姿なのです。

 待っているのは富士市出身のロック・ギタリストである土屋昌巳(つちやまさみ)さんです。

 順を追って説明して参りましょうか。

 私が高校生の頃に土屋さんがやっていたバンド一風堂が大変なヒット曲を作りまして。「すみれセプテンバー・ラブ・アゲイン・踊ろうセプテンバー・ダンシン」ですね。

 一気に知名度が上がったんですけど、それ以前の土屋さんのイメージというのはレコーディングとかに要する機材の数が膨大とか、お金が大変とか、私が子供だったせいもあるんですけど音楽そのもの以外に関する情報しか知りえていなかった。しかしテレビ出演のようすを見ますととても華やかな印象でしたし、難しいところのない(ように見える)、ポップなイメージ。結果、多くの人の関心をひいた。という状況だったと思います。

 ソロ・アルバムに収められた楽曲「Rice Music」のビル・ネルソン氏によるE-bowの音であるとか、私の持つニューウェイヴ観にも大きな影響を与えておりまして、ザックリ言って私が感じる「カッコいい」ってこの頃に形成されたものがほとんどですね。土屋さんの音楽以外もあわせて渾然一体となっているわけなんですけど。私が当ブログでご紹介している音楽を実際に聞いてみて「やたら傾いているな」とか「尖ってるな」とかもしかしたらそんな感想を持たれることもあるかもしれませんけどマそれも当時の風潮を反映したものであると理解していただけましたら幸いです。ごくわかりやすく言いますと「奇をてらったギターサウンド」っていうまとめでも良いのかもしれません。

 そんな土屋さんがここ富士市のご出身であることは当時の若い音楽ファン in 富士市民であればみんな知っていたと思うんですけど、そこにもってきてイギリスのバンドのジャパンのツアーメンバーに土屋さんが加わるという大ニュースですよね。またこのジャパンっていうバンドの音楽性が非常に高くて私も寝ても覚めても聞いているなんていう時期がございました。

 いざ来日って時ですけど、「土屋さんのお父さんが「今夜、息子がイギリスの友達を連れてウチに来る」って言ったって!」というニュースが流れまして、バンドを組んでいる友達数名がたぶんみんなおウチがそんなに遠くないところだったのかもしれませんけど「土屋さんの向かいの家に上がらせてもらって見張っていよう!」みたいに意気投合しちゃったみたいで盛り上がっておりまして「うぉぉ、ホントに行くのかな……」と私はそれを聞いてハタで震えておりました。

 翌日、彼らに聞いてみたところ「来なかったよ」と言っていました。

 本当に見張っていたのかはわかりませんけど、それくらいの事件だったんですね。富士市はあんまり文化的な雰囲気というのは濃くあるわけではないですし、加えて体力はあるけど知力がついていない感じの男子高校生は信じちゃうんですね。きっと。

 以上、イラストの内容の説明でした。本日もありがとうございます。

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 きのうはコロナのワクチンの副反応なのか体温が上がってしまって、しんどい思いをしましたが、今日はおおむね回復しました。健康ってありがたいです。

ケーキ人間帝国〔20〕

 ロックバンドのコンサートを聴きに来ているお客さんたち。という感じのイラストです。

 私が高校生だった頃の思い出を図化しました。

 場所は昔の「富士文化センター」です。今その場所は「富士市交流プラザ」という建物に変わっています。古くなって取り壊しになったのです。

 私が子供の頃にテレビ番組「オーケストラがやってきた」の収録を見た場所でもありました。

 オーケストラが演奏できる規模のステージですので、バンド演奏だと周囲がスカスカでいかにも風通しが良かったと思います。

 いつもの当ブログのイラストでは、むしろパースを強調してカッコいい構図を取ることもあるかと思いますけど、あえて寒々しい面白さを淡々と描写してみました。

 当時のチケットが出てきました。

 主に若い人たちを集めた演奏会だったと思います。

 たぶん高校の友達でバンド活動をしている子たちから「聞きに来て」って言われて行ったんだと思います。

 無料だったか、300円くらいは払ったか覚えていません。

 中身の印象もまるでなくて、そんなに飛び抜けて「良かった!」っていうバンドはなかった気がします。ただし音は大きかったし音質も良かったんじゃないかと思います。その点については興奮しました。

 当時の静岡県のテレビ番組で「バリバリG7(ジーセブン)」っていう秀逸なタイトルの番組がございまして、のちの全国的な番組「イカすバンド天国」を地方のテレビ局が先取りしていたような内容だったんですけど、そんな放送もあったため高校生とか10代の人たちのバンド活動に脚光が当たっていたのかなと思います。

 あとは事実に関する補足をしておきましょうか。

 主催の「文化屋楽器店」というのは今でも存在する軽音楽系楽器の販売店です。単なる田舎の個人経営のお店なんですけど、店主の方が寺内タケシさんの流れを組む人でして、そうした「テケテケ系」愛好者には全国的な知名度があるようです。

 寺内さんって、はた目からは「親分肌」っていう風に見られていたのではないかと想像するんですが、間違いではないんですが、もうちょっと経営者っていう方が正しいのかなと思います。

 弟子を取らない人だったんですよね。意外にも。しかし「寺内流」の音楽性を引き継いでいくために「師範代」みたいな制度はあって。要するにその中の一番手が「文化屋楽器店」の店主さんだっていうことです。さすがにメチャクチャうまいですよ。ミュートが巧みでアタックが強いという「6弦ぜんぶヒットする」っていうまさに寺内流。とても勉強になるんですけど。そんなワケで全国のテケテケなオジちゃんたちから慕われていると。

 寺内さんから電話がかかってきて特定の曲名を上げて、この曲のキモはなんだと思う? みたいな質問に「ハイ。中間部のまろやかさです!」とかそんな返答をすると「うん、そうだな。」みたいな内容があったみたいで、ご自分と音楽の解釈が非常に似ていることを理解していておそらくほぼ同じ道を歩む年下の人間っていう認識だったのではと思います。なかなかそういう本質的なことを対等に近い立場で話せる人というのは貴重に思われていたのでは。ファンの人はとても多い人でしたけど正鵠を射る精密な話はこいつじゃねーとできねーな。いつも店にいるし。みたいなことだったのかなと思います。

 今は富士のお店ではなくもっと静岡駅からのアクセスも良好な位置にお店を作って来客との交流をされているそうです。

 当然ながらこの店主さんも私が高校生の頃は若くて、アフロなパーマをかけてオーバーオールのジーンズを着用してニコニコしている感じでした。私が若いころの姿を見たのは3回くらいなんですけど。当時は「文化屋楽器店」も割と普通のお店だった記憶があるんですけど、今は魔界みたいになってます。

 音質がどうとかのお話を上でしましたけど、ここの技術力は信用できます。

 どう信用できるかを解明しますとエルク社のアンプとかミユキ産業とか後にフェンダージャパンのOEMとかの話になって更に長くなるんで割愛します。

 文化屋楽器店のホームページがあるんですけどリハスタのページを見れば「「エレキギターのすべて」に出てきたような「エルクのデカいスピーカーキャビネットだ!」「まだ残ってるんだ!」みたいな発見があると思いますので、ヒマで仕方ないマニアの方は参照するのも良いかもしれません。

 要するに寺内さんは日本のエレキギターの創生期の方ですので、蓄積があるのだろうなと思います。この人は自分の活動に要する音響設備はスタッフも含めて自分持ちっていうかなり珍しいというか寺内さんじゃないとできないような形態で自分の芸術を守った人なんですね。そのスタッフの中の幾人かが流れてきて文化屋の音響部門に関わっていたりするみたいなのです。

 私が寺内さんの演奏を見たのは三島のホールで見ただけかなと思うんですが、店主さんと中村真也さんっていうこれまたうまい人なんですけど寺内さんのバンドメンバーだった人でもあります。その(たぶん一番の理解者)2人に挟まれてホッとした表情をしてギターを演奏されていたなと思います。

 もう難易度の高いギターソロは中村さんに譲った後の時期だったかなと思います。

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 なんかまた文章が長くなっちゃいました。誰か読む人がいるんでしょうか。

 日記的な記述に移りましょう。

 きのうの夜にコロナのワクチンを打ったんですけど、今日の午後になってから体調が悪くなりずっと横になっていました。

 起きてから体温を測ると「38度」ありまして。私の場合この体温は珍しいです。

 ブログを更新したら早めにまた横になった方が良いかもしれません。

 と申しましてもご覧の通りで、長文を書くくらいの元気は全然あります。

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 最後にラジオ日記です。

 NHK第1お昼前の番組「ふんわり」を聞きました。木曜日は俳優で音楽家の六角精児さんがパーソナリティー。

 アズテック・カメラの演奏で「ホットクラブ・オン・クライスト」だったと思いますけどそういう楽曲を聴きました。ロディ・フレイムさんのバンド。初めて聴く曲でした。私もさすがに例のファーストアルバムは持っているんですけど、他の活動も充実していたんだなと思いました。

 今日もたくさんの曲を聞き、そしてまたたくさんのギター演奏を聞きましたが、私としてはこのロディ・フレイムさんの曲で聞けた演奏とそのトーンが一番良いなと思いました。フルアコのエレキギターうんぬんみたいなお話を六角さんはされていたと思います。  

 あとは日本のジャンプブルースのバンドだというカンザスシティバンドの曲も良かったです。おきゃんなギターソロが聞けて満足しました。

 他には青樹亜依さんの楽曲。「夢がパラダイス」じゃない曲を聴きました。青樹亜依さんについては、私のパソコン辞書に漢字登録してあります。好きなんですよね。

 その他、露天風呂における六角さんの全裸の話などを伺いました。

 あとあれだ。シャッグスの楽曲を2曲も聴きました。私はあんまり好きじゃないんですけど。

 おいしいものを囲んでの会合の席で無理してしゃべる気も少なくなってきた。という話も聞きました。以前にはもっとがんばって話していたけど、もう良いね。なんていうお話。

 私は先週でしたか、まちづくり協議会の忘年会に参加しまして、似たような気持ちを持ったことを思い出しました。

 会費制の集まりで、お店が用意してくれたコース料理みたいなのが出てきたんですけど、私は一切、ハシをつけませんでした。

 私の日常は「1日1食」になってしまって長いんですが、つまりお昼に大量に食べて夜になってもおなかがパンパンなんですね。

 しかし以前であれば「おなかいっぱいでも食べたいと思っただろうな」という料理が出てきても「まぁ別に良いか」みたいな心境を発見して自分でも驚きました。

 ちょっと寂しい気もしますけど、以前にも書きましたが、「他の“欲”が衰えていくたびにイラストの調子は良くなる」みたいな手ごたえも感じておりますので、命が続く限り可愛らしいイラストを生産していこうと思います。