「イラスト」カテゴリーアーカイブ

コガネムシくん〔14〕

 歩くアナグマおじさんのイラストです。ちょっと機械的に描けてしまったかもしれません。見直してみるともっと体重が乗ってオジさんヨタヨタって感じにしたかったなと思います。

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 ラジオで現代音楽を聞きました。NHK・FM「現代の音楽」です。日本の作曲家を取り上げるシリーズの7回目。今日は水野修考(しゅうこう)さん。初めて知りました。

 解説の西村朗さんのご紹介によると作曲する上での手法にこだわる作曲家であるんだとか。実際に今日聞けた曲はどれも手法も意図も音響も違うものだったと感じました。

 声が主体のもの。ピアノが主体のもの。マリンバと管弦楽のもの。

 特に声というか合唱のために作られた1964年作の「声のオートノミー」は大変に気に入りました。良い曲でした。

 ネットで得られる情報によりますと、チャンス・オペレーションを取り入れた曲でありまた記譜としては図形楽譜であって、その結果、偶然性と即興性に富んだ演奏を引き出す場として機能するようです。そうだったのか。何人もの人が声を出すわけですけど、そのそれぞれが楽譜の理解力に富んでいる必要がありそうです。その上で高い芸術性を作っていくんだと思います。なかなか大変な曲なんですね。

 また聞く側にとっては緊張もあり緩和もあり意外性、発見、また音の美しさ。これは主にロングトーンでの声の重なりにおける干渉作用といいますかコムフィルターのジョワジョワするところ。

 調和があったと思ったら個々が飛躍しまた集合して上行していくところなどは非常に楽しみました。ラスト近くですね。

 大変に良い音楽を聴きました。感謝です。大変にうれしい出会いでした。

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 きのうのエントリでも書きましたが、昨夜は武満徹さんの怪談音楽を聴きました。

 期待以上に聞き応えありの時間でしたが、おどろいたのは武満徹さんが音処理までご自分でやったという非現実音の創作。その態度ですね。質の高さと求められる雰囲気をど真ん中で捉えた音。はじめて聞く音なのに観客としてはためらいなく受け入れてしまうような見事にそれっぽい音。そんなことまでできる方だとは初めて知りました。感銘を受けました。

 エフェクターによる音作りが好きな私ですが、見習いたいものです。

 関係ないですけどエレキギターの山本恭司さんはもしかしたら武満さんのこうしたお仕事もかなり研究されているのかもしれないと思いました。

 あの人が目の上のタンコブなんですよね(お岩さんのお話ではないですけど)。国内各地のいろんなところを細かく回っているみたいなんですが、マルチエフェクターで納得のいくところまで詰めた音作りであって、会場のアンプを使わずともラインでつないで卓のフェーダー上げてもらえば僕の音は出るよっていう涼しい態度らしくて、しかしそういうのはニューウェイヴ畑の人間に任せるべきではないのかと思います。むしろハードロック系で年齢がいった人ですとアンプに直が一番とかうそぶいて大きなアンプを持ち歩いて欲しいんですが。本当に困ります。まぁ銀星団の人でもありますしね。でもあの方はギター本体にチューナー仕込んじゃったのもかなり早い時期にしていたと思いますので元々がかなり柔軟な方なのかもしれません。早く硬く凝り固まって欲しいです。

 全く予定になかった山本恭司さんのお話で長くしちゃいましたね。申し訳ないです。

 私が高校に通っていた時のお友達でクレバヤシくんっていう子がいて映画研究部とかで一緒だったんですけどハードロックなバンド、バウワウのアルバムをカセットテープに録音してくれたんで非常によくそれを聞きました。多分私の血肉になっていると思います。たしか「翔べバウワウ!」っていうヤツと「ワーニング・フロム・スターダスト」というアルバムだったと思います。クレバヤシくんがとても良い人だったんですよね。

コガネムシくん〔13〕

 きのうのイラストと同じポーズです。背中の方から描いてみました。

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 背中と胸にケガをしていたのですが、治ってきました。まだちょっと痛いですけど支障ない程度に収まってきました。

 この2週間ほど苦しみました。

 なかでも痛みが強かった2日ほどは眠れませんでした。しかし良くしたもので回復できたようです。

 深いケガではなく細かく帯状に広がる感じでした。

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 ラジオ日記です。土曜日のNHK・FM放送。「世界の快適音楽セレクション」を聞きました。

 その土地の文化が音楽に現れるというお話が興味深かったです。にじみでるように。具体的には歌の旋律における「コブシ」について。この部分はもういちど聞き返してみようと考えています。

 きのうのことになりますが、「ジャズ・トゥナイト」という番組をNHKの聞き逃しサービスを用いて聞きました。映画音楽の特集。特に昭和の映画につけたジャズの音楽が素晴らしかったです。本邦におけるフリージャズの起源についての考察もあり。

 武満徹さんの「東京戦争戦後秘話」につけた曲を初めて聞きました。良かったです。

 今夜もやはりラジオで武満徹さんを聞く予定です。「クラシックの迷宮」にて。

 怪談音楽の特集だそうです。1時間40分の番組です。たっぷり聴けますので楽しみです。

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 お昼からはネットの配信でテクノポップのライブを見ました。装置メガネ主催のオムニバスライブです。

 去年も見ているので2回目。

 装置メガネで歌唱を担当するサミー・モデルさんの体のキレが非常に良くなっていて驚きました。体重が元に戻ったみたいでした。個人的には近年はもしかして腹筋が衰えてきたのではと心配していましたが不安なく聞けました。

 ようなぴさんとのデュエットも楽しいライブでした。見て良かったです。

コガネムシくん〔12〕

 もう一度、コガネムシさんの写真に立ち返ってみまして。

 虚心に研究しました。

 身体のつくりとか足の形状など。

 足の長さなども見直しました。

 一番うしろの足の第1節の形状が私が思っていたのと全然違っていておどろきました。

 まずは自由にイキイキと描けるのが良いと思っているんですけど、あんまり実態から離れてしまうとそれも違いますので、行きつ戻りつしながら固めていきたいです。

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 雨がよく降る1日でした。

 重い荷物を自転車で運ぶ活動を決行しました。

 朝のうちはときどき晴れていて助かりました。

 しかしカッパを着て行かなかったのでズブ濡れになりました。

 1年で最も暑い季節ですし、大丈夫かなと思いましたが大丈夫ではなかったです。

 むしろ下り坂では寒かったです。やっぱりカッパは着た方が良いです。

 おそろしいことに明日はもっと雨が降るという予報です。

 台風が静岡に直撃しそうです。線状降水帯の発生も言われていてとても心配です。

 何事もありませんように。