あいかわらずイラストのお仕事をがんばっております。
ラジオも聞いております。
NHKの聞き逃しサービスで「虫」のお話を聞きました。
昆虫学者の小松貴(たかし)さんの講演。
全12回の1回目を聞きましたが、とても面白かったです。
小松さんの知識の量がスゴい。それと小松さんご自身が面白い。
具体的には、小松さんの生活の中での虫との出会いを語った部分が面白かったです。
「子ども科学電話相談」も聞きました。
今日は「恐竜」と「石、鉱物」。
身の回りにある岩石の種類は数十種というお話を聞いてそうなのか、と感心。
それだけ覚えれば、普段に見かける石であれば名前を言えちゃえるのですよというお話でした。
私の身の回りといえば溶岩ですよね。
もう富士山の周辺はドコもそうだと思うんですけど、ゴロゴロしてます。
ひとくちに“溶岩”といっても種類だったり見た目もそうですけど、さまざまではあると思うんですが、特に私の身の回りでよく見る溶岩性の石。コレがねぇ。
敵意むき出しな感じでトゲトゲしてるんですよ。
小さな穴も無数に開いていて、軽石ではないんですけど。
およそ“うるおい”という感覚とは無縁の石ですので子どものコロはきらいでした。
色にしても鉄分を含んでおりますので赤っぽい。
そういう石が多い空き地なんかだと赤く荒涼として見える場合も普通にあります。
デヴィッド・ボウイさんの楽曲「ライフ・オン・マース」って、ひょっとして火山周辺の歌じゃないかなんて思ったりして。
まぁそれは冗談なんですけど。
以前に近所の博物館で地質の先生の講演を聞きに行った際、溶岩にはドロドロ・タイプとサラサラ・タイプがあると教えていただきました。
日本はドロドロ・タイプの方が多いのだそうです。
しかし富士山は珍しくサラサラ・タイプだったとか。
サラサラ・タイプですと噴火の際の溶岩の通り道がふさがれず、ソコから何度も噴火することが可能だそうで。
そんなワケで富士山は割とキレイな円錐状になったのだとか。
最近の噴火でドロドロ・タイプの溶岩が噴いたので、もう富士山のてっぺんの通り道はふさがれてしまったのだと聞きました。
それで宝永の火口から噴火したのかと思います。
私の近所によく転がってるこの悪意に満ちた石はサラサラ・タイプが元なのか、ドロドロ・タイプが元なのか。
ちょっと気になります。