「イラストとマンガ」カテゴリーアーカイブ

ヤマアラシ帝国〔08〕

 静かに風を感じているヤマアラシさんのイラストです。

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 今日はラジオで橋幸夫さんのお話と名曲の数々を聞きました。楽しかったです。

 「ひるのいこい」を聞きました。「バラの開花」を喜んでいる方たちが多くいることを知りました。

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 きのうのことになりますが、「クラシックの庭」というラジオ番組でドビュッシーさん作曲によるピアノ曲「小組曲(Petite suite)」を聞きました。

 初めて聞きましたが親しみやすい良い曲だと感じました。エリック・ル・サージュさんの演奏でした。

 また、番組冒頭では「ベルガマスク組曲」も聞けました。もう大好きです。同じくドビュッシーさんの作曲ですが、こちらも良かった。チョ・ソンジンさんというピアニストの存在を初めて知りました。素晴らしい演奏でした。

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 それと日曜の夜のことですけど、「クラシックの迷宮」の去年の放送を聴き直しました。私的に録音しておいたもの。「2023年リゲティの旅」の回です。

 なぜ聞き直したかというと、土曜日のラジオ番組「文芸選評」で東直子さんが映画「2001年宇宙の旅」を、ステイホーム期間中に鑑賞した、感銘を受けたというお話をされていたからです。

 しかし音楽を聴いているだけでもやっぱりけっこう感動するっていうか、ストーリーがすでに頭に入っているからっていうのもありますけど、やっぱり絶妙ですね。既成の曲であるのにピッタリです。

 私は「人類の夜明け」という部分で流れた「レクイエム(の一部)」は特に好きかもって思います。

 映画のお話の筋としてはニーチェの超人思想からの影響があるという解説でした。私としてはなるほどそうなのかと感じます。

 中学生の頃に不思議に思っていた「2001年宇宙の旅」ですけど、哲学的な要素を当てはめてみれば理解が深まるのかなと、ちょっとスッキリした気持ち。

 飛びますけど北一輝さんの行動とか考え方にもナゼなのかなって思う部分があって、そこにもニーチェさんとかの介在が見られるってことで、私の疑問のいくつかに哲学の知識は鍵になるのかなっていう思いです。神智学とかですね。そういえばラジオ番組「名演奏ライブラリー」の再放送でスクリャービンさん作曲のピアノ曲を聞きました。たしかラフマニノフさんの曲も聴いたのでした。

ヤマアラシ帝国〔07〕

 キングコブラに出会ってビックリするヤマアラシ氏のイラストです。

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 ラジオで愛犬との思い出をつづったお便りの朗読を聞きました。

 「ひるのいこい」NHKラジオのお昼の番組です。

 愛犬とお散歩していた時に振り向いてしっぽを振る姿がまぶたの裏に浮かんでくるという内容でした。

 今は愛犬氏は亡くなっていて、かつてリードを握っていた手には杖を持つ自分がいるということでした。

 悲しく寂しく、そして静かな、でも愛に満ちた心境なのかなと感じました。

ヤマアラシ帝国〔06〕

 きのうはブログ更新をせずに寝てしまいました。申し訳ない。

 ラジオでいろんな番組を聞きまして「どう書こうかな」と思ったものの、まとまらず。眠気に倒れてしまいました。

 きのうの分のイラストは用意してあるので近日中に数合わせの投稿をしたいと思います。

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 今日は重い荷物の運搬を行いました。明日の日中が豪雨だというので少し前倒しして食材のお買い物です。

 きのうは「こどもの日」でしたので、明けて本日は「こどもの日に向けたお菓子等」が特売になってないかな?っていう期待があったんですけど、考えてみれば振り替え休日。今日もお休みなので、そういうのはありませんでした。

 しかし安く売られているおまんじゅうがあったので買って帰りました。

 記念として撮影しました。運搬作業の帰途の途中で「小さな岩」に立ち寄ったのです。

 この岩は何かと申しますと、「源頼朝が墨をすって書をしたためた」っていう伝説が残る地元の旧跡です。

 全体像としてはこんな感じです。

 昔はコンクリートなんて無かったですし、道の広さも違っていたかもしれません。場所的には少し移動している可能性もあるかも。

 つまり源頼朝さんとその軍勢が「巻狩(まきがり)」で、このあたりに来た時のことですね。

 上の写真は去年の11月に撮ったものですけど、岩がくぼんでいるようすがわかると思います。クッキリと鋭角にへこんでいるのがなんとも不思議です。こんなことも起こりうるんですね。

 しかし昔の人だったら墨をすりたくなりそうです。

 一応「巻狩」についても少しだけ書いておきましょうか。

 頼朝さんが行ったと伝わる富士山のふもとにおける演習というか、軍事デモというか、配下の人たちにむけた福利厚生というか。御殿場から富士宮に至る広い区域で数ヶ月でしたか、けっこうな規模。

 これって考えてみれば費用もかなりかかったような気が今になってしてきましたけど詳しいことは知りません。

 ともかく頼朝さんが残した足跡というのが多く残っている静岡県東部と申しますか、御殿場から富士宮なんだよっていうわけなのです。

 おまんじゅうはおいしかったです。

 今日は5月6日。「ゴムの日」というわけで私の誕生日でした。

 特売のおまんじゅうはお誕生ケーキの代替品です。

 70数円。安上がり。しかし意外なほどおいしくて充分でした。

 来年もこんな感じで私的な誕生日会が迎えられたら良いなと思います。

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 話は変わりますが、私が20代だったの頃の友達と再会しました。ネット越しにですが。今朝のことです。

 日払いのバイトをしていた頃の友人。建設現場で単菅パイプやベニヤ板と格闘していた頃の同僚というか。

 私にとって非常に楽しかった頃の思い出ですけど、なんといっても“日払いバイト”です。あんまりちゃんとしてない人たちの集まりと言っても良いでしょう。その分みんな気は良いんですけどね。

 もしかしたらすでに故人となった人も多いんじゃないかって気もするんですけど、社会のおまけみたいなところで生きている人たちですからね。私もまさにそうでしたけど。その中のひとりが無事に生きていたと知れて嬉しかったです。

 音楽が好きな人でしたけど今もギターであるとかシンセサイザーを使って音楽を作ったり、ライブをすることもあるそうです。これは以前よりもむしろ発展していて素晴らしいなと思いました。

 年齢的にはもう死んじゃってる人だって少なくないわけですから生きてる間に色々やってほしいし私もやっていきたいなと思います。

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 ラジオ日記です。

 「子ども科学電話相談」。40周年ということで、きのうに続き特別番組。古い録音素材も交えての構成。

 本日の放送内容で印象に残ったのは何と言っても「火星でオパールが見つかった」と知れたことです。

 なんでもオパールの生成には水の存在が不可欠であるようでして、つまり火星に水が存在したことの根拠にもなるということなのでした。

 火星に水があった点については他にも多くの証拠が見つかっていると聞きますけど、オパールというきれいな石の存在というのはとりわけシンボリックな輝きを放つ特別な存在と言えるんじゃないでしょうか。私みたいに詳しくない人にとって訴えるものとしては強くあると思います。愛知大学教授の西本昌司さんの回答でした。

 もうひとつおどろいたことがありました。

 なんでも「裸体人類学」というのがあるんだとか。そんなの研究している人たちがいるんだっていう驚き。

 世界の中には裸に近い格好で暮らしている人たちの集団っていうのがあると思うんですけど、彼らにしてみれば体のごく一部を覆っているものがあればイコールそれは裸じゃないみたいなことなんだそうで。

 ビックリしますけど、まぁ”文化”ってそういうことなんでしょうね。

 昭和のある時期なんかを考えてみても夏の暑い盛りにはシミーズで近所の買い物に出かけてもOK。みたいな風潮ありましたからね。主婦のね。素材的にツヤツヤしてるし、レース素材があしらわれたりして、なんとなくヨソ行きっぽく見えなくもないという論拠だったんだと思います。構造的にはアッパッパ1枚で外に出るのと全く変わらないので、ありっちゃありかなって思いますけど現代じゃアウトですよね。きっとね。一応は下着ですし。

 まぁこのなんですか。常識っていうものの、もろさ、はかなさ。しかし社会におけるフワッとした約束事としては決して小さくない存在であるみたいなことが言えるんでしょうかね。おもしろいですよね。

ヤマアラシ帝国〔04〕

 ストリートミュージシャンの演奏する中を歩いて行こうとしているヤマアラシ氏のイラストです。アルマジロさんがお箏を弾いています。

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 以下はラジオ日記です。

 NHK第一「文芸選評」を聞きました。短歌の日。選者は歌人の東直子さん。東さんはご著作がたくさん出版されるという好調な創作活動のただ中におられるのだと伺いました。

 兼題は「お茶」でした。

 新茶の季節ですね。

 実は私、きのうの当ブログ・エントリにて「お墓参りをした」と書きましたが、その際にお茶の刈り入れをする赤い骨組みのマシーンを4~5台見かけまして。いたるところの茶畑で刈り入れをしています。

 このあたりに住んでおりますと茶刈りマシーンは珍しくありません。これは地上1メートルちょっとの位置に操縦席があって、その下あたりに鋭い殺人カッターが付いていてお茶を刈る仕組みです。

 お茶の木のウネウネをまたぎながら移動するんで長い数本の骨組みで構成されていて基部にタイヤがついていてゆっくりと移動できるのです。それでいてトラックの荷台に乗せて運べるような大きさにまとまっています。

 私のウチのお墓は市内でもちょっと奥の方にありまして、高度的には高いんですけど、きのうは自転車でさらに高い位置まで登ってからすこし戻してお墓に行くという行動であったため景色はさらに良く、人家は少なくあたりは茶畑だらけです。

 駿河湾を見下ろす位置に広がる茶畑のウネウネ。

 刈り入れ直前のキラキラと輝くお茶の葉っぱ。

 あるいは爽やかな香りに包まれながら坂を上ったり下ったりしました。

 写真を撮っておけば今日のブログに載せられたのに。惜しい。

 しかし「お茶」に関しての予習は充分でした。

 投稿された短歌の傾向としてはむしろ「お茶と私、あるいは親しいふたり。そこに介在するお茶の時間、お茶の戻っていくひととき」みたいな静かであったり、内側に強いものをたたえながらもやっぱりお茶のある時間は静か。みたいな感じのものが多かったように思います。

 私の感想としてはちょっと意外でしたけど、最後に紹介された「湯飲みについた茶渋をこすり落とす」「きのうまでの前世を茶渋と重ね、新しい生に切り替わるのだ」みたいな短歌はすごいなと思いました。

 私にとっての「お茶」は最近よく書いてますけどボーッとしている時に気合いを入れるカフェインとしての飲料という位置付けであって「がんばるぞ」みたいな心境の時が特に最近は多いです。

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 NHK・FM「世界の快適音楽セレクション」においてはゴンチチ演奏するところの「マイニチ」という曲が良かったです。

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 聞き逃しサービスで先週の「ジャズ・トゥナイト」を聞きました。ベニー・グッドマンさんの特集。良かったです。改めて聞いてみると楽器がどれもよく鳴っていてエキサイティングな音楽なんだと気付きました。2時間ほどの時間たっぷり聴けましたけど、4回ほど聞き直してしまいました。

 先々週のホレス・パーランさんというピアニストの特集も良かったですけど、番組最後に聞いたアリス・コルトレーンさんのライブ録音「Shiva-Loka」が良かったです。