「おカーさん」タグアーカイブ

おカーさん〔45〕

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 このスクーターが作られた昭和31年頃なんですが、どうやらまだ方向指示器が必須のものではなかったみたいです。
 ビックリしますよね。

 ハンドルの下のレッグシールドっていうんでしょうか。
 その両脇になんかの部品がありますけど、これは腕木式の方向指示器です。
 おそらく後付けのオプションパーツ。
 たぶん若い方には「腕木式」って、説明しないとわかりませんよね。

 スイッチかなんかを操作すると棒状のオレンジ色の部品なんかがピョコンって起き上がってくるんですよ。
 それで「ワテこっちに行きまっせ」とかの意思表示をするんですね。

 しかし旋回時にさらに車幅を広げる行為であるわけです。
 しかも棒状のモノが突き出るという。
 当然危険。
 私が中学の時の先生はこれで太もものお尻の下の部分をザックリやられたって言ってました。子供の時に。危ない。
 たしかカワクボ先生だったかな。
 浅間神社の隣にある樟泉閣(しょうせんかく)で結婚式を挙げたヒトなんですけどね。知りませんか。
 境内にドラえもんの石像がたくさん置いてあるという話題の神社なんですけどね。
 当然異様ですよ。

 シルバーピジョン氏の後づけパーツである方向指示器にお話を戻します。
 これが一応電気でピカピカと点滅するようになっていたみたいなんですが、その電源がなんと乾電池。
 イラストではたぶんわからないと思いますがハンドルの中央下の四角っぽい箱。
 ここに電池を収めたっていうアメイジングですよ。乾電池。

 バッテリーも別途、当然つんでたハズなんですけどね。
 後付けパーツってことで支障があったのかな。
 ヘッドライトが暗くなるじゃんとかね。
 まぁわかりませんが。

 それと四角い箱の下の黒っぽいボタン状のパーツ。

 これは私の想像ですんでわかりませんが、位置的には前部のクラクションの裏側にあたるんですよね。
 ひょっとしたらココを押すと「ププー」とか鳴ったんではないかと。
 であるなら手元操作っていう発想が皆無ですよね。
 「アブない!」って思うと同時に下の方に腕を伸ばして「ブブー」っていう。
 ノンキなのか。

 昔はスゴいですね。今と全然違う。

 まぁ私が子供のコロの静岡県なんか電気が通っていませんでしたから、遠くの人と通信する際には火を起こしてノロシですよ。
 あれは大変でした。
 雨が降ると使えないしね。それと夜。見えません。
 まぁ夜はランプに火を灯して、ほら穴に布団をしいて日没とともに寝ていたんですが。全員ね。

 そんな不便な時代もあったと若い方にはゼヒ覚えておいてほしいです。

 長くなりましたので最後の方はダレも読まないかなと思ってウソを書きましたが信じてほしいです。

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 ブログが「自動投稿」になっている関係で、久しぶりにブログを作成する画面に来てみましたが、とてつもないウソついてますね。読み返してみたら。過去の私。

 ビックリしましたが、そのままにしておきます。
 以下は近況です。

 部屋の片付け、続行中です。
 
 3日ほどかけてCDの整理をしました。
 ABC順に整理して、段ボール14箱に詰めました。
 数量を数えたんですが、全部で1500枚ちょっとでした。

 全てがパソコンに取り込めているかの確認もしました。
 地味な作業。
 50枚くらい、もれていました。確認してみてよかった。

 以上は、きのうまでのコトなんですが、実は集中しすぎたのか過労からくる頭痛に苦しみました。きのうの朝から。

 なんかの病気じゃないかと思ったんですが、たくさん寝たらウソのように良くなりました。
 思い返せば、今年の1月上旬の「どんど焼き」の行事の手伝いの時も良く似た症状になったのでした。
 その時も帰宅して、これでもかってくらい寝たら治ったんですよね。
 当時、イラストの仕事「小学生向け副読本」で忙しくしていた折でした。

 トシとともに無理がきかないカラダになってきたのを実感します。
 せめて少しだけでも抵抗しようと、今日も筋トレしておこうと思います。

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 久しぶりのラジオ日記。
 今日は土曜日。NHK第1「文芸選評」。
 俳句。兼題「金魚」。
 俳句を読む人たちは面白いモノの見方をするものだなと改めて思ったんですが、本日の個人的ナンバー・ワンは滋賀の17歳の方の作品。
 「金魚鉢の中でたゆたうランチュウ(という種類の金魚)が、水にもたれているようだ」というものでした。

 本日の選者の野口る理さんも番組最後に発表する「今日はコレ」という作品に選出した俳句でした。私も納得。

 とりわけフワフワしたカタチの金魚のまわりにまとわりつくゆったりした水の動き、それを見る人にとって感じる時間がゆっっくり過ぎるような感覚などなど、感覚の面で共感できる作品だったと思います。

 ドビュッシー的に言うと「レントよりおそく」って感じですかね。これまた違うかもしれませんが。

おカーさん〔44〕

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 座席と荷台のトランクの間にあるのは燃料の注入口なんですが、直下にジュースの空き缶を大きくしたようなカタチのオイルタンクが入っております。

 エンジンがななめに倒立したような据えられ方をしているのはどうやら多くのシルバーピジョンに共通した特徴みたいです。
 ちゃんと調べたワケじゃないんですけど。
 しかし初代のモデルに比べると重心が車軸に沿ったレベルに納められていて、まぁ素人目線の意見なんですけど割とそれ以降の設計思想に沿ったものになってるのかなって感じます。

おカーさん〔42〕

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 時代的には前後してしまうんですが、昭和31年のスクーターです。
 西暦でいうと1956年。
 シルバーピジョンのC-73です。愛称としてはボビー。
 125ccの4ストロークエンジン。
 初代のシルバーピジョン氏からちょうど10年。
 かなりちゃんとしたスクーターになった感じですが、重そうな印象はありますね。
 キックスターターが付いたんですよ。
 初代は「押しがけ」だったみたいで。大変。
 でもあっちはけっこう軽そうですし、なんとかなったのか。
 エンジンに座布団を乗せたって感じの必要最小限な印象ですからね。
 荷物が多い場合はエンジン始動させてから積んだんでしょうね。きっと。初代のピジョンは。