「イラスト・むし」カテゴリーアーカイブ

ホラアナ物語〔04〕

 オバケ化したムシ氏がその身を起こすようすです。

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 イラストのお仕事メモ。仕上げの作業を始めています。

 調子は悪くないです。

 普通の日記メモ。今日は自転車での荷物運搬を2回しました。あわただしかったです。気温的にはちょっと暑かったです。空気が乾燥してきたのでずいぶん助けられました。気温を別にすると晩秋に近づいている昨今ですね。

 ラジオ日記的には昭和30年代のわらべ唄を聞きました。いつも聞いているNHKラジオ第1。「らじるラボ」。とりわけ今日はたっぷり聴けたという感想。それときのうの夜の番組になりますがラジオ第2の「ニッポン時空旅」。「ムシの声」がテーマ。再放送だったようですが私は後半を除いて初めて聴けたと思います。秋のムシの声っていうことなんですが、収穫の季節っていうこともあって、神様に感謝という意味合いもあるみたいで。心境としての神様に捧げる酒盛りっていうんですかね。いきおい浴びるほど飲むっていう話にもなってくるんですが。夏の労働の後という順番を考えれば、コレも許されるのかなって思いました。

ホラアナ物語〔03〕

 ほらあなの中で死んでいるムシ氏を描きました。

 明日からの数日にかけて、このイラストを元にして、アニメーションにしようと思います。ちょっと前に当ブログにおいてネコちゃんが雲に乗るアニメを作りましたけどあんな感じです。

 今、イラストのお仕事も入っているので、そちらに充分な時間をさきつつ、ブログ用のイラストも進行させたいのですけど、その目的に合致する活動としてのパラパラマンガ的な展開です。

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 今日のラジオ日記なんですが、NHK・FMの「現代の音楽」において大変に啓発的な音楽を聞きまして。興奮しています。

 ジョージ・クラムというアメリカの作曲家の仕事についてその一端を学びました。

 本日の番組は現代音楽における20世紀の様相を概観していくその過程にあるわけですが、とりわけ「アメリカ」に注目する今週と来週ということでした。ヨーロッパの作曲家が伝統を踏まえた創作をする傾向にあるのと比べると型破りな人が多い。しかしアメリカにも欧州由来の伝統に即した流れは一応あるんですよという西村朗さんのご紹介でした。これも頭に入れておかないといけません。

 ジョージ・クラムさんですが、1929年生まれということで湯浅譲二さんや黛敏郎さん。その他にもスゴい日本の作曲家がその年にお生まれになっているんですけど、要するにこの「現代の音楽」の20世紀を振り返るシリーズでは彼らが70年代初頭に手掛けた音楽、そしてその狙いやテーマにも切り込んだ言及、そして紹介ということになりそうです。40歳になるかならないかの時期に、時代も大きく動く中で何を見たのかっていうことにもなるのかなと思います。

 ふたつの曲を聞きました。片方はベトナム戦争との関わりが強いとされる「ブラック・エンジェルズ」。激しい曲でしたね。

 そして「鯨の声」。クジラの発する鳴き声を鳴らしつつ太古からの地球の歩みを表現するというスケールの大きな作品でしたが、幻想的な雰囲気に大きく包まれた曲だったと思います。大変に素晴らしいので録音した音源をmp3化して、さきほど聞き返しました。やはりイイねってことでネットの動画サイトで他の演奏も確認。こちらも良かった。音を聞いただけではわからない、特にピアノの特殊奏法がとても効果的にこれは本当に印象に残る大きな役割を果たしていることがわかりました。

 書いているうちに「ニッポン時空旅」のお時間が迫ってきてしまいました。こちらもNHK・FM。書いておきたいことはかけたかなと思いますので、この辺で。あそうだ。「吹奏楽のひびき」も聞きました。朝に。「デーヴィッド・ベッドフォードの世界」。ポピュラーミュージック・ロックのケヴィン・エアーズさんの活動にも関わったという変わり種。正統的に聞こえる吹奏楽作品の他に、「うん。らしいな」っていうフワフワした興味深い作品の紹介まで。こんな特集は吹奏楽に特化した番組でしか聞けませんのでありがたかったです。

地下の虫さん〔02〕

 本日のイラストも地下の暗闇の中に住む「メクラチビゴミムシ」さんです。

 目が退化している虫なんですが、そのかわり嗅覚と長い触角による触覚ですね。発達しているんだそうです。

 イラストの状況としては、触角で周囲を探っているようすです。

 絵柄についての説明です。

 “EBM”と呼ばれる音楽ジャンルがありまして、その中に「KMFDM」という古いバンドがあります。アルバムジャケットのイメージが確定しておりまして、つまり上のイラストで表現したような感じの大変にグラフィカルな良い絵ばかり。

 これをいつかマネしたい。という希望がありましたので、今回、試してみました。

 やってみてわかったのは「とても時間がかかる」ということです。

 これを毎日1作つくるのはムリですね。

 しかし良い経験になりました。

 この感じで私に仕事が来ることはまずありませんので、ムダといえばムダですけど、こんな事でもいつ何かで応用できる感覚が身につくかもしれません。

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 最後に「KMFDM」に戻して終わろうかと思います。

 かなり昔からいるバンドですし、音楽の感じも知っておりましたので、すっかり分かったつもりになっていました。そんな私でした。

 しかし今回、改めて古いライブ映像を見て驚きました。

 なんとドラマーもいるしギタリストもいるし、ベースもエレキベースだしっていう、見た目だけでは電子的なイメージは皆無だったのです。

 EBMというのは略称でして、本当は“エレクトロリック・ボディ・ミュージック”っていうんですね。ニッツァー・エブとかフロント242とかね。

 私の青春期を彩ったという、音楽的な骨格としては案外ロックでして、そこに電子的で粗野な音がまとわりつく、サンプラーをパッドを叩いてトリガーするとかね。マシーン信仰とか言われてましたかね。そういう当時のカッコいいビジョンだったんですけど。

 それが「KMFDM」においては「まるっきり見た目だけは普通のバンドじゃん」というのを30年ほど経ってから知ったという、マそういう衝撃でした。

 現在の活動形態はもう少しモダンになっているようです。

 いやー。でもビックリ。調べてみないと分からないものですね。