「クアッカワラビー」タグアーカイブ

ホラアナ物語〔17〕

 朝から雨の1日でした。

 町内一斉の側溝を掃除する日だったのですけど、これは雨天中止です。実は3カ月連続での中止でして。こまったものです。

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 本日のイラストのご説明です。「ムシ氏が幽霊になってカラダから離脱するようすのパラパラ・マンガ」。もう数日ほど続く予定ですが、あとはもう特に変化もありません。掲載は続けますけど、別のシリーズを始めようと思います。

 「地獄のクアッカ・ワラビーくん」をはじめます。今年でしたか、練習した時期があったんですが、写真を見て描いたものでした。完全に自分のものにするため、お手本など見ないで自由に動かしていこうと思います。

 場面としては「死後の世界」です。死後の世界にやってきた人をリストと照らし合わせる係の人。という感じで考えてみました。 

 たまに「その世界の雰囲気にそぐわない人が当たり前のような顔をして存在している。むしろ活躍している」っていうのがあるかと思うんですけど、そんな感じです。

 とてもフレンドリーなクアッカくんが死後の世界のお役人としているという。

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 今日はラジオで小さな女の子が3歳の時に作曲したという歌を聞きました。ほんの4小節くらいの短いもの。

 「子ども電話科学相談」。NHK第1。

 妹が生まれてくるときの楽しみな気持ちを歌った歌。今ではその歌を妹に歌ってあげているということでした。質問としては「歌を歌うとなぜ涙が出てくるの?」というクエスチョン。これは複合的な回答にならざるをえない。気持ちの部分からの回答と、人体の仕組みからの回答がなされました。もう今日はラジオを聞かなくても良いくらい満足しました。かわいらしかったです。

地下の虫さん〔01〕

 今月からは「地下の生物」というか、「虫」の描写をがんばってみようと思います。

 具体的には「メクラチビゴミムシ」です。

 名前がちょっとスゴいですけどね。

 どうやら「虫好きの人たち」の間でも少し問題になっているみたいです。「この名前はどうなんだ?」っていう。しかし、昔からの名前っていうか揶揄する意図はないっていうか、いろいろと事情があるみたいです。

 ナゼ、今回、私が、地下の生き物について練習したいのか?っていう点についてですが。

 例のお地蔵さんにまつわる問題ですよ。

 道端に立っていたりするお地蔵さん。地蔵菩薩が地下の「地獄の世界」と通じていたっていう衝撃ですよね。

 そのへんを含めて面白おかしくしていきたい。ネコとかイヌとかの動物さんたちが出てきてね。

 につきましてては地下の生物、キャラクターを描けると良いだろう、という意図なのです。

 NHKのラジオで、ちょっと覚えていませんけど「おしゃべりな古典教室」だったかもしれないですけど、古事記におけるヨミの国ね。その解説なんかを聞いて「面白いな」とか思いまして、すぐに影響されるんですけど。その辺も加味したい。実に人間的ですよね。神話でありながら。

 マそんなワケです。もしも良かったらお付き合いください。

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 今日は録音してあったラジオ素材を聞き返しました。

 きのうの「現代の音楽」における武満徹さんの作品「系図~ファミリー・ツリー」ね。素晴らしかった。それで聞き返してみました。

 冒頭の部分は聞いていなかったのですけど、解説の西村朗さんのコメントに、きのうの当ブログで書いた、私の感想みたいなものは、ほぼ全部語られていましたね。ちょっと恥ずかしいコトをしました。

 まぁあんまりたくさんの人は読みに来ていないブログなので、被害は限定的かもしれませんけど、そこにアグラをかくつもりっていうのはさすがに無いですけど。

 それでね。聞き返したんですけど、やっぱりイイですね。

 小編成とのことでしたけど、岩城宏之さんが半分以下の編成に組み替えたものだという解説でした。

 さすが岩城さんというか、見劣りしない、むしろホノボノとした面を大切にして、そこに小さな陶器、お茶わんとかが置いてある。それが美しい。みたいな、伝わりにくいですけどほんのりした佇まい。表現できていたと感じました。

 西村さんの解説によると、朗読の方は、指揮者の合図を待つでもなく、自分の呼吸で関わっていたという。そもそもフルートの演奏家ですから楽譜を読み込んでいろいろ勘案したうえでの演奏的な朗読という。

 それとその本来はフルートの方。林 愛美さんとおっしゃるそうですが、ネットラジオで、声の出演もされている方だそうで、なるほどそれで、と思いました。納得いたしました。

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 それと録音だけしてあった先週の土曜日の夜の「クラシックの迷宮」を聞きました。

 日本語オペラで、現代曲。12音技法のもの。

 歌として歌われるとまた12音技法というのも違って聞こえますね。

 私の耳には、ある面において自然というかそんなふうに聞こえました。

 けっこう語りの部分も多かったというのもあったのかも。演技力に引き込まれたというか。

 具体的な内容としては1950年代のもの。2曲聴きました。柴田南雄さんの「何にもないハンス」。間宮芳生さんの「人買太郎兵衛」。

 どちらの作曲者も私は初めて接しました。聞けてうれしいです。

 これらは過去の「現代の音楽」のワクで放送されたものだということでした。まだAM放送というかラジオ第2で放送されていた時なのだそうです。

 つまり当時にリアルタイムで聞いていた方達よりも高音質で、今回は聞けたということですね。これは感激です。NHKのアーカイブス。大変にありがたいですね。これは文化的な遺産ですよ。

 非常にありがたい企画でした。いいもの聞けた。感謝です。

クアッカくん〔28〕

 本日でクアッカワラビーくんの練習もひと区切りですよ。

 最後はにぎやかにしてみました。

 停留所でバスを待っているような感じ。

 女の子のヒザの上に乗って抱かれているのがクアッカくん。

 となりにワラビーくん。

 うしろのほうでトリと戦っているのがカンガルーさんです。

 通行人としてイヌ氏とネコ氏も混ぜてみました。

 もうちょっと各人に具体的な性格づけをしていけば、もっとイキイキとしてくるのかなと思います。

 基礎的な部分としての練習にはなったと思います。

 明日からは新機軸の連作を始めようと思います。お楽しみに。

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 以下はラジオ日記です。

 琵琶湖マラソンの中継の他は全てNHK・FM。わりと長い時間を聞きました。

 まずは「現代の音楽」。先週に続き武満徹さん第2週。

 谷川俊太郎さんの詩を元にした「系図」。これはよく聞かれる曲だと思いますが、今日の演奏は非常に良かったと思います。

 武満さんの後期になるのかわかりませんけど、映画「どですかでん」に通じるようなほのかな色彩感。ポワポワした感じが節度を持ちつつも聴く人を取り囲むみたいなね。

 “人と人の関係”であったり“生命”だったりをきっと愛していたんじゃないかと思いますけど武満さんって。

 演奏としては特に朗読の方が良かったです。

 少女の心持ちで、言葉がその場で生まれたような新鮮味を保つという難しさ。ココロにしみる朗読でした。素晴らしかった。

 実際は相当に練習したと思うんですが、本職はフルート奏者だったかで、楽器の演奏で得た経験、聞かせ方が朗読にも生きているなと思いました。

 今日は「系図」が聞けただけでも満足だったんですが、ピアノ曲のふたつも良かったです。

 それと西村朗さんの解説ですが、ピアノに向かう時の作曲家としての姿勢についてのコメント。

 武満さんの若き頃、終戦後にピアノを弾くのにも苦労したというよく知られたエピソードを引用したものでしたが、西村さんは人を尊敬できる人だなと改めて思いました。先人に対する敬意だったり素晴らしい部分を認める。まぁ番組中様々な場面で接しているワケですが。

 今日のピアノに関しては和音の響きの可能性について述べたものだと思いましたが、西村さんのフルート曲の「氷蜜」やクラリネットの「樹霊」などを聞くと、その楽器が持つ根源的なしくみだったり存在から発想したいという気持ちとか、楽器に対して誠実であろうという態度を感じます。

 これだけ毎週、放送を通してお世話になっているので、今年はもうちょっと西村さんのコアな部分に迫るべく色々と聞いていきたいです。

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 次の番組の「名演奏ライブラリー」。こちらも度々聞かせていただいております。満津岡(まつおか)信育さん。

 今日はモートン・グールドさん。

 アメリカのイイ部分を凝縮したような楽しい選曲。

 明快、快活みたいな面ですが、それだけではない交響曲の紹介などもあってバランスが取れていたと思います。グールドさんの紹介として。

 ほかは「日曜洋画劇場」のエンディングにも使われた曲など。

 今週はかなりのサービス回だったと思います。

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 お昼過ぎの上坂すみれさんの「マジカル・ポップ・ツアー」

 ビートルズに影響を受けた曲の特集。

 吉田拓郎さんの「ビートルズが教えてくれた」は、もしかしたら40年ぶりとかそれくらいに聞きました。自分でも楽器を触るようになったので聞こえ方はずいぶん違っていましたが、久しぶりという感じは全くなかったです。すみずみまでカラダに刻みこまれている曲なので。母親がスゴく好きだったんですよね。それでね。

 それよりも初めて聞けた曲が多く感激しました。

 斉藤和義さん「僕が見たビートルズはTVの中」。どういう曲なのか非常に気になっていた曲。おそらく30年ほどを経てやっと聞けました。感謝。思っていたのと全然違って非常にフォーキーな曲でしたね。びっくりするくらい。

 詩の内容は、「この人やっぱりオレと同世代だな」っていう感じの材料の混ざり具合でした。

 アジアン・カンフー・ジェネレーション「小さなレノン」。

 いわゆるアジカン。全く未聴のバンドでしたが、初めて出会えました。

 こちらは冷めた部分と熱い部分の切り替えが鮮やかな曲でした。

 モダンなロックですね。

 しかしマこういう方達なんですね。たしか中心の後藤さんは静岡出身のハズなんですが具体的にはよく知りません。

 BONNIE PINK「ブラックバード」。

 こちらも初めて聞けた。もう当時ね。CDショップなんかに行くとポスターなどでよく見ましたが音を聞くのは初めて。こういう感じだったんですね。素直な感じでした。

 グリムスパンキー。こちらは私も知っているバンドです。好きなんですけどね。

 「サージェント・ペパーズ・ロンリーハーツクラブ・バンド」。

 ビートルズの諸作で聞かれるようなサイケデリックな感じをさらに強化したような熱意と意欲のあふれたアレンジ。直球で挑んでいました。その心意気や良し。

 ただ個人的にはアルバム・ラス前のリプライズバージョンの方が好きです。ポール・マッカートニーさんの元気ハツラツな感じね。このドチカチっていう感じのドラムが熱愛なんですけど。つづくラストの曲がまた特に好きっていうのもあるんですが。

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 午後の番組「かけるクラシック」。モデルの市井紗耶香さん、サキソフォンの上野耕平さんの番組。久しぶりに聞きました。

 市井さんはわずかかもしれないですけどリンク・レイなんかに通じるネイティブ・アメリカンの血が入っていたような記憶がありますけど、もう一度ちゃんと調べないと確かなコトは言えないです。

 今日の内容から私としての最大の収穫はメシアン氏の「トゥランガリラ交響曲 から 愛のまどろみの庭」でした。

 これは非常に良い曲でした。よいものを教えていただけて感激です。

 オンド・マルトノ。名演でしたね。

 上野さんがまたこの曲が大変にお好きだそうで数万円の巨費を投じて楽譜を買われたとかでスタジオにご持参の様子でした。どうやら総譜みたいで。電話帳ほどの厚さがあるんだとか。

 番組としてのテーマは「愛」だったようで、リスナーからのリクエストでバイオリン奏者でもある妻に送りたい、聞かせたいという曲があって非常に悲しみを共有する思いでした。寝たきりで意識がないそうで、また私とたぶん同い年。これはツラい。しかし愛情のこぼれるような文面でした。

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 そんなワケで「現代の音楽」から「かけるクラシック」まで、人から人への思いなんかについて考えさせられる、そういう1日でしたね。

クアッカくん〔27〕

 お昼に会議がありました。

 小学校区のお仕事。私が属する企画委員の集まりです。公民館的な施設の1室にて。

 参加人数的にはいつもよりも少なめの10人前後。部屋もいつもより小さい場所でした。

 議題としては、新年度からの行事にあるワケなんですが、今日は主に「夏祭り」について話し合いました。

 2時間ちょっとでしたが、アッという間。しかしだいたいの方向は出た感じ。

 かなり良い線でまとまってきたのではという感想です。

 来週の木曜日に通常の人数での会議がある予定です。もう3月ですね。大変だ。

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 会議をしている間にとなりの会議室から音楽が聞こえてきました。

 どうやら初心者向けアコースティックギター教室というのをやっているらしいのです。これは市民的な活動ですね。今日は休日ですしね。イイですよね。

 器楽ですので、歌唱を伴いませんから今の時勢にも沿っています。

 かすかに聞こえてくるだけのものでしたので、正確にはわかりませんけど、拍アタマに1発のコードストロークを主にして、たまに3拍アタマとかを混ぜる感じで合わせているのかな、という感じに聞きました。

 素朴なコード進行だなと誰もが思う曲だと思います。確かに初心者向けだなと納得した次第。

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 私が持っているエレキギターは修理の必要がありまして、もう5年ほども弾いていません。なんとか都合をつけて修理の時間を取りたいものです。