「イラスト・風景」カテゴリーアーカイブ

ミニミニ・コンサート・イン・ショッピングモール

 きのうの藤本卓也さんのイラストでも描きましたが、コンボオルガンの魅力ですね。さらにもう1枚描いてみました。

 私は中学生の頃でしたか、地元の「ユニー」っていうデパートみたいな商業施設で「真木ひでとさん」のミニミニコンサートを見た経験がございます。以前の当ブログにおいても少し書きました通りです。

 あくまで演歌歌手としての「真木ひでとさん」としての歌唱だったのですけど、やはり私にとりましては元はグループ・サウンズのオックスのヴォーカリストだなってことなんですけど、忘れてならないのはオルガンを弾いてらした赤松愛ちゃんですよね。

 調べてみたら数年前に亡くなられていたということでして、それだけでなく元メンバーの方達が近年になってかなり没されているという、GS遠くになりにけりって申しますかね。言葉もありません。ご冥福を祈ります。

 しかしイラストの方は楽しくいこうじゃないかってことで、デパートの吹き抜けみたいな広いスペースで歌と演奏を披露していてお客さんたちも喜んでいる、みたいな感じにまとめてみました。

 真木ひでとさんっていうか野口ヒデトさんには素敵なブラック・コートを着ていただきました。

 このイラストを見た方が楽しい気持ちになっていただけましたら、まさる喜びはございません。

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 日記的な記述です。

 今日はずっと雨がちの1日でした。

 年末の女子駅伝が終わってからは天気予報をチェックしていなかったんですけど、きのうの元日の良いお天気といい、女子駅伝の当日の晴れた空といい、かなりピンポイントで晴天だったのだなと気付いた次第です。

 きのうの地震のこととか被害の大きさも心配なんですが………。けして他人事じゃございません。

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 最後にオルガンサウンドに戻して終わりましょうか。楽しくね。

 一般的に申しまして「チープなオルガン」とか言われる系統の音色です。

 個人的には決してチープなんて言葉で片付けられるものではないと思うんですけど、一方でとても豪華なオルガンサウンドっていうのもありますので「比較するとそうなっちゃう」みたいなことですね。パイプオルガンとかは確かにものすごいので仕方ないかって私も認めざるをえません。

 きのうはドアーズとか「96ティアーズ(邦題が良くて「96粒の涙」ですね)」とか書きましたけど書き忘れていたバンドであればB-52’sとかもございました。

 ンガしかしですよ。せっかく私のブログのような辺境地帯に来てくださった方々に誰でも知ってるような曲を紹介しても詮無いことでありまして、手ぶらで帰っていただくのもなんですなってことで行こうじゃないですか。ひさしぶりに。お正月をヒマにしてる人もいるかもしれないしね。

 ご紹介しますのは本当は連続企画にしようと思っている「印象的な女声ボーカルを巡る旅。in ニューウェイヴだったりシンセポップ」のために用意しておいた曲なんですけど、Crown Agentというバンドの楽曲「Occupational Hazard」です。ンマとにかく女性ヴォーカルの歌いっぷりが素晴らしいんですけど、ちゃんとコンボオルガンっぽい音色も確認できます。スカ風味でありまして、私の感想としましてはこれは相当に良い曲じゃないかって思っています。気になる方は探して聞いてみてください。1981年の作でイギリスの人たち、調べてみるとクリスチャンの人たちの集まりだっていう記述もあります。ボンボンいうベース演奏も素晴らしいと思います。

 やっぱりもう1曲いっちゃいましょうか。忙しい人は読まなくても良いしね。こっちは見た目としてはもはやコンボオルガンの形はしていなくてもっと安く買えちゃう近年のPCM波形を内蔵した軽量のキーボードです。

 バンド名はSuper Girl & Romantic Boysというちょっと面白い感じ。楽曲名は「Klub Samotnych Serc」です。かなり弾きまくってるのでオルガン音色でピーヒャララが好きな方にはおすすめできます。バンドとしてのたたずまいはパンクロックな感じで私の好み的にはバッチリ。チープな楽器と思い思いの服装でカッコ良くやろうってことなんですけど、キーボードを弾いている(たぶん中心人物)の弾きこなし方を見るにかなり練習してきた人だっていう感じもあります。前に調べた時の知識ですけど確かポーランドのワルシャワの人たちだったと思います。年代的には2002年の曲だったと思います。今でも活動中。あまり日本では知られていないかもしれませんので私はぜひ聴いていただきたいなと思います。他にも良曲がありますので気に入った方は探してみると良いかも。

 行きがかり上こっちも触れておきましょうか。「じゃあチープじゃない方向のオルガンはどうなんだ」っていうことですよね。あるんですよゲロゲーロ。オランダの1960年台後半の活動なのかなって思うんですけど「Earth & Fire」っていう「もうひとつ名詞が抜けてないか」って不安になるバンド名の楽曲「Maybe Tomorrow」。これは押してきますね。面でね。強い声質の女性ボーカルしかし低い方の倍音が豊かで総じて太いですね。前に調べた時には不幸にも今は歌える状態じゃないであるとか。あと確か旦那さんがフォーカスのベーシストだった気がします。そうか、オランダだからねって思うんですけど。声質とか歌い方はショッキング・ブルーの人ともダブります。おなじオランダだからってこともないんでしょうけど。この曲も本当は「印象的女声旅(略称)」で取り上げたいと思っていたんですけど、なし崩しになっちゃいました。曲調としてはシド・バレットさんがいた頃のピンク・フロイドな感じもありますかね。あとはオルガンは存在感を薄くしてしまうんですけど「Seasons」。私はもう大好きな曲。ちょっとアモン・デュール2とかの楽曲にも近い魅力があるんじゃないかって思っています。幅の広いパンタロンをはきたくなりますよね。ニューウェイヴとかはもはや全く関係なくなっちゃってフォーキーな感じですね。

あけましておめでとうございます。

 今年もどうぞよろしく。

 本日のブログ用イラストは「年賀状」です。

 「描き込みを多くしたペン画」という感じにしてみました。

 こういうのは初めて描きました。

 成功している部分もあり。失敗している部分もあり。

 しかしやっぱり描いてみなければわかりません。収穫がありました。

 最初はさぐりさぐりでしたけど、後半はかなり楽しくなってきまして。

 特に夜空のだんだん濃くなっているところは面白かったです。モヤモヤ表現です。

 水たまりの表現は最後まで残ったんですけど「もうわかんない!」「とりあえず描いてみる!」って心境だったんですが、できてみるとココが一番よかったかも。実際のペンでいうと「ガリガリ」と音がするくらいの描き方かなと思います。

 今後の方向性とすると荒いところと丁寧なところを配分良く進めれば良いのかな、とか考えているんですが、まだ決め付けるには早いかなって気もしています。

 構想とか下書きを始めるまでは画風をこんな感じにするつもりはなかったんですけど、ひょうたんから出たコマと申しますか、新しい世界が広がった気持ちがしています。来年以降の年賀状とかでもさらにこんな感じを広げていこうと思っています。

 とりあえず「第1歩」としてはソコソコでしょうか。

 絵の世界の説明をしていませんでした。

 おだんごを買って帰る途中の仲良しグループ。という感じです。

 おサルさんが抱えているのが「おだんご」の包み。

 ウサギさんがぶら下げているのは「おだんごのタレ」が入ったバケツです。

 水たまりにお月様が映っているのを発見してしばらく立ち止まっているところ。

 ロバのオジさんが「早く行こう」とせかしているといった情景です。

 おサルさんとウサギさんは上手くまとまったなと思います。

 カニさんとロバさんは挑戦でした。

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 以下は日記的な記述です。

 今日はイラストのお仕事をしました。調子は良いです。夜もがんばれそう。きのうの睡眠が非常にウマくいきまして。

 明日のお昼くらいにラフ提出できる状態までもっていきたいです。

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 音楽聴取活動としてはモーターヘッドを聞いて1年の出発を祝いました。

 あんまり聞かない「アナザー・パーフェクト・デイ」から聴きだしました。

 その他、ネットの映像も見ました。

 富士宮市・富士市のご当地アイドルというか富士山アイドルなんですけど「3776(みななろ)」のお正月・生配信です。

 野外での収録。今日は天気が非常に良くて、空も富士山もとてもキレイ。最高の気象条件でした。

 歌と踊りは井出ちよのさん。走ったり歩きながら歌を歌っていて、若いなと感じました。さわやかな気分になりました。

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 ラジオ日記としてはNHKラジオ第1「ディスカバー・カーペンターズ」を聞きました。

 カレンさんご存命最後のアルバム「メイド・イン・アメリカ」のA面とB面をそれぞれ1時間ほどずつ使って紹介してくださいました。

 良いアルバムでした。非常に良かった。

 ひさしぶりに兄妹そろっての制作だったということです。やっぱりこの連携が一番良かったんだなと私も確認しました。バート・バカラック夫妻の作による曲がスゴかったです。アレンジにしろ。

TROMS〔b07〕ゲラティック号事件〔6〕

 イラストは早朝の寒々としたその日の光景を描きました。夜明けです。

 直前に見た暴走族のすごい人数と爆音との対比もあざやか。

 静かな朝です。

 こんな事件でもなければ、まず来ない。こんなところには。

 やっぱりスゴかったです。

 イラストでは私ならではの寸詰まりな感じで、貨物船ゲラティック号をかわいらしく描いていますけど実際は全部を視界に収めるのが大変なくらい長くてバカでかい。

 圧倒されました。

 ましてやこのイラストで見るような鳥瞰的かつ巨視的な視点というのは持てなかったというのが実際のところ。

 おクチあんぐりですよ。

 イラストの構図はもう私がずっと後になって獲得した職能と申しますか、「こうまとめると絵的にイイかな」っていうだけのものです。

 現地に身を置いて音とか風が吹いている感じとか太陽が出てきた感じとか船の先から後ろまでをググッと見ていく首の回転とかの現実のあり方と、ひとつの画面にアレやコレを集約して何かを伝えようとするイラストの作り方って、全然違います。当然ながら。

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 ああした非現実的な風景に接したのは、得がたい体験でした。

 “船が山を登る”なんていう比喩もございますけど、そうしたありえない光景を実際に目にするか否かっていうのはまた違うのではないでしょうか。

 イラストレーターなんていう職業をする上では良かったのかもしれません。

TROMS〔b06〕ゲラティック号事件〔5〕

 きのうの段階で状況説明はできたかなと思いますので、もういきなりイラストの説明から入って良いですね。

 スッゴい長文でしたけどアレが読めたって人は、はたして居たのでしょうか。

 業を煮やしたダンプのオジちゃんですよ。先頭車両がダンプだったんですよね。この人が「プシュッ。プシュッ」ってブレーキを鳴らしながら発進しはじめたんですね。

 ダンプのオジちゃんナイス。

 「こっちゃ商売なんだよ! ジャマするなコノヤローッ!」てことです。オジちゃんにしてみれば。きっとね。

 マしかし二輪車相手にはけっこう思い切りが必要だと思います。コケたら相手はケガしますからね。暴走族とはいえ。

 相手が気の毒ってのもないとはいえ、警察ザタになったら約束の時間にデッドですからそれは避けたいっていう職業人としての葛藤ですよ。

 でも後続車の人たち。私ら家族なんかにとりましてはありがたかったです。

 無事に発車できました。

 対向車線の暴走族の車列はまだまだ続いていましたけど、柏原から海岸の防波堤に折れる細い道があるあたりに着いた頃には道も静かになっていたと思います。日曜日の早朝なんですからソレが当然なんではありますが。