「クオッカワラビー」タグアーカイブ

ホラアナ物語〔24〕

 きのうの分のイラストも掲載したのですけど、ほとんど違いがわからないですね。

 一度はこういう「だんだんと遠ざかっていくアニメ」っていうのを作ってみたかった。という気持ちがあるんですけど。毎日のブログの画像として掲載していくのは苦しいかも、と感じでいます。でもあと残りは数枚というところまで来ているのも事実なんですが。

 クオッカワラビーくんと、ふたりのユウレイさんたちとの邂逅を描きました。

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 以下はラジオ日記です。

 おぉそうだ。きのうの夜のNHK・FMですけど、「クラシックの迷宮」。中央アジアのアレやコレ。民族的な旋律の採集をピアノ曲にしたものから始まって、最後の方ではハチャトゥリアンさんの聞き応えとスピード感に満ちたオーケストラ曲までを紹介していただきました。満足いたしました。「ジョージア」という国が中央アジアを語る際においてカギになる存在なんだなと思いました。私としては盲点。

 今朝はちょっと寝坊してしまったんですけど、「吹奏楽の響き」にて「ソビエトのマーチ王」と呼ばれた人の作品の最後の方だけ聞けました。爽快かつ重層的な、これも良い音楽でした。そんなワケで「中央アジア」そして今朝の「ソビエト」っていうきのうから今日でした。

 「現代の音楽」。先週に続いて芥川也寸志サントリー作曲賞の選考会のようす。

 桑原ゆうさんの「タイム・アビス」という曲が良かったです。

 それと今まで録りためた「現代の音楽」の音声データをmp3化したりしました。そんなことで今日は時間を取ってしまいました。

 あとそうだ。「子ども科学電話相談」。聞きました。

 今日は総集編みたいな感じ。反響が寄せられた質問であるとか、先生と子どもたちのやりとり。そして質問を寄せてくれた子が、今はどんなことを考えているかなど。

 ダイオウイカを釣り上げたいと希望していた子が3年経った今でも深海の生き物たちに興味を寄せているのが知れて、私もうれしかったです。

 それと動物の先生、小菅さんによる「動物園のゾウが死んだらどうなるか」についての解説。再聴。解剖して初めてわかる病気など。悲しくて涙が出ました。

ホラアナ物語〔23〕

 ブログ用のイラストの準備に手違いがあったみたいです。「ムシがゆうれいになっていくサマ」の23日分が出来ていなかったみたいなので、1日分を飛ばします。明日のイラストは用意できています。そちらはちゃんと掲載する予定です。そんなワケで、本日のイラストは「クオッカワラビーくん」です。大きなユウレイに抱きついているところ。小さいユウレイはクオッカくんのおなかに顔を埋めています。

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 画像が少ないのは申し訳ないので、今週の富士山のようすを載せておこうと思います。

 積雪しています。空も晴れています。鉄塔と電柱がジャマですけど気にしないでください。富士市内の日常的な風景です。

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 今日はですね。天気が良かったので母親のお墓をキレイにしに行きました。

 先月の墓参りの際を振り返りますが、なんとイギー・ポップ&ザ・ストゥージスの楽曲「デス・トリップ」などを聞きながらお墓を水拭きしたワケです。

 お墓で「デス・トリップ」はどうなんだという疑問がありました。不謹慎じゃないかと。イギー氏の楽曲の中でもかなり騒々しい方です。私は好きですけどね。しかしそんな反省を反映しましてですね。本日は故人が好きだったジャン・ミッシェル・ジャール氏のアルバム「Equinoxe」の最後の方を流しながら作業しました。割合に静かなシンセサイザー音楽です。おそらく喜んでくれたと思います。

 下の画像は故人が残したジャン・ミッシェル・ジャール氏のアルバム2枚の写真。「部分」ですけどね。せっかくですのでご覧ください。

 見てもらえばわかると思いますが、表ジャケット下部に書き込みがあります。購入したものに記録を取るタイプの人だったんですね。私の母親。これは中古レコードを集める趣味がある人なんかには見慣れた、前所有者による痕跡なんですけども日本の人だと割合めずらしいですね。書き込んじゃう人って。私自身も多少変わったヒトではありますが母親もどっちかっていうと少数派のヒトだったんですね。

 記入された文字によると「79年」と「80年」に買ったのだというコトがわかります。あまり期間を空けずに立て続けに買ってますね。この時期かなりお気に入りだったようです。

 そうだ最近生まれた尻の青い方たちは知らないかもしれませんが、静岡の県内ニュースのオープニングテーマにジャール氏のシングル盤「きらめくダイヤスター」が使われていたコトがありまして。80年前後ね。静岡県内ではよく知られた音楽でもありました。母親が買った時期よりは後のことだったと思います。とかくこのコロはですね。テクノ・テクノと草木もなびいていたんですね。「シンセサイザー」イコール「最前線」みたいなね。私がいまだに異常にシンセサイザーに肩入れしているのもその影響です。

 それと購入場所ですよね。「新静岡センター」って書いてあります。これは集合小売店舗の名前であって、そこにレコード店があったみたいなんですね。「すみや」なのかな。そういう名前のレコード屋のチェーンがあったんですけどね。かつて。

 つまり富士市のレコード店では売っていない物件も、県庁所在地である静岡市のお店には売ってあるという、そんな感じですよ。平たく言いますとね。

 上の方で“みたいだ”っていう書き方をしたのは私はそこに一度も行ったコトがないからです。私の母親はごく普通の主婦だったんですけど単独行動がわりと好きでクルマに乗ってプイッと行ってしまうのが好きな人だったんですよね。腹が立ちますけどね。しかしこうして書いてると自分はホントにあの人の息子で。受け継いでるものが多いなと感じるのも事実ですんで立腹するのはやめておこうかなと思います。

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 ラジオ日記です。

 聞きました。「ジャズマイルス・シーズン3(第5夜にして最終夜)」。

 解説の小川隆夫さんが特に入れ込んでいるという「エレクトリック・マイルス」について。

 まず小川さんがエレクトリック期が好きだと知りませんでした。ていうか小川隆夫さんっていう名前をこのシリーズが始まるまで、実は私は知りませんでした。しかしどうやらマイルス・デイヴィスさんが好きなヒトたちにとっては、知っていて当たり前の名前であるらしいようです。ネット上のSNS等の書き込みを見るにそうだと知りました。

 私は「オン・ザ・コーナー」以外のデイヴィス氏関連の音源を集め始めたのは年齢的にいって遅いんですけど、もう自分なりに音だけ聞いても感じ取れるものが多くなっていたので、それとデイヴィスさんの音楽が非常に質と気合が高くて、ただ音を聞いているだけでも発見できるものが多いっていうのもあるんですが、とにかく関連の書籍等はまるで何も読んでいません。若い頃にはロックやパンクロック周辺の情報は人並みに集めましたけどね。ついでにいうとデイヴィス氏ね。あのコワい顔。ああいう顔したヒトってパンクのハードコア周辺にはチラホラいます。目をそらさずに話すタイプのヒトね。そんなこともあってハードコア・パンクからデイヴィスさんの世界っていうのは移行しやすいのかなって思います。「初めて聞くけど(この顔つきは)仲間じゃないのかな」っていうね。しかもそれが正解なんですよ。おそらくね。

 番組の内容に戻します。おぉそうだ。「ゲット・アップ・ウイズ・イット」ね。録音時期がバラバラなアルバム。なぜそうなったのかを簡単に小川さんに教えていただきました。要するにスタジオの空き時間を自由にしていいと許されていたのだという。それで着想を得た後に時間をおかずに録音できたみたいですね。これは贅沢な待遇ですよ。一流のスタジオですからね。デイヴィスさんのひと声でメンツが集まったっていうのもなかなかのものだと思います。私は門外漢ですけど凄い音が出ているので、なかには他で呼ばれていて予定があったけど無理矢理都合をつけたヒトも居たんじゃないのかって心配になりますね。

 だいたいそんな感じなんですけど、まだ私としても今回の「マイルス・デイヴィス週間」は終わりそうにないです。次は「ビッチェズ・ブリュー」を聞いていこうと思います。それと「セラー・ドア・セッション」。かなり無理して買ったのにそんなに聴き込めていないボックスセットなんですが、何かが体に残るまで聞きたいです。

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 なんだか熱く語っちゃいましたけどラジオ日記に戻します。

 土曜のお昼前の番組。NHK・FM「世界の快適音楽セレクション」を聞きました。

 今日のテーマは「L(エル)の音楽」。

 冒頭のゴンチチ楽曲「レフト・サイド・オブ・ハピネス」からのルロイ・アンダーソン氏作曲の「サマー・スキー」のつながりが素晴らしいですね。私が思う以上にゴンザレス三上氏のルロイ・アンダーソン氏の音楽に寄せる想いの大きさに圧倒される思い。それを受け止めてほしいと暗にというか公然とおっしゃっているような流れでした。松村さんのコード伴奏も抑制の効いた「コレよコレ」っていうリズムを発信していて非常に良かったです。

 私は最近知ったんですが、三上さんは「アンダーソンの庭」っていう曲も作っているんですね。番組でのコメントにもありましたが「キレイで美しくはあるが、上っ面のものではない。心からの幸福感」ということでした。

 それとチチ松村さん選曲のアルジェリアはシャービという種類の音楽。「El Bahja Yal Bahia」。全く初めて知りましたが、とても良かったです。民族性とポップの折衷ですね。よいバランスだと思いました。ついでで申し訳ないですが先週のビッグ・ビル・ブルーンジーさんのギターと歌。こちらもチチ松村さんの選曲でしたが非常に良かったです。

 他に本日番組で流れた曲としては、ナット・キング・コールさんの「ラブ」。ヒット曲。この曲は本当に良いですね。名唱。聞いていると意味をも完全に踏まえているようなんですよね。不思議。

 漣健児さんのつけたという和歌詞も相当に英語話者の人に歌いやすいようにという配慮がきいているように思いました。

ホラアナ物語〔22〕

 机に向かって記録を確認するクオッカくんを描きました。

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 ブログ用イラスト備蓄の作成作業ですが、なんとか今月分が仕上がりました。明日からは別の作業をしようと思います。

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 ラジオ日記的には昭和の芸人さんであるトニー谷氏の歌を3曲ほど聴きました。どれも良い歌でした。最初にかかった曲の他は初めて聴く曲だったと思いますが、谷氏の奇唱がスゴかった。

 ちょっと前にネットのニュースサイトで谷氏の評伝みたいなものを読んだんですが、それによると過去の芸をリクエストされても引き受けなかったそうです。どうもご自身に確固とした思いがあったようで。すなわち「デタラメな英語を話すイヤミなヒトを模写した芸というのは終戦のあの時期に本当にああした人たちが居たから成立したものであって、今それを繰り返しても意味がない。ウンヌン。それがパロディってもんだよ」みたいな感じだったと思います。マやはり頭の良いちゃんとした人だったんだなと思います。

 つまり本日のラジオで聞いた奇唱というのも「ココはこう叫ばないと面白くない」ということを理解した上でのパフォーマンスなんではないかなと思います。とても的確ですよ。

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 今週ずっと聞いている「ジャズマイルス」なんですが、まだ聞き逃しサービスを利用していません。このあと聞く予定。

 きのうの夜のことなんですけど個人的に色々と手持ちのジャズ関連をいろいろと聴きました。

 それでイキオイがついて、ネットの動画サイトに移行。するとローランド・カーク氏がギル・エヴァンス氏の楽団にまねかれて1曲だけ吹いている動画を見つけました。これがカークさんとしては最晩年。亡くなる1年ほど前の演奏。つまり右半身が麻痺して右の腕が動かない状態だったんですけど演奏がスゴくてビックリしました。感動しまして。

 それと私の中ではギル・エヴァンスさんはとても良い人だっていう位置に上がりました。エレピでのバッキング。カーク氏の強烈な演奏の周囲をピラララ〜と点描でいろどる、あるいは面で押したり。よく理解されてますね。すばらしかったです。

 まとめとしてはローランド・カーク氏は早くに亡くなりましたけど生きている間はずっと超人だったということ。それとアルバム「天才ローランド・カークの復活」は手に入れたほうが良さそうだということです。

ホラアナ物語〔21〕

 お花のユウレイに食べられるオバケちゃん。というシチュエーションを描いてみました。

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 近況ですがブログ用イラストの備蓄作りを進めています。

 明日くらいに今月いっぱいの分が完成する見込みです。

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 ラジオ日記です。

 NHKラジオ第1「らじるラボ」。短歌の歌人である錦見映理子さんによる短歌情報を聞きました。

 沼津に住んでいたという若山牧水氏について。短歌を幾つか。彼の短歌の世界では草花やムシがしゃべったりするらしいのです。イイコトいってます。教えられる思いなんですが、若山さんってお酒の飲み過ぎで早死にしたみたいです。もしかしたらアルコールの影響か、という疑念もあるワケですが結果的に良いモノ残せているならそれでいいのかなとも思います。

 短歌集を出版したものの、あまり売れなくて、寄稿してくれた歌人の方たちに沼津の名産であるアジの干物を送って原稿料の代わりにしたというエピソードもあるみたいです。私は大変に好感を持ちました。もしかしたら沼津を愛していたのはアジの干物で一杯やるのが目的だったのではと思うんですけど、どうなんでしょうか。

 私の住んでいる富士市から自転車で沼津まで、海岸線を走る道というか堤防(の整備のための道)があるんですけど、そのすぐ裏に若山牧水氏の記念館という施設があるみたいです。何度も通ってますよ。私。なんでも歌碑もあるんだとか。いやー。知りませんでした。

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 続きましてラジオ番組「ジャズ・マイルス」を聞いたよという感想です。

 第3夜も聞き逃し配信で聞きました。2回聞きました。今日は私がほぼ全く知らない「ブルーノート・レコード」の時代のコトガラ。

 時代的には50年代が主。この頃のデイヴィスさんについてはちょっと前にもジャズの権威である大友良英さんのラジオ番組で少し学んでいたのですが、もう少し詳しく知れて有意義でした。ドイツからやってきた人たちが運営していた意欲的なレーベルで、小さい組織であった為、信念に基づいた録音ができたということらしいです。

 ドラッグ問題を抱えていたデイヴィスさんにとってはありがたかったという。のちにドラッグから回復できたのも一因にはブルーノートの人の存在もあったのかなと思いました。理解者の存在っていうか。

 

 ついでに「ジャズ・マイルス」の第2夜の内容についても記しておこうと思います。テーマとしては「デイヴィスさんを取り巻いたヒトたちについて」。小説家の平野啓一郎さんを招いて(オンライン上での)対談という形式。ボクシングのチャンピオンの方の名前も飛び出しました。

 かかった曲としては私が最近に聞き返していた曲がよくかかりました。もしかしたら平野さんと私は好きなものの傾向が重なるのかもしれません。

 マしかしアルバム「カインド・オブ・ブルー」からの「ブルー・イン・グリーン」におけるデイヴィスさんとビル・エヴァンスさんの相性の奇跡的な良さというのにはとりわけ深く同意がいきました。私自身が“ジャズの良さ”をよく理解できているかっていうとあまり自信がないのですけど今まで聞いてきた音楽的な経験などに立脚しますとですね。これは本当によくできている録音だと思います。平野さんは「自分のお葬式にはこれをかけてほしい」というくらいお気に入りの様子でした。良い選曲ですねとしか言えません。

 番組中で他に語られた音楽家としては、ギル・エヴァンス氏の奥ゆかしい性格と非常な有能さ。これにはたまげます。個人的にはギル・エヴァンス氏の仕事に着目してデイヴィス音源を攻略していくっていうのが次に私が進むべき道筋かもと感じています。

 あと初めて知って面白かったのはドラムの若き天才だったトニー・ウィリアムさん。ベースのロン・カーターさんがバンドで活動するときの親代わりというかお目付役みたいな存在だったということ。なるほどねぇ。

 それとトニー・ウィリアムさんについてはお二人の対談を聞くにやっぱりジャズを聞き込んでいる人の耳でも相当にスゴいのだ、ということがわかりました。やっぱりねぇ。マそりゃそうですよね。

 

 個人的な音楽聴取活動につて記して終わりにしようと思います。

 ジェリー・マリガン・カルテットのアルバムを聞きました。チェット・ベイカー氏絡みってコトで私は1枚だけ持っているんですが。ドラムとベース。あとはバリトンサックスとトランペットという、コード楽器が存在しない編成。何曲か非常にポップな曲もあります。

 デイヴィス氏の演奏におけるセロニアス・モンクさんがピアノを演奏しない局面を欲したというエピソードも念頭に聞き返してみました。