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犬型パペット。出来たようです!

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 出来ました。
 私にとっては何件かの新機軸を含んだ取り組みでしたので、苦しんだ局面も多々ありました。しかしこうして無事に完成の暁にまみえる事が出来たのは幸甚の至り。沸々と沸き上がる万感の思いに我が身が大きく膨らむかのような。そんな錯覚すら覚えます。そんな心境です。かなり大げさですが、メモリアルなんでちょっと盛っておこうと思います。
(画像をクリックすると少し大きくなります。)
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 結局、ほっぺ付近のフサフサは、お耳と同じ型を縮小して作りました。納まりとしても、これで良かったのではと思います。
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 当初の予定では、クチをパクパク可能にしたいと考えていましたが、完成してみると無理でした。おクチの大きさが小さくて、動かすに至らずという感じです。
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 しかし、構造としてのおクチの切れ込みを設置するという試み自体は何とかクリア出来たと思います。残りはまた次の課題という事になります。
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 お疲れさまでした。

これからミシンで頭を縫います。

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 まずは切り抜きが終わった頭部の為の型紙です。
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 これから縫おうとしている布です。
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 これだけ見るとドコがドの部位になるか良く分からないですね。
 おクチを可動式にする為に、アゴを分割したので、余計に出来上がりを予想しづらくなっているかも知れません。
 下の画像は、頭の中に入れる袋の為の布群です。
 いわば頭蓋骨になります。こういう骨格的な部材を用意しないと、おつむがフニャリとなってしまい、可愛らしいシルエットを保てないのです。
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 中には、発泡スチロールのツブツブを入れる予定です。軽く仕上げる為です。
 なるべく少ないミシンワークで済むように、一体型的な型紙を考えました。しかし実際に縫ってみない事には、果たして上手くいっているかどうか不明です。けっこう頭を使いました。アゴを別体にしたので、なおさら難しかったという訳です。
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 頭の構造は、少し複雑ですので、簡単な概念図を作ってみました。参考にして下さい。
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 アゴ(上下)と後頭部の間の”すき間”に手を差し込む感じです。