「おカーさん」タグアーカイブ

おカーさん〔09〕

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 本日も変わらず「ホンダ1300クーペ」のイラストなんですが、かなり気に入っています。
 別にきのうまでのと変わらないじゃないかって思われるかもしれませんけど、私の中では手ゴタエを感じています。

 文字にすると「やっぱり立体物を描くには自分の中で確固とした存在としてとらえられなければダメだ」という感じ。

 アタマの中で立体を思い描いた時に目で見える側だけでなく、手を伸ばしてボディ裏側を探ろうとした時に容易にドアの出っ張りとかタイヤをガシっと(想像上の手が)つかめないとダメなんです。
 その辺に気づいただけでも大変な収穫です。今までもなんとかこなしていたかもしれませんが個人的には「開眼!」っていう感じです。
 もう少しこの感覚をとぎすまして、体調が悪かったり忙しかったりする時にでも容易に画面上に物体を構成できるようにしたいです。

 良かったなって思ってますけど、安心するのはもう少し進んでからにしようと思います。

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 本日は会議に出てきました。
 地域のボランティア仕事の一環。公民館的な施設で行われました。

 以前チラッと書きましたけど、私が所属していた「生涯学習推進会」が解散になりまして。つきましては今年度の事業報告、決算報告。会計監査の報告ですね。そんな議案を可決してまいりました。
 会議としては早めに終了。
 参加者は中心的なメンバーのみです。新型コロナウィルスの影響です。
 各町内から委任状を取り付けての議決という運営でした。

 以上は既定路線。問題は新年度からのあり方ですよね。
 私なんかも含めた。
 新年度からは「まちづくり協議会」の所属になるワケなんですが、私なんかは「企画委員」みたいな感じの肩書きになるようです。

 正直な話、肩書きはどうでも良いんですが、顔ぶれを見るとだいたい今まで地区のイベントを作っていた人は変わらず残ってくれたみたいで、ホッとしました。
 みんなよくやりますね。一文のトクにもならないのにね。

 以前の当ブログにおいてこれも書いたんですが、将来的に何か大きな災害が起こったら、好むと好まざるに関わらず、まずはこの辺の人間が核になる必要があるみたいなんで、今まで以上になんでも言い合える。改善の必要がある際には柔軟に動けるような関係にしておきたいと思います。
 そんなつもりじゃなかったのですけど、災害復興のテレビ番組とか見ると地域のお祭りとかやってるその地区の役員がなんらかの働きをするってよくある話。
 やって当然みたいな。しかしマジすかって感じなんですけど。

 将来的なことはさておき、新年度からの具体的な私の担当としては、「議事録作り」ということで変わりが無いようです。
 これからは月イチで「企画会議」というような名称の会議に参加する予定。
 そこで直近のイベントについて意見を言うワケですね。
 私は基本的に何も喋らず、記録を取っておくと。
 かなり色んなコトが言われますし、むしろ当然、各方面から語られなければいけない。去年はアレが困ったから今年は対策が必要だ、みたいな有益な意見交換ですよね。

 議事録としてまとめるのも大変そうで、これまでの部会での議事録作りとは労力が違うと思いますが、向いているか、そうでないかで言えば、私が貢献できるのはこのアタリですので、とりあえずがんばろうと思います。

 新年度から新しい体制ですので、馴染んでくるまでかなり色んなコトがあると思いますけど、あまり深刻に考えずにより良くしていければなと思います。

おカーさん〔08〕

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 すみません。きのうはうっかりしていてブログの更新をしていませんでした。
 本日のイラストもホンダの1300クーペです。

 この車に関わったのを最後に本田宗一郎さんは現場の一線をしりぞいたという内容の文章を読みました。
 エンジンの空冷方式にこだわった結果、一般乗用車にはムリがあると納得させられたのが一因であるとか。
 そんないきさつだけは何かで読んでおりましたが、この印象的な1300での一件だったと、アタマの中で整理できました。

おカーさん〔07〕

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 本日のイラストは「ホンダ1300クーペ」です。
 このクルマも、細かく言うといろんなモデルがあるみたいなんですが、ザックリいきます。
 それにしてもこのフロントデザインですね。
 今回、何枚かイラストにしてみて改めてこの独特の形について自分の頭の中で仮想3Dモデルを形成することができました。
 実に興味深いです。
 かなり前傾的なバランスなのだと理解できました。
 別の言い方をすると、鼻がとがってます。

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 以下はラジオ日記です。

 「現代の音楽」NHK・FM。
 加古隆さんの2回目。良かった。
 やさしいしゃべり方をする方ですけど核にあるものはやっぱり熱量を伴っているのだなとうかがい知れた内容でした。

 作曲するだけではなく、その曲を繰り返し演奏して深めていくことが大切。との加古さんの弁。
 作曲と演奏の両方をする加古さんならでは。

 それとメシアンさんが学校の先生として誠実に正しくあろうとしていた普段の様子が知れて有意義でした。

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 「名演奏ライブラリ」。NHK・FM。なんともタイミングよく作曲家の自作自演録音の特集。演奏だけでなく歌っている人もいました。

 ガーシュインさんご自身の軽妙なリズム感覚に体が揺れました。
 この人って骨の髄までジャズだったんだなという感想。

 アメリカの作曲家だけに絞った選曲でしたが、これほどまでに自作自演がまとめて聞ける企画は珍しいのではないでしょうか。いずれにしろありがたい。

 ヘンリー・カウエルさんの「エオリアン・ハープ」を聞きました。
 「エオリアン・ハープ」って別名は風琴と書いたと思います。
 中国なんかで窓の枠にはめておく針金みたいな楽器というか装置。風が吹くとシュワーンみたいな音が鳴るのを楽しむ。そんな認識ですけど私のコトですので誤認があるかもしれません。
 そうしたサウンドをグランドピアノの特殊演奏で表現した曲。これは興味深く、また音響としても気持ちよくて楽しめました。
 これだけ再現できたら、気まぐれなエオリアンハープが鳴るのを待つ必要もないなと思いました。ピアノ内部の弦を手で直接こするという奏法なんだそうです。

 ヘンリー・カウエルさんって確か「現代の音楽」でもその曲を聞いた覚えがあります。
 日本に来た際に古来の伝統音楽に触れてその印象をまとめた曲。それを聞いたはずなんですが。
 良い印象を持っているわけなんですが、今日の曲でそれがまた深まりました。

 その他にも奇曲・怪曲が聞けて大満足。録音しておいて良かったです。

 そうだ、ちょっと思い出しましたけど、「中国」「風琴」ってことで。
 私の妹が中国の田舎にホームステイした際の体験からなんですが、とにかく真っ平らな土地が多いらしくて。
 木が生えていると遠くからも見えるそうで、そうした所はつまり「道があるところ」なんだとわかるそうです。道の両脇に木を植えてあると。

 逆に言うとそれ以外はバクゼンとした平地っていうか。まぁ実際は農地なんでしょうけども。
 そういう土地柄だと風をさえぎるに、とぼしそうですから、「風琴」。そういうのも良く鳴るんじゃないのって、まぁ想像できるかなと今思いました。

 中国の平野部についての描写は、私ですと安部公房さんの小説なんかで知るんですが、やっぱり「平らだ」ってなことをおっしゃっていたかと思います。

 ほかには近所の博物館で富士山の地質、地層を研究している大学の先生の講義をうかがった際にも、その先生が生まれは中国だったみたいで、日本に戻って「山河」のある風景を知ったとか。

 私なんか富士山の斜面に暮らして生まれてからずっと坂道に苦しめられてきたクチなんで、「けっこーじゃないか! 平らな土地!」って思いますけど、平らも過ぎると飽きるんでしょうかね。
 確かにもしもこの地に富士山が無かったらと想像すると物足りないかなとは思うんですが。

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 「子ども科学電話相談」NHKラジオ第1。午後までまたがる拡大版。
 「虫の寿命が種によってまちまちなのはナゼなんだ!」という疑問が寄せられました。回答としては性成熟に要する期間などを教えてあげた上で、理解をうながすというものだったと思います。

 連日の「小松貴さんの虫ラブ講義」から得た知識で申し訳ないですが、「海の虫の回」で聞いた虫がスゴかったです。(きのうは「小松」と「松田」を間違えて書いてしまいました。すみません。)

 羽化と同時に交尾。産卵してすぐに死んでしまうというメス。ウミユスリカという名前だそうですが、オスも数時間しか生きないと聞いてビックリ。一瞬の命。
 羽化したと思ったら死んでるんですよ。良いんでしょうかそれで。

 なんでも海が大磯の時に発生するとても小さい虫だそうです。
 寿命が極端に短いので全員がタイミングを合わせて羽化しないと生殖できないんですね。

 これはもう別にムシの生態に興味が薄かったりしても、戦慄するというか考えちゃいますね…。人生というかムシ生というか。

 しかしその虫さんたちにしてみれば「ウチらは昔からこの方式でやらせていただいてますよ」とか、そんな感じなんでしょうか…。にしてもヤボを承知でヒトコト言いたくなっちゃいますけどね。

おカーさん〔06〕

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 以下はすべてラジオ日記です。

 NHK・FM「世界の快適音楽セレクション」
 バド・パウエルさんのピアノ演奏を聞きました。バップと呼ばれるジャズのスタイルのひとつだそうです。熱演でした。
 アルバート・アイラーさんのサキソフォン演奏を聞きました。この人もジャズの系譜なんだそうですが、私はファンクとかソウルを感じました。スゴく良かった。おそらく音源を買うと思います。
 しかし一番良かったのはタジ・マハルさんのエレキギターによるブルース演奏。こちらも欲しいです。

 藤川パパQさんの新譜コーナー。上田ちからさんアレンジによるアントニオ・カルロス・ジョビンさんの名曲をビッグバンドで聞くという趣向。
 上田さんは日本のクインシー・ジョーンズと呼ばれた方だそうです。
 私が成人して音楽を作るようになった頃に読んだサウンド&レコーディング・マガジン誌上においてクインシー氏と一緒に笑顔で写真におさまっている上田さんの姿を見た覚えがあるんですが、それから30年以上。初めて(じゃないかもしれませんけど。それと知らずに聞いている可能性は大いにあるので)上田さんの仕事を耳にすることができました。ある種の感慨があります。

 そうだ。あと忘れてました。カントリー・モーグが流れました。ジル・トライザールさん。アナログシンセによるカントリー・ミュージックのカバー。抜かりなく2枚のアルバムを持ってます。私。
 番組内でのご紹介通り、1972年の録音というコトで、アナログシンセを全面的に使用した製作としても割と早いんですが、いきなり金字塔を建てちゃったという。あとから来た人が「オレやるコトもうないじゃん」みたいなね。
 前に調べてみたことがあるんですけどこのジルさん、割とこれだけの人って記憶なんですが、もしそうだとしてもここでの仕事は、いくら賞賛されても良いんじゃないか。そんな風に思ってます。

 NHK・ラジオ第1。「子ども科学電話相談」。
 子どもは「ベテルギウス爆発」にとても関心があるというコトを再確認しました。
 それとか食虫植物や巨大花などが人気がありますね。
 ああいうちょっとコワいのが好きなんですね。
 私は怖いお話ってすごくキラいですけどね。
 私の世代でどの教室にも置いてあった「ノストラダムスの大予言」をただの1ページも読んだことがない人っておそらく珍しいと思います。
 もう絶対に怖いって思って近づきませんでした。子どもの頃の私は。

 長くなっちゃいましたが戻します。
 きのうの質問に続いて地球の地軸の傾きについて知識を得ました。
 きのうは月ができたのも地球に大きな星がぶつかって地軸が傾いたのと同じ事件によるんだよ。というものでしたが、季節が四季に巡るのも地軸の傾きによるのだと知りました。

 「虫」については「一番アタマの良い虫は何ですか」というの質問が寄せられました。
 質問した男の子はアリが食べ物を巣に蓄えるのを知って感心したようです。
 しかし回答者の久留飛先生は「事前に備えをする虫はたくさんいるよ」と例を挙げて、色んな見方をすることによって「アタマの良さ」というのもまた違って感じられるのではないか、そんなことをおっしゃっていたように思います。
 ちょっとカリバチのコトもおっしゃっていたと思うんですが。

 カリバチといえば、松田貴さんが「虫」について語る連続ラジオ放送を私はこのところよく聞いているんですが、まさに狩人蜂について持論を大いに語っていた際に、過去の大先生が規定した「アタマ良い虫」について大変な不満をお持ちのようで、なかなかに語っているサマに感心するやら、うなずかされるやらでした。
 松田貴さんの「虫ラブ講義」を通じて感じるのは「虫ってとても面白い」。人間とか哺乳類その他の動物とまるで常識が違う。っていうコトですね。「子ども科学電話相談」を聞くだに感じるコトでもあるんですが。

 それと今日聞いてびっくりした「ムシのフシギ」ですが、さなぎになった時にカラダをつくり替える際のドロドロ状態。
 神経の一部は残っているのだと知りました。とても嬉しい。なるほどねって思いました。
 つまり、かなり大規模にカラダの構造が変わるけど、使えるところは残すのだそうです。