「イラスト」カテゴリーアーカイブ

ハダカデバちゃん帝国〔15〕

 以下はラジオ日記です。

 NHKラジオ第1「ふんわり」を聴きました。木曜のパーソナリティーである六角精児さんが大好きだという歌手の大西ユカリさんがご出演。

 パワフルな大西さんの歌を聞きました。

 私が大西さんを初めて知ったのは高田文夫さんのラジオでのこと。CDを買って聴いていたことを思い出します。もうかなり前になりますね。今の大西さんは当時よりもかっこよくなっていると感じました。

 番組では大西さんがお好きだという音楽の紹介もありました。

 「The Dramatics – In the rain」という曲が私は気に入りました。1971年の曲でソウルな感じ。歌詞の内容としては「雨で涙を隠したい。外に出たい」という悲しい恋の歌なのかなという印象。

 映画みたいな始まり方をする曲でした。風雲急を告げる感じ。私としましては「The Shangri-Las – Leader Of The Pack」を思い出したんですが、聞き返してみたらけっこう距離があって「これは違ったか」と思いました。

 それで「Classics IV – Stormy」を聞いてみたらこちらはそんなに離れていないかなと思い、気を良くしました。こちら1968年の曲でして、歌詞としては「太陽のようなあなたが去って今は嵐。雨の中に私はいます。ブリンバックザッツサ~アア~~ニィデーィェィー。ポポッポー」というようなことらしいです。

 両者ともだいたい似た感じっぽいですね。普遍的な心情を歌っているということなのか。はたまた違う事象を歌った暗喩的なものが表面上は似てしまったのか。私にはわかりませんが。

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 日記的な記述としては朝に重い荷物を運ぶ作業をしました。キャベツを買い忘れてしまったのに後で気がついたんですが、このまま乗り切ろうと思います。

ハダカデバちゃん帝国〔14〕

 ラジオ日記です。

 NHK・FM「ジャズ・トゥナイト」を聞き逃しサービスで聞きました。

 ずいぶん久しぶりです。この番組を聴くのは。1月はまるまる聞けませんでした。何度か記述しましたが、お正月に掘り当てたニューウェイヴな鉱脈の探査で手一杯だった余波です。マそれは良いんですけど。

 John Lewisさんのアルバム「Grand Encounter」の紹介でした。「名盤誕生日」という企画の一環。1956年の2月に録音された作品。4回ほど繰り返して聴きました。

 ジョン・ルイスさんはピアニストであるんですが、ギタリストのジム・ホールさんの演奏も聴ける作品でございました。ジャズ評論家の大友良英さんが解説を務める番組ですが、その大友さんも多くホールさんの演奏について言及されておりました。私としても同感。やはり5曲目の「Skylark」はおそらく多くの人が知るホールさんのその後の姿をダブらせるんだろうなと思って聞きました。

 まだチャーリー・クリスチャンちゃんの影響下にもある若いころのホールさんとのことでした。

 ジム・ホールさんについては去年の暮れでしたかこの番組「ジャズ・トゥナイト」で1曲聴いたと思います。歌ものの伴奏でした。私は正直、言われなければジム・ホールさんだとは気づけないような内容。しかし興味深かったのではイリノイ・ジャケーさんも一緒に演奏していたことでした。

 キチンとおぼえていないんですけどもしかしたらJohnny Hartmanさんの「If I’m Lucky」だったんでしょうか。聞いてみるとこの曲はかなりジム・ホールさんっぽさは感じられるような気がします。ジャケーさんのテナー・サックスも入ってますけど演奏を聴いてジャケーさんとわかるような私ではないです。

 ジャケーさんって私の中ではもっとリズム&ブルースとかでガンガンやってるイメージでした。この人からチャック・ベリーさんは影響を受けたと自身で語っているんですが、ベリー氏以外にもロッケンロール創世記におけるその影響っていうのはちょいちょい言われる人なんですよね。エレキギターの最初の方の人たちが、さぁシングルノートでもアンプで鳴らせばバンドで埋もれずにソロ取れるぞってなったときに何を研究すれば良いか? それは一日の長に勝る管楽器の人たちだったみたいで。

 あらためて調べてみますとスイングジャズとかビーバップ。あとはジャンプブルース。おおよそジャケーさんはこんな感じで認知されているみたいです。

 有名な演奏を聴いてみました。1949年のエド・サリバン・ショー。なるほどこれはロックンロール。フレーズの機微であるとかモロに借用している部分もかなりあるようですし全体の雰囲気自体がすでにロッケンロールを発明していると言っても決して過言じゃない。足を向けて寝られませんね。

 あとはドラムのジョー・ジョーンズさんの叩きっぷりがすごい。フロアタムをスネア側に置くという配置をはじめて見ましてびっくりしたんですが演奏がすごすぎて大きなことと思えない。それとジョー・ジョーンズさんとフィリー・ジョー・ジョーンズさんは別人だっていうことを再確認しました。あとはバスドラムの口径が大きいです。後年の映像を見ると常識的なサイズに落ち着いて行ったようなんですが。そのほかスティックのお尻の方に持ち替えてフロアタムを叩く細かい(けど豪快な)技などを拝見いたしました。

 最後にラジオ番組「ジャズ・トゥナイト」に戻すんですけど、最近の作品も聞きました。ピアニストの藤井郷子さんのトリオによる即興演奏を聞きました。すごかったです。

ハダカデバちゃん帝国〔13〕

 巣穴を守ろうとしているハダカデバちゃんのイラストです。

 一致団結してがんばっています。

 デバちゃんたちの社会のあり方って、「ミツバチやアリに似ている」とされます。

 それを知った私は「なにかの作業を連携して行うこともあるのかな?」と想像しました。上のイラストの「巣穴を防衛」する姿は割とそんな感じじゃないかと感じました。勇敢に戦う姿を捉えた動画を見たのです。

 その他の行動としては巣穴を掘るときにもみんなで集まって土をかき出したりするようです。

ハダカデバちゃん帝国〔12〕

 巣穴の中を移動するハダカデバちゃんです。楽しく描けたと思います。

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 今朝は外出する用事がありました。ついでに「今月のお墓まいり」も済ませてきました。

 上のお写真は今朝の富士山です。今年は宝永山までカッポリと雪がかぶることが定着している感じでありまして、大変に良い状態ですね。

 気温は低めでしたけど自転車で坂を登ってお墓に着く頃には体がポカポカしてきました。上着を脱いで腕まくりしてお墓をキレイにしてきました。

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 ラジオで越路吹雪(こしじふぶき)さんの番組を聞きました。お昼から3時間の番組。司会は徳田章さん。

 その他の出演者が大変豪華でした。ソワレさんという歌手の方が越路さんにとても詳しくてびっくり。その他は土屋太鳳さん。土屋さんのお名前はよく見かけますがもっぱら文字面だけで読み方が結びついていなかったんですが、今日は何回もお名前を聞きましたので完全に覚えました。「たお」さんです。土屋さんの弟さんが声優さんだということなんですが、歌もお上手であってシャンソンによくあるセリフ付きの楽曲「マルジョレーヌ」がとても良かったです。セリフもそうですけど歌に出てくる若い男性の真っ直ぐさがよく表現されていて、歌を通して歌詞の世界の生きた人格に出会ったような気持ちになりました。

 歌手のクミコさんもご出演。歌が非常に良かったです。ピアノ伴奏の方も素晴らしかった。クミコさんは年齢的には60代後半だということなんですが絶好調でした。

 越路さんの歌声を多く聴けた番組でしたが、ライブ収録のものが多くとても良かったです。デビュー曲のブギウギは初めて知りました。シャンソンはセリフや独特の世界観があって、ともすればあまりリズム感がよくない(でも表現力はとてもある)という方にも優しい歌ジャンルという気がするんですけど、越路さんはリズム面もバシバシとツボにはまる人なんだなと知りました。

 今日は出演者の方が歌を歌える方ばかりでその歌唱もたくさん聞けましたが、それぞれの方の越路さんへの尊敬や愛が伝わってくる出来上がりになっていると感じました。みなさん技巧的な面ではなく歌に対する気持ちを学んでいるとおっしゃっていたのが印象的でした。

 収録の番組だったと思いますけど、この日にかける情熱の大きさはみな持ちきれないくらいのものを抱えてスタジオに入ったのではないかなと感じました。

 コメントを寄せたゲストの方の中にはピーターこと池畑慎之介さんもいらっしゃいました。池畑さんの越路さんへの愛の大きさもすごかったです。なんでも16歳の頃から越路さんが没するまでのステージは全部見ているのだとか。

 当ブログにお越しの方でもしかしたら16歳の頃のピーターさんのお姿というのをご存じない方もいるかもしれないと思うんですけど実は最近アップロードされたちょっと良い動画があるんですよ。それとグッド・シンセポップの紹介にもなるんですが。要するに権利的にはマズいんだけど楽曲に付ける動画として昔の映画が引用というか全面的に使用されちゃってるという。

 「La Femme – Si un jour (Funeral Parade of Roses 1969)」という文字列でネットの動画サイト上で検索しますとみられると思います。お早めに。曲も良いですよね。一応、当ブログ上での私の建前としては「80年代の楽曲最高。それ以外は認めない」ってことにしてあるんですけどこの曲は比較的に近年のものです。

 動画の見所はなんと申しましてもピーターさんの愛くるしさ。それと中間の辺りで見られる当時のファッションの可愛いところではないかと思います。1969年の映画の断片ですので、ピーターさんのデビューシングルであるムク犬ちゃんが出てくる歌の発表年と同じ年なんですね。前にも書いたんですけど当時に幼児だった私にとっては大きな衝撃を受けた曲でした。