「イラスト・たぬき」カテゴリーアーカイブ

ニューロマ男性との遭遇

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 きのう「鳩森神社」について書いたんですが、こんなタイミングでもないと書けないような小ネタを記しておこうと思います。

 鳩森神社から千駄ヶ谷の駅までをつなぐ道がありますけど、そこでひとりの男の方とすれ違いました。
 一瞬の出来事です。
 もう30年ほど前のお話です。

 足元が目に入ってスゴイおしゃれな人だな、と思って目を上げたらバッチリとした濃いメイクをされてる方なんですよ。
 髪の毛もバッチリ決まってる感じで。
 うわー。スゴいって思いました。そんな人はじめて見たんで。

 会社帰りで多分私は歩いて帰る途中だったんですが夜中の道すがら、ボオっとメイクした男性が浮かび上がった感じですね。
 これがもう洋服の感じといい、メイクその他の感じといい「ニュー・ロマンティック」という音楽のジャンルの世界の住人という感じでした。

 イラストに描いたとおりけっこう体格のいい人で、サム・ビザール・レコーズのスティーヴォさんか、ギタリストのマルコ・ピローニさんかっていう感じでした。

 雑誌の写真なんかを見ると、そんなにカップクの良い人が出てくる音楽ジャンルでもないのですけど、「そうは言ってもファンの人の中にはこんな人もいるんだな!」と、たったおひとりの姿を確認しただけですが、ちょっとだけ「実態」に触れた思いでした。
 うれしかったです。

【お手紙イラスト】お花タヌキ

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 本日も「お手紙イラスト」の掲載です。

 「マンガ・パン屋のリスくん(スピンオフ編〜モルちゃんとアンナちゃん)ですけど、大まかな構図決めまでが本日中に終わりそうです。
 50コマほどの下ごしらえです。
 けっこうアタマも使いますし、前後のつながりも一応考えたりしまして。私にしては珍しく。
 まぁだいたい良くなってきたかなというところまでやってきました。
 普通はこういうのってマンガを描く前にすますべきコトなんですよね。こまったものです。

 今から「描きこむのが楽しみだな」というコマがある反面、「もう少しふくらませないと濃度不足」ってものも残っています。

 自分で気にいる水準に上げていかないと手の動きが悪くなり、単なる作業になってしまってツラいという。
 ましてやこれから非常に忙しくなる予定ですので今後しばらく私の頭の回転には期待できません。
 なんとか自分自身で描きこむのが楽しみというトコロまで追い込んでいかないと…。もう少しがんばってみます。

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 本日はNHK・AMラジオで何とボアダムスがかかりましたね。ソウル・ディスチャージですよ。
 なんてコトを言いつつも私自身初めて聞いたわけですが、いい遠近感とすさまじいパワーのみなぎる1曲でした。

 他には冨田勲御大の「新日本紀行」。私も御大の「NHKのために書いたテーマ音楽のCD」は持っていて好きです。
 それと「ウルトラQ」のテーマがかかったみたいでした。途中から聞いたので不明です。
 番組が始まる前にT・REXを聞いていたんですが「そろそろ大友さんのご出演だ」との思いが頭をよぎったにも関わらず私の大好きな「モノリス」などに目がくらみ、夢心地にひたるうちに少し聞き逃しました。

 きのうのおハナシになりますけどやはりNHK・FMの「デヴィッド・ボウイ三昧」が素晴らしく良くて。
 明けて本日も思い起こして考えをめぐらせたりしています。

 7時過ぎからは我が郷土・富士市出身の土屋昌巳さんがご出演されて大変に愛に溢れ、また真剣な考察に基づいた控えめなコメントを要所で話されておられましたね。
 一方で土屋さんは「ロウ」っぽい髪型にしてみたりとロックのミーハーな部分も大事に楽しまれている方なんですが、何といっても最後あたりの「ボウイは「星の王子さま」をロックで表現したのではないか」という見方におもわずウンウンとうなづいてしまいました。

 「アッシェズ・トゥ・アッシェズ」がその前後にかかりました。
 私は土屋さんの曲の「バーズ・アイ」という曲の詩の「誰も愛さない♪ジャン♪」っていうトコロはもしかしたら「アッシェズ・トゥ・アッシェズ」の詩の一節が意識にあったのではと思っておりまして、ひょっとしてそのあたりについてコメントがあるかな?と思わず期待してしまったんですが、もしも仮にそうだとしても奥ゆかしい氏の性格からしても話すべき場所を選ぶハズなのでした。

 そのかわりに「アッシェズ・トゥ・アッシェズ」のミュージック・ビデオには「スティーヴ・ストレンジが出てる」という素敵な情報を若い女性出演者の方に優しく教えておられました。
 全国推定4千万のヴィサージファンが「土屋さん!ナイス!」と思った瞬間でしたね。

 あ、そうそう。他府県の方はちょっと気になるかもしれませんけど土屋さんの地元だからといってあのような顔立ちの方がたくさんウロウロとあふれているワケではございませんので、この機会を借りてお伝えしようと思います。
 高校の時の同級生に土屋さんのご親戚とおっしゃる方がいらしたんですけどクラスが遠かったせいもあり、あまりお顔を拝見したという記憶も薄いんですけど、特に似てはいなかったハズです。
 ですが、その方、たしか卒業後に地元富士市のミスコンテスト(おそらくかぐや姫関係)において優勝されたということでしたのできれいな方だったのだと思います。

 この何にもない土地(と高校生には思えて仕方なかった当時の我が富士市)出身のギタリストがイギリスのロック最先端のバンドであるトコロのジャパンに帯同して世界ツアー!なんてもう夢のようで、普段はストーンズのコピーしてるような子も色めきだってましたからね。

【イラスト】キツネどんとタヌキどんのクリひろい

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 少し趣向を変えて、クリをひろいに森にやってきたキツネどんとタヌキどんのイラストを描きました。
 下のイラストは、当ブログでは時々出てきますが「私が取引先に納品伝票を送るときに同封する“お手紙イラスト”」です。

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 本日はお昼前のNHK・AMのラジオ番組にアニメーション作家・監督の新海誠さんがご出演されていました。
 ラジオを聴くのがおそかったのでお話の後半だけでしたが、多元宇宙みたいなものがあるとして、自分と寸分変わらないのに境遇はちがう、そんな可能性だったり人生のバリエーションみたいなコトを論じておられたように思います。他にもいろいろと興味深いコトをおっしゃっていたようです。

 中原昌也さんご選曲のコーナーではスーサイドの曲がかかりました! まぁアラン・ヴェガ追悼の意味を込めてのコトでしたけど、とてもうれしかったです。

 それとニック・ケイブというかバースデイ・パーティーもかかりました。
 初めて聞きました。ちょっとジム・フィータスのカゲがアタマをよぎったんですが、そのあとにかかった別のバンドの方がよりフィータスっぽかったかもしれません。
 気になるので番組のホームページで、放送された曲の名前を確認した方が良いかなと思います。

 私がお昼前のラジオを聴くようになったのはたまたまでしたが、中原さんご選曲のジョナサン・リッチマンが流れているのにおどろいてからでしたが、いやー。今日のスーサイドは良かった。
 NHKでスーサイドを聞いたのは数年前のFM放送で勝井裕二さんがご選曲されたのを耳にして以来です。

 本日かかったのは「ラケラケユーエスエーィ」でおなじみの「ロケットUSA」でした。
 番組アンカーの藤井彩子さんもパーソナリティの高橋源一郎さんも割と印象がよさそうにしていたのが衝撃でしたね。
 全国推定1万5千余のスーサイドファンに希望の芽生えた記念すべき日ではなかったでしょうか。
 選曲が良かったのか、あるいはその前にかかった曲がハメツ的であったため相対的によく聞こえたか、どちらかかもしれないですけど。

 嬉しかったので、そのまま午後はスーサイドのセカンドアルバムを聞きました。

 そうするウチに、ふとファーストのプロデューサーって誰だったんだろうと思って調べたらアレはアレで電子音楽にたいへんお詳しい方が手がけていたと知って感心しました。
 エイブルトンのサイト上でのインタビューではラモーンズのファーストのギターサウンドの音作りについて語っておられましたがたいへん興味深かったです。

 私の理解力が不確かですので誤解もあるかもしれませんが、1本のトラックから極端なミッドブースト処理を行い、別のトラックへと複数のバリエーションを生成し、ミックスダウンするという方式のようです。
 いいコト聞いたって感じですので、これはぜひ自分でも試してみたいものですね。

 あとロジャー・リンがプロトタイプのリンドラムを自分の車のトランクルームにいつでも入れておいて、出会うミュージシャンごとに薦めていたというのは比較的よく知られた話と思うんですが、その実例としてのエピソードも出てきて嬉しかったです。

【イラスト】水につかり涼を取るナゾの生物

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 私の住む静岡・富士市ですが、きのうあたりから気温が高く非常に暑いです。

 そんな中、進めておりました。「副読本イラスト」のラフ・訂正なんですが、できました。
 細かい描写が多く時間がかかりましたが、描き込んだ分、だいぶ良くなった気がします。

 どんなイラストに取り組んでいるのかというと、架空の町の駅や商店街、公共施設や工場、神社とお寺などの絵です。

 私はこういった「町の風景とそこに住む人々」のイラストを描く機会は多く、割と得意なんですが、やっぱり時間はかかりますね…。
 楽しくはあるのですが。

 まぁとりあえずこの改良したラフをメールで送って、吟味していただくコトにして、お返事を待つ間を利用してオーケーをすでに頂いているイラストを進めようと思います。
 何点かあるのですが8月いっぱいに終わらせられると非常に良いな、といったトコロです。