「イラストとマンガ」カテゴリーアーカイブ

マルチーズ帝国〔6〕

 本日は「富士山女子駅伝」の当日でした。

 私も交通ボランティアの一員として参加してきました。

 コロナ渦を経まして、すっかり以前の様相が戻ってきたなと感じました。

 沿道の応援の人たちの数といい、歓声といい。制約なしに応援できるのは良いものです。

 上のお写真は沿道に応援の人たちがまだあまり来ていない時刻のものです。

 富士山もよく見えて良かったです。

 気温がかなり上がってきまして、空気の透明度という点ではいまひとつかな、という気もしましたけど、雲ひとつない快晴でしたので99点というところでしたでしょうか。

 良い1日でした。レースの結果みたいな部分はまだ私は調べていなくてわからないのですが。

 私の個人的な意見ですけど、駅伝の交通ボランティアというのは、駅伝自体にはさほど詳しくない人が向いているような気がします。なにしろレース中は選手の人たちに背を向けているので全然見えないんですよね。

 それらは別として、チームの人たちや関係者の人たちが富士市や富士宮市を訪れて、そして当地を気に入ってくれると良いなと思います。

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 今朝は重い荷物を運搬する作業に従事いたしました。

 いつもより1時間早くスーパーマーケットが開店する日でしたので、私も早めに行ったのですけど、とてもとても混雑していてビックリしました。

 買い忘れたものがありましたので、駅伝ボランティアを終えたその足でもう一度スーパーに行きましたけどその時刻になってもお客さんがわんさか詰め掛けていて大変でした。年の瀬を実感した次第です。

 そんなわけで今日は色々とありまして疲れてしまいましたので早めに寝ようと思います。みなさんご機嫌よう。

マルチーズ帝国〔5〕

 マルチーズの「ぽっちゃん」がゴールテープを切る瞬間を図化いたしました。

 本日のブログの内容も「富士山女子駅伝」関連です。

 いよいよ明日です。私は家事なんかも含めて朝から忙しい予定です。

 駅伝に戻しますが、ゴール地点は富士市の陸上競技場です。テープを切った選手の背後にちょうど富士山が見えるというつくりになっています。

 テレビなどで観戦したことがある方ならばご存知ではないでしょうか。

 明日の天気というか、富士山の見え具合も気になるところです。

 しかし選手の「前方には何があるか」、そこに想いを馳せる方は少ないのでは………。まぁ当たり前ですね。

 しかしですよ。ちょっとしたものが存在するのです。

 イラストにしました。

 真ん中のグルグルが競技場です。

 赤い矢印は、選手の人たちが競技場に入ってくる経路です。

 野球場やテニスコートが近くにあるんですけど、下の方を見ると「古墳」があるのです。

 3つあります。

 そのうちのひとつは「出入り口が上の方についている」という変わりダネです。

 こんなこともあろうかと、先月のうちにお写真を撮ってあります。

 右側が競技場の裏口と申しますか、出入りができるようになっている大きめの門です。正面が、古墳が存在する公園です。

 規模としてはそれほど大きくなくて、おそらく近所の人たちの利用が主であろうと思います。

 小ぶりな古墳です。

 見た感じですと、ほとんど競技場の塀にくっついているようにも感じられます。

 以前にチョロっと調べただけの知識ですけど、大和朝廷のお触れとして「もうこれからは古墳の時代じゃない」ってのが出された後に作られたものだと思います。朝廷直轄の立場の人たちは従ったと思うんですけど、それ以外で有力だった人たちに古墳に対する憧れがあったのか、「死後においても存在を誇示できる感じ。イイね。」って思われたのか知りませんけど、地方においてはチラホラ作られたみたいです。小さめのものが。非合法(?)な感じですね。そんな中のひとつなんだろうか、と私は思っています。

 上のお写真の古墳が「出入り口が上の方にある」というものです。

 たまにこうした形式の古墳があるみたいです。

 現状としましては鉄のフタがしてあります。

 以上のような感じです。

 「富士山女子駅伝の選手がゴール到着した際の目線の向こうには古墳があるよ!(競技場の外側になりますが)」というお話でした。

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 日記的な記述ですが、今日は家でゆっくりして明日に備えました。

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 ラジオ日記です。

 NHKラジオ第1「子ども科学電話相談」を聞きました。

 猫が座る前にクルクルッと、あたりをターンするのはナゼかなという質問。

 野生の動物だったから、その場を整えたり、危険がないか確認しているのであろう、という回答でした。面白かったです。

 カバの骨密度は高い、つまり重い。脂肪はそれほどついていない。水に浸かっている際に体が浮かばない。浅い川に住んでいる。という知識も得ました。

 その他、「こころとからだの質問」として、思いとは裏腹な言葉が時として口をついて出てしまうのはナゼなのだろうという質問が興味深かったです。

 いろいろな気持ちや思いが複合しているのであろうということでしたけど、ひとつひとつを切り分けていくと、単につむじ曲がりであるとかではなくて、人と人との関係性であるとか、自分にそのとき課せられている、期待されている事柄についての自覚などが作用しているのでしょう、という回答だったかなと思いました。

 別の質問の回答としては自分のその時その時の感情や心のうちを絶えず自分で分析するのも大事だよと学びました。

マルチーズ帝国〔4〕

 本日のイラストは、今週の土曜日の「富士山女子駅伝」に関係するものです。

 レースも終盤。1キロを切ったあたりを図化いたしました。

 選手の人たちが、最後のがんばりを見せているところです。

 富士山を目指して登っていく経路ですが、陸上競技場に入るために角を曲がります。まさにソコ。私の住んでいる場所からも近いのですけど。

 上のイラストは葛飾北斎さんの「富嶽三十六景 駿州片倉茶園ノ不二」という版画です。

 ネットから画像をお借りしてきて貼り付けても良いのですけど、せっかくですので、主線だけ自分でトレースしてみました。

 色合いとしては、元の画像をボカして重ねたという感じです。

 何が描かれているのかを私なりに吟味する作業としても役立ちました。勉強になります。

 お茶の摘み取りから出荷までを、見る人に伝える目的もあったのだなと思いました。私が数年前に読んだ解説文によりますと「このころのお茶っ葉は茶色だったので、その辺りもそのまま表現されている」ということでした。

 この「駿州片倉茶園ノ不二」という絵は「どの場所がモデルになったのか?」という点において長くナゾであったようなんですけど、近年の研究では、まさに上の画像で描きました「富士山女子駅伝のランナーが角を曲がるあたり」をも含むのではないか、ということです。

 それでは「片倉(かたくら)」とは、どのあたりなのでしょう。イラスト内に「日の丸」の旗を立てました。おおむねそのあたりが片倉と呼ばれていると思います。(表現がアヤフヤなのは私の住んでいる場所から数キロ離れているので自信がないからです。小学校区としてはおとなりになるので付き合いがない、というのもあります)

 「片倉」というバス停があるのです。

 今日はくもっていて富士山が見えませんでしたが、本来であれば写真中央のあたりにドーンとそびえています。

 バス停に貼ってある紙には「駅伝の開催中のその時間内はバスは運休です」という内容のお知らせが書かれています。

 まとめますと、「富士山女子駅伝」というのは、昔からのお茶どころを富士山目指して走る。そんな経路なんだなというのがお分かりいただけるかと思います。

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 富士市内におきましては「富嶽三十六景の中の1枚が、どうやら富士の北のほうらしいぞ!」というのは、ちょっとした話題になりまして、市としても子供を集めたりしてイベントなんかが行われたのが数年前です。

 私としても「ブログ用のイラストとして描きたい」と、この数年ずっと思っていたので、やっと描けて安心しました。

 それに「富士山女子駅伝」直前。というタイミングも良かったなと思います。

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 ところで、今年の私の「富士山女子駅伝」ボランティアとしての持ち場なんですけど、このイラストよりは数キロ南です。

 東名高速道路のトンネルをくぐりまして百数十メートルって感じですかね。

 このへんは晴れていれば富士山が大きく見えます。

 以前の当ブログにおいて「中学の時の美術部の先輩が本屋さんの店長をしていたのだが、自ら死を選んでしまった」というお話をしましたけど、奇しくもその(元)本屋さんの南側のおとなりのビルの前です。

 何の因果かわかりませんけど、しっかりつとめようと思います。

 今その先輩はおそらく地獄にいて、尖ったヤリでつつかれたり、鬼に火あぶりにされたりして忙しいと思いますけど、地獄にも休憩時間があるかもしれませんので詰所でフジテレビ系で中継を見て欲しいと思います。

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 日記としては重い荷物を運搬する作業をお昼過ぎにしました。年末の準備で忙しいです。

 その他、今日のブログに載せるための写真を撮りに朝に外出したりしました。

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 ラジオ日記としては、NHKラジオ第1「ひるのいこい」において北海道は江別市の農協だったかそういう関連の施設でエゾリスが多く繁殖しているようだ、という情報を得ました。

 それとお昼前の帯番組「ふんわり」を聞きました。今年最後の放送であり、特別企画として番組に関わる5人のパーソナリティーと、ふたりのアナウンサーが総出演という豪華な内容。

 伍代夏子さんの最初の芸名の時のデビュー曲を聞きました。

 その曲の作曲家である藤本卓也さんの“人となり”について、ご本人の伍代さんからお話を聞けて感激。やっぱり独特な人らしいぞと学習しました。

 藤本さんはオルガンをおひきになるのだと知りました。

 私は藤本さんについては予備知識ゼロでしたので、生きた情報が得られて良かったです。

マルチーズ帝国〔3〕

 今日は外出せず家でおとなしくしていました。

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 ラジオ日記です。

 NHKラジオ第1を聞いていました。

 ペンギンの羽毛は油でコーティングされていることを知りました。「ごごカフェ」より。

 「ひるのいこい」では、お庭の椿の花の蜜を吸いに来たのかなと思われるメジロの話題を聞きました。

 「ふんわり」では、作曲家で編曲家でもある林哲司さんがゲストとしてご出演されました。

 林さんは静岡県のご出身なのですが、富士市との関係も強く、現在も市内に存続するコミュニティFMの会社を立ち上げた人物でもあります。

 実は私もそのラジオに1度だけ出演したことがありまして、その際には林さんと同席しました。ラジオの企画で地元企業の音声CMを作って応募してください、という企画でした。

 非常にやさしくてよく気のきく方で、日本のポップス史においては大変な重要人物なのに、その人の目線に合わせて話をしてくださる方、という印象です。本日のラジオでも変わらずやっぱりそんな感じの方でした。

 かかった楽曲としては松原みゆきさんの「真夜中のドア」、杏里さんの「悲しみが止まらない」、原田知世さんの「天国にいちばん近い島」などを聞きました。私としては「天国にいちばん近い島」が一番好きな曲です。ちょっと不思議な感覚があるのがたまらなく良いなと思います。いずれも女性歌手のための曲ですけど、ご本人の表現したいものとしては男性歌手の方がより重要みたいなことをおっしゃっていたのが意外でした。

 作った楽曲が無事にヒットするとホッとするというお話などはヒット請負人としての重圧、その大きさが伝わってくるようで大変だなと感じました。おなじヤマハの学校で学んだという船山基紀さんも確か似たようなことをおっしゃっていたと思います。

 お二人とも自分の手がけた曲を話す際には「なぜその曲が多くの人に受け入れられたか」の分析がまず立つところが、きっといつもそんなことを考えているんだろうなと思わされるのでした。