プレーリードッグ帝国〔01〕

 すみません。「タイトル」と「イラストの内容」が合致しておりません。

 チェーンブロックを使って重い岩を吊り上げようとしているイタチのオジさんのイラストです。

 先月の「イタチ・シリーズ」用のイラストを1枚多く作ってしまいました。間違えました。

 もったいないので活用したという次第です。

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 今日はいかにも梅雨っぽい天候の1日でした。

 ラジオでダイヤモンド・ユカイさんのお話を聞きました。

 NHKラジオ第1「ふんわり」より。

 月曜の番組パーソナリティーの山口もえさんがユカイさんとそのご家族の事情に詳しいことにビックリ。ユカイさんのブログをよくお読みなんだそうです。

 特に奥さんに共感することが多いらしくて。

 以前にユカイさんがラジオでおっしゃっていたことによりますと、買ってきた2段ベッドなんかも奥さんがテキパキと組み立ててしまうだとかで器用で要領も良いであるとか。今日の番組でもそんな類のことを紹介していたユカイさんでした。

 相変わらず別居生活は続いているようなんですけど、娘さんの夢をかなえるために奥さんと娘さんは大阪でスポーツ留学みたいな状況なのだというご説明でした。下の双子のお子さんは中学生だと知って非常に驚きました。

 その他、ユカイさんのお話としてはポジティブに生きようというメッセージだったと思います。その通りだなと思いました。

イタチ帝国〔30〕

 ロードローラーを運転するイタチさんのイラストです。

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 朝に軽い荷物を運搬する作業をしました。

 きのうの買い物で買い忘れが1点あったのです。

 ちょっと疲れていたのと、ラジオ番組「現代の音楽」において川島素晴さんが近藤譲さんの作品について話し始めたところでしたので「午後からでいいや」って思ったんですが、雨雲レーダーを見ると富士川の向こうまで雨雲が来ていました。すぐそばです。「じゃあ明日でもいいや」って思ったんですが明日も雨が降るという予報でしたので急いで行ってきました。

 しかし結果的には雨に降られず。しかもお昼以降も雨が降らなかったようです。アテが外れましたけど、まぁいいです。

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 以下はラジオ日記です。

 きのうの夜は團伊玖磨さんの歌劇を聞きました。

 NHK・FM「クラシックの迷宮」。

 「ききみみずきん(聴耳頭巾)」を聞きました。

 後半は「夕鶴」を一部分だけ。

 しかし「夕鶴」を聞くとやっぱり全てが吹き飛んでしまう感じ。

 團さんが番組の片山杜秀さんに生前に直接話された内容としては自作の歌劇はどれも可愛くどれも長く聞かれて欲しいとのことだったという興味深いお話を伺ったのですけど、「夕鶴」はちょっと仕方ないですよね。なんかもう訴求力がすごい。「愛」に一点集中する感じが胸を打ちます。ふと思いましたけど腕に覚えのあるソプラノ歌手の人なんかは「アタイの“おつう”をみんなに聞かせたい」とか胸に秘めてる人が相当数いるんじゃないでしょうか。想像ですけどね。

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 上に述べました通り、「現代の音楽」は途中までしか聞いていません。その前番組の「ビバ!合唱」は全編聞きました。今日は「アヴェ・マリア」を様々な作曲家がこしらえたものを聞くという趣向。私にとってはあまりわからない世界ですけどごちゃごちゃ言うよりもとにかくたくさん聞いた方が良い。心が洗われるような曲がやっぱり多かったです。単旋律でレンジを広く取るっていう設計のものが多かった気がします。これは最近に仕入れた知識でいうカトリックとプロテスタントの世界観の違いに根ざしたものなのか無知な私にはわかりませんが。

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 「名演奏ライブラリー」。指揮者・若杉弘さんの名演をまとめたものを聞きました。

 またもや想像ですけど、番組の満津岡信育さんと番組スタッフの方が若松さんの業績をバランスよく紹介してくださったのではないかと思います。

 やはり私としましてはウェーベルンさんの「目の光」と「パッサカリア」。良かったです。それとマーラーさんの「花の章」。こちらも素晴らしくて。あとは武満徹さんの「精霊の庭」。こちらは正直「わかった!」って感じじゃないんですけど満津岡さんもおっしゃっていた「後期の武満さんに見られる色彩感」という点は堪能できる演奏だったと思います。そこは素晴らしかったと思います。

 良かったので聞き逃しサービスで全部聞きました。

 私にとっての若杉さんって「現代音楽でよく見る名前」って感じでしたけどそれだけじゃない。しかし演奏するにおいてはかなり攻め込んだ意欲的な構成をする人だったんだということもわかりました。そういう人だったから現代音楽も多く振ったのかもしれないなという感想です。

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 NHKラジオ第1「子ども科学電話相談」も聞きました。

 今日の内容は「はたらく細胞」という作品が学童諸氏の心を強くつかんでいるという現状を知りました。

 あとは素朴な質問の他に、自分で進めた研究をもとにしたレベルの高い質問もあって楽しく聞きました。

イタチ帝国〔29〕

 大きな工具をもっているイタチさんのイラストです。

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 本日は朝から重い荷物を運搬する作業をしました。

 小雨が降っていて軽く濡れましたが無事に済ませました。

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 以下はラジオ日記です。長いです。

 NHK・FM「世界の快適音楽セレクション」を途中から聞きました。今日の選曲テーマは「エンジェルの音楽」でした。選曲者は湯浅学さん。

 ザ・フォー・フレッシュメンの「エンジェル・アイズ」を聞きました。ジャズコーラスっていう感じだったでしょうか。良かったです。番組進行のゴンチチのゴンザレス三上さんの選曲でしたが、チチ松村さんも同じ曲を選んでいたということでした。どちらもお好きなんだなと思いました。

 その他にはジミ・ヘンドリックスさんの「エンジェル」を聞きました。私も大好きな曲でありまして、「クロスタウン・トラフィック」の次くらいに好きです。あとは「キャッスル・メイド・オブ・サンド」「バーニング・オブ・ザ・ミッドナイト・ランプ」とかですか。ヘンドリックスさんというと激しいギタープレイの人っていう認識が大きいかもしれないんですけど、私にとってはミドルテンポも非常に良い人っていう位置です。しかし今日の放送を聞いて「エンジェル」という曲が元は未発表だったと初めて知りました。確かに私はこれをベスト盤で聴いて知りましたからね。文脈を詳しく捉えられていませんでした。

 あとは一応書いておこうと思うんですけど、日本のバンドであるカーネーションの「エンジェル」という曲も聞きました。どうなんでしょうね。私は一人で音楽を聴く時間が長いというかそればっかりですので世間一般における捉えられ方というのがわからないんですけど、面白味がなくて変な部分に真摯なバンドというふうにカーネーションを捉えています。今日聞いた曲なんかもまさにそんな感じでした。

 湯浅学さんといえば、昔に見た雑誌の記事でザ・ローリング・ストーンズの全アルバムについて解説していたことがありました。文章の他にチャートも作られていて項目ごとに5点満点で評価されていたんですね。その項目というのがユニークで、確か「間抜け美」というのがあったと思います。私はけっこう驚いて、「間抜けさ具合」を評価軸とする視点を学びました。もしも当ブログを長く見てくださっている方がいらしたら、この私が「間抜け美」という評価軸に大きな影響を受けていることが伝わるかもしれません。そうなんですよ。それと若い頃に所属していたバンドのリーダーが言っていた「スカム・バット・ナイス(もう最悪だけどイイね! みたいに捉えてます)」っていうのも合わせた感じですけど。

 しかしその「間抜け美」っていう点に当てはめてみるとカーネーションはちょっとなぁっていうのが私の感想です。

 ただし非常に優秀なバンドですので信奉者が多いのもまた事実でありまして。悪い人たちじゃないのでそのままでいてほしいと思いますけど私個人はそういう人を見つけたら極力距離を置くようにしています。ケンカになってもイヤですし。

 私が住んでいる富士市内のライブハウスでも最近はカーネーションのファンの人というかコピーバンドをしているという別格にお好きな人がライブ企画に携わって何度かライブを開催しているんですが、私がその場所に足を踏み入れることは絶対にありません。これは誓って言います。別にこんなことを誓わなくても良いんですけどね。

 調子の良い日でも5人くらいしか見にこないブログですのでここに書いても無意味かもしれませんけど、もしも関係者の人が読んでらしたら「ジミーさんスゴくきらわれてますよ。何かしたんですか?」みたいにやんわり伝えてくださると幸いです。別に何もされてませんけどね。

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 続きましては私にとっての「エンジェルの音楽」を記述しておきましょう。これは悩みました。好きな曲が多いです。番組で三上さんも似たようなことをおっしゃってましたけど。

 ですんで厳選しました。大量に羅列しても仕方ない。

 やっぱり最初はノイ!。最近ラジオ番組で「ジャーマンロック特集」を聞いてから頭がそっちに行ってるんですけど。

 Neu! 「Lila Engel (Lilac Angel)」ですよね。もう最高に好きです。私の自作曲でもちょっとこの感じをパクってる感じのがありまして、ライブ会場でギターを鳴らして実践したいと考えていたりします。後半のドラムが強くなるドンパン節なパートも大好きです。

 あと私のガラじゃないかもしれませんけど、Nick Lowe (And His Cowboy Outfit)による「Darlin’ Angel Eyes」です。この軽いヴォーカルとこれまた軽いオルガンサウンド。最高です。アルバム「The Rose Of England」ね。これは好盤でした。

 あとはね。いきましょう。恒例「オール・ザ・ヤング・シンセポッパーズ in 80s」ですよ。

 「Psyche – Secret Angel」。これは94年作みたいなんで80sじゃないんですけどね。男性二人組というところまではわかっているんですけど、たぶんカナダの人たちだと思うんですけど確信を持つに至っておりません。他にも佳曲が幾つかあったと思います。

 あと楽曲的な強度としてはちょっと落ちるんですけど、ラジオでテックスメックスなんかの連なりを聞いた後ですのでメキシコはティファナのバンドも紹介しておきましょう。

 「Neo Danza – Diablo, Angel」です、89年の作だと思います。このNeo Danzaというのは基本的には他のバンドのカバーが主な活動であったようなんですけど、挙げた曲はオリジナル作品です。カバーとしてはスペインのAviador Droが好きだったみたいでたくさんカバーしています。Aviador Droというのはスペインのディーヴォみたいなバンドです。かなり古いバンドでありまして、今も活動中ではありますけど全盛期はサイド・プロジェクトなんかも含めてたくさん創作していたみたいです。中心人物の人がおそらくバイタリティのカタマリみたいな人なんだと思います。若干粗製乱造気味なところはありますけどその中でも及第点は打ち出すっていう点で私は信用しています。

 あとはニューウェイヴ方面に移りましょう。「Amy Angel – I Hate Being In Love」。この曲はかなり知られた存在みたいです。私はこの数年で初めて知りました。元はドイツに住んでいた女の人がおそらくパンク・ムーヴメントに触発されて「えらいこっちゃ。ロンドン行くしかない!」って感じで渡英して始めた音楽活動、そんなイキサツみたいです。基本的知識としてこの手の人たちはだいたいフェミニズムを表明する立場ってことを頭に入れておくと理解しやすいと思います。私が好きな人たちはそんな人ばっかりですけどね。「アタイらいったい何のために生まれてきたと思う?」みたいなそういう問いかけかだと思うんですけど。Stefさんっていう人なんですけど、むしろおそらく「the Petticoats」での活動で知られているかもしれません。ザ・ペチコーツ。女性が女性たるゆえんみたいな部分を起点にしていると思うんですけど。たぶん代表曲は「Allergy」と「Normal」です。81年の作。ガチャガチャしてますけど基本的には非常にポップだと思います。

 一応最後にちゃんとしたところに戻しておきましょうか。

 the Petticoatsには同名の違うバンドが存在します。

 「the Petticoats – Surfin’ Sally」なんですけどね。音楽的にはサーフィン・ホットロッドです。典型的といっても良いでしょう。聞けば一発なんであえて書くまでもないですけど。CD2枚組の「 Surf Bunnies & Hot Rod Honeys」っていう盤に収録されていました。

 他にも同盤に収録のちょっと良い曲がございますのでこの機会に記述しておきましょう。

 「Carol Connors – Yum Yum Yamaha」。イイですね。これはもういうまでもなくヤマハ発動機のプロモーションでしょう。事実、シングルのB面は広告だったみたいです。とはいえ非常にキャッチーです。詳しい人ですと「アレね。リトル・ホンダの向こうを張った。そんな感じでしょ」って感じです。そこまで言われちゃうと私が言うことの多くは残りません。たぶんそんな感じだと思います。ホンダの方は自発的な創作であってプロモーションでは決してないんですけど。しかし今回せっかくなんで調べてみて驚いたんですが、歌っている人、Carol ConnorsさんはThe Teddy Bearsで歌っていた人なんですね。The Teddy Bearsといえば、私のような「“良心的な音楽ファン”を持って任ずるクズみたいなバカどもが非常に嫌い」な人間でもさすがに知っています。フィル・スペクターさんと一緒にやってたワケですよ。ポピュラーミュージックの歴史ですよね。同時にConnorsさんご自身が優秀なソングライターでもあることも知りました。

 本日は以上です。ありがとうございました。長い文章書きましたがNHK・FM「クラシックの迷宮」の時間に間に合いました。それではまた明日。

イタチ帝国〔28〕

 資材を渡そうとしているイラストです。

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 強い雨が降る1日でした。

 NHK・FMの民謡系ラジオ番組「出会いは!みんようび」を聞きながらお昼ご飯を作っていたのですけど、雨足が強くてあまり聞こえず。さらに気象情報が度々入ったため全貌がつかめず。

 今日は県内でも特に浜松の方でひどく雨が降ったようです。

 つい最近も強い雨が降ったばかりですけど、なんだか大雨が普通に降るようになっているようで心配。

 「出会いは!みんようび」に戻しますが、ここからラジオ日記なんですが、今日は「岩手県スペシャル」でした。

 本放送では聞き取りにくかったので「聞き逃しサービス」でちゃんと聞きました。

 「一寸きま(ちょっときま)」という曲を聞きました。「ちょっとの間」という意味だそうです。おしゅうとめさんがいない間にちょっとおしゃべりしましょう、というような若いお嫁さん同士の楽しい時間が描かれているとか。「チャグチャグ馬コ」の元歌ともいわれているそうです。アメリカにおける古いブルースなんかと同様にひとつの曲の改作、そんなものが連綿と続いて洗練されていくケースが日本の民謡にもあるのだな、ということらしいです。のどかな良い曲でした。

 それとスタジオ生演奏を聞きました。「外山節」です。

 番組を進行する森口博子さんの歌唱と、浅野祥さんの三味線伴奏で聞きました。伸びやかでありつつコロコロと軽やかというか広々とした柔らかな感じがよく出ていて良い演奏でした。森口さんと浅野さんの素直な発声の相性がよく作用していたように思います。浅野さんは津軽三味線の方ですけど音楽性が広くて、叩くような演奏の他の表現も非常に達者な方だとわかりました。三味線の音色にしても強い基音の他にも倍音が豊かに鳴っていて素晴らしい楽器だと思いました。収録に使用したNHKのスタジオの音響が良いというのもありそうです。良い録音でした。

 ちょっとズレますけど龍泉洞のお水が登場したのですけど、「子ども科学電話相談」でも龍泉洞の名前を聞いたところでした。昆虫学者の小松貴(たかし)さんが、絶滅したのかもと思われていた小さな虫を発見したというお話でした。思い出しました。たしかホンドワラジムシです。龍泉洞で発見されたままになっていたのが周辺の地面の下でまだ生きていたということでありまして。地下に住む虫の性質を熟知した小松さんの推理が的中した。しかし世間的な注目度はさほど高くなかったというご本人の弁が面白かったです。

 最近は私もムシのことを考えている時間が長かったんですが、ふと今日になって放置状態にあった短い曲に歌詞がつきました。ムシの詩です。

 またもや非常にバカバカしい詩ができて我ながら呆れました。バカバカしいけど中毒性はあるなという曲になりそうです。

 なりそうです、というのはちょっとオケを作り直す必要があるというか、もともと歌詞をつけてちゃんとした曲にするつもりもない、そんな曲が私は多いんですけど、詩がつくことで曲の方向性が定まりますと、手直しが必要になる部分がチョコチョコ発生します。しかしここまでくればそんなに苦でもありません。