「モグラ」タグアーカイブ

もぐらドン〔06〕

 モグラ一揆(いっき)に立ち上がった民衆モグラさんたちを描きました。

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 ラジオで古いブルースを聞きました。

 普段の私は意識して“ブルース”と呼んでいますけど、この場合は“ブルーズ”といったほうが良いかもしれません。「ス」と「ズ」の違いですね。前に気になって調べたことがあるんですけどバディ・ガイ氏は思いっきりブルー“ズ”って言ってました。私の場合は窓を開けたら港が見える感じも大切にしたいので普段はブルースって呼んでるんですけど、あんまり馴れ馴れしくするのもどうかと思うし、差別されて簡単に殺されちゃったりする歴史を持ってるワケでもないですからね。軽々に扱えないっていう気持ちが大きくて。「ズ」のほうね。しかし特に戦前ブルースって呼ばれるものそれ単体を指すときには尊敬あるいは敬愛込めてブルーズの方が良いのかなって思います。

 なんか長くなっちゃいましたけど、ラジオで聴いた曲。それはミシシッピ・ジョン・ハートさんの「シー・シー・ライダー」という曲でした。NHKラジオ第1「らじるラボ」。今日のテーマは「ドライブの曲」でしたかね。

 ジョン・ハートさんの音楽は私、けっこう好きで。楽譜も持っています。

 1ページたりとも活用していませんけどね。ギターの修理がまだなので。

 なんとか今年中に直ると良いですけどね。どうなることやら。

 前に書きました吾妻光良さんの本もそうですけど実はそういう楽譜やら教則の類が大量にありまして。イラストの参考書なんかは少ないのにね。もうこの先において趣味が大きく変わることも無いと思って気になるものは買い込みました。消費税が上がる前に。だから数年以上も前のことです。ちょっと人に言えないくらい持ってます。弾いてもいないのにね。

 どちらかというとミシシッピ・ジョン・ハートさんというよりソコを足がかりにしてディック・ジャスティスさんみたいなのを目指す感じなんですけど。カントリー・ブルースなんで似ていますし。がしかしジョン・ハートさんくらいの知名度が無いと楽譜も無いので。

 声質については私の場合、シルバーアップルズのシメオンさん系っていうか若干の悲しい感じがあるのでディック・ジャスティスみたいな感じもイケるんじゃないのって簡単に思ってるんですけどね。

 それともう1ヶの目標があるんですよ。ヤン富田ね。別名マダム・ヤンですけど(ウソ)。富田さんが5枚組くらいで箱に入った音源を出したことがあって、そのうちの1枚がCD-ROMで、動画とかがたくさん入ってるんですけど、そのうちの一つが富田さんがスライドギターを弾きながら首から下げた小さな装置でヤギとか牛の声を鳴らすんですよね。あまりにバカバカしいんで富田さん本人が笑いをこらえきれなくなるんですけど。

 古いものとデジタル技術の融合っていうか円環状につながったテクノロジー。未来は古くて新しいっていいますかね。

 前未来テクノポップですよ。

 そんなにパフュームが嫌いなのかって感じですけどその通りでホントに嫌いです。それは良いんですけど、いみじくも前掲したシルヴァー・アップルズもちょっとカントリー風味がありますしテクニークな感じとカントリーなのってアリなんじゃないかと。

 ニール・ヤングもやってますしね。テクノポップな感じにおウマさんがポッカポッカ歩いてる音が入っているのを聞いてコシを抜かしました。ヤング氏のワールド内ではウマとテクノって同存可能なんだ。リエゾンダンジェルーズなんだってビックリしました。

 他にはアシッド・テクノのビヨビヨした音を聞いていると草原の上でたくさんの牛たちが融合したり分離したりする風景が見えてくると言ったのはバッファロウ・ドウターズのメンバーの人だったと思います。絶対にヤバいクスリを決めているに違いなんですが、まだサグる余地がありそうだなっていうのがテーマとしてありますね。私の中に。

 牛と電気っていう話題で申しますと米ミュージシャン、ボブ・ログ3世さんの動画「Future Shorts」内で、牛にちょっかい出そうとしたボブ氏が牧場の電流鉄線に触れてしまって感電。牛のウンコまみれになったところを見た牛たちが笑い転げるという比類なきバカバカしさが展開します。粘土アニメなんですけどね。短いのでお時間と興味のある方は参照してみてください。

 このボブ・ログ3世氏の音源。日本盤での話になりますが、「Tin Teens Go Hexotic Island Mix 」っていうのがありまして、山塚アイ氏の手によるリミックスという名の別物、よくあるパターンなんですが、元ネタはカナダの電子音楽家ヒュー・ル・ケイン氏の「Dripsody」です。

 聞けば一発なんですが、ボブ・ログ3世とヒュー・ル・ケインの両氏のどちらも好きって人は絶対数から云って限られてしまうのでセンエツながらこの私がですね。恥をこらえてチンコロするとまぁこういった次第なんですが、このケイン氏ですよ。ごく初期からの電子音楽家であり、その作品の幅においてはかなりシリアスなものも含むんですけど。おそらく相当にアタマが良い人だったと思うんですが、いわゆるサックバットものね。これが楽しい。非常にユーモラス。歴史がどうとか言わなくても楽しめる。カナダのペリー&キングズレイとまではいかないけど、ちょっと笑ってほしいって気持ちからは似てるんじゃないかと思います。

 そのちょっとバカバカしい部分の表現からケイン氏の暖かさというか他者とのコミュニケーションに向けた欲だったり愛情というのかそういう部分が現れているように感じられて、とても私は嬉しくなるんですよね。

 マそんなワケで、やっぱりカントリーとかブルースみたいなものからテクニークなものバカバカしいものって距離はあるかもしれませんけどつながりは良いのですよ。きっとね。ムリヤリですけどそんな結論にしますよ。

もぐらドン〔05〕

 農民としてのモグラさんを描きました。

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 ネットの動画サイトで日本のバンド、電気グルーヴが語る「ニュー・オーダー」愛についての番組を視聴しました。

 よく知られているエピソードなども交えて時系列順に現在まで続く関係の詳細を知りました。

 1983年からずっとファンだということで、とても長いですね。電気グルーヴの両人は私とほとんど年齢も近いし一応は同じ静岡県内の人たちなんですが、やっぱり住んでいる環境もまるで違うので距離があるんだなと思います。

 私が83年当時、17歳の時は何を聞いていましたかねぇ。自分なりにニューウェイヴ等にひたりきった気分でいたと思うんですけど、ニュー・オーダーは聞いていなかったです。時代の音っていうとジ・アート・オブ・ノイズだと思うんですけど。しかし音源は持っていませんでした。もっぱらラジオですね。母親がラジオ好きだった関係で。

 ニュー・オーダーについてはベスト盤と「テクニーク」っていうアルバムしか持っていません。それはもうデザイナーとして連日徹夜の業務をしていた頃ですね。ハタチ過ぎですよ。ていうかちゃんと調べたら大晦日に会社を辞めた年でした。ワイヤが来日した年なのか。っていうことは多分。

キングもぐらドン〔04〕

 もぐらの王さまが地上に顔を出したところをイラストにしました。

 モグラの目の表現をバッテンにしているんですけど、わりとコレって良さそうだなと感じています。地下の動物っぽいかなって思います。

 以前に当ブログで練習していた“地下のムシ”などは目を描いていなかったんですが。目が退化しているムシであってもマンガっぽい表現の場合は、バッテンの方が良いのかもしれませんね。そんな風に思いはじめているんですけど。

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 今日のラジオ日記も「子ども電話科学相談」です。

 祝日の特別編成は今日で終わりなのだそうです。アナウンサーは石井かおり氏が復帰。石丸謙二郎さんが出てきそうな雰囲気は終わってしまいました。

 番組テーマとしては「SDGs」。

 以前からも「絶滅しそうな動物を守りたい」旨の質問が子供達から寄せられていました。動物の多様性を考えようという内容でした。

 先生たちからのメッセージとしては、動物たちへの思いやりを示そう。というような感じだったかなと思います。

 動物や虫がいなくなっちゃったら寂しいよね。という。

 これは以前にNHKのラジオで連続講座において虫の研究者の小松貴さんも言ってましたね。こどもの頃からの友を失うのは悲しい。さみしい。というような。

 同時に「ムシは体内で驚くような化学変化をこなしているので、この先どんな人類にとって有用な知見の元になるかわかりませんよ」という意見でもあったと思いますが、本当にその通りだと思います。

 あと今日のラジオを聞いてビックリしたことを書いておこうかと思います。

 たまに恐竜のイラストを眺めていると、まるでクチバシを持っているかのような恐竜がいますけど、どうやらあれはズバリのクチバシで間違いないらしい。さらにクチバシと歯を合わせて持っている恐竜もいると聞いてビックリしました。

 クチバシと歯って両立するものだとは考えていませんでした。

 知れて良かったです。

キングもぐらドン〔03〕

 トンネルを掘り進めるモグラの王さまの勇姿を描きました。

 ブログの更新時刻がちょっとおくれました。すみません。

 イラストを量産しているのですけど、難しいイラストの制作は後回しにしてあったのです。今日のイラストがまさにソレでした。

 「しまった!」と思って、急いで描きました。

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 本日のラジオ日記も「子ども電話科学相談」。

 恐竜の先生の小林快次(よしつぐ)先生が、今、話題の淡路島で発見された恐竜「ヤマトサウルス・イザナギイ」について語ってくれました。

 命名についてですが、北海道のむかわ町で発見された「カムイ・サウルス」と並べた時に映えるようにというか、収まり良くというか、恐竜研究のシンボルですね。そうした意図もあっての命名となったそうです。神話にちなんだ良い名前だと思います。

 今の子達は恐竜が大好きですけど、恐竜について調べると広範な知識を得ることになるので、国内にふたつのシンボルが生まれたのは良い影響が期待できそうです。チバニアンなんかもそうですけど、日本国内にも色々とあるねって気運につながれば良いなと思います。そこから地球的な視点を養えば良いわけですからね。

 番組内ではその他に、交流電力の周波数の違いなどが質問の回答として話されました。

 これはまさに私が住んでいる静岡県富士市も関係するところであります。

 以前であれば「川を挟んでとなりの自治体は60Hz」って言っていたんですが、それら富士川町、芝川町が合併しちゃいましてね。今は無いです。それぞれ富士市や富士宮市の一部になってしまって。

 富士川が境界であるっていうのは感覚的にはわかりやすくて、しかも電力の周波数も違うというので区切りとしてハッキリしていたんですけど、もうそういうコトは言えなくなってしまった私の住むあたりです。

 ちなみに糸魚川静岡構造線っていうのがあるんですけど、そちらの境界は惜しくも富士川よりも西側。静岡市の安倍川のあたりだそうです。安倍川も大きな川ですからね。新潟から安倍川のあたりまでがパキッて割れちゃったら困るなって思います。