アニメ化帝国〔マツモムシ(54)〕

 マツモムシさんに食べられた被害者のムシさんが勢ぞろいして踊る場面のイラストです。

 アニメにするときには多少の動きをつけて楽しくしようかなと思っています。

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 ラジオ日記です。

 NHK・FM「現代の音楽」。ルイジ・ノーノさんの音楽を聞きました。作曲家としての一生を前衛として打ち出したということ。政治的な立場をもって真剣に取り組んだという事を学びました。音楽としても確かにシリアスというか、非常に近いところから見ているなという印象を持ちました。

 NHKラジオ第1「子ども科学電話相談」。去年の同番組で「ツユクサ」について質問を寄せてくれた小学生の子がスタジオに来て今の研究と関心事を話してくれました。植物の学者さんになりたいとの事でした。非常に良い内容。学ぶ事は楽しいよというメッセージがよく表れていました。去年に回答した植物生態学者の多田多恵子さんもうれしそうにされていて。ご自宅とNHK至近の代々木公園で摘んできたというツユクサを持参して当該のお子さんを歓待するという愛ある光景。

 NHKラジオ第2「ニッポン時空旅」先週の「一絃琴(いちげんきん)」に続いて今週は「尺八」。共通点としては「ココロを鍛える」という切り口。再放送ですが、3年ほど経っていますので新鮮な気持ちで聞けました。尺八が元は法具だったというのは驚きです。

 あとは「聞き逃しサービス」で先週の木曜日の「ふんわり」という番組の前半を聞きました。「シンガーソングライターの奏でるギターワークについて」という特集。木曜日の担当である六角精児さんの思い出話なども交えての進行。ジェームス・テイラーさんの「君の友達」のギターをコピーしようと試みてコピーしきれなかった事など。ポール・サイモンさんのフィンガー・スタイルの紹介もあり、非常にちゃんとした内容でした。

 番組後半は聞けていましたがせっかくなので再聴。マーゴ・ガーヤンさんがかかりました。「Margo Guryan – Sunday Morning」。この曲は六角さんの選曲ではなく番組全体で選曲を担当する方によるものかもしれません。過去には六角さんに産業ロックをかける事を強要されトム・シュルツさんっていうか「ボストン」のもっさりとしたギターサウンドまみれの曲をかけさせられた事もあったかと思いますが、本当はこうした美しい曲がお好きなんだなと思った次第です。

 私もガーヤンさんの曲は好きです。70年代のシンガーソングライター然とした曲だなって思うんですけど、日本では“渋谷系”の文脈で評価されたんだとか。私はそれを全然知りませんでした。ロジャー・ニコルスさんなんかと同じラインだったのかなと思うんですが、私は当時の“渋谷系”の事を全く知りませんし、そもそもああしたオシャレな音楽ファンというのは敵ですからどうでも良いです。

 ガーヤンさんについて戻しまして、もうちょっと書いておこうと思います。「LOVE」っていう曲がサイケデリック、なおかつ歌心も濃厚であってかっこいいですよね。長尺ですので聞き応えがあります。

 ガル・コスタさんの同時期のスゴいアルバムに共通するところもあるような気がします。

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 最後は日記的な記述。

 アニメ作成の進捗なんですが、これまで当ブログに掲載してきました通り、部材としては完成しておりまして、つまり「背景」「キャラクター」「文字」のだいたい3種類ですけど、これらを組み合わせて動きをつける作業を開始していこうと思います。

 つきましては曲の長さなどを確定させなければいけないのですけど、実はまだイントロの部分が決めきれてなくて困っています。今夜これからがんばって何とか固めてしまおうと思います。

 聞いてくださる方がちょっと笑って心を開いてもらえるようなイントロにしたいです。

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 実は「部材の作成」と「アニメ的な動きをつける作業」の間に2週間くらい、他の作業をできる余裕を作ったつもりだったんですけど、入院している親族の転院と、それにともなう妹の帰省が重なったため全部が吹き飛んでしまいました。「せっかくがんばったのに…」という心境でありまして、ちょっと落胆しているんですけど、いずれは起こり得ることでしたので納得して進めるよりほかありません。現実問題なかなかうまくいくものではありません。

アニメ化帝国〔マツモムシ(53)〕

 コオロギさんを捕まえたマツモムシさんのイラストです。

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 以下は日記的な記述です。

 雨の1日でした。夕方からはかなり強く降りました。びっくりするくらいでした。

 今週も月様から土曜まで入院中の高齢親族に面会をしました。

 リハビリをがんばってくれています。頭の方がハッキリしているので、あまり病人っぽくないのが救いかもしれないなと感じます。

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 以下はラジオ日記です。

 すべてNHKラジオ。

 ラジオ第1「文芸選評」、今日は俳句の日。「霧」が兼題。

 選者は俳人の星野高士(ほしの・たかし)さん。

 「牛さんたちが次々に霧襖(きりぶすま)に飲まれていく」という俳句が良いなと思いました。目に浮かぶようです。ちょっとおもしろい。

 私が住んでおります静岡県東部には「朝霧高原(あさぎりこうげん)」というその名の通り、霧がよく発生する場所がありまして、牛さんたちもたくさんいます。そこで見たことがある深い霧のようすを連想しました。

 「霧襖」という言葉は初めて知りましたけど、よい表現だなと思います。

 しかしネット検索で見た感じからしますと、俳句をたしなむ人にはよく知られている言葉っぽいです。

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 お昼の番組「ひるのいこい」も聞きました。

 ヴェンチャーズで「青春の光と影」を聞きました。

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 朝のNHK・FM「世界の快適音楽セレクション」も聞きました。

 本日のテーマは「暦(こよみ)の音楽」。渡辺亨さんの選曲でした。

 「MAMALAID RAG – カレンダー」が良かったです。とても良かった。番組進行のゴンチチのおふたりもおっしゃっていたことですけど、自然に心に入ってくるような音楽でした。

 あとは「Nara Leao – Vento De Maio(五月の風)」を聞きました。ナラ・レオンさん、良いですね。

 「ゴンチチ – 12月の水泳訓練」も聞きました。ちょっと無国籍風な音楽というんでしょうか。マーク・ゴールデンバーグさんとかを想起します。

 「優河 – 泡になっても」という曲も聞きました。今日聞いた中での一番の衝撃はこの曲だったと思います。良かったです。

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 今この文章は「クラシックの迷宮」NHK・FM、夜の番組を聴きながら書いています。映画「ゴジラ」の音楽の演奏。近年のコンサートの録音だそうで、重量感とキレの良さが同居する良い演奏。感心しています。