「イラスト」カテゴリーアーカイブ

ハダカデバちゃん帝国〔19〕

 ハダカデバちゃんたちが地中の植物をかじっているイラストです。

 動画で見た感じですけど、地面の下のハダカデバちゃんはけっこうアグレッシブに活動しています。その割に寿命が長いというのが不思議なんですが。

 ダラけてる時は全く何もしないとか、オンとオフを使い分けているのかなとも思います。実際どうなんでしょうか。

 イラストとしては楽しくできたと思います。

 あんまりヒフのたるみとかをキチンと描写するよりもごく簡単に描いた方がそれっぽくなるのかなっていう気がしてきました。

 たくさんのデバちゃんがワチャワチャしている方が実態にも合いますし、楽しいのかもしれません。

ハダカデバちゃん帝国〔18〕

 育児をするハダカデバちゃんです。

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 ラジオ日記です。

 今日は本来であれば町内一斉で側溝そうじの日だったんですが、降雨の後ということで取りやめ。

 以下はすべてラジオ日記です。

 NHK・FM「吹奏楽のひびき」。今日はオーロラというテーマで3曲聴きました。

 1曲目「オーロラの目覚め」はジョン・マッキーさんの作曲。オーロラそのものを描写したような、たゆたう感じっていうんですかね。ゆったりとした中に金属的な質感も良く表現されていて入りやすかったです。その後展開してキラキラとする光の表現を聞いたかなと思います。きれいな曲だったと思います。

 2曲目は印象に残っていないです。3曲目はスーレン・ヒュルガーアさんの「ラプソディア・ボレアリス」。オーロラに詩情を見出し吹奏楽を歌わせているといった曲かなと思いました。その後展開して激しい感じになるところには大自然の厳しさを感じたという次第。本日の番組も楽しかったです。

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 同じくNHK・FM「現代の音楽」は再放送。去年の芥川也寸志サントリー作曲賞の演奏会から2曲。向井航さんの「ダンシング・クィア」と、桑原ゆうさんの「葉落月の段」を聞き返しました。

 「葉落月の段」は和楽器と交響楽団の折衷。良かったです。何か私の体調とかが違ったのかとても良く聞こえました。白石美雪さんのコメントで桑原ゆうさんについては「タイム・アビス」という作品を聴いていたことも思い出しました。良い印象は残っているものの具体的には何も覚えていないです。面目ない。

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 NHKラジオ第1「子ども科学電話相談」も聴きました。

 今日はなんと言いましても昆虫学者の小松貴(たかし)さんのフンコロガシのお話が熱を帯びていて良かったです。動物の糞と土壌(への栄養)。そして大きく地球上の生命についてのお話でした。循環の役割を帯びているフンコロガシなどの小さいけど小さくない存在感。小松さんの持論として目立たない昆虫こそ面白いみたいなのがあると思うんですが、そうした論の一環にも触れられたかなと感じました。

 獣医師の成島悦雄さんはコスタリカに鳥や動物を見てきたという最近の体験からとてもきれいな鳥、ケツァールのお話を聞きました。写真で見てみると本当にキレイです。あと成島さんからは近年の研究の紹介としてコモドオオトカゲの口の中は言われていたようなバイキンだらけってことじゃなかったという報告を伝えていただきました。質問を寄せてくれた子と同じく私もコモドオオトカゲの口の中はヤバいと信じていました。

 恵泉女学園大学学長の大日向雅美さんには「ライナスの毛布」みたいな心のあり方について伝えていただきました。ざっくり成長の一過程であってその子が好きな離れがたいものを発見したという現れだということだったかなと思います。決して愛情が足りていないとかの観測は誤りであるとそんなことだったと思います。

ハダカデバちゃん帝国〔17〕

 以下はすべてラジオ日記です。

 NHKラジオ第1「文芸選評」を聞きました。俳句の日。選者は長野県松本市より小林貴子さん。飯田市のお生まれだそうです。

 兼題は「わかさぎ(公魚)」。

 紹介された俳句の中では「釣り上げたわかさぎがネックレスのようだった」という作品が私は良いなと思いました。

 氷に開けた穴から釣り糸を引き上げると「ツララッ」ってわかさぎさんたちが連なって上がってくるその輝き。

 なるほどこれは装身具な感じがあると思いました。

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 「ひるのいこい」も聞きました。今週も3曲目は寺内タケシさんの演奏。

 曲は「グッドバイ・マイ・ラブ」。最近この手の選曲が続いておりまして、ひょっとしたら番組の裏にテケテケサウンド好きの徳田章さんがいらっしゃるんじゃないかといぶかしんでいます。

 選曲テーマとしては、バレンタイン・デイがあった週ですので「ラブ」関連だったようです。

 寄せられたお便りとしては女の子が女の子からチョコをもらってびっくりという内容のもの。聞いている私も驚きました。

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 NHK・FM「世界の快適音楽セレクション」も聞きました。久しぶりに丸ごと聞けました。幸せを感じます。

 冒頭に紹介される聴取者からのお便りとしましては、NHKにかかってきた電話の声から。やはりこの番組を楽しみにしている方からの感謝の言葉でした。

 今日かかった曲のテーマは「ホワイトの音楽」ということでした。

 マイケル・ジャクソンさんの「Black Or White」を聞きました。メッセージがありますね。ポール・マッカートニーさんとの共作もそうしたものだったのではないかと思います。

 私も自分の知る音楽の中から「ホワイト」の音楽がないかなと探してみたんですが、Alice Bagさんの「White Justice (Live at the International Women’s Day March)」というのがありました。詩の内容はわかりませんが、もしかしたら近い内容ではないかと考えました。

 Alice Bagさんはアメリカはロサンゼルスにおけるパンクロックの波の最初の方の人で、当時はかなり激しい音楽をしていたようです。女性であり、またメキシコ系ということでそうした人のパワーを解放する音楽表現として当時のパンクロックは使いやすいツールだったのかなという感じ。今でも歌うスタイルは違っていてもその時々で適切だと思われる表現方法で思いを伝えているのかなという印象です。

 番組の内容に戻しますがヒカシューの楽曲「白いハイウェイ」を聞きました。

 ヒカシューといえば、ヴォーカルを務める巻上公一さん。FCAアーティスト賞のご受賞おめでとうございます! これは静岡県民としては言っておく義務があるんですけど。灰野敬二さんなんかに次ぐ受賞だということです。日本人としては。めでたいことです。

 あとは英ロックバンドであるクリームの「ホワイト・ルーム」も聞きました。番組進行のゴンチチ、三上さんによると「エリック・クラプトンさんは客演に良いものがあるね」というような意見。私もほとんど同じ思いです。数年前にNHKのラジオ番組で数時間にわたってクラプトンさんの演奏を聴く企画がありましてそれを聞いた感想もそんな感じでした。ご出演された野村義男さんが「オレにとってのクラプトンは「クリームは大好き」です」みたいなことをおっしゃっていたと思いますけどここでも私は同意見でした。ちなみにゴンチチのチチ松村さんの意見としては「クリームはクリームでもホワイト・クリームかな」という正中線を貫く鋭いことをおっしゃっていて優勝だなと思いました。以後は私も「この人なら大丈夫かな」っていう人と対面した場合には「ホワイト・クリームだよね」って言ってみようかなと思います。

 その他にはゴンザレス三上さんが音楽に親しんでいった過程におけるおウチに同居していたおじさんが買ってきたベルト・ケンプフェルト楽団のお話などを聞きました。

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 本日エントリの後半は、あと数曲ほどですね。私の知る楽曲の中から「ホワイトの音楽」を記しておこうかと思います。

 まずはフランスはナンシーという都市のバンド「oTo」の楽曲「White Fly」です。1982年の作品。ニューウェイヴですね。鬱屈とした世界。目玉だけギラってしている若い人達の音っていう感じかなと思います。

 このバンドは「Anyway」っていう曲もデキが良いので聞いて何かを感じた方は聞き進めてみると良いかも。私は大好きです。「Satisfaction」という曲は見ての通りでございましてローリング・ストーンズのカバー。変化球のカバー作品です。

 別のバンドいきましょう。一転して超弩級メジャーな音。Junior Seniorの「White Trash」。久しぶりに聞きました。心配になるくらい楽しいですね。

 アジア方面からも1曲。このタイミングを逃したらいつ書けるかわからない。マレーシアのバンド白天鵝樂隊の楽曲「黃金漲價」です。これは実はショッキング・ブルーの「ビーナス」のカバーです。いかにもこの湿気の多いお国柄サウンドって申しますか。原曲にないパーツをくっつけちゃって自分たちのものにしているその姿勢に勇気付けられますね。1980年の作品です。ほかにも秀逸なカバーがございますので未聴の方はぜひどうぞ。

 頭がユルユルになっちゃいましたので清水靖晃さんの「空白を満たしなさい」を聞いて頭のネジを締め直しました。良いですね。この曲は2022年に「世界の快適音楽セレクション」で紹介された際に録音しておいたものです。