「地獄」タグアーカイブ

ホラアナ物語〔05〕

 お仕事メモとしては仕上げ作業を継続中。がんばります。

 ラジオ日記としては今日も昭和30年代の子供達のわらべ唄を聞きました。手毬唄など。やっぱりリズミカルに弾むような様子が伝わってくるのが不思議。NHKラジオ第1「らじるラボ」より。

 9時台のお料理の時間では缶詰を利用したレシピの紹介。スージー・クアトロさんの楽曲「キャン・ザ・キャン」が流れました。シャレが効いていますね。

ホラアナ物語〔04〕

 オバケ化したムシ氏がその身を起こすようすです。

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 イラストのお仕事メモ。仕上げの作業を始めています。

 調子は悪くないです。

 普通の日記メモ。今日は自転車での荷物運搬を2回しました。あわただしかったです。気温的にはちょっと暑かったです。空気が乾燥してきたのでずいぶん助けられました。気温を別にすると晩秋に近づいている昨今ですね。

 ラジオ日記的には昭和30年代のわらべ唄を聞きました。いつも聞いているNHKラジオ第1。「らじるラボ」。とりわけ今日はたっぷり聴けたという感想。それときのうの夜の番組になりますがラジオ第2の「ニッポン時空旅」。「ムシの声」がテーマ。再放送だったようですが私は後半を除いて初めて聴けたと思います。秋のムシの声っていうことなんですが、収穫の季節っていうこともあって、神様に感謝という意味合いもあるみたいで。心境としての神様に捧げる酒盛りっていうんですかね。いきおい浴びるほど飲むっていう話にもなってくるんですが。夏の労働の後という順番を考えれば、コレも許されるのかなって思いました。

ホラアナ物語〔03〕

 ほらあなの中で死んでいるムシ氏を描きました。

 明日からの数日にかけて、このイラストを元にして、アニメーションにしようと思います。ちょっと前に当ブログにおいてネコちゃんが雲に乗るアニメを作りましたけどあんな感じです。

 今、イラストのお仕事も入っているので、そちらに充分な時間をさきつつ、ブログ用のイラストも進行させたいのですけど、その目的に合致する活動としてのパラパラマンガ的な展開です。

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 今日のラジオ日記なんですが、NHK・FMの「現代の音楽」において大変に啓発的な音楽を聞きまして。興奮しています。

 ジョージ・クラムというアメリカの作曲家の仕事についてその一端を学びました。

 本日の番組は現代音楽における20世紀の様相を概観していくその過程にあるわけですが、とりわけ「アメリカ」に注目する今週と来週ということでした。ヨーロッパの作曲家が伝統を踏まえた創作をする傾向にあるのと比べると型破りな人が多い。しかしアメリカにも欧州由来の伝統に即した流れは一応あるんですよという西村朗さんのご紹介でした。これも頭に入れておかないといけません。

 ジョージ・クラムさんですが、1929年生まれということで湯浅譲二さんや黛敏郎さん。その他にもスゴい日本の作曲家がその年にお生まれになっているんですけど、要するにこの「現代の音楽」の20世紀を振り返るシリーズでは彼らが70年代初頭に手掛けた音楽、そしてその狙いやテーマにも切り込んだ言及、そして紹介ということになりそうです。40歳になるかならないかの時期に、時代も大きく動く中で何を見たのかっていうことにもなるのかなと思います。

 ふたつの曲を聞きました。片方はベトナム戦争との関わりが強いとされる「ブラック・エンジェルズ」。激しい曲でしたね。

 そして「鯨の声」。クジラの発する鳴き声を鳴らしつつ太古からの地球の歩みを表現するというスケールの大きな作品でしたが、幻想的な雰囲気に大きく包まれた曲だったと思います。大変に素晴らしいので録音した音源をmp3化して、さきほど聞き返しました。やはりイイねってことでネットの動画サイトで他の演奏も確認。こちらも良かった。音を聞いただけではわからない、特にピアノの特殊奏法がとても効果的にこれは本当に印象に残る大きな役割を果たしていることがわかりました。

 書いているうちに「ニッポン時空旅」のお時間が迫ってきてしまいました。こちらもNHK・FM。書いておきたいことはかけたかなと思いますので、この辺で。あそうだ。「吹奏楽のひびき」も聞きました。朝に。「デーヴィッド・ベッドフォードの世界」。ポピュラーミュージック・ロックのケヴィン・エアーズさんの活動にも関わったという変わり種。正統的に聞こえる吹奏楽作品の他に、「うん。らしいな」っていうフワフワした興味深い作品の紹介まで。こんな特集は吹奏楽に特化した番組でしか聞けませんのでありがたかったです。

ホラアナ物語〔02〕

 本日のブログ用イラストは「どうくつの奥で、くさっていく途中のムシ氏たち」です。

 あまり陰惨にならないようにと思って描いたんですけど、どうでしょうか。

 イラスト作成するにあたって念頭に置いたのは、マーク・ベイヤー氏のこのイラストです(部分)。

 ベイヤー氏独自の自由な発想によるムシ氏が倒れて血まみれになっていますね。

 ベイヤー氏の世界では孤独や疎外感。困難な人生。それに付随する形で“死”というものも扱われるようなんですけど、マそんなには深刻でもないのかな、と思います。

 死んだ後で、霊魂となって動き回ったりするケースも見られます。つまり“次の人生”ですよね。いかにも空想の世界だなという感もまた強い。ちょっとそのへん参考にさせていただこうかと考えています。

 私は私で、ご覧の通りで。死んだ人たちを描いているっていうのにネコちゃんがニコってしてたりする。これはおかしいんですけどもう仕方ないのかなっていう気もします。勝手にニコニコし始めてるんですよね。無意識のうちに。コワい人たちを描く能力が私に無いっていうのも濃厚にあるんですけど。

 しかしそれならニコニコ世界はもう認めることとして、ニコニコに見合う世界観をなんとか捏造してツジツマを合わせるべきなのか。順番が逆なんですけど。登場人物の性格に世界を合わせるっていうね。

 そんな風にも思っています。

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 ラジオ日記です。

 NHKラジオの聞き逃しサービスでジャズミュージックの権威である大友良英さんの番組「ジャズ・トゥナイト」を聞きました。

 50年代のマイルス・デイヴィスさんの特集。

 私の弱点です。それをできれば克服しようと思って聞きました。

 番組中、ジャズの権威である大友さんがくりかえしおっしゃっていたことは「マイルス。カッコいい」というワードでした。

 「なるほどカッコいい。か………」と私も繰り返し頭の中でグルグルさせながら聞いてみたんですが、わかりました。ようやくわかった。確かにカッコいい。大友さんの選曲が非常に良いなっていうのもあるんですけど、聞いていってみると、私が熱愛する、偏愛するとも言えますけどエレクトリック期のデイヴィス氏のカッコよさと、軸はそんなに変わらないみたいだぞと気づきました。どうやらこの時期に組み立てられたものであるらしいんですよね。土台としてはね。

 実はこの「50年代マイルス・デイヴィス特集」を聴くのは2回目です。「確かにカッコいいぞ!」と理解できたのがうれしくて個人的に手持ちの「ラウンド・アバウト・ミッドナイト」を再聴する活動に入ってしまったので番組の後半は聞けず。サーバから消えてしまう前にと、今日、全体を聞き直しました。午前1時まで聴けるみたいですのでもう1回、聞いておこうと思います。

 いやー。やっとわかったかな? という思いです。20年くらいかかりました。最初に手に入れたデイヴィス氏の音源「オン・ザ・コーナー」も全然わからなくて「コレどうするんだ」って思いましたけど、実際のところ、1年ほどで聞いてるうちに突然良くなりましたから。アレに比べればかなり苦しんだ計算。

 しかし同時にデイヴィスさんの活動を評価する上で、かたくなにエレクトリック期を認めない人たちもいる(らしい)っていうその意味するところも私なりに理解できたように思います。デイヴィスさんのムキ出しの良さっていうのを味わいたかったら、もしかしたら50年代のソレなのかもしれません。そのあとの発展が70年代にはあるんじゃないかって私なりに思うんで認めないってのも損な話だと思います。しかし逆に私はエレクトリック期の、主にギターにやられてる部分大ですからね。ジョン・マクラフリン、レジー・ルーカス、ピート・コージーといった諸氏ですよね。ホンっトに衝撃だったんで、そっちしか聞いてない瞬間も多々あると。今後はもっとデイヴィス氏の演奏にも注意を払おうと反省しました。より一層のね。

 以上のような感じですが番組ではジャズの権威である大友さんに教えていただいた他の要素も多くありました。しかしそちらは個別にまた改めて消化するなり学んでいくなりしていこうと思います。

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 今日は土曜日ということでFM放送の番組「世界の快適音楽セレクション」も聞きました。湯浅学さんの選曲。今日もとりわけ良かったです。

 コレは…。とウナったのはゴンチチさんの楽曲、番組の後半でかかった「エスカレーター」。

 今日は本当に私としては良い曲ばかりでしたが煩雑になりますので要点を絞って書いておこうと思います。

 まず遊佐未森さんね。私がほとんど知らない方。その最新作を聞く幸運。きれいな音楽でした。

 フアナ・モレーノさんの音楽がとても良かったです。

 それと最後にキッド・バルタンさん。電子音楽。ふるい録音。

 曲名が良くて「メカニカル・モーションズ」。ゴンチチのおふたりのコメントとしては工場の中を見学するような。ビンがズラッと並んで通り過ぎていくようなというものでした。たしかにそんな感じです。

 キッド・バルタンさんは私の得意分野の方でもあるんで、オムニバス・アルバムではあるものの音源も持っています。

 番組でも言われましたが、当時の事情を考えると音世界が濃い。テープ編集もおそらく相当なものではなかったかという極めて複雑な制作活動がしのばれます。

 それで改めて調べてみました。「ひとりでやるにはキツそうな作業量だ」っていう発想ですよね。するとやはり年下ではあるが有能そうな協力者の存在を知ることができました。

 それともう一件、別に思い出したことがありました。キッド・バルタンさん。この人(たち)、非常にユニークな楽曲の制作にも協力しているんですよ。やっぱり録音技術の高さを買う向きがあったんじゃないかなって想像するんですけど。

 ラン・デルズっていう“一発屋”の範疇に入るようなんですが、「マーシャン・ホップ」ですよね。1963年。まぁ平たく言うとジョー・ミーク制作のそれにも似てるなっていう愉快な音楽なんですが。もう私も大好き。

 ちょっと以前に私は当ブログにおいて「自分も音楽的なライブ活動をしたい」なんてことを口走りましたが、実はなんですが、「マーシャン・ホップ」のカバーも視野に入ってるんですよね。具体的な形にするまで口外するつもりはなかったんですけど、言っちゃいました。これで実行しなかったら非常にカッコ悪いことになってしまいます。やはり書かないほうが良かったかもしれません。