「セキセイインコ」タグアーカイブ

セキセイインコ帝国〔28〕

 木の枝の上で体を横たえる難しいポーズをとるインコさんのイラストです。

 ───────────────

 1ヶ月の「インコ」修行は本日で終了です。すこしは慣れたかなと思います。

 来年の年賀状に使えそうなポーズも何件か確立できたんではないかと思います。

 あしたの3月からの新シリーズもお楽しみに。

 ───────────────

 日記的な記述です。

 自転車の保険の満期が近いため、近くのコンビニエンスストアに赴き、更新の手続きをしてまいりました。

 ───────────────

 U96っていうバンドの楽曲「Das Boot」をネットの動画サイトで聞きました。かなり久しぶりだと思います。90年代初頭の曲ってことですけど、たしかにそんな時期に耳にした覚えがありますね。

 今の私の率直な感想は「この曲(展開にとぼしく)何もない曲だな」って感想を持ちますけど、KLFなんかにもそうした構造はあると思いますけど、当時はもうかなりドッカーンってきたんですよね。私なんかにしましても。新しかったですよ。不思議。

セキセイインコ帝国〔27〕

 インコさんのシッポの裏側はどうなっているのかという疑問を追求するべくして筆をとったイラストです。

 こんな感じでした。

 ───────────────

 今朝も重い荷物を運搬する作業をしました。

 きのうの作業で買い忘れていたものや、自転車での積載量を考えて見送っていたものなど。

 少ない買い物でしたのですぐに完了。

 時間に余裕が生まれましたので、帰りがけに富士山の写真を撮るべく遠回りしてみました。

 いつもとは違う撮影ポイントを開拓したつもりなんですけが違いが伝わるでしょうか。

 あんまり変わらないかもしれませんね。

 この写真を撮影したのは、自宅数キロ圏内にある室内プール付近です。

 聞くところによりますとちゃんとした競技用のプールなんだとか。

 全景はこんな感じです。

 卵みたいな銀色の建物であります。

 ギラっと目立ちますので遠くからでも判別しやすいと思います。

 当ブログを目にした方で富士市を通過するときなどに探してみてください。ご自分で運転しながらの場合はやめておいたほうが良いですけど。

 ───────────────

 個人的な音楽聴取についても記述をします。

 デイヴ・ブルーベックさんの「テイク・ファイブ」のボーカル・バージョンというのをネットの動画サイトで探して聞いてみました。

 ゴンチチのおふたりがネット動画サイトで繰り広げる連続もの動画でおっしゃっていたもの。子どもの頃に見たテレビ番組における音楽的体験より。でした。

 私は「テイク・ファイブ」の歌ものっていうのは聞いたことがなかったので参照してみたのです。

 感想としては私はインストゥルメンタルの方が好きかなと思いました。しかし聞いてみなければ始まりませんので良かったです。

 上述しました通り「テイク・ファイブ」といえば「デイヴ・ブルーベック」さんだと思いますが、作曲者はサックス奏者の「ポール・デスモンド」さんなんですね。サキソフォンがよく鳴る音域を活かした素晴らしい曲。この奥行きのある音色。素晴らしいですね。

 ポール・デスモンドさんは調べてみますと「ウエストコースト・ジャズ」の代表的な存在のお一人ということであるみたいです。デイヴ・ブルーベックさん、ジェリー・マリガンさん、チェット・ベイカーさんなんかが私が知る人名ですけど、その辺で連携してウエストコースト・ジャズの一部が形作られていたんだなと知りました。あとはチコ・ハミルトンさんですね。悪のラジオ番組「ジャズ・トゥナイト」でよく名前を聞きます。

 番組「ジャズ・トゥナイト」といえば、以前に「ウエストコースト・ジャズ」を特集してくださったときに「ジェリー・マリガン・カルテット」がウエストコースト・ジャスの代表的な存在のひとつだという紹介を聞いてビックリしました。

 よくある編成とは違って管楽器2本でコード感を出す。つまりピアノなどのコード楽器を入れないでやってみようっていう実験的な存在だとばかり思っていました。私が思っていた以上にどうやら有名な盤みたいです。確かに演目自体はかなりポピュラーなんですよね。曲のサイズも小さいし。

 前に書いたかもしれませんがジェリー・マリガン・カルテットは1枚持っています。デイヴ・ブルーベックも1枚だけ当然ながら「テイク・ファイブ」を持ってるんですが。

 ───────────────

 以下はラジオ日記です。

 NHKラジオ「ひるのいこい」でバーブ佐竹さんの「星が云ったよ」を聞きました。初めて聞きましたが良い歌でした。

 それと同じくNHKラジオの聞き逃しサービスで、北海道の地域番組「釧路根室十勝のすべて」を聞きました。

 高田渡さん終焉の地である白糠町(しらぬかちょう)において高田さんやその他多くのフォーク系音楽家を招聘してきた地元の方のお話を伺う内容。

 興味深いお話で、人と人のつながりを知ることのできる内容でしたが、なんと番組が今年度で終わるというご案内でビックリ。

 ただしまぁおそらく似たような内容の新番組が来年度も続くのではないか、というようなお話でした。神門(かんど)光太朗アナウンサーは音声番組くらいであれば全部独力で作れる人ですのでその製作力はどの地にあっても発揮していただきたいところです。

 ───────────────

 (訂正)

 2枚の写真の掲載作業を完了できてませんでした!

 3月1日に気づきまして、訂正作業を行いました。

 混乱してしまった方には申し訳ございませんでした。

 以後、気をつけます。

セキセイインコ帝国〔26〕

 モコモコしているインコさんの後ろ姿のイラストです。

 ───────────────

 重い荷物の運搬作業のため朝に外出しました。

 ちょっと久しぶりの感覚でした。家の前の側溝の改良工事ですとか、昨日は午前に会議があった関係などあって外出していませんでした。

 下のお写真は今朝の富士山です。

 きのうの夜に平野部では雨でしたので雪がきれいに積もりました。

 反面、空のようすはと申しますと“春がすみ”っていうんでしょうか、澄んでいる感じは冬に比べると後退してきたかなと思いました。ただし、色彩の補正をしたら案外とキレイになったという次第です。

 ───────────────

 以下はラジオ日記です。今日は「子ども電話科学相談」はお休みでした。

 以下、すべてNHK・FMより。

 民謡の番組「ニポミン」を久しぶりに聞きました。

 奄美大島出身の里アンナさんの歌声を聴いて以来です。去年の8月ですか。あれは素晴らしい歌でした。

 今日は木田林松栄さんの津軽三味線「津軽じょんから節」などを聞けました。

 今日はリクエスト特集であってリスナーからの楽曲に対する思いなどを聞きながらの進行でした。

 佐々木久美さんのオルガン演奏で「黒田節」を聞きました。佐々木さんは山下達郎さんのバンドでのコーラスであるとか、チキンシャックでのオルガン演奏をもこなすという両面ともかなりの技術をお持ちの方であるようです。

 「他ジャンルで活躍するアーティストの手がけた民謡が聞きたい」という要望に番組が選曲して応えたものでした。面白い企画です。

 私にとっての他ジャンルの方の民謡と申しますと、そんなに詳しくはないですけど、上述の里アンナさんのバンドに参加している写真を見かけてしまった打楽器奏者のスティーヴ エトウさんです。我が目を疑いました。どういう経緯で伝統芸能に媚びを売る暴挙に出たのかと信じられない気持ち。なんか普通に和服みたいなのを着ていてまた腹が立った次第です。楽器的にもごく普通に和太鼓かなんかの前で和やかな表情を浮かべるのみであってメタルパーカッションとかはどうしちゃったんだとその信念のなさに落胆したのでした。

 ───────────────

 今朝も「吹奏楽のひびき」を聞きました。とにかくこの番組は継続して聴いていこうと思っています。

 「現代の音楽」は朝の外出があった関係で少しだけ聞きました。

 今日は新実徳英さんと池辺晋一郎さんの作品が聞けるはずだと考えてきのうは動画サイトで数曲おふたりの過去の曲を復習したりしたので準備は万端だったんですが。あとで聞き逃しサービスで聞こうと思います。

 新実さんにつきましては、動画サイトで検索すると合唱の曲が最初の方に並んできますので興味があって聞きました。「ぼくは雲雀」という曲は面白かったです。

 全体的に爽やか。重層的なハーモニーと手拍子。詩の世界は、ひばりの姿やさえずりだけというのでもなくて、ひばりが暮らしている自然や風景なども込みで表現していたようでした。大きな流れが雄大さを表現していてそこに軽やかな細かいリズムが絡んでいくという楽しい曲でした。今ふと感じたんですが欧米の民謡みたいな感じもあったのでしょうか。

 以上そんな具合だったんですけど、番組で聞く「四人組コンサート」はきっと器楽曲だよなと思っていたんですが、実際これまでの新実さんの曲はそうだったと思うんですけどフタを開けたら声楽曲で、松平敬さんが出てきてびっくりしました。

 ───────────────

 きのうの番組になりますが「クラシックの迷宮」。素晴らしかったですね。感動しました。亡くなられた一柳慧さんの追悼番組。

 私は直前まで内容を把握していなかったので聴き始めた時に「これはエラいことになった」と驚いたんですが、内容は大きくわけると「電子音楽作品」そして「NHKに委嘱されて作った曲」。この委嘱作は10曲という存在が確認できるものを全部聞かせてもらったわけですけどどれも一柳さんらしさが濃密に感じられるというか聞いて納得の良い曲ばかり。

 私としては特に「電子音楽」の作品の放送が嬉しかったんですけど、何回も聴いて好きな曲である「アピアランス」なんですけど電子機器の操作がジョン・ケージさんだったと初めて知ってビックリ。しかもバンドネオンでディヴィッド・チュードアさんの参加もあったとは。初めて知りまして自分の不明を恥じるわけなんですがジョン・ケージさんかなりツボを突いた良い操作をしますね。あれは良いですよ。2台のオシレーターとリングモジュレーターという構成だったそうですが絶品です。

 当時の言葉で言うライブ・エレクトロニクスであって即興の部分があったのか知りませんけどそんなに厳密ではなくその場で出した音に触発されながらっていう部分もあったのでしょうか。とにかくあの場で収められた音というのは強烈なものがあります。

 驚いてばかりもいられなくて、片山杜秀さんの解説というか分析は素晴らしかったと思います。「人間と機械が歩み寄る、重ならないところと重なるところ、そのはざまにおける音であり音楽であり曲。そこに一柳さんの考えとか思いが投影されたんではないか」っていうような理解を私はしました。その象徴の一つというか傑作が「ピアノ・メディア」であるみたいな。なるほどねって思いました。

 私としては非常に理解しやすくて、そしてまた一柳さんの持つ世界の大きな一面について理解できた。目が開いたという気持ちがしました。

 黒川紀章さんの「サイボーグ・アーキテクチャー」の思想が前面に発揮された曲「ミュージック・フォー・リビング・スペース」に一致協力したのかわかりませんけどともかく通じる部分がそういう面でもあっての結実だったのかなと思いが至りました。今更ですけど一歩前進できたことは意味があるな。私にとっては。という気持ちです。

セキセイインコ帝国〔25〕

 後ろをふり返っているインコさんのイラストです。

 ───────────────

 午前9時より町の公会堂で会議がありました。

 町内会の活動。

 いわゆる「市道化委員会」です。

 会議としては今年度の最後の集まりでした。

 明日は町内の全組長さんたちが集まる組長会議があるんですが、その場において「市道化委員会」としての活動の報告と承認という手続きがたぶん必要なのです。

 「市道化委員会」は町内会に接続する諮問機関みたいな位置付けなのです。独立しての決定権みたいなものは持っていないんですね。

 そんなわけでして、会議の議題は「今年の実績(のまとめ)」と「来年度の予定」についての確認でした。

 これで今年度の会議は終了ですが、来年度に工事を予定している区画についての実況検分を市役所の人たちと行いたいという気持ちです。来月くらいに。

 準備だけ済ませておいて、来年度が始まったらなるべく早い時期に工事を始めたい。しかしそれについては地権をクリアできていない箇所が残っているんですが、すでに弁護士の先生に動いていただいているので、まぁおそらく問題解消への運びに持っていけるのではないかという見通し。

 以上の条件で市へと道路を移管していこうというかまえです。

 そうなるともう来年度の「市道化委員会」としての活動はあまりないのではと期待しています。予算の都合で他の案件には手をつけられなさそうなのです。弁護士費用と工事費用。そして測量費用などが必要なのです。大変。

 おそらく来年の同じ時期くらいに残る区画の実況見分を市役所の人とするんではないかと思っていますけど、これは私が個人的にそう思っているだけですし、かなり先のことになります。

 早く済ませたい気持ちはあるものの、お金の問題もあるので、なかなかそうはいきません。

 ───────────────

 ラジオ日記です。

 「世界の快適音楽セレクション」を後半1時間ほど。

 レジデンツの楽曲「Sitting on the Sand」を聞きました。

 スネーク・フィンガーさんの弾くギターが聴ける曲だということでした。明るい音色で演奏する暗い曲調だというご紹介。選曲者の湯浅学さんもゴンチチのおふたりもレジデンツはお好きなので話もにぎやかに盛り上がっていました。

 私の感想としても楽しかったです。

 他には、大竹伸朗さんの78年から録音していた素材。80年に発表したデビュー・アルバム。なんだかさっぱりわからない音楽。Jukeというバンド名義での「Office Party」。この曲は最高でした。弾力と打撃音。エコー効果が呼び寄せるパースペクティブ感。なんでも膨大な録音素材があるそうで。私としては大竹さんが音楽活動をしているなんて全く初めて知りましたので全てが驚きでした。

 コンラッド・シュニッツラーさんの作っていた「音の彫刻」的な活動を思い起こしました。あの人もとにかく量産できる人で。きっと音の配置であるとか組み合わせに関心がおありであって、日記のように音を作っていった人なんではないかというのが私個人の見立てです。私はシュニッツラーさん音源については数としてはけっこう持っているんですが、前述の通り全作品数が膨大ですので、どうでしょうか。1割くらいは押さえているのかっていう感じですね。

 他にはデヴィッド・シルビアンさんとデレク・ベイリーさんの共作。初めて聞きました。これも良かったです。「She is Not」という曲でした。

 *** *** ***

 ラジオ番組「文芸選評」も聞きました。俳句の日。

 兼題は「白梅」でした。いやー。あちこちで梅が咲いているのを見かけますけど、うれしいですね。春らしくて。心がはずみます。

 そんな心境で寄せられた俳句を聞いていくわけなんですが、ある句において「白梅」と「学徒」という言葉を使った作品がありました。戦時中のことを詠んだのでしょうか。沖縄戦における「しらゆり部隊」は有名ですが同じような活動として「白梅学徒(隊)」という存在があるそうです。その隊員であった中山きくさんという方が1月に亡くなられたということで、私はちょっとそのことを思いました。平和への希求ですね。大事なことだと思います。

 ───────────────

 ちょっと長くなっちゃいましたけど、上で「デレク・ベイリー」さんの話題を書きました。実はきのうの夜から今朝にかけてインターネット上の「ちくまWeb」というサイトにおいて大友良英さんの若かった頃についてご自身が振り返る内容の文章を読みました。連載企画で10数本あるのでそれなりに読み通すのにも時間がかかります。その中でやっぱりデレク・ベイリーさんの作品についての思いであるとかが書かれていて、これは相当にこだわってるんだなと理解したんですが、その他の具体的な活動についても知りまして。かなり驚きました。

 大友さんがミューズ音楽院という学校で行われていた、高柳昌行さんの週1セミナーに通われていたというくだりです。

 以前に当ブログにおいて私が過去に千駄ヶ谷の古いアパートに住んでいたことがあると書きましたけどそのアパートからとても近い場所なのです。ミューズ音楽院って。直線で120メートルくらいです。

 私が住んでいたアパートよりも代々木の駅に近いのですが、ちょっと奥まった場所にあるので建物に近づいた経験はないです。しかし表の路地は非常によく通っていたのでビックリしました。

 高柳さんの教室はミューズ音楽院の教える内容からは独立したものだったようです。どうやらその後に場所を変えてセミナーをやっていたのかなという感触。そちらは四谷の近所だったというお話を南佳孝さんがラジオ番組で言っていたように思います。四谷と千駄ヶ谷ですからどちらにしてもそんなに離れていませんが。

 それとこちらも初めて知りましたが高柳さんが四谷の若葉町に住んでいたっていうことですね。

 この町内に美味な「たい焼き屋さん」があって、店名「わかば」っていうんですけど、そこのたい焼きをサラリーマン時代に写植を取ってくるお使いの帰りなんかによく同僚の分なんかを頼まれて大量に買って帰っていた経験などを思い出しました。そうか、あのへんだったんですね。などと色々と納得したりしました。

 高柳さんが教えていた内容というのは非常に厳しく基本を叩き込むっていうものだったようですけど、それを知って南佳孝さんがご自身の糧としていけたというのも納得しました。何かに特化したものではなくてもっと応用していけるものだったんではないかと思いました。普通に考えると南さんと高柳さんってつながりそうにありませんよね。