眠っているコアラさんのイラストです。
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ラジオ日記的には、NHKラジオ第1にて「山カフェ」を少し聞きました。
柘植恵水(つげ・えみ)アナウンサーが神奈川県の大山(おおやま)に登ってきたというお話を聞きました。
大山のことはちょっと前にも同番組で、そうだケーブルカーの会社の方がご出演してお花の見頃などを伝えていたんだと思います。山岳信仰の対象であって立派な神社が存在し、江戸時代から多くの人が訪れていたという人気のある山です。
鳥のさえずりがごく間近で聞こえてきてとても楽しかったとのことでした。
しかし帰りの下りで膝を痛めてケーブルカーの最終便に間に合わせようと苦しくもヒヤヒヤする行程だったということでした。
番組マスターの俳優・石丸謙二郎さんからは「下るときの注意点」などを伝えていただきました。
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つづきましてNHK・FMにて「世界の快適音楽セレクション」を聞きました。
本日の番組テーマは「donの音楽」。選曲は藤川パパQさんでした。
ゴンチチ演奏の「Don the Drill」から始まりました。
同じくゴンチチで 「君と住む街で」も番組後半で聞きました。室内楽風のアレンジ。とても良かったです。
その他に聞いた曲としてはJ.J. Caleさんの「Mama Don’t」。リズムが気持ち良い曲でした。これは一級品でした。ゴンザレス三上さんのコメントとしては「ギターの刻みが全ての根底にある」というような感じ。歌詞を調べてみましたら「ママ」のいうこと全部の逆をやる、みたいな感じの面白い内容でした。
カバーソングのコーナーで藤川パパQさんから有名な曲「We Shall Overcome」の聴き比べを紹介していただきました。
Guy Carawanさんの歌ったバージョンと、Bill FrisellさんがUmbria Jazz Orchestraと一緒に演奏した器楽バージョン。
歌唱によるバージョンが特に有名だと思いますが、Frisellさんの演奏も何だか愛情というか優しさが滲み出てくるような思いのこもった演奏だと感じました。ホロっとしました。
─────────────── つづきましてNHKラジオ第1にて「文芸選評」を聞きました。
本日は「短歌」の日。テーマは「靴」でした。
選者は歌人・加藤千恵さん。
宴会が終わって帰る段になって自分の靴がない!っていう短歌が面白かったです。心境描写として「宴会場が孤島になりぬ」という表現がされていました。秀逸でした。たしかに靴がないっていうだけでもうそこから一歩も動けなくなってしまうような悄然とした心持ちになるよなぁと大いに共感してしまう短歌だったなと思います。
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最後は恒例の「オール・ザ・ヤング・シンセポッパーズ in 80s」ですよ。私も「Donの音楽」を考えてみました。
まずは「Dono Detti – We Grow Old」です。1983年のオーストラリア産。
私がかなり好きな世界です。素っ頓狂なリズムと錯綜する変なシンセ音。ヘンテコ・シンセポップって感じですかね。
そんなに長く続かなかったバンドであるらしいのですけど残した楽曲は興味深いものが多いなと思います。
もうひとつはタイトルの一部に「don」が含まれているだけの変化球ですけど、この機会に紹介しないと他のきっかけが見つからないぞっていう曲です。
「Electrodomésticos – Endoncia」です。1985年。チリ産だという点でもけっこう貴重だと思います。
まぁこの変態New Wave感ですよね。意味があるんだかないんだかって感じのユニゾン合唱といい、やっぱりどの国にもヘンテコな人はいたんだなっていう万国共通感でしょうかね。
あとは本日の「快適音楽」でも多かった「Don’t」がつくタイトル。
「G.B.H – Don’t Leave Your Honey Down The Pits」です。大好きなんですが、さすがにハードコア・パンクは不特定多数の方にお勧めするのは気がひけるってことであんまりブログには記載してませんけど、この曲についてはもうG.B.Hの創作力の頂点を形作る楽曲群の1ヶってことでありましてキマりにキマった彼ら流のかっこいいロックンロールですよね。万一この楽曲の魅力に気付いた方がおられましたらこの曲が収められているアルバム「From Here To Reality」をチェックしていただけましたらと熱望いたします。
思い出されます90年代。チッタ川崎で3回くらい見てるのかな私はG.B.Hを。2日連続で行った時もありますから。彼らのライブ録音で「Kawasaki Live」とかのタイトルがついてる録音があると思います。その中の1曲だけたぶん曲アタマの部分が不自然にチョン切れてるのがあると思うんですよね。
私そのときヴォーカリストのコリン氏の真ん前っていうかもちろんステージ下ですけどそこにおりまして。曲名アナウンスを聞いて絶叫しちゃったんですよね。その時ほんの一瞬コリン氏の表情が曇ったのを確認したんですけど、ちょっと気になってたんですけど後日にCDを購入して聞きましたら私の声がマイクに被ってたのかカットされていたという次第です。「これオレのせいだ」ってことですね。別に当日「録音している」って断りもなかったんで全力でいっちゃいました。「悪いことしたな」って思いましたけど、時すでに遅しなのです。
以前に私が別でやってるブログにて「私はAC/DCの演奏を半拍くらい止めたことがある」っていう記述をしたことがあるんですけどそれも私の絶叫がライブ会場に響いちゃって、はるかかなたの壁に跳ね返って戻ってきた自分の声が聞こえたくらいでしたので「ヤバい。大きすぎた。声が」って思ったんですけど、まぁ以上のとおりでございまして私はG.B.Hの時にもやってしまっていたという。
どちらも正常な思考ができなくなるくらいに好きなバンドですので仕方ないんですけど、この場を借りまして懺悔いたします。
下のお写真は90年代の私の日常を捉えた1枚です。
この頃はどこに行くにも必ずスケートボードを持参してましたので運動靴を履いています。自分でペイントしたものであって当時こんな靴があったわけではないです。
着ているタンクトップも文字は自分で描いたもので「TVC 15」って書いてあります。デヴィッド・ボウイ氏の楽曲名ですね。これまた大好きな曲ですので着衣にペイントしたという次第であります。
上のお写真は自室にてフライパンでセサミ・ストリートのキャラクターであるアーニーさんを炒めて食べようとしているところです。
この時に着ているお洋服は下はボロボロのジーパンですけど、上はパンクロック周辺において“ガーゼシャツ”とか言われるものですね。これにも自分でペイントしていまして、スパークスっていうバンドの「マイ・アザー・ヴォイス」っていう楽曲名と、センザンコウさんが鍵盤を弾きながらマイクで歌っているみたいなイラストが描かれています。ヒマだったんですねぇ私。いろんなものにペイントしてますね。
最後にシメの1曲いっておきましょう。
「Visage – Look What They’ve Done」。スティーヴ・ストレンジ氏ね。亡くなっちゃいましたけどね。残念。かのミッジ・ユーロ氏をしても「俺もさすがにあそこまでカッコつけられない」ってくらいの言い訳無効のレベルで「カッコいいオレちゃん」を演じられるという稀有な人柄でした。不遇の時期も長かった彼のことを考えると今でもちょっと悲しいですね。しぶとく生きて欲しかったです。しかしもう彼のカラダはボロボロだったんですよね。最後にひと花咲かせられて良かったのかなと思うしかないですね。
ちょっとしんみりしちゃいましたけど本日は以上です。ありがとうございます。