「妖怪」タグアーカイブ

妖怪…アカカナジャーくん〔3〕

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 妖怪アカカナジャーくんのコシについているのは、サカナ取りに使う「ビク」です。

 今回は、おすもうをしているところをイラストにしました。
 おすもうの相手は「シーサー」です。
 せっかく沖縄に関係する妖怪を描くのだから…というワケで、シーサーさんを仲間にしてみました。

 両者ともに、スゴくガンバっている感じに描いてみました。

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 ラジオで、「高校での“古典”の授業の取り扱い」についてモロモロ聞きました。
 いつも聞いているNHKラジオ第1「すっぴん!」。月曜パーソナリティーは、サンキュー・タツオ先生。
 40分くらいでしょうか。サンキュー先生のお話を伺いました。
 非常に今回は内容もとりわけ濃く。熱の入った内容でした。

 ラジオで聞いただけの私の理解ですので、聞き間違いもあるかも知れませんが、なんでも「論理国語」という教科が加わるそうです。

 こうしたワク組みを決める側のエラい人たちの見方としては「最近の若者の文章読解力が落ちてきていているのではないか。」「将来的に職務上で作る文書作成に支障をきたす恐れがある。あるいは現在すでにある。対策が必要」みたいな理屈だそうです。

 まぁペーパー作成の能力を養うと。そのために新しい科目を創設しようってコトかと思います。理屈の通った文章表現の授業ですね。

 しかしそうなると、小説などの「文学」を学ぶ、触れるという時間が減るのではないか、それによる弊害も考えられるよ。というのがサンキュー先生の大まかな論旨だったかと思います。

 私の個人的な意見を言うと、普通に文学一般を学べば、いわゆる職業上のペーパー作成にも不自由は無いのではって思います。サンキュー先生もそうしたコトをおっしゃっていたと思いますけど。
 で、「古典」なんですけど、やっぱり半分くらいわからないまでも色々と触れておくっていうのは良いと思いますね。私も。高校の時にねぇ。
 地域のボランティアの中で小学生とか中学生のナマの姿を目にするコトも増えた最近の私ですが、案外彼らは“和風”なものに抵抗が無いっていうか、あれで案外なじんでるっていう向きも感じられますし。古典だったり文学に関する比重を減らすというのは違うのではないでしょうか。

 その他に番組の中では、聞いてなるほどと納得のいくお話もいくつかあって勉強になりました。
 具体的には、「小説とは…接続詞抜きでも成立するもの」であり、「説明的では無いが論理的なもの」ですよ。といった具合です。

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 ラジオ日記でつい文章が長くなってしまいましたが、そんな場合ではなくなってきました。

 今日は午後から体調が悪くて横になっていたんですが、すごい雨とカミナリ。
 それとお仕事の電話が1本ありました。

 まだ見積もりの段階ですが、もしかしたらイラストのお仕事が発生するかも知れません。
 これがかなり大変なイラストになりそうで、ホントにやるとなると、覚悟が必要です。
 戦々恐々としています。

 具体的には街並みのイラストです。
 トリの視点から街を見下ろした感じですね。たとえるなら。

town-illust

 上の画像は、私が30代のコロに描いたイラストです。
 着色にパソコンを使い始めた時期でした。
 下の画像は、40代のコロに描いたもの。こっちは使ってるソフトが違って全部がパソコン製です。

ships_bay

 これらの見本を見て、もしかしたら、「コレは大変そうだ」って思ってくれる方もいるかも知れませんね。
 大変なんですよ。

 実際に今回の仕事が発生するとなると、おそらく上の方の手描きっぽいイラストを作成するコトになるのかなと思います。

 手順としてはラフに建物のカタチを3Dソフトで作って、細部を描きこんで、さらに清書、着色という感じ。
 点数としては3点。大きさはけっこう大きい。
 大丈夫でしょうかね。一ヶ月くらいかかるかも知れないです。

 まぁ普段から「コレは!」と思うようなビルだったり建物の写真は保存してあるんですよ。「ネタの仕込み」ですね。こういうストックがあるとオリジナルな街並みの作成もスムースに行くので。

 仕事を受けられる可能性があるというのは大変にありがたいコトですが、かなりの大物ですので緊張もしています。
 もう今夜から「ちょっと良い。イラストにすると見栄えがする。しかし描くのはそんなに大変じゃない」みたいな写真を見つくろう作業は始めようかと思います。

妖怪…アカカナジャーくん〔2〕

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 妖怪アカカナジャーくんなんですが、キジムナー同様、ガジュマルの木と関係が深いようです。

 私のイラストでは、かなり「ヒトの子供」っぽくしてみました。
 全身が赤っぽいイメージだというのは言い伝えの通りです。変更なしです。
 ほっぺも赤いらしいのです。かわいいですね。

 私のイラストでは腰ミノをつけていますが、葉っぱはガジュマルの葉っぱのカタチを参考にしました。
 胸につけているペンダントは木の枝を輪切りにして穴を開けた感じをイメージしています。

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 きのうと今日は寝坊してしまって楽しみにしている午前のラジオ番組を聞き逃してしまいました。

 かろうじて「世界の快適音楽〜」は後半の1時間だけ聞けました。しかし収穫は多くて良い音楽との出会いを得ました。

 「現代の音楽」は、録音だけはしましたが完全に未聴。夢の中でした。

 「科学・子ども電話相談」の時間になってようやく起床。
 「キノコのカサの下にあるヒートシンクみたいなヒダヒダ」。あそこから胞子が出てくるという点について学びました。
 なるほどね。

 キノコのカサの形状というのも、地表に起こる風などを捉えやすくなっているそうです。

 風を受けて胞子を散らしやすくなってるんですね。
 よくできてます。

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 「現代の音楽」を聴けなかったのは既に書いた通りですが、個人的な聴取活動として松平頼暁氏の、主に60年代末の録音を聞きました。

 松平氏の電子音楽といえば「トランジェント’64」。
 金字塔だなって思うんですが、愛聴しております。これを手に入れたときは嬉しかった。CDで聴けるんだなって思いました。また「テープのための「アッセンブリッジス」っていう曲が、むき出しのテープ・ミュージックって感じで非常に良いのです。

 実は、それとは別に今回新しく、氏の「NHK「現代の音楽」アーカイブシリーズ」っていうのを入手しまして。大変に嬉しいです。
 いやー嬉しいですね。何回も書いちゃいますけど。

 今日は「弦楽四重奏とリングモジレータのための「分布」」という曲を聞きました。曲名は前から知っておりまして、個人的に「こういう曲じゃないかな?」って想像していたんですが、当然内容的には違う部分もありましたが、やはりリングモジュレータの特性を生かした部分というかキシみつつもギュギューンと伸びる部分というのは充分に聞ける内容になっていました。うれしいですね。

 それと「分布」っていう言葉を考えれば当然なのかも知れないですが、弦による演奏というのが、かなり「解体」されている印象でした。
 演奏とは別に、もしかしたら弓を置いたりする音なんかも混じっているのかも知れないですけど、機器を操作するオペレータの存在を感じさせる音がふんだんに収められていて、音符的な部分を離れた距離感というかそんな趣向も楽しめました。

 これは10分ほどある曲ですので、じゅうぶんに音に浸れるという世界になっています。

妖怪…アカカナジャーくん〔1〕

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 しばらく「動物シリーズ(主にサル)」が続きましたが、「妖怪シリーズ」も進めようと思います。

 本日から4回くらい続く予定の「アカカナジャー」ですが、沖縄の妖怪なのだそうです。
 いろいろとネットで読んでみたりしましたが、どうやら沖縄における著名な妖怪である「キジムナー」によく似た妖怪だそうです。
 子供というか童(わらべ)ですね。いたずら好きのちっちゃい子の妖怪みたいな感じ。

 アカカナジャーも「サカナの目玉」が好きで、カポッとくりぬいて食べてしまうのだそうです。