念力で小さなクリップを動かすぞ! みたいな感じでがんばっているキャットちゃんのイラストです。
ラジオ番組「文芸選評」で「念力」のお話が出ていたので、「今の当ブログで進行中の「ホントなのかな?」っていうあやしい文化一般に近いぞ。イラスト化しよう!」と思いついたのでした。
イラスト内のキャットちゃんですけど、あたまから湯気が出るくらいがんばっているのに、クリップは動かないみたいです。こまりましたね。
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そんなわけでラジオ日記です。申し上げました通り「文芸選評」を聞きました。
今日は短歌ですね。選者は笹公人(ささ・きみひと)さん。
なんでも笹さんの表現世界には「念力」がよく出てくるんだそうで。のみならずオカルト方面ですとか、特撮映像作品なんかにもお詳しいのだそうです。
音楽活動としては「宇宙ヤング」であるとかその他には歌詞提供などを多く手がけているのだそうです。
「宇宙ヤング」は私の愛好するシンセポップに非常に近いというかそのものの路線上にあるわけですが、私はこのあたりが不案内でありまして、わかりません。
「電脳マニアックス(連続して行われていたライブ企画の名称)」に出演していたような人たちは軒並みわからないです。系統が違うんですね。
厳密に申しまして私が日夜探し求めている「シンセポップ」って「ギターは弾けないけど、ココロはパンク」みたいな当時の若者が作っていた音楽っていう側面が大きくありまして、「電マニ(略称)」系統とはちょっと違うのですね。こんなことを熱弁しましても「全然よくわからないよ」という方も多かろうと思いますが。
「電マニ」に出てたような人で私が知ってるのって、「装置メガネ」が例外って感じですかね。それとか「ベスパ☆くまメロ」ですね。山梨のふたり組ユニットなんですが、片方の方の名字が入倉(いりくら)さんって言いまして、私が小さい頃の友達と同姓です。お顔立ちも似ておりまして、のみならず鼻の穴の形状が全く一緒なんですね。きっとご親戚なんだろうと思っています。変な話になってしまいましたが。まぁ静岡もこの東部のあたりは多いです。山梨由来の人たち。いっそのこと山梨県全域を廃止にして県民全員を静岡に移住させても良いのではというのが私の考えです。人口問題一挙に解決ですよ。方言もほぼ同じなんですし。すぐに実行致しましょう。
戻しますが、今日の番組で読まれた短歌としては「昭和のゴジラさんは避難する人がリヤカーに荷物を積み終わるまで(破壊行為を)まってくれていた」というような内容の歌が良かったと思います。
兼題としましては「昭和レトロ」でした。若い方の一部にもそうしたものが喜ばれているようです。
私はゴンチチさんがネット上でアップロードしている短い番組の中で「ニュートロ」という語句があるのを知りました。意味としてはこちらも大体同じなんだそうです。「ニュー・レトロ」の略であって、古いもの。しかし私のような年配の人間にとっては「ありましたね。これ」っていうものが重用されているんだとか。おどろきますね。
番組にもう1回戻します。
冒頭で読まれた短歌は「昭和のバブル期のドラマ」なんかを取り上げたものでした。それを聞いていて私が思ったことは「全然ピンとこない」というものでした。「ダブル浅野」が出てくる短歌だったんですけど。そういわれていた人が実在していたのは知っているんですが、見分けはつきません。こまったものですね。
私は高校を卒業してから今まで、テレビを見ていた時期というのがかなり短いというか持っていない時期が長いので世情に疎いんですね。
「私が世間とズレだしたのって、もうバブル期とかにさかのぼるんだな……」と、今更のようですけど、発見した思いでした。
自覚はあるんですが、私は「音」さえあれば人生楽しいタイプなんですね。やれやれ。良いんだか悪いんだか。
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ラジオ日記を続けます。
「世界の快適音楽セレクション」を聞きました。
ゴンチチ演奏による「きっと会える~その日まで~」という曲が良かったです。とてもしみじみとしていました。
先週だったかゴンチチのおふたりが、デヴィット・リンチ監督の映画のことを話されていましたけど、私は個人的な音楽聴取の活動として映画「ストレイト・ストーリー」に使われた楽曲「Rose’s Theme」を久しぶりに聞きました。こちらもまたしみじみとした良い曲で。聞きながら、Rose(という名前の人物)を劇中で演じられたシシー・スペイセクさんは良かったなと思い返したんですけど、それで調べてみたらスペイセクさんの映画「歌えロレッタなんたらかんたら」の中での歌は吹き替えなしで歌っているとかで、ネットで聞いてみたら、これがとても良くてびっくりしました。あの方、ギターも全然弾けるんですね。弾ける人の弾き方をしているのを映像で見ました。知りませんでした。そんな感じの今週の私なのでしたけども。
「世界の快適音楽」に戻します。本日の番組テーマは「アゲインの音楽」でした。選曲家は藤川パパQさん。今日の選曲は素晴らしくて私にとっては良い曲ばかりでした。特に良かったのはThe Brother Brothersの「Feelin’ Good Again」でした。心に自然に入ってくる良い演奏と歌。カントリーソングでした。ポコポコしたバンジョー。マンドリン。などが楽しいリズムを作っていたと思います。ゴンチチのお二人がおっしゃっていたこととしては「ハモり具合が、いにしえのフォークソングを思わせた」なんてことでしたけど、実際にその通りだったと思います。本日は以上です。ありがとうございました。