「イラスト」カテゴリーアーカイブ

ハダカデバちゃん帝国〔23〕

 巣穴をもっと広げよう! と呼びかけるデバちゃんとそれに応じて「がんばろう!」と叫んでいるようなデバちゃんのイラストです。手前の2匹は腕を交差する仕草をとって覇気を高めています。いわゆる「バロムクロス」です。

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 日記的な記述です。

 午後のことですが雨の中、カッパを着て自転車にて軽い荷物を運ぶ作業をしました。

 今日は日中ずっと雨だなと思ってそれならと日が高いうちに出発したのです。

 用事を済ませて帰り道のことですが、なんと自転車とともに横転している人を発見。

 細い道でしたけど横断歩道を50センチほど渡った地点でした。

 こりゃ大変だと自転車を起こす手伝いをしました。

 運転手はオジさん。老けて見えましたけどたぶん私と同年代。ずばり同い年と言われても不思議じゃない感じ。

 こまったことにお酒臭い。でもフラフラはしていない。

 割としゃべる人で荷物を知人宅まで運んでいるのだと言います。

 路上を見ると確かに荷物とおぼしきくろっぽい物体があります。

 なんでも困窮している知人を助けるためにナンヤラカンヤラ。後半は良くわかりませんでした。

 荷物はとても重いものでありまして私も持ってみましたが20キロくらいあったでしょうか。

 もう1ヶ、5キロくらいの物体もあります。

 「これらを自転車で運ぶのはムリだから重い方は路上にジャマにならない形で置かせていただいて、軽い方だけ届けて「自転車じゃムリだった」と伝えて応援を頼んだ方が良いのではないかと提案しました。

 軽い方の荷物を荷台にくくりつけるお手伝いをしてお礼を言われました。オジさんは立ち去って行きました。

 さぁどうでしょう。

 私はちょっと西新宿に住んで日払いの建設現場のバイトをしていたときを思い出しました。思えば今日会ったオジさんみたいな人がたくさんいたような気がします。

 今日のオジさんに戻しますけど、ついさっきもコロんだそうです。まぁそうだろうなと思うしかありません。

 店先だったためお店の人から「ジャマだ」と言われたんだとか。

 聞いていてこの人はその類の悪い言葉を日常的に投げかけられているのではないかという思いが頭をかすめました。

 悪い人じゃなさそうでしたけど。

 しかし運んでいた荷物も問題でして、どこかから(黙って)持ってきた可能性もぬぐいきれない。

 本人は「人助けだ」ってことでしたけど人助けにも色々と種類があります。

 私としては今日初めて出会った人でしたのでどう判断して良いかわかりません。

 路上でひっくり返っている人を見捨てるわけにはいかないが、かといって深入りするのは厳禁っぽい。

 以上、そんな体験をしたようというお話でした。

 しかしなんともトボけた人でした。ナチュラルにオフビートな人でありまして。

 新作落語のとっかかりの場面に自分が迷い込んだような感覚を覚えました。

 それにしても無事に目的地にたどり着けたでしょうか。あと今日は寒かったんで体調を崩されないようにと願います。

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 ラジオ日記です。70年代の歌謡曲をたくさん聞きました。

 NHKラジオ第1で朝からお昼までの4時間ほどの番組「名曲ヒットパレード」でした。

 非常に落ち着いた雰囲気。アナウンサーの政野光伯(まさのみつのり)さんと上田早苗さん。おふたりは入局が同期だと知りました。野村正育さんも電話でご出演。野村さんも同期なんだと知りました。

 番組の内容としては西城秀樹さん特集が良かったです。お料理しながら感涙。

 その他の感想としては上田さんのお声を久しぶりに聞きました。

 私にとっての上田さんは下のお写真の通りです。

 NHKスペシャル「生命40億年はるかな旅」のDVDです。これは何回も見ました。

 単に生命の進化であったり地球環境のことを知るのみならず深い教訓というか命というものの連鎖つながりを学んだような気がします。

 具体的にはシアノバクテリアの包摂のあたりはびっくりしました。今は高校の理科の授業でも習うのかも。

 私は理科系のイラスト作成のお仕事が多くて昔の動物を描くこともありましたので、それで自分で描いていて「最初の最初ってどうなんだろう?」と思って買ったんですよね。けっこうな金額がしたと思います。惜しいのは経費に計上すれば良かったのにっていうことなんですけど、今それを申しても仕方がありません。

ハダカデバちゃん帝国〔22〕

 ハダカデバネズミ戦隊みたいな感じのイラストです。

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 ラジオ日記としてはNHKラジオ第1「ふんわり」を聞きました。

 俳優の人たちの音楽活動を聞く。というテーマでした。

 天宮良さんの歌が上手。それと倍賞美津子さんの歌がすごかったです。

 俳優さんが出す曲って往々にして「語りメイン」であることも多いですけど、そういうタイプの音楽も聞きました。アーノルド・シュワルツェネッガーさん、ソフィー・マルソーさん。

 マルソーさんの曲(語り)は映画「ラ・ブーム」にちなんだものでした。邦題「愛のファンタジー」のインストゥルメンタル・バージョンに日本のファン向けに感謝を伝えるといった内容。それは良いのですけど。ここから私個人のお話になります。ちゃんとした歌の方の「愛のファンタジー」です。当時の日本でもヒットしました。しかし私は好きになれなくて。ゆったりしたテンポにモンヤリした感じの夢見心地な音楽。甘いんですよね。しばらく経ってからでしたけど、私の通っていた高校で「文化祭開催までの準備期間の放課後にエンドレスでかかる曲」に選ばれてしまうという私にとっては大事件。以来、半月くらいでしたでしょうか。延々と聞かされて非常にこたえました。何度聞かされたことか。そんなきびしい体験をしました。

 番組「ふんわり」に戻しますが、番組も後半において俳優で音楽家の六角精児さんが「サザン・オール・スターズの「勝手にシンドバット」は当時全く好きになれなかったけど今聞いてみると良いですね」みたいなことをおっしゃっていました。先々週でしたか元GAROの大野真澄さんがお示しになった博愛的な心の広さに今さら感化されたのかもしれないなと思います。

 しかし私ももう一度フラットな気持ちに立ち返り「愛のファンタジー」を再聴してみようという気持ちになり、実行しましたがやっぱりビタ一文好きになれなかったです。

 映画に関して申しますと「ラ・ブーム」の前年製作になるのか「ガールズ」っていう同じくフランスの若い人たち(と年かさの人たち)を描いた映画を昔テレビで見たことがあるのですけどそちらは大好きです。劇中で10ccの「アイム・ノット・イン・ラブ」がかかるのです。非常に好きです。

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 午後は天宮良さんが小林美江さんとやっているフォークバンド「Cheekwa(チークワ)」の曲をネットの動画サイト聞きました。おふたりのパーソナリティーを反映した明るい希望の歌という印象を持ちました。

ハダカデバちゃん帝国〔21〕

 本日のブログ用イラストは映画のワンシーンを元にしています。

 黒澤明さんの作品「どですかでん」です。「京太」というおじさんの役を松村達雄さんが演じているのですが映画の終盤で、住んでいた家から逃げ出すように走り去る。そのあたりの印象をイラストにしました。

 すごくグータラした役でお酒ばっかり飲んで姪の若い女の子に絡んでみたりとヒドい人として描かれます。映画「どですかでん」は公開時にはあまり評判が良くなかったと聞きますけど、もしかしたらこの「京太と姪」の関係に当惑した人が多かったせいじゃないかなって思います。それだけでもないのでしょうけど。

 私も1度見ただけですのでちゃんと覚えているわけでもないんですけど、グータラしていた人が「家に警察が来る」ってなったときに突然活力が湧いてきて脱兎の勢いでズタドタターって走り去る切り替わりの激しさは印象的です。たしか革靴を持っていくのを忘れなかったみたいな描写があったと思いますのでその辺り加味してイラストにしました。

 全体的にこの映画って「変だけど人間ってそういうところある」みたいな理屈で割り切れない生きるのカタチを描いているのかなと思います。

ハダカデバちゃん帝国〔20〕

 ハダカデバちゃんたちが赤ちゃんたちを体の上に乗せて守っているイラストです。

 巣の中の気温が低くなった時にこうした行動を取るんだとか。

 赤ちゃんが冷えてしまうのを防いでいるのです。

 みんなで集まって温まろうということもあるんだと思います。

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 このところ雨がよく降ります。

 今日は貴重な晴れ間ということで洗濯をしたり重い荷物を運搬する作業をしたりしました。