プレーリードッグ帝国〔21〕

 こどものプレーリードッグさんがごはんを食べているイラストです。

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 めちゃくちゃ暑い1日でした。

 なんでも私が住んでいる富士市のお隣の静岡市では40度手前まで行ったようです。全国でも一番気温が高かったんだとか。

 体調維持に気をつけたいです。

 日記的な記述ですが、朝に月イチの側溝そうじ。ついでに庭の雑草の除去をしました。

 それと汗をたくさんかきました。

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 きのうの夜に録音しておいたラジオ番組「クラシックの迷宮」を聞き返しています。

 フェルッチョ・ブゾーニさんの没後100年だということで特集。

 かなりおもしろい人だったんですよと番組の片山杜秀さんに紹介していただきました。

 どうやら私の生まれた1966年からちょうど100年前に生まれて、今の私の年齢と同じ58歳でお亡くなりになったとか。

 イラストを描きつつ、きのうの放送を聞き返してみます。

プレーリードッグ帝国〔20〕

 せわしなく食べているプレーリードッグさんたちのイラストです。

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 朝から暑い1日でした。

 ブログ用イラストの生産がうまくいきました。数日ほど別の作業をしようと思います。

 気づけばもう7月も20日。これはマズい。予定ではもう少し進められるつもりだったのに。

 倒れない程度にがんばろうと思います。

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 ラジオ日記です。

 NHK・FM「世界の快適音楽セレクション」を聞きました。

 今日の番組テーマは「音楽の自由時間 その1」ということでした。フリーテーマってことですかね。

 選曲担当は藤川パパQさんでした。
 「The Singers Unlimited – More I Can Not Wish You」という曲を聞きました。

 素敵なコーラス。しっとり聴かせるが曲構成は凝っていて、それらを何気ない感じで自然に聴かせる力量を感じました。素晴らしかったです。多重録音を活用した四人組だそうです。ゴンザレス三上さんは「ウエハース・ミュージック」っておっしゃってましたけど、積層する歌声っていう意味とか、きらびやかというよりもツヤがあるって感じでしたかね。ちょっとお砂糖がまぶしてある。そんな受け取りだったのかなと思いました。

 「Jimmy Rogers – Sloppy Drunk」という曲も聞きました。非常に良かったです。ブルース曲。文句無しでした。1970年の録音。曲タイトルを和訳しますと「だらしない酔っ払い」であるとか。番組のゴンチチのお二人もおっしゃっておりましたが、だらしなくはなくて、良い演奏でした。間奏におけるブルースハープの伸びやかさ。全体的には立て込んだリズム。楽しかったです。
 「榎本健一 – 月光価千金」ご自身のヒット曲を歌い直した再録音でしたが、非常によく歌えていることと、楽曲に対する新鮮な気持ちがみなぎっていたように思います。アドリブなんかも入れたりしますので、鮮度がご自身の中でも落ちなかったのかなと思いました。

 「清水靖晃 – カラッポの部屋」という曲も聞きました。前にこの番組で聞いた清水さんの曲と言いますと「空間を埋めなさい」でしたでしょうか。ちゃんと調べずに書いてますけど。清水さんはもしかしたら部屋であるとか空間とかの仕切られた環境を背景にしたなんていうんでしょうね。私は清水さん自身の“気配”、それがお部屋に満ちていくというような、マとにかく詳しくわかりませんがもしかしたら空間を描ける希有な音楽家であるのかもと思っていますけど、何しろまだ不案内ですので滅多なことは言えません。

 順番が前後しますが、「伊福部昭 – SF交響ファンタジー第1番」も聞きました。伊福部さん生誕110年。ラジオ番組「クラシックの迷宮」でも業績を振り返りまして私も聞きました。北海道にいらした際の生活であるとか人々との交流、特に大学の後輩の方に送った激励。確か自作の曲の楽譜を託して非常に前向きな、小さくまとめるなよみたいな感じでしたかね。伊福部さんのご性格の一端を知れたのではないかと感じました。

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 ここから別のラジオ番組になります。

 NHK北海道放送局が放送している「北海道のなにか」。

 「聞き逃しサービス」で聞いたんですが、この春から始まったんだと思いますけど月イチの番組でありまして、ボーッとしてると聞き逃してしまうんですよね。私はようやく2回目です。

 これは神門光太朗(かんどこうたろう)アナウンサーが北海道各地を訪れて、そこにいた人と交流するという内容が一つの柱になっています。

 今回は土日の2日間を活用して、十勝地方の音更町(おとふけちょう)を訪れた際の内容。鉄道と路線バスという公共交通機関を駆使した移動だったみたいです。

 犬の散歩中の奥さんと打ち解けてご自宅の前の路上でフルート演奏を聴かせてもらうという局面あり。

 楽曲は「赤いスイートピー」。見事な演奏。なにかのオーケストラに所属しているということだったと思います。明るいかたでしたが、愛犬さんは無口でお声は聞けず。名前は「いろは」。由来としては日本の音階名にちなむんだそうで非常に音楽的な方。ご自宅でピアノ教室をされているということでした。

 その方のご親戚もまたとても音楽的な方でした。

 豆腐屋さんをされていて、お父さんがママさんコーラスを組織していて息子さんが指揮で奥さんとお孫さんが団員だったかなと思います。お店で神門アナに対応した方はお父さんの娘にあたり、ご自身は帯広交響楽団でヴァイオリンを弾いているということでした。

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 番組を聴くに十勝地方というのは大豆がよくとれるようです。

 それで納豆は地場の産業なのだということでした。お店の方もおっしゃっていたことなんですが。

 無口な愛犬さんも納豆が好きだと明るい奥さんがおっしゃってました。

 神門アナのラジオ番組というのは過去にもございまして、そちらは北海道全土ではなくて十勝地方に限定したものだったんですが、その際には確かお豆腐屋さんのお話を聞いた覚えがあります。

 障害のある方と一緒に住んでお豆腐を作って売っているということだったんですが移動販売をしていて、お釣りの計算はできないけど対面販売をするのは好きだという男性が出てらしたと思います。

 つまりお豆腐っていうのもあれは地場の産業だったんだなと今日になってようやく理解しました。

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 そんなラジオ番組でありまして、地場を尋ねつつ出てくるお話は音楽的。「音更の「音」は音楽の「音」なのか」ってことでしたけど、普通に出会う人も「十勝は音楽が盛んかも」みたいなことでしたので本当なのかもしれません。

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 コーヒーを飲めるお店に入ってみたらそこのご主人の息子さんが忌野清志郎さんの専属PAであったとか。その後、渡米しローリング・ストーンズのワールド・ツアーの音響スタッフになり東京でも仕事をしたということで非常にのけぞりました。

 やっぱり忌野さんの現場で良い音出せてたらローリング・ストーンズでも通用するんですね。いやしかしこれはなかなか。なるほどねぇ。

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 他には農業の様子であるとか農産物を囲む食育活動のお話、しかし元は火山灰地であった十勝の地であって土壌改良には苦難の歴史があった。それらをまとめた戯曲もあるということでした。

 その他、軽い話題としてはおそらく神門アナ手作りの周囲の同僚アナウンサーの音声をサンプリングして組み上げた労作「北海道のAIアナウンサー・検索システム」が稼働する様子なども聞けました。

 来月は遠軽町(えんがるちょう)に伺う予定であるとかでした。ここがまた伊福部昭さんゆかりの地であるようなんですよね。

 そんなワケで後半は伊福部さんから北海道なラジオの話題ということで記述してまいりました。以上です。ありがとうございます。

プレーリードッグ帝国〔19〕

 ごはんを食べているプレーリードッグさんのイラストです。

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 きのうの夜から11時間近く寝ました。

 ちょっと疲れていたみたいです。

 今日は机の前でおとなしくして、ブログ用イラストの生産を行いました。

 午後から1時間ほど町内会のお仕事で外出しました。

 市内の弁護士の先生の事務所に4名で行きました。

 「市道化委員会」です。町内に残る私道を解消し、市へ移管しようと活動しています。

 亡くなられた方の土地というのがございまして、つまり相続人の人がたくさんいる。しかしどれくらいの地権者がいるのか、どこにお住まいなのか。そこで弁護士のお力を借りるしかない。というところまで来ていたんですけど、調査ができましたとの報告を受け、それではこれからどうしようかという対応についての協議であるとか提案であるとかの話をしてきました。

 相手のあることですのでまだまだ先行き不透明ですけど、方針をまとめてお願いしてきました。

 気になる相続人の数なんですが、絶望的なほど多くはなかったです。ひと安心。

 ごく狭い土地、というか道路なんですけど、さらに資産価値であるとか納税の義務はゼロという土地なんですが、そこにけっこうたくさんの人たちの地権というのは確かにあるわけで、町内会としてはキチンと進めていくしかありません。

 スムーズにいけばよいのですが、いかない場合はもうちょっとお金がかかるということですので何とかうまくいって欲しいです。

 何度も書くようですがこの問題については20年前とか30年前とかにキレイにしておくべき問題だったのになと、毎回思います。

プレーリードッグ帝国〔18〕

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 ラジオ日記です。

 NHKラジオ第1お昼前までの番組「ふんわり」が面白かったです。

 木曜パーソナリティ六角精児さんによる選曲で「9時ロッカク・フェスティバル」略称「クジロック」。

 9時から11時までの2時間企画。

 私はロック・フェスティバルという場に足を踏み入れたことがありませんが、大きなエリアの中に複数のステージがあると聞きます。そんな構造をラジオ・プログラムに置き換えたかのような選曲構成でした。

 コージー大内さんという方の「オヤジ・プリーズ・ドント・ゴー」という曲が面白かったです。ブルース・ファンの多くが知る「プリーズ・ドント・ゴー」を独自に日本語化。途中、語りによるフェイクを交えるなど本邦化が著しい楽しい世界でした。

 全部書くと長くなるのであとは要点のみ。

 ちあきなおみさんの「喝采」。すごかった。中野サンプラザにおけるライブ演奏。74年。

 スティーヴィー・レイ・ヴォーン&ダブル・トラブル「マリー・ハド・ア・リトル・ラム」。素晴らしいエレキギターの弦の鳴り。この人確か太かったんですよね。弦が。加えて弦高も高かったとか聞きますけど。バーン!と登場して若いうちに亡くなっちゃった天才のひとりですね。実に惜しい。体が悪かったとかじゃなくて事故で亡くなられたっていうのが本当に悲劇です。わかりませんけどずっとコンスタントに良い演奏者であり続けたんじゃないかと思いますけど。人生一寸先は闇とはいえ、あまりに切ないです。

 あとはこちらは六角さんの選曲ではなかったと思いますけど石川セリ「八月の濡れた砂」も聞きました。非常に良かったです。

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 ネットの動画サイトでパール兄弟というバンドのメンバーであるバカボン鈴木さんのお話を聞きました。聞き手は同じくパール兄弟のヴォーカリストであるサエキけんぞうさん。

 鈴木さんはベーシストなんですが、お坊さんでもありまして。確かまだ私が20代の頃の髪の毛がフサフサしていた頃に見た雑誌の記述によりますと、「鈴木さんは「ちあきなおみ」さんのツアーだかに参加して、合間にちあきさんのお話を聞いて差し上げたりしている」という知識を得た記憶がございます。

 私も鈴木さんがお坊さんだということは知っていたので、「やはり徳の高いお坊さんともなると迷える衆生のおひとりまでも慈しみをもって真摯にケアする日常なのだな」と思っておりました。

 しかしサエキさんとのやりとりを聞いているとかなり実像はかなり違っていたようです。少年時代の環境であるとか家庭環境であるとか。鈴木さんは三軒茶屋の人だったらしいのですけど、どうかすると同じく都内の少年だったECDさんの生育環境ともあんまり違わないようなけっこうブッ壊れた感じ。意外でした。

 現在公開されているのはまだ高野山高校に通って宿坊に生活しつつ宿泊客の人たちのお世話をしつつ高校にも通う。その後、大学へ。というあたりまでです。

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 あとは今朝のことになりますけど、アメリカに住む中国系の若い男性の音楽プロジェクトであるジンジャー・ルートの楽曲の新しいミュージックビデオを見ました。

 楽しいビデオでした。日本の文化が好きだというジンジャールート。先週でしたか、NHKラジオ第1の午後の番組「まんまる」にもゲスト出演されていました。かなりよい内容でした。番組制作の人の中にファンがいるのかもしれません。よく調べていて深いお話が聞けました。映像表現に対するこだわりと、ライブ演奏においてもあたかも自分の作ったビデオ作品の中に入り込んでいるかのような体験を提供したいなど、私も通り一遍は彼の話すことを見ていたつもりだったんですが、「そうなのか」と感心しました。まだまだ彼の中には埋まっているものが多そうです。

 映像面のみならず、楽曲の構成についても非常にいろんな要素が詰め込まれていて、彼の「ちょっと古い音楽」に対する愛情の深さが伝わってきます。

 YMOがフェイバリット・アーティストのうちのひとつだということで、その核心は「グルーヴが優れている点にひかれた」ということを言葉を選びつつも確信をもって語ってくださいました。

 折しも私も本日はラジオ番組「ふんわり」内にて「ファイヤクラッカー」のライブ演奏の録音を聴いたわけなんですが、これは本当にグルーヴィーで優れた演奏でした。

 お話を今朝に見たジンジャールートの新しいミュージックビデオに戻しますが、日本のシンガーソングライターである「アマイワナ」さんが大活躍。以前のビデオの内容ともつながりつつ、人々の生活が同時に進行する中での出来事というか、ちょっとした騒動が愛情深く描かれるというようなものだったと思います。良いですね。

 アマイワナさんは「聖子ちゃんカット」っていうんですかね。彼女自身の活動におけるライブ映像を見るにつけ色んな髪型をしているのでどれが地毛なんだかわかりませんけど、とにかく80年代のアイドルのオマージュっていうんですか。そうした映像を撮るには最適な人材。

 せっかくなのでアマイワナさんご自身の活動について私の感想を書いておこうと思います。

 ニューウェイヴで素っ頓狂な感じが濃厚で私は好きです。

 自作の楽曲の一つには「若い女の子が“装う”ということについて」の考察というかステイトメントみたいなものがあったと思います。「誰かの気を引こうとしてこうした格好をしているわけじゃない」「着ること自体がその目的」みたいな感じでしたでしょうか。とても良い主張だと思います。とりわけ若い時分なんて「こんな服が着たい!」っていうそれ自体が目的。確かにその通りなんだと思います。

 年かさの人間としましては若い人たちの装いに対して眉を吊り上げてみたり何かひとこと言いたくなってみたり。もちろん何か言うのも良いんですけど、やさしく見てあげられたらなって思います。広義の「トライ・ア・リトル・テンダネス」ですよね。オーティス・レディングさんの楽曲タイトルなんですけど。