レオナルド・ダ・ビンチさん発案の装甲車の内部の様子です。
薄暗い中で、みんながんばっています。
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今日はよく寝ました。きのうがんばった影響で疲れていたようです。
きのうの夜の会議の内容なんですが良かったです。
「スポーツ・フェスティバル」の計画が現実的になりました。
私を含めて5人で話し合ったんですが、みんな長くやっている人なので現実的な意見が聞けて良かったです。
その他、会議の前に倉庫に行って「競争の時に使うピストル」を探したりしました。
4丁もあって驚きました。何に使ったんだろうと思いました。
今日はきのう修正された内容を書類に反映する作業をしています。
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ラジオ日記的にはNHKラジオ第1の午前の番組「ふんわり」を聞きました。
澤田アナウンサーと俳優の六角精児さんによる楽しい進行。久しぶりです。
番組の後半で、昔のジーパンの「ベルボトム」と言われる形状について、そしてまた70年代のファッションについて「チューリップハット」などのワードを織り交ぜながらの数分間がありました。
六角さんもベルボトムのジーパンをひとつお持ちなんだそうです。
直後にかかった曲がジ・アート・オブ・ノイズの「ビート・ボックス」でした。一気に80年代に飛んで頭がクラクラしました。圧倒的に新しかったサウンドでありまして、80年代の一時期などは私の住む静岡におけるFMラジオ放送でも毎日1回は流れていましたね。
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ところで私も1本だけ「ベルボトムのジーパン」は持っておりますのでご紹介しましょう。右のほうがそれです。
どちらかというと私の年代だと「ラッパズボン」っていう方が親しみがあります。
どちらも同じメーカーですので違いがわかりやすいかなと思い、掲載しました。
こうしてみると、裾が広がっているのもあるけど、膝の部分が締まっているんですね。
店員さんの弁によりますと「当時のジーパンから採寸して作った」とか。
また今日の六角さんも裾の長さが重要みたいなことをおっしゃってましたけど、私が買った時も店員さんが「ここじゃ!」っていうポイントを割り出して裾上げの部署に回してくれました。この辺はよくわかっている人に任せるのが一番です。もう20年も昔に買ったんですが。しかし当時よりも脂肪を落としましたので今でも全然履けるはずです。
写真で見ると「案外ひかえめな広がり方だな」ってなりますけど実際に履くとけっこうハタハタします。
最近の私はもっぱら自転車ですのでジーパンを履くことはほぼ皆無です。半ズボンが楽なんですよね。
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かなり文章が長くなってしまいましたが。
以前から用意してあった原稿がございまして。
タイトルを「印象的な女声ボーカルを巡る旅。in ニューウェイヴだったりシンセポップ」といいます。
連続した読み物にしたいのですが、まだ2回分しか書いてません。
その中から「第2回」を掲載します。
ナゼいきなり「第2回」なのか?
それは先週にNHK・FMで放送された悪の番組「ジャズ・トゥナイト」で特集されたエラ・フィッツジェラルドさんの楽曲の数々を耳にして感銘を受けたからです。
フィッツジェラルドさんの“スキャット”に注目した部分がありました。
まだ今週土曜まで「聞き逃しサービス」で聞けますので、興味のある人は聞いてください。
私としてはディジー・ガレスピー氏のトランペットに合わせてスキャットによるアドリブ合戦のところ。とても良かったと思います。
フィッツジェラルドさんは歌手として本格的に始める前はダンスの方に自信があったということですが、聞いて納得。リズムに乗る能力がとても高い。すごいものを聞いたと思いました。実にエキサイティングでした。
そんなワケで、たまたま“スキャット”に焦点を当てた原稿を用意してありましたので、この機に乗じて掲載したいと。そう思うのです。
それではどうぞ。もちろんジャズの話じゃなくて、ニューウェイヴです。
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「印象的な女声ボーカルを巡る旅。in ニューウェイヴだったりシンセポップ」の第2回です。
「サリー久保田グループ フューチャリング 井出ちよの from 3776・香港庭園」という作品に戻すところから始めたいんですが、「香港庭園」にしろ3曲目の「リボンの騎士」にしろ、中間部の歌詞のないスキャットな部分の「声の鳴り」がまた素晴らしいですね。ボーカルを器楽的にとらえた意図と申しますか。
私の耳には狙ってやっていそうだと聞こえました。
エンジニアは佐藤清喜さん。久保田さんと相談して作ったんでしょうか。高域を丸めているのも元気な女声の豊富な倍音をなるべく器楽的に扱いたいからなのかなとか、色々考えてしまいます。元ナイス・ミュージックの佐藤さんがバンドサウンドの録音、そして音の自由な扱い方が出来るとは。私は初めて知りました。
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本日ご紹介したいのは、スペインはマドリッドのバンド、Ataque De Caspa の楽曲「Viaje A Egipto」。1985年の作品です。
中間部にスキャットがあるんですけど、ほぼ器楽的に鳴っていると思います。
そしてまた曲が良いですね。
私もこうした音楽を聴いて長いですけど例えるならホームラン。160m弾です。
怪童・中西太さんね。亡くなられましたけど。
永六輔さんのラジオに出演された際に「永さんがよく着ている刺し子半纏(さしこばんてん)が欲しいんだけどさ」って相談してました。春先のヤクルトのキャンプ地っていうか神宮から電話でね。
永さんがそれはもう我が意を得たりとばかりに嬉しそうに「じゃ送りますよ」っていう。
ああいう手仕事とか日本の職人とかが大好きな人でしたけど中西さんもそういう人だったのかなって思います。
まだ外山惠理アナの通訳が必要じゃなかった頃の元気な永さんと、そして中西さんの思い出なんですけど、関係なさすぎますので戻しますよ。
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Ataque De Caspa の「Viaje A Egipto」というのは和訳すると「昆虫学 – エジプト行き」っていう意味みたいです。
ふたつがつながると「エジプトに昆虫を探しに行く旅」みたいな意味が浮上してきますけど、別にそれを意図したわけではないでしょう。
この録音はデモテープだったみたいです。
そういう音質だなって気もしますね。冒頭のギターのフレーズがほんのちょっと欠落していますし。過不足なく録れていると思いますが素人っぽさも大きく感じます。
スキャットのところは格別にテープコンプがかかってる。オーバーダビングしているとすればここだけゲインが上がっているというか悪く言うと平板というか、それがコンプレッションっていうことではありますけど、納得できるかなと思います。
不鮮明ですけどとても印象的な良さがありますね。声の他にユニゾンでギターが鳴っているかもしれませんが、あまりに渾然一体で、どうとも言えそうにありません。
デモテープの録音としては、この他にも数曲が残ってまして、後でちゃんと本番の制作をするつもりだったのかも知れないですが、デモを録音した後にバンドは解散したようです。
残念ですけどリアルな若者たちの音楽的活動っていう何かしらかが垣間見られるようで、それはそれで悪くないです。私のような老人からしますとね。
近年に再結成してわりと最近まで活動していた形跡がネット上にはあります。再結成した後に2枚のアルバムを作っているようで、聞いてみた感じわりと良いです。やはり女性ボーカルを核に据えたポップスが非常に好きな人たちの集まりなんだなと確認した次第です。
あとバンドの核はギターの人ですよね。ギターが引っ張る曲想といい、音もデカいしね。私はギターの音がデカい曲は好きですけどね。
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以上、中間部のスキャットに多大な魅力を備えた楽曲、Ataque De Caspa の「Viaje A Egipto」のご紹介でした。ありがとうございます。
「Lalala」という曲もスキャットが印象的な良い曲だと思います。ご興味ある方は聞いてみてください。
これらの曲はバンド的にも広く共有したい気持ちがあるのかわかりませんけどbandcampのサイトでタダでダウンロードできます。