「イラスト・むし」カテゴリーアーカイブ

ツノゼミ帝国〔02〕

 ツノゼミ実習の2日目です。

 きのうのイラストとポーズはおおむね一緒ですが、改良を加えました。

 明日以降もさらに研鑽を積む予定です。

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 本日の日記ですが、重い荷物運搬を朝のうちに済ませました。

 今朝はかなり冷えましたが、太陽が出てくると気温もかなりゆるんできました。日光は偉大です。

 トマトを買い忘れてきてしまいました。失敗です。

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 以下は、個人的な音楽聴取に関する近況です。

 聞き続けてきた手持ちのシンセポップ・よりぬきサザエさんですが、ついに1周しました。

 ちょうど区切りが良いので、音楽再生に使っている小さな機械のデータを更新しました。

 記憶メディアのMicro SDカードに、この1年ほどで録りためておいた、そしてまた音量や音質に手を加えて(自分にとって)聞きやすくした曲の音声ファイルを送り込みました。合計しますとシンセポップが2300曲ほど、ニューウェイヴが1200曲ほどになりました。意外にニューウェイヴが多い印象です。

 基本的には私はシンセポップを探すことを軸にしているんですが、自分で聞いてみて「こりゃニューウェイヴだな」っていうのはニューウェイヴにふるい分けているのですけど、まぁ実際のところ時代的にも音楽性としても隣接するジャンルですので、人によって区別は交錯していたり重複していたりしています。私はそれで良いと思っています。とりあえず私にとっては聞けばわかるので問題ないです。

 ただしやっぱり「これはどっちにするんだ」っていうのはあります。悩んだらその時の気分でどちらかにしてしまいます。

 音楽ソフトの仕様上どちらかを選ぶ必要があるのですが、実は私は音楽ジャンルの名前にもそんなにこだわっていなくて、究極的にはそのバンドごとに固有の音楽性がある。ジャンル分けはあくまで便利な指標っていうことなのかなって思っています。

 日頃から異常なまでの80年代シンセポップ愛を唱えている私ですが、実のところ私が探しているのはそんなに間口としては広くなくて、「パンクバンドを組めなかった人たちが機械の力に頼ったバンド」というのが正解かもしれません。マインド的にはパンクスに近い人たちですね。要するにパンクロック以降の変わった人たちの音楽です。

 その程度の狭い切り口であれば、およそネットで見つけられる音源であれば比較的簡単にあらかた全部聞けちゃうのでは。私自身そうタカをくくる向きがなかったとは申しませんが、まだまだありそうです。

 こまるのは最近に作られたんだが、音楽性としては80年代のそのまんまっていう若い世代の方達の作品です。シンセウェイヴとかヴェイパーウェイヴとかの領域ではなくて。本当にまぁ当時のですね。語弊はありますが抜けきらないモッサリとしてるというか、もう最近ですとMIDIコネクタを介さない旧来のCV/GATEでシンセを制御して音楽を作っている人たちというのも目新しさはない。よくやるなって思いますけど、私としてはそうした新世代の古い音楽性の人たちの扱いをどう分類するかというのは決めあぐねています。

 すみませんね。文章が長くなっちゃって。

 ここまで読んでくれた方がどれくらい居るかわかりませんけど、音源紹介でもしておきましょうか。お礼がわりと言ってはなんですが。

 フランスの男性二人組の81年作でしてKamikazeの楽曲「Cinéma cinéma」です。

 ジャケットを見るとドコのパンクバンドなんだっていう異様な表情を浮かべた半裸の若い男性の写真があしらわれていて、「カミカゼ」っていうバンド名からも激しいものを期待するんですが、これが意外なことに割とセツセツと訴えてくる、そしてまたけっこう良い曲なんですけどね。もう文章が長くなってしまいましたので私の思いを書き記すことは控えますけど興味がある方はネットの動画サイトで聞いてみてください。耳に残りますよ。

ツノゼミ帝国〔01〕

 今月のブログ用イラストは「ツノゼミ」です。

 「ツノゼミ」というのはかなり小さなセミなんですが、背中に大きな盛り上がりですとか、かざりみたいなものが付いているセミのなかまです。

 とても変わったセミです。

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 何ヶ月か続けてまいりました「ムシ帝国シリーズ」なんですけど、ちょっと自信をつけまして、少しだけ難しいものに挑戦しようかと思ったのです。

 しかしネットで「ツノゼミ」の画像を検索してみて「これは難しすぎるかな」と思いました。改めて詳細に眺めてみますと思っていた以上に複雑な形状をしています。

 別の問題もあります。

 私が描くイラストはだいたいにおいて「アタマを大きく描いて愛くるしく」みたいな基本線があります。

 しかし「ツノゼミ」の場合、背中にある盛り上がり自体が巨大で、ここをむしろ小さく削るというのはできませんし、自然のままの姿の方がむしろ「デフォルメ後」みたいな感じのセミです。従来通りに頭を大きくしてまとめるのは困難っぽいのかなと感じています。

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 私の捉え方としては「ツノゼミ」さんたちを「ムーミンに出てくるトフスランとビフスラン」みたいな存在。としてみました。

 私が「ツノゼミ」から受ける印象が「トフスランとビフスラン」に似ているのです。

 小さくて「コチョコチョコチョ」っていう感じにしゃべるセミ。という線で、まずはやってみようと思います。

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 本日は1枚目のイラストです。

 「バラトゲツノゼミ」を想定して描いておりますが、そんなにこだわりはない。というか、このセミってネットを探す程度では不詳な部分がございまして。それはつまりおなかとか胸のあたりです。完全に想像で描いています。というか以前に「セミ氏の練習」をした時の応用です。

 この先しばらく取り組んでいったら、なんとなくそれっぽくというか、カタチになってくるんではと期待しています。しかし自信はないです。

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 「ツノゼミ」の練習がもしもウマくいって、今月の末までの時間的な余裕が生じましたら「セミの幼虫」の練習もしてみたいです。

 抜け殻はよく見ますけど、それ以前はどういう見た目をしているんでしょうね。あの人たち。

 疑問に思っています。

ゴ×××帝国〔30〕

 本日のイラストも構図を古いアニメ作品「ガッチャマン」からお借りしてきました。

 私なりに面白くできたかなと思います。

 明日から12月。

 本日をもちまして「ゴキブリさんシリーズ」は終わりです。ご覧いただきまして、ありがとうございます。

 苦しみながらも数をこなしたことで、6本の脚の扱いにもうまくいく時が増えてきたと思っています。

 全然うまくいかない場合もありますが、それはヒトなんかの手足が4本の時も一緒かなと思います。絵にしにくいポーズというのがあるのですね。やっぱりそういうのは避けることになるんですけど要するに極力うまくやりたい。それでいながら意欲的なポーズや構図取りを実践していきたいと思っています。

 今回のゴキブリさんシリーズでは定番のポーズを多く実習しました。多少の自信につながりました。

 体力的にはかなり疲れました。ドッときました。

 「このポーズ。1度は描いてみたかった! 昔ッから」という感激に駆動されて一生懸命描くワケですが、トシはとりたくないもので集中しすぎて休憩を取らないと案の定、疲労の影濃厚というような。

 迷いなく没頭できるのは良いことなんですが、ひんぱんにストレッチをした方が良いですね。次の日にひびきます。

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 今日をもちまして、作っておいたブログ用イラストの備蓄がついえてしまいました。あっという間です。

 備蓄分でブログ運営をしのいでおく間に他の作業をしていたのですが、具体的には来年の年賀状作り。

 画像だけは完成しました。今まで手をつけていなかった画風に挑戦しました。全部がウマくいったとは言い難いですけど多くの収穫がありました。

 何度も描きなおしをして試行錯誤しました。こんなことも時間がないとできないです。

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 別の作業も区切りがつきました。

 たびたびお伝えしておりますが「オール・ザ・ヤング・シンセポッパーズ in 80s」企画ですね。

 企画って言っても単に自分で聞いて楽しむというだけの活動ですが。

 去年の12月から録音しておいた音源の整理が終わりました。

 シンセポップについては480曲ほど新たに加えました。

 別に秘密でもないので1曲だけご紹介しておこうと思います。

 The Creamersというバンドの「Little White Lies」という曲がですね。楽しくて気に入っています。1979年の作らしいので「80s」ではないのですが。しかもコレ、シンセポップっていうよりディスコ色が強いです。さらにいえばかなりイナタい。そこがニコニコさせてくれる要因のひとつにもなっているので決して短所ではない。と思うんですが。

 ボコーダーも活躍しておりますのでお好きな方はぜひどうぞ。

 このバンドも私が収集している他の多くのバンドと同様に詳細が不明。シングルを1枚出したきりという存在ですね。ただしちゃんとしたプロの仕事であるっていうのはその線からそれてしまいます。

 そうなってくると典型的な「メンバーのおウチで作った感」これが濃厚な作品も上げておいたほうが良いかもしれません。

 スエーデンのバンド「Tres」の85年作「Feeling Like A Clown」。

 かわいらしいシンセポップですよね。曲としても雰囲気としても。威圧感がないです。しかし「Dans」っていう曲のライブ演奏では最後に「サンキュー!」って叫んでおりまして「若いな!」という印象を受けます。

 この85年って言ったら一般的にはティアーズ・フォー・フィアーズの大ヒットって申しますかね。個人的には彼らの音楽を好きだと思ったことは一度もありませんが。「デカいクチ開けて歌いやがって」って思ってましたけど。まぁそういう時代。デジタルシンセも存在していましたから音作りとしてはレトロと言えそうです。私はスゴく好きです。

 他には「アイ・ラブ・ジャパン」って連呼する曲もあります。きっと日本製のシンセ機材をかなり持っていたんでしょうね。