「イラスト」カテゴリーアーカイブ

ラジオ体操犬〔42〕

 良い天気の1日。

 気温も高め。

 過ごしやすかったです。

 午後に自転車で富士山の標高800メートルの位置に行ってきました。

 ベラボーにキツかったです。

 地名としては富士宮市上井出。

 桜の時期にはまだ1週間ほど早かったみたいです。

 土地がそれくらい高いんですからね。思い知りました。キツいのなんの。死ぬかと思いました。

 写真を撮ってきたんですが公開はもう少し後にします。

 文章によるレポートと合わせて、イラストなんかも描き添える計画です。

 それにしても疲れました。

 カラダがパンパンです。早く寝ます。

ラジオ体操犬〔40〕

 午前中に会議がありました。地区の公民館的な施設にて。雨天でしたので徒歩で行きました。今日は気温が低くて寒かったです。

 会議の内容は予備的なもの。6名という少人数で行いました。

 新年度が始まるにあたっての大まかな方針。

 よくしたもので、話しているうちに方向性が出たような気がします。

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 午後は疲れて昼寝してしまいました。

 2週連続で日曜日に地区の仕事をした感じです。いそがしいですね。

 今週の金曜日にはまた会議。企画委員。通常の規模というか数十名で話し合います。

 今日の話し合いで見えた内容を展開してみる感じになると思います。

 高齢化が顕著ですので、やることの取捨選択など必要になると思いますが、それらもこの先、随時話し合っていけば現状に沿う活動になりそうだなって思っています。

 今月の末には、小学校の体育館で100名くらいの人たちに集まってもらう予定があります。行事を実行していくにあたって必要な人たちです。

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 ラジオ日記です。

 上記のような理由から「現代の音楽」は冒頭が聞けたのみ。すぐに外出しなければなりませんでした。

 「吹奏楽のひびき」は「祝いの音楽」っていう感じの内容だったと思います。

 前半は吹奏楽という形式が生まれた当初からあったのではっていうような華やかな曲をいくつか聞きました。吹奏楽の得意な部分ですね。うってつけ。

 後半に聞いた合唱付の曲は大作で聞き応えがありました。すごかった。

 きのうの夜の番組ですけど「クラシックの迷宮」。面白かったですね。

 テーマは「超人」。

 硬軟取り混ぜた選曲を聞きながらニーチェさんが唱えた超人の存在。その詳細を浮き彫りにしていく感じ。超人っていう概念を今また考えてみよう確認してみようという片山杜秀さんによる提案のようにも感じました。

 私としては数ヶ月前にこの「クラシックの迷宮」で知ったスクリャービンさんの衝撃っていうのがまだ尾を引いている状態です。

 番組で紹介された神智学、人智学、初めて知りました。それで手軽にネットで読んでみたり。あとはロシア・アヴァンギャルド。ニーチェさんのこととか、大変に参考になりました。このあたりのことにはまったく無知でしたので。

 関連してUFO宗教のことなども読んだのですが神智学が援用、挿入されている場合も多いのだと知りました。

 神智学の広がりの広汎さというか多くの人に受け入れられやすい浸透しやすいその性質みたいなことを知って驚きました。

 宗教を信じるって、生き方を変えることとも同じだと思うんですけど、その根幹がUFOだったり宇宙人であって良いのかなっていう戸惑いを感じました。

 事件としての。人の生き死ににも関わっているみたいで穏やかじゃありません。

 私はほとんど信仰心が無いので、仮にその宇宙人が実態の見えるそしてまた言っていることがどこの誰にも聞こえる、理解できるというのであればともかく、いるのかいないのかわからない状態で「宇宙人ダレソレがこう言った」みたいなことに依拠して人生の規範だったりをそこに求める、あるいは行動の動機付けにするでも良いですけど、はたしてそれってどうなんだろって思いました。けっこう取扱注意ではないのかって思うんですけど。

 ただし超人思想にしろ、もしかしたらUFO宗教でも良いですけど、そうした世界観を音楽に投影する大展開するっていうのはこれは音楽のあり方としては良いんであろうなっていうのはあります。疑似体験だったり素朴にエンタメとしてでもよいのかもしれません。

 私個人はかなり簡単な人間ですのでギターウルフの歌で歌われるようなUFO観が一番しっくりくるのかなって思います。身も蓋も無いですけど。

 スクリャービンさんに戻して終えますけど、時代的なことですね。超人志向が頂点を極めようとしていた頃にスクリャービンさんは亡くなってしまったみたいなんですけど、そこから10年も経たないくらいの1920年代の初頭、きのう、ジャズ音楽におけるドン・レッドマンさんのひらめきとか知恵について知ったんですけど、彼の活躍がその辺から始まったということでした。第一次世界大戦の終わりを挟んだ両者の出来事、という風に整理しておこうと思います。別に関連は無いと思いますが。

ラジオ体操犬〔39〕

 朝に自転車で重い荷物を運ぶ活動をしました。

 しかし白菜を買うのを忘れてしまいまして、午後にまた行ってきました。良い運動になりました。

 そんなことをしていたら1日がほとんど終わってしまった感じです。

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 以下はラジオ日記です。

 この文章を書きながらNHK・FMの「ジャズ・トゥデイ」の先週の放送分を聞き逃しサービスで聞いています。サーバーから消えてしまう前に。いつもギリギリになってしまうんですが。

 ピアニストの海野雅威(うんのただたか)さんがゲストとしてご出演。初めてそのお声を聞きましたが、非常に良い内容を素直な言葉で語っていて感動しました。

 ジャズの本場であるニューヨークでかなり有名なミュージシャンとの共演をされている。それらを海野さんが暴漢に襲われて重傷を負った事件で初めて知ったのですが、数年前。スゴい人が居たもんだなくらいに思っていましたけど、番組で流れた新作をきいてなるほどと納得しました。非常に良かったです。バンドもすごく良い。世界的にファンが存在しているというのも納得。

 その他、番組ではいろんな音楽がかかりました。

 大西順子さんの新作というのがこれがまた非常に良かった。リズムの豊かさの中心にピアノがいるという大変に機知に富んだ音楽性。大変な作品だと思いました。大西さんって私なんかには無縁の世界の人だと思っていましたけど誤解でしたね。

 他には山田参助さんの作品。

 それと鈴木勲さんですね。ベーシストの。つい最近に亡くなられた。曲としては「Blow Up」。私はジャズに疎いんですが、この曲は確か有名な曲ですよ。聞けて良かったです。後半はボウイングもしていたのかな。

 それと鈴木さんとの共演も多いみたいなんですけど、ギタリストの中牟礼貞則さんの新作からインプロ曲。ピアニストとの共演。ネットの動画サイトで同じくギタリストの松尾由堂さんと対談しているようすを見て、年齢を感じさせないなと思っていたんですが、つい最近の演奏が聞けまして納得しました。相当に冴えてないとあんなインプロはできません。

 松尾由堂さんはNHKで去年にやったルイ・アームストロングさんの番組で女性トランペットの市原ひかりさんの伴奏を務めていて、非常に工夫のある演奏でしたのでちょっと動画サイトで調べたんですね。たしかトーンも相当に良くて。そしたら中牟礼さんとの対談が出てきたので見てみたといういきさつです。

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 それとお昼にやっぱりNHKラジオで「ジャズSPアワー」を聞きました。

 いつも思うんですけど非常に音が良いんですよね。一般に思われているSP盤との音質と全く違うんでビックリしますよね。特別に良い盤を非常に良いプレーヤーで、しかも非常に良いマイクで収録しているらしいです。前にNHKのサイトを見た感じでは。感想としては、音の空気感まで良く伝える、ピントのよくあった録音です。ありがたいですよ。これ聞いて他でもこんな感じが普通に聴けると思ったらおそらく大間違いなんですよね。

 今日の内容としては「フレッチャー・ヘンダーソン楽団」のあゆみを何曲か聞いて振り返りました。

 この楽団にいたドン・レッドマンさんとおっしゃる方がとても優れたアレンジャーだったのだということを教えていただきました。

 要するにソロパートを吹いているバックの演奏なんですけど、リフでつないだり、楽器をいくつかの群に分けて対比させたり、それとかコール&レスポンス。

 以上を聞くだにですね。今だと当然ですよ。あって当然の動かし方。これを発想した人であるんだそうです。驚きました。私にとっても非常な恩人ですよ。大好きですからね。そういう感じ。享受&享楽しております。たぶんその後のポピュラー音楽への接続っていうのも多大にあるはず。これはアタマを下げとこうって次第です。

 ドン・レッドマンさんは対位法なんかも習得されていたとのことのようです。クラシックの素養があったんですね。

 音楽の歴史ってポップスのフィールドだけ見てもしかるべき時期に音楽的な嗅覚が優れた人がポンといると、多くの優れた仕事を続けざまにこなすっていうくだりをよく目にするんですけど、ドン・レッドマンさんはアレンジの発想、アイディアにおいてそういう仕事を残した方なんだろうなって、思いました。

 そうだ。肝心の「フレッチャー・ヘンダーソン楽団」の音楽性なんですが、とても良かったです。もちろんよりすぐりの選曲ですから優れていることは間違いなんんですけど、ホントに優れたグルーヴ。そして表現力。よく仕上げているなと舌をまくような演奏の連続でした。

 ルイ・アームストロングさんのバンドの演奏をまとめて聴いたときにも思いましたけど特定の曲想で特定のテンポだったりするときのリズムの正解、その重心って「ここだ!」って指し示すことが容易というか、ゆるぎないピンポイントなんですね。そこには時代の新旧って関係ないんだなっていうことが古い録音を聞くとよくわかります。