曲中の転換部の動画です。普通は間奏が入ったりするところです。
イラストとしては、すでに出ている場面で使った素材の流用です。これはなんとかうまくいきました。作業量の節約になったかなと思います。
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日記ですが、今日は祝日でした。
私の親族が入院しているリハビリの病院は「祝日は面会不可」です。「今日は祝日なのだ」と頭で理解していたんですけど、行動に結びつかず。ついつい病院の駐輪場まで行ってしまいました。自転車のスタンドを起こしたところで「いや、今日はダメなのよ」と正気に戻ったんですけど。
別の用事もありましたのでムダ足とは言えないまでも、遠回りになりました。
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ラジオ日記としてはNHK・FM「世界の快適音楽セレクション」を聞きました。途中で体調が悪くなり、布団に横になったため、後半は未聴です。
本日の番組テーマは「生まれた所の音楽」でした。選曲は湯浅学さん。
聞いた曲としては「Miguelito Cuni, 、Felix Chappottin – Oye El Carbonero(炭売り)」が良かったです。という記憶だけあるんですが、横になる直前に聞いた曲でありまして、具体的にどこがどう良かったか明らかにすることはできません。
「生まれた所の音楽」を私自身、考えてみましたが、難しいですね。
私の手持ちの音源に「ズバリな曲」は存在しませんでした。
「懐かしく思う曲」って解釈するとしたらこれはどうだ、っていうのは「Tucker – FAR AWAY PLACES」です。タッカーさんのインスト曲。改めて聞き直すとヴィンセント・ベルさんの諸作に通じるムードのある感じも濃厚かなとも思いました。良い曲だと思います。
タッカーさんについて書かれた文章なんかをネット上で見ると若い時分にはハードコアパンク周辺にいたとか書かれていたりして「へー、そうなんだ」って驚きますね。けっこう猛練習したとか読んだ記憶もありますので、やっぱりハードコアから今の音楽性に到達するまでは距離もあったんだろうと想像します。
「FAR AWAY PLACES」が収められているアルバムのジャケ写には小さくハンドプラントをするスケーターのシルエットも写ってます。私と同年代のハードコアファンって言ったらもうスケボーは必須と言わないまでもよくしてましたので「やっぱそうなんだなー」なんて感じです。ハードコアの人はとにかく体力あるっていうか動いて汗かくの大好きな集団っていうことなんですけど、健全なイメージが欠如したスポーツっていうスケボーのあり方は当時において革命的出来事でした。「これなら汚い格好してやっててもおかしくない」っていう。バブル景気とかもありましたしパリっとしたキレイなスポーツ・ウェアっていうのに馴染めない人たちがいたんですね。ハードコアの人たちもそこに含まれていたと思います。話題が逸れましたけど、そんな感じの「遠きにありて思うもの」的な場所の楽曲紹介でございました。
あともう1曲くらい行きたいんですけど難航しました。
生命が生まれた場所として「海の海岸、その浅瀬で海水が濃縮された地点におけるアミノ酸」「生命のスープ」みたいにいわれると思うんですが、こっちもやっぱり私の知る音楽の中には「ズバリ」っていうのがありませんでした。
「Ashra – Ocean Of Tenderness」という曲が「母なる大海」ってことで良いなって思ったんですけど「オーシャン」だとモロに「海」だし。「海」がテーマの時に今出しちゃうと困るか。
「じゃもう湿り気っていうところでどうだ?」ということでひねり出したのが「the Residents – Moisture」です。短くて変な曲ですけど意外に人気のある曲だったみたいで調べてみてビックリ。ネットの動画サイトには当時のミュージック・ビデオが存在していて「こんなのがあったんだ!」と驚きました。けっこう良いビデオ。なんか変にSFっぽいし。歌詞を調べてみるとまた非常に変な感じで「お財布にカタツムリが入っていた」という一節でありまして、「レジデンツは不思議なバンドだな」との感を強くしました。どちらかといえば「死」の歌ですので、「生まれた」とは正反対に行き着いてしまった本日の私の選曲でありました。
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「文芸選評」も聞きました。テーマは「塗る」。ペンキ塗りたてのウッドデッキにネコ氏の足跡。驚かせてごめんねとおウチの方の気持ちが合わさる短歌。足跡がピョンと途切れて残されたのかな、そんな風景かな、と想像しました。
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「クラシックの迷宮」は「ゴジラの音楽・第2弾」。とても楽しかった。オーケストラは怪獣のような大きな動物を表現するにしても向いているのだなと感じました。「ヘドラ」の主題歌も「バージョン2」「バージョン3」も合わせての放送。私は初めて聞きました。感激しました。