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アニメ化帝国〔デメニギス(16)〕

 日記的な記述です。朝に重い荷物を運搬しました。

 国内における関東地方では台風だそうですが、私の住んでいるあたりは辛くも難を逃れた感じです。くもったり晴れたり、雨がふったり風が吹いたりという1日でした。

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 作りためておいたブログ用の記事が本日の分で無くなってしまいます。

 もう少し大丈夫かなと思って別の作業などを進めていたのですけど、もうダメです。新しい備蓄を作らないとマズい。

 現在の当ブログはご覧の通りでありまして、アニメ作りを進めています。今は部品としてのイラスト生産が終わったところです。

 これらをつなぎ合わせれば大体のところ、アニメというか紙芝居みたいなものにはなるんですけど、多少の動きはつけたいと思います。

 それにはアニメ作成用のソフトが必要になってきます。

 私も一応持っています。もうかなり古いものですので今まだ使っているって人は少ないかもしれません。

 私もずいぶん久しぶりに使います。10年以上のブランクがあります。つまり使い方を全部忘れてしまっています。

 おとといくらいからネットだったり昔買っておいた本を電子化したものだったりを読み返したりしています。

 ちょっと思い出してきました。

 というか10年ほど前にこのソフトを使って何本かアニメを作った時にも完全には理解せずにかなり自己流で苦労しながら作ったんだということを思い出しました。

 そんなことをして忙しくしていたら、きのうの分のブログ更新を忘れて寝てしまいました。この記事の下に、きのうの分がありますので興味のある方は見てください。

 そんなわけでなんとか明日のブログ公開までにアニメの1部分を完成させようとがんばっています。そんなにたいしたことない部分ですので、なんとかなるでしょう。

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 (以下は冒頭のイラスト(?)の説明です)

 本日の掲載分は、あえて公開するまでもないかもしれません。

 歌詞を清書したものであります。

 一応「パーツ」としてこんなものも作っています。という感じです。

 背景画は流用して、歌詞の部分だけ差し替えるという運用です。

 私が手で書いた文字です。

 下書きから公開していますので「わかってるよ!」って方もいらっしゃるかもしれません。

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 こうした手書き文字って言いますか、レタリングの部類に入るんでしょうか。

 これはですね。非常に古いお話になりますけど。

 グラフィック・デザインの現場にまだパソコンがなかった頃です。

 その頃のデザイナーの人ってこういう字を書ける人が多かったんですね。普通に。

 しかし私よりも5歳くらい若いともう状況が違うかもしれません。

 私より古い人でいうと怪談で有名な稲川淳二さんの手書き文字であるとか。あの方は工業デザイナーですのでまたちょっと文脈が違うんですけど。

 今でも資生堂のデザイン部に入った人は手書き文字を叩き込まれるなんて話も聞きますので、私が知らないだけで生き残っている分野がチラホラあるのかもと思います。

 決して大きいことを言える私じゃないですけど、手書き文字の習得って非常に有用だと思います。

 文字のプロポーションであるとか前後の文字との兼ね合いに対する意識であるとか学ぶべき点が多いんじゃないかなって思います。今はもうパソコンであるとか人工知能だってございますので滅びゆく技術かもしれませんけど。

  ×  ×  ×

 私がデザイン系の専門学校で学んでいた時のお話になります。

 選択制の授業として、私は「レタリング」をとりました。

 割と良い先生がおられまして、私はがんばって学びました。

 友達はそんな私を見て「レタリングは不要じゃないか(イラスト科に私たちは属していたので)」というようなことを言われました。

 しかし私はこれからもしイラストを一生の仕事にするんであれば自分は能力的に著しく劣っているという危機感がありました。

 そこで手っ取り早く何か付加できる能力があるとすればレタリングかなっていう発想だったのです。

 決意は簡単でしたけど、やってみると意外に画数が少ない漢字の方が難しかったりして奥が深いです。

 授業は一年だけのプログラムだったんですけど、先生が授業で配布した「50音表」ですね。ひらがなとカタカナ。それと代表的な漢字の一覧。A4のプリントで全部合わせて5枚くらいだったかなと思います。

 それを元に授業を学び終えた後も自習しました。

 具体的には就職してグラフィックデザイナーになった後でも空き時間にはひたすら文字を書きました。

 「こういうのは体調が絶不調でも無意識に手が動くくらいまで自分のものにしないとダメだ」っていう、どこから湧いたのか今にしてみれば不思議なんですけど固い信念があったんですね。

 時代背景的にはバブル景気のど真ん中でありましてお金が自然にどこかからか湧いてくるみたいな風潮もありましたが、私は自分の体に技術を叩き込もうと必死だったんですね。まぁ当時はパソコンも人工知能もありませんから技術職の人間としては技術習得に注力するしかなかったんですけど。

 そんなカイあって、今ではごくたまにしか手書き文字を書くこともない私ですけど、少し手慣らしすれば今でもこの程度はかけますし、体調その他が乱れている時でもなんとかなります。回復するまでの時間に何か進められる別の作業がある、一定の水準を安定して出せるって長く稼働してできたら死ぬまで続けたいって望む人には良いことじゃないかなって思います。

 もう1歩ふみ込んで書くと、呑みながら作業しても出来上がりに響かない作業って申しますかね。朝起きて見直してみて「おぉ! ここまで進んでたか! オレもやるね!」なんていう要するに無意識にでも手が動くってことです。

 若いコロの練習、大事ですね。

  ×  ×  ×

 以上、手書き文字に関する昔話でした。

 今でも全然レタリングする人はいると思うんですけど、パソコン以前は専業の意識がない割と普通のデザイナーさんでも手書き文字をこなしていたんですよっていうのがキモの部分です。

 フォントで済ませるよりもちょっとした味が出ますよね。悪くないと思います。

アニメ化帝国〔デメニギス(14)〕

 アニメ化、清書シリーズ。

 デメニギスさんが胸ビレを振って「バイバイしている」部分です。

 おとといからのイラストは「サビの部分だから、ちょっとハデにしよう」ということで色彩をピンク基調にしました。

 最初は冒頭のイラストと同じ青系だったんですけど、見直してみて「このままでは見ている人にサビですよと伝わらないのでは……?」と思い直し、作り替えました。

 デメニギスさんの数も1体だけだったんですけど、他のデメニギスさんにも参加してもらってにぎやかにしました。楽しくしました。

 深海の世界ってそんなにあっちにもこっちにも泳いでいる魚は少ないイメージがあります。しかし深海カメラで潜って撮影した動画なんかを見ると、数匹程度なら「どうした。どうした」って感じに集まってきているものを見かけることもありますので、「どっちなんだろうか」って思いますね。

 とりあえず、今作っているアニメの「前後のつながり」につきましては、次の段階に移ったあとでつないでみて、確認検討しようと思います。こういうのは作っている最中にちゃんとしておかないと一応完成させた後ですと修正が大変だったりします。

  ましてや慣れないアニメ作りのことですので慎重にバカバカしいものを作れるようにしようと思います。