全然関係ない話になりますが、EBM(エレクトロニック・ボディ・ユージック)とかインダストリアル・ロックのバンドである「DESSAW」の「Exercise in Tension」というアルバムを思い出してしまってネットの動画サイトで聞き直しました。私が23歳の時に非常によく聴いた音楽です。テクノロジーを使いながらも粗野で乱暴なところが当時はとても良いなと感じていました。聞き返してみると普通にロックっぽい魅力も多分に備えていた音楽だと気付いたという次第です。懐かしいですね。EBM。私自身はインダストリアル・ロックっていう呼称は使いませんでしたけど。本当に全然関係ないお話でした。ラジオ日記に戻します。
高昌帥さんというお名前は「こう・ちゃんす」と読むのだそうです。良い名前ですね。ロックバンドのドアーズの「Take It As It Comes」という曲の邦題が「チャンスはつかめ」っていうかなり良い邦題がついているんですけど、すごい好きな曲なんですけど、ラモーンズもカバーしたんですけど、それはさておきまして、高さんの曲ですが、「ウインドオーケストラのためのマインドスケープ」という代表作の一つというご紹介でしたが確かに非常に良かったです。下野さんの指揮も焦点のあった聞く人を引き込んでいく手に汗握る展開でした。それと最後の方で聞いた「吹奏楽のための協奏曲から第5楽章」も良かったです。
以上のような感じでありまして、こと「魔法」というキーワードにおけるポピュラー音楽の連なり、系譜。ポップスが好きな人における「Do You Believe In Magic?」みたいな標語もあるわけなんですけど、思えばそれだけのために私はずっと生きてきたのかも。ずばり本流っていうよりはかなり傍流のかろうじてポップスの魔法魂に引っかかるか引っかからないかの微妙なところでしょう。これ言っちゃ怒られるかもしれませんけどハードコアパンクで私が好きなものたちでも「ポップな要素があるかないか」という観点は重視しています。
「Prince Albert Hunt – Blues in a Bottle country blues」これは良いものを教えていただいたという感想。しわがれ声とフィドル。カントリーブルース。なのかな。
「Dua Lipa – Good In Bed」Dua Lipaさんがかかりましたね。驚きました。ゴンザレス三上さんの選曲。Dua Lipaさんは私が毎朝続けている「朝のシンセポップ・チェック」というネットの動画サイトにその1日アップロードされた楽曲からめぼしいものを片っ端からあたって主に80年代の細かい細かいバンドだったり個人の変な曲を探す活動。そこでも度々その名を目にする若い方たちに人気の(オーバー・グラウンドの)アーティストだという認識です。三上さん聴いてますねと思いました。
「Hatfield&The North – Fitter Stoke Has A Bath」。私は初めて聴く曲だと思ってたら、これ持っていました。アルバム「The Rotters’ Club」です。いや違った。アルバムタイトル「Hatfield And The North」のバージョンでした。私はHatfield&The Northのアルバムって3枚持っていたらしいです。ピンク色のアルバムばかり聞いていました。前にも書いたんですけど桜が咲く時期になると聞きたくなるっていうこのホンワカとしたヴォーカルの男性の声質。あとはもう非常に彼ららしいなというちょっと引っかかりながら進むようなリズム感。歌メロのポップな感じと演奏面にも光を当てるニクい作り。私は最近アメリカはロザンゼルスのKnowerっていうバンドを知ったんですけど似たような構想を感じます。Knowerはちゃんと現代なりのことをしているのがまた素晴らしい。個人的にはドラムの方の右足のペダルワークに度肝を抜かれました。ツーバス・ペダルだとしか思いませんでしたけどよく動画を見たら違っていて左足は左足でハイハット踏んでましたね。スゴい人はいるものです。ペダルがどうこうさておいても斬新なパターンを繰り出していて非常に興味深いプレーヤーだと思いました。
番組に戻しますけど「10cc – Life Is A Minestrone」も聞きました。かなり久しぶりに聞いたという感想。デザイナーとして会社員していた時の先輩の人が10ccが好きだったんですよね。私は断然「I’m Not In Love派」ですけどね。ゴンチチのお二人のコメント内容としては「圧力鍋」のことでした。関係ないんですが、新しく導入した「無水鍋」をきのう初めて使いまして、「焼きイモ」を作ったんですが驚くくらいおいしくできまして。私の中では「無水鍋」の順位がかなり高い位置にランクインしています。
「Motorhead – Beer Drinkers And Hell Raisers」。これは本当に初めて聞きました。ZZ Topのカバーなんだそうです。ギターソロが大爆発していて大変にけっこうでした。ありがとうございます。