「イラスト・たぬき」カテゴリーアーカイブ

公園でガラガラゴー

 公園でスケートボードしている絵です。
 今はもうそのへんでスケボーしちゃいけないかもしれないですね。
 きのうも書きましたが、今日のイラストも「悪いタヌキさんがスケボーしている絵」として、とらえてください。

 これは今はなき日本青年館の手前にあった公園ですよ。
 なんでしたっけ国立競技場のワキに位置する感じ?
 公園なんだけど全面的にアスファルト舗装されているんでいろんな活用のされ方をしていた土地だと思います。
 1度なんか白バイの人たちがワオンワオンいわせながら、白バイの練習をしていたのを目撃したコトもあります。

 スケボーするにも適してたんですね。舗装されてましたから。
 それと会社帰りに寄るのに立地的に非常に便利だったと。
 市ヶ谷の職場から千駄ヶ谷のねぐらの中間地点でした。

 スケボーを始めるまでは自分がまさかカラダを動かすのが好きであるとは思っていませんでした。

 当時、スケボーが非常に激しいロックと結びついていたのもあって、私には入りやすかったのです。
 それと、そのへんの近所でできるというのが手軽で良い。

 当時を振り返りますと非常にスキー熱が盛んでね。
 映画で「私にスキーを連れてって」なんていうお話が公開されるぐらいのイキオイがあったのです。
 もう週末の夜間の新宿駅から西新宿のあたりなんてスキーの装備を納めたゴロゴロ・カー。そういうナゾのカー。ひっぱって移動するヤツ。あんなに荷物がいるもんかねって思ってましたけど。それがもうゴロンゴロン言ってました。
 浅香光代さんのゴロゴロ会館もカクのゴトくみたいな感じでね。
 どうせ昔のコトなんでバレないだろうとウソばっかり書いてたら長くなってしまいましたけど。

 わざわざバスに乗って遠くまで行って松任谷由実さんの悪声であるとか佐野元春さんの他人の良心の領域に土足でズカズカ入り込んでくる押し付けがましいソングが爆音で流れる中スキーに興じるのに比べればそのへんでスケボーをしてベンチで仲良くしている若いおふたりさんにイヤガラセをしたほうがよっぽど楽しいですよ。

 そんなワケで熱中しました。
 スケボーの方にですよ。
 歩いて帰れなくなるくらい疲れるのも珍しくないくらいやりました。
 当時はアップル・コンピュータの会社が入ったビルもその辺にありましてね。
 ショートケーキみたいに三角形のビルだったと思いますけど。
 ホントに昔の話ですよ。

 ラジオ日記なんですが、今日はお笑いコンビ麒麟の川島明さんの担当日。
 大喜利のコーナーでカッパの生態を深くエグって最終回となりました。
 でも大喜利のコーナーは面白いので、またいつか放送の機会もあるかもしれない。そんな感じでした。

 ゲストはタブレット純さんと阿佐ヶ谷姉妹のお二人。
 ラジオですと声だけですのでよくわかるんですが3人とも歌がウマくてビックリ。
 普段から歌を歌っている人の声は良いですね。

イチョウのハッパがツルン・ツルン

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 本日のイラスト「千駄ヶ谷シリーズ」なんですが、イチョウの季節におけるスケボーの絵ですね。
 イチョウの葉っぱが落葉して歩道にテンコ盛りになっている場合のスケーティングがツルツルと適度にスベって、ものすごく楽しいんですよ。

 千駄ヶ谷の表に面した街路ってなぜかイチョウ並木が多いんですよね。

 そのへんの来歴について私は無知なんですが。
 まぁとにかくソコをゲラゲラ笑いながらスベったよ、という思い出です。

 ただし一応の注意点もありまして。
 今はもうたしか条例で歩道でスケボーしちゃダメです。

 私がスケボーしていた時期ってストリートスケーティングのハシリで法律が追いついてなかったんですね。
 ですんで上のイラストはあくまで「悪いタヌキが歩道でスケボーしているイラスト」として捉えてください。

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 今日のラジオ日記なんですが、NHKラジオ第1「すっぴん!」。
 能町みね子さんの担当日の最終日。
 番組アンカーの藤井アナはきのうコロんでケガをしたというコトで手首に包帯をしての放送。

 能町さんの旅コーナーで、ご自身の“旅”についてのその動機について話されたんですが、とても納得しました。
 いわく「ある意味においての世界征服」。そのつもりでやっていると。
 旅行で行った先というのは、つまり「私の足跡のついた場所」という感じなのかなと思います。
 なるほどね。

 関係ない話になりますけど私も80年代を中心としたニューウェーブ音楽とかシンセポップスは全部聞きたいです。細かいのも含めて。
 ドラムマシンとシンセと録音機を手に入れて、熱すぎる思い込みから、ついデッチ上げちゃったっていう若者の音楽なんですけど。

 私の性格としては「征服」っていう感じじゃないかもしれませんけど、そんなふうに思いました。
 聞くだけじゃなく全部受け止めた上でオレなりのニューウェイヴ音楽をひねり出していきたいねっていう希望もあるワケなんですが。

 「すっぴん!」聴取活動に戻しますが、番組のゲストとして音楽家の大友良英さんがご出演。
 私の勝手な根拠ゼロの思い込みですが、中原昌也さんが来る日があるとすれば大友さんと一緒かなと思っていたんですけど、それは無かったです。

 大友さんが語る福島。震災後にやったお祭り、そして盆踊りへの関わりなど。
 曲としては遠藤ミチロウさんとマダムギター長見順さん、大友良英さんのボーカルで「ええじゃないか音頭」が流れました。

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 ネットの動画サイトでミチロウさんと大友さんがライブハウスで歌と対談をするというような企画をした際の動画を見ました。
 まだ311発災して間もない頃の対談。

 大友さんが言っている内容がとても参考になると感じました。
 今はどうなのかわからないけど、かなり悩んでいる様子を正直に話していました。
 「なぜオレが」っていう部分ですね。

 つまり私も今、地域のボランティア仕事をしながら、大切なコトだと思いつつも、「でもオレなのかね」っていう気持ちはずっとあります。
 私以外の人もそうだと思うんですけど。

 しかし平時のうちから考えておいたほうが良いのかなとも思います。

 普段から地域のお祭りの運営に関わっている私みたいな人間って何か災害が起きた場合にもそれなりの役割があるみたいで。
 最近、上の人から言われてビックリしたんですが。
 オレそんなガラじゃないっスよって思いますけど、見回してみると、そういうのが板についてる人もいますが、そんなガラじゃない人が大部分なんですよね。
 大変だ…。

 そんなワケで考えさせられる動画を見ましたよ、という話でした。

ネコ会議

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 大きな公園が東京都内にありまして、その名を「新宿御苑(ぎょえん)」というんですが、ソコが夜間には近所のキャットたちの集会場になっているコトを知ったよと、タダそれだけのお話です。本日は。以下に説明いたします。

 千駄ヶ谷5丁目に住んでいたコロの私は、ちょっとはなれた市ヶ谷っていう場所にあった会社に通勤していたんですが、帰りが遅くてですね。
 終電車で帰るのが普通でした。

 そもそもナゼこんな都心の“千駄ヶ谷”に住もうと思ったのかっていう動機からして「電車が無くなっても歩いて帰れる場所に住もう」というのが要因でした。
 それと「なるべく長く寝ていたい」ですね。
 仕事は好きなんで、長時間労働も休みがなくても気にならないタチなんですが、眠れないのがツラい。

 のちにイラストレーターとして独立した動機なんていうのも「好きな時に寝たいな」っていうのもかなりありました。

 戻しますけど、帰りが遅い。
 だいたい千駄ヶ谷の駅で降りて、御苑の脇の道を歩いて帰っていたんですけど、ネコがピョーンって御苑の中に入っていくのを見かけました。

 それで、「そうなのか! 御苑ではネコの集会があるんだ!」そう気づいたと。そんな思い出なのです。

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 きのうから大変によく寝ました。つかれてたんですね。
 朝起きてからまた寝まして。
 午後にも寝ました。

 気づいたらメールで仕事が入っていました。
 いそいで仕上げて先ほど納品をすませたトコロです。
 小さなものが1点だけでしたので早くできました。
 副読本のイラストでした。

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 ラジオ日記的にはNHKラジオ第1「すっぴん!」。今日はダイアモンド✡ユカイさんの日。
 今週で「すっぴん!」は終わってしまうのでユカイさんの担当日も今日が最後。
 いやー。残念ですね。
 ゲストとしてユージさんと、やついいちろうさんがご出演。
 やついさんは尾崎紀世彦さんの「また逢う日まで」をご選曲。
 最近の私はネットの動画サイトで尾崎紀世彦さんの「スバル・レオーネのうた」をよく聞いています。

 ユカイさんは放送の中でたくさん生で歌を歌ったのですが、上で書きました通り、寝ていた時間が長かったため一部分しか聞けませんでした。
 あとで聞き逃しサービスを利用して聞こうと思います。

 「すっぴん!」でかなりユカイ氏について詳しくなりました。
 私にとってのユカイ氏は「ローリング・ストーンズの人」であり、「ロバート・ジョンソンのレコードを雑誌の企画においておススメしていた人」。ただそれだけだったんですが、かなり厚みが増しました。
 レッド・ウォリアーズの音楽もたくさん聞きました。
 1曲も知っている曲がないことに私の世間知らずな点を再認識しました。

 話がそれますけど、私がパンクロック好きだと知ると「ブルー・ハーツとかですか」と言ってくださる方がたまにいて、合わせてくれているんだなと、ありがたい気持ちになるんですが、おそらくそう言ってくれた方のほうが、ことブルー・ハーツに関してはよくご存知だと思います。

 私はホントに誰でも知っている数曲しか知りませんからね。
 動いている姿となると、インディーズで出てきた時期にディスクユニオンのパンク・フロアのモニターでマーシー氏がピョンピョン飛び跳ねているライブ映像をモニターで見たっきりです。
 異常なくらい常識がない私ですのでましてやレッド・ウォリアーズの楽曲となると無知の極みでした。

 ギタリストのシャケ氏がレッズのあとに始めたカジノ・ドライブの時にギター雑誌の求めに応じて挙げた「好きなアルバム10選」の中に私と共通するものが何枚かあったのを見て、とても意外であり、「もしかしたらまるっきり無関係ってワケでもないのか」と思いつつもそのまま放置しておりました。

 ユカイ氏に戻すんですが、ビートルズ好きだと知ってまず意外。
 たしか年末にビートルズの歴史を語る番組でけっこう長く話すのを聞いたんですが、自分の中で血肉化できており消化されている様子を知りました。
 これは一朝一夕のファンじゃないぞと。
 さらには「すっぴん!」内でたくさんの楽曲についても話している様子を聞くに、これまた自分のものにされているんですね。

 「オレとこの曲」とか「オレとジョン」、「オレとキース」みたいな感じでいちいち考えがそれなりにある。ほぼ完全に認識を改めました。
 なんかの受け売りじゃなく「オレにとってのこの曲」って感じに語れる人は好きなんですよ。私は非常に。ちょっとズレてても良いんです。世間で言うのと。そんなの関係ないんですよ。
 「オレにとって」っていうのがスゴく大事。いちいち突き詰める。またコレが大事。長くその音楽と時間を共にしたってコトですからね。

 伊勢正三さんの曲などの10代の頃に好きだった曲を大切にしていて、さらにそれを歌わせるとウマい。
 好きだったものの集大成が今につながっているという非常に時間のかかる正直な来歴ですね。
 あとはロックン・ロールにあくまでこだわっているの部分がうれしい。
 これからもスキさえあったら「ロケンロー」と放送なんかで言って欲しいです。

 楽曲としては「イージー・カム・イージー・ゴー」に出会えてよかった。再結成後の録音なんですが。
 これはアルバムを中古で手に入れましたからね。安かったです。
 それと2枚組みのベスト盤も手に入れました。これまた中古というか、その中でもレンタル落ちという私の財政状況を赤裸々に照らすような、かなりリーズナブルな入手の方法をとりました。
 こんなボーカルが大変そうなバンドでがんばっていたんだなと、非常に今更に思ったんですが、それとギターの音が良い。
 最初の頃から良いんで、「あの時期にこんな音で録れてたんだな」と学ぶところ大でした。

 私が好きな分野ですので長い文章になってしまいましたが、とりあえずはラジオという場でユカイさんに出会えたコトを感謝したいと、そんな感じですね一番は。

せんたく

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 イラストのお仕事が終わりました。
 いやー。いそぎましたよ。
 グッタリしました。

 本日のブログ用イラストなんですが、私が千駄ヶ谷5丁目に住んでいたコロには銭湯がアパートからちょっと歩いたトコロにあったんですが、併設するカタチでコインランドリーもありました。
 よくある形態ですね。

 ココは新宿のにぎやかなあたりから近かった関係で、洗濯だけ利用しにくる人もいたのかなと思います。

 新宿アンチノックの近くに昔は日通の事務所かなんかがあって、作業服を洗いに来る人とかを見かけたりしたものです。

 イラストとしては文庫本を読みながら、洗い上がりを待つタヌキさんを描きました。

 J・PホーガンさんのハードSFとか言われる小説を読みました。ココで。
 よく覚えていないんですが、「最終兵器」とかいうお話があって、その佳境の部分を読み上げた。そんな思い出なのです。