「イラスト・むし」カテゴリーアーカイブ

ゴ×××帝国〔03〕

 今日はNHK・FMでのラジオ番組「川口アーカイブス」を聞きました。

 平野レミさんご出演の部分は笑ってしまっておなかが痛かったです。おしゃべりしに来た近所のおばちゃんみたいになっていました。

 番組はとても長時間だったのですが、途中のマイケル・ジャクソン特集以外は全部聞きました。

 ───────────────

 マイケルさんの曲がかかっている間は聞き逃し配信で「名演奏ライブラリー」の後半を聞きました。最初にかかったドビュッシーの名曲演奏はリアルタイムで聞いていたのですが、日曜は10時から「子ども科学電話相談」があるため、そちらを聞いていたのです。傾向として後半に現代音楽系がかかることが多いような気がしているんですが、なかなかそっちは聞けない現状です。

 ピアニスト安川加寿子さんの演奏で湯山昭さん、野田暉行さん、矢代秋雄さんの作曲作品を聞きました。

 特に野田さんの「ピアノ協奏曲」はNHK交響楽団の演奏も素晴らしく緊張感あふれるテンションの高さ。良いものが聞けました。感謝。

 折しも野田さんはつい最近に82歳で亡くなられたばかりだそうです。ご冥福をお祈りいたします。

 今日は祝日「文化の日」でしたが、昔はNHKのラジオで「現代音楽」を流していたと聞きます。将来的には現代音楽をこれでもかと流す特集番組を期待したいです。

 湯山さんの作品は子どものピアノ練習向けに作られた小品を何曲かまとめて聞いたのですが、子ども向けにやさしくしかし弾く楽しみを吸収できるような配慮が感じられて湯山さんの優しさが伝わってくるようでした。前にネットの動画サイトで見た湯山さんと娘さんの親子漫才みたいな動画の印象が楽しくて記憶に残っています。

 安川加寿子さんのドビュッシーはご自身の「楽しい」「演奏者個人の解釈が活かせる余地の広さ」などの言葉通りだったと思いますが特に「沈める寺院」の奥行きを深くとった場面作りに引き込まれました。良かったです。

 ───────────────

 戻しますが、今日の「川口アーカイブス」は、その進行を満津岡信育さんと矢口清治さんがご担当。

 満津岡さんが「はっぴいえんど」関連にかなりお詳しいと初めて知りました。びっくり。

 他に印象に残ったのはバンド・ゴスペラーズの村上さんのリクエストで服部良一さんの「山寺の和尚さん」がかかったところでした。

 ゴスペラーズの黒澤さんが夏にNHK・FMの松尾貴史さんの番組に出演した折に紹介されたソロ作品で歌われたテーマがアフリカ系アメリカ人の人たちが歌ってきたことに学び、昇華したような良い内容だったことに感銘を受けたのですが、その一方で日本の古いアカペラ・ワークも参照しているんだなということがわかって探究心が深いなと思いました。

 あとはなんでしょうかね。美空ひばりさんの東京厚生年金会館でのライブでしたか。びっくりするような名唱でした。

 それと18歳当時のライブ録音だというスティービー・ワンダーさんの「太陽のあたる場所」。ホレボレとしました。

 今日はたくさん聞きました。中島みゆきさんが若い時分から重い歌を歌っていたんだなという発見もありました。有意義でした。

ゴ×××帝国〔02〕

 きのうから「ゴキブリさん」の描写をしております。

 きらいな人はものすごくきらいですからね。注意を要します。

 私としましては「描いているうちに一般的なゴキブリのイメージとはまた違った感じに、まとまりつつある」という感触を得ておりまして、「もしかしたら苦手な人でも大丈夫な造形になっているのではないか」とも考えておりますが、マこればっかりはわかりません。

 ───────────────

 描くにあたって別のモデルも想定しています。今回。

 「黄金バット」氏です。

 日本の古いヒーローですね。

 元は紙芝居。その後にマンガであるとかアニメであるとか実写作品であるとか。かなりのメディア展開を見せたそうです。

 私はあまり馴染みがありません。

 もしかして若い方がこのブログを見ておりましたら距離感がわからないと思うんですが、私自身も今やけっこうな高齢者ですけど、さらに古いんですよ。黄金バットは。といってもごく数年のズレですが。

 私が幼児の頃に買ってもらった「フ~センガム」のパッケージなんかに黄金バットがあしらわれていたこともあるな。という程度の記憶です。

 私の世代ですとその後に「仮面ライダー」「ウルトラマン」の大ヒットがあったんで黄金バットさんが押し流されてしまった感があるんですよね。

 生育した地方によってはもしかしたら「おらんち地元じゃみんな黄金バット(再放送)の活躍にムネおどらせてた」みたいな向きもあるかもしれませんけど。

 戻しますが黄金バットさんに。もう登場した当時から「ダークヒーロー」的な位置付けだったみたいですね。ネットの辞書なんかをあたりますと。

 割と珍しいパターンなのかなと思います。わかりやすい勧善懲悪であるとか正義のヒーロー像っていうのとはちょっと違うのかなという。

 マそんなワケでして、「忌み嫌われる存在」としての「ゴキブリさん」をクローズアップする段において「敵か味方かわからない謎めいた存在」みたいな黄金バットさんの在り方っていうのを着想の原点として参照することにして始めました。

 ───────────────

 朝に荷物を運搬する作業をしました。今日のは軽かったです。

 きのうの買い物の時に玉ねぎが欠品していたのでもう一度行ったのです。

 特売で安く大量に買えました。ネットに入った玉ねぎ。よかったです。

 カッパえびせんの特売は今日はなかったようです。

 ───────────────

 買い物の前にお墓まいりをしました。

 とても天気が良くて富士山もクッキリ見えたのですけどカメラを持って出かけるのを忘れましたので画像は無しです。

 積雪していました。キレイ。きのうの夜に雨が降ったんですよね。私は会議のために外出しておりましたので、帰りは雨で寒かったです。

 マそれはともかく、今年がもしも積雪の当たり年になったら良いなと思いますけど、これが全く思ったようにはいかないんですよね。

 ですが10月後半と11月の頭にそれなりの量で積雪するというのは幸先が良いです。

 ───────────────

 今朝のお墓まいりにおけるBGMはイギリスのシンセポップバンド「テストカードF」でした。つい先日に当ブログにおいて記述したばかりです。フォルダに入っている曲を垂れ流しているだけですので、巡ってきた好タイミングにびっくり。

 ちなみに「テストカードF」の次にかかったのは「the Spins」というあんまり情報がないバンドの「Valley of Temples」という曲です。

 70年台後半の曲ですので私が求める80年代シンセポップとは違います。

 あえていえばイージーリスニングとかにも近いのかなって思うんですが、しかしエフェクティブな音処理がシンセなココロを刺激するのと、メロウな進行が琴線に触れると申しますかね。捨てがたいのですね。それで同じフォルダに放り込んであります。

 エレピがメインの曲なんですがけっこう打鍵感を強調してあって「倍音行けー」みたいなね。音場全体として見ても良い設計だと思います。

 ───────────────

 鍵盤の演奏といえばチック・コリアさんのピアノ・トリオによる演奏で「ザ・グレート・パンプキン・ワルツ」という曲を聞きました。月曜日のNHKラジオ「ひるのいこい」より。初めて聞きましたが良い曲でした。

 ───────────────

 エレピとNHKといえば以前にラジオでアナウンサーの方が、エレピの名器の実機をお持ちだと話しているのを耳にしたことがあるぞと思い立ちまして、ちょっと調べてみたんですがわかりませんでした。最近ちょっと世間を騒がせている人に抵触しそうな感じもありますのでブログに書くのも適当じゃないかもと思ったのです。

 しかしこういうのは色々ありますからね。事情がね。

 私が卒業した高校からも、かなり良い放送局のアナウンサーという非常にわかりやすい出世を遂げたのに不倫問題でその後の消息ヨウとして知れずみたいなね。お隣の山梨県が職場だったみたいなんですけど現場を押さえられてしまったようで申しひらきもできずみたいな。もったいないと思うんですけど。当事者にしてみれば止まらないんでしょう。その辺については他の人にはわからないのですよね。きっとね。

ゴ×××帝国〔01〕

 これからの1ヶ月間は「ゴ………キブリ」さんの描写を研究しようと思います。

 大変に苦手な人も多いムシです。

 しかし私はさほど嫌いではないというか、どちらかというと「カッコいいな」って思っています。

 とにかく11月はゴキちゃんワールドですので、苦手な方は12月になってから再訪してみてください。

 どうぞよろしくお願いいたします。

 ───────────────

 朝に重い荷物を運搬する作業をしました。

 いつも行くスーパーに行ったワケなんですが、お店に入ってすぐの場所に「カッパえびせん」が安く売られているのを発見しました。

 おどろきです。

 きのうの当ブログ上において「カッパえびせんちゃんとのツラいお別れの儀」を挙行したことをお伝えしたばかりですが、まさか安売りされているとは。

 手には取りませんでした。きのう食べたばかりでしたので。

 しかし帰宅してからも「なぜ私は安いエビせんちゃんを買ってこなかったのだろう」ともう頭の中はカッパえびせんのことでパンパンです。

 何も手につきません。

 「この先の一生をカッパえびせん無しでやっていけるものなのだろうか?」

 あらためて激しく自問自答しました。

 ココロは千々に乱れ一本にまとまらず両手で押さえようとしても指の間からスルスルとウドンの麺みたいな思索のヒモっていうんでしょうかね。そうした白っぽいヒモが頭の中で全方位に広がって行ってしまってどうにも収まらないのです。頭蓋骨からヒモが飛び出してプランプランしそうです。

 そこで決心しました。

 「スーパーとかで安売りしていたら買う」

 買いますよ。

 安売りしていたら買ってきて、帰宅後バスタブにブチまけて「カッパえびせん風呂」にして入浴してやろうと思います。富の象徴。成功者の証ですよね。

 あんまり楽しそうじゃないっていうかガサガサしそうです。やめておいた方が良いかなとも思いますが。お尻の方なんか粉砕されてしまって、コナまみれになりそう。絶対やめた方が良い。

 ───────────────

 そうだ。買い物ですが、先週土曜日のNHKのラジオ番組「文芸選評」を聞き逃しサービスで聞いたので投句の内容にもありました「コロッケ」を買って帰ってきました。おいしかったです。

 ───────────────

 今夜はこれからまた会議があります。というか今週は2回あるんですよね。大変です。

 先週の内容を受けての議題です。判明したこととしては行政(富士市)としては今ある「まちづくり協議会」の活動を大転換して防災と福祉に切り替えて欲しいみたいです。

 もともと私の個人的な気持ちとしても行事をみんなで作っていくのは大きな災害があった時のため。そういう気持ちはあったのでやぶさかでないといえばないのですが。マしかし市の考える防災と福祉の活動像というものの具体的なディテールも大まかな構造もまだ分からない段階ですので、そうした部分を今日は聞ければ良いのかなと思います。

 私個人はあんまり会議で発言するタイプじゃないんですけどね。そうだそれとやっぱり「市の行政懇談会」なんですけど私は出席するみたいです。ハガキが到着しました。言われた以上は行きますけど。まぁどうなんでしょうかね。傍聴したい人が他にもいそうだなっていうことなんですが。本当はもっと開かれていても良いのかなって思うんですがコロナ渦という時節柄ね。なんともママなりません。

クワガタムシ帝国〔31〕

 今日のお昼にニュースで知ったのですが、またもや食料品が値上がりするそうですね。

 「もう我慢できない! かくなる上は国家転覆だっ!」と思い立ちましてダダッと家を飛び出してお店でカッパえびせんを買ってきました。

カッパちゃんのトボけたツラに腹が立って仕方ありませんが、カッパに八つ当たりしても事態の打開につながるワケもなく、やり場のない怒りをどこに向けて良いのやら。悄然とするばかりです。

 なんとエビせんちゃんが値上がりするらしいのです。

 一応書いておきますが写真中央の山は富士山です。雪がもうすっかり吹き飛んじゃってね。いやはや。気温的にもかなり暖かかったですし、平野部でもけっこうな風がふいてましたから当然でしょう。それと今こうして写真を見返してみると夕刻近い時間でしたのでちょっと赤くなってきてますね。これはもう少しこの場でネバって紅色に焼けた富士山の姿を押さえておくべきだったかもしれません。後悔先に立たずですよ。

 戻しますけど、これまでずいぶんムリをして買ってきたエビせんちゃんですが、これ以上の値上げは許容できません。

 「つらいお別れを告げるしかない……」。

 出会いがあれば別れもあるワケでして50年にわたるエビせんちゃんとの付き合いもこれまでです。

 私にもしも孫が生まれたらお祝いとして買うかもしれませんけど、孫が生まれるためには私の場合まず子供が必要です。

 電撃的に配偶者との出会いを得たとして、そこから長くてツラい不妊治療の後にようやく子供を授かったとして、その子がまた私みたいに60前まで独り者だったらどうするんですか。

 頭がボーッとしてきますよ。

 ザッと計算して私が120歳前後にならないとこの手に孫を抱くコトはムリです。普通はもう死んでるっていうか「はい? ドチラさんですかいのう?」みたいな感じで認知することすら手遅れっていう状態。そこまでしてカッパえびせんを食べたいとも思いません。もう自力でお店に行けるパワーも残っておりませんでしょうし。サイボーグとして第2の人生のスタートを切っていれば別ですが。

 つまり現実的に考えればこれから先の数十年。私は死ぬまでカッパえびせんを食べるコトはないと思いますが、せめてあの世で、せめてあの世で、カッパえびせんを楽しめれば良いなと思います。

 安く売ってれば良いですけどね。

 おそらく死後の世界もセチガラいと思うんですよね。

 出るのはため息ばかりですよ。やれ…………やれ。