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今日は作業になりませんでした。

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 とりあえず、午前中のうちに進行中の曲のラフミックスを作って、アニメを作るソフトに読み込ませてみました。
 一応の前進ですね。しかしまぁ曲の出来がヨロしくなくて、特にAメロはどうしても改良の必要があります。リズムがメチャクチャです。これを他人様に聞いて頂こうというのはあまりに失礼だなと感じました。
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 今日は、お昼からNHK・FMラジオで、パンクとかニューウェーブの曲ばかりをかける番組が始まってしまって、作業どころでは無くなってしまいました。胸がいっぱいになってしまって興奮してしまって大変でした。
 かかった曲はどれも素晴らしかったですね。PILのポップトーンは本当にいつ聞いてもすごい曲です。いやそんな事ではないのです。番組の構成が非常に良かったですね。限られた時間の中で過不足なく色んな側面に光を当てられていました。番組の構想だけは長く前からあったという紹介が番組中にありましたが、良く練られていて、仮に何らかの批判があってもそれに耐えうる立派な視点が感じられました。パンクやニューウェーブについてこれほど真面目に取り組んでくれる人が居るという事がうれしいです。
 ところでこの番組は在野のパンク・ニューウェーブファンからのリクエストから成り立つ番組でもあったのですが、私も番組の存在を知って即座にリクエスト・メールを発信しておりました。
 999(ナイン・ナイン・ナイン)というバンドの『アイム・アライブ』って言う曲なんですが、その曲が番組でかかりました。うれしい!…のですが、その時間だけ聞き逃してしまい、私のリクエストメールが読まれたかどうかは不明です。
 番組を聴くうちに、思えばパンクロックムーブメントに正面切って声明したのってニール・ヤングくらいだよな…。あの人もまっすぐだからなぁ、なんて思ううちに聞きたくなってネットの動画サイトで『ビッグ・グリーン・カントリー』とか『アイム・ジ・オーシャン』とかを聞いてしまったのです。まぁこの曲のタイトルがいかにもニール・ヤングでホレボレとするんですけど、それはまた別のお話です。
 いやしかし番組の一部分を聞き逃してしまい非常に残念です。
 リクエストした曲がかかったのは高校生の時にクワイエット・ライオットの『カモン・フィール・ザ・ノイズ』をかけてもらって以来です。
 メッセージが読まれたとしたら、鈴木賢司というギタリストがまだ日本にいてラジオ番組を持っていた時に読んでもらって以来だったのに、かえすがえすも覆水ボンに返らずです。ボン・スコット・ノー・リターンですよ。
 余談になりますが、その鈴木賢司さんの番組でハガキを読まれて、12インチシングルを送ってもらえたんですが、それがまた懐かしいブロークン・ボーンズですね。これは本日の番組でも流れたディスチャージというバンドのギタリストが脱退後にやっていたバンドなんですが、鈴木さんのコメントが面白くて「コイツらパンクとか言ってるけどメチャクチャ練習してるだろ!」と、そんな感じでした。
 実際、ブロークン・ボーンズのギタリストだったボーンズ氏はかなりメタル志向が強くてハードコアパンク界ではかなり指が動く方なんですが、その彼が「思う存分ギター弾きたい!」という感じで始めたバンドだったと思います。
 まぁこんな感じで、パンクについて語ると止まらなくなります。作業が手につかないのもしかたありません。
 作業の進行はあきらめて、イラストを描いて、ファックスで番組に送ったりしました。
 こちらは私がジグジグ・スパトニックというバンドを見に行った時の思い出を描いたものです。本日の番組でもパンク・ニューウェーブへの愛を隠そうともしなかったと言うか元々ともすれば露悪的なキャラの掟ポルシェさんですが、ジグジグの演奏の前に、ご自分のユニットのパフォーマンスの一貫としてステージからスイカを投げた瞬間。
 (以下の画像2点は、クリックすると4倍になります。)
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 そしてこちらは、本日、特別に「大阪ラモーンズ」として演奏された、少年ナイフさんたちにお送りしたイラストです。
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 番組のホームページ(へのリンクです)を見たら、少年ナイフの方々が、このイラストを持っている写真が掲載されていました。うれしいですね。
 みなさん笑顔です。気に入ってもらえたら良かったなと思います。
 今日の番組に出てきた方々は、みなさんおはなしになる内容が素晴らしくて、本当にうれしかったです。やっぱり長い時間をパンクやニューウェーブと、ともに過ごして、自分なりに向かい合ってきた人にはすごく共感できるなと、思いを新たにした1日でした。
 やっぱりパンクとかニューウェーブって音楽のジャンルというより人柄みたいなものなんですね。