「イラスト・ウソいきもの」カテゴリーアーカイブ

カッパのオジさん〔ワオキツネザル〕

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 ワオキツネザルのオジさんが、縄を“なって”いるところを描きました。

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 きのうお伝えした通り、朝から地域の小学校で防災関連の訓練をしてきました。

 全体的な感想としては、体験して良かったです。やってみないと分からないことばかり。

 市の防災危機管理課の人たちが来てくれて監督してくれました。

 ・受付業務の模擬体験

 ・運動場の使い方について理解

 ・体育館の使い方

 ・ダンボールベッドの組立て

 ・小学校の教室の使われ方

 ・小学校内の防災倉庫の内容

 ………などなどを学びました。将来的にはもう少し詳しい訓練も予定されているみたいです。今日は前段階。きちんと学んでおく必要性を強く感じています。私としては。

 ほぼ全ての「本日の内容」は消化できたのですが、急に体調が悪くなった方が出たため中断。救急車に搬送を依頼しました。

 それほど深刻なものではなかったようですが、これは私の素人判断ですのでわかりません。しかし今回に限らずこれからの行事や訓練ではこういう事態が発生しても全くおかしくないと思いました。暑い折、寒い折は特にそうだろうなと思います。

 特に意図したわけじゃないですけど、勉強になりました。女性が体調を崩した場合は男性はその場にいない方が良いんだなと、実際に体験してみてよく理解できました。なんでも勉強ですね。

 ところでですね。私が住んでいる町内会は小学校区の区分けとしては、となりの小学校区との境界に近いのですが、そのため、もしも避難するとなると、実は本日の訓練をした小学校ではなくて直近の中学校になります。通常の私たちのような市民活動というのは小学校区単位で活動しておりますので、中学校の避難所というのはどこも「合同の」運営ということになるのかと思います。その場合に私みたいなボランティアの身分の証明っていうのも変ですけど、となりの地区の人たちにもわかりやすい「何か」が必要になるのかな、と思いました。小学校区内の活動であればもうけっこう顔見知りで動けますけど。

 何も無いのが一番とはいえ、発災した場合の準備は平時にやっておくべきでもあるし、と思います。

 訓練は午前中で終わり。ちょうど正午に帰宅してきました。その後、昼寝。起きたら夕方です。今日の体調は良かったです。

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 ラジオ日記としては本日の「現代の音楽」は録音してあるものの未聴。お昼から聞き逃しサービスで「ジャズ・トゥナイト」で「ブルース特集」の第2弾を聞きました。

 きのうの夜にラジオ番組「クラシックの迷宮」を聞きました。それについて書いておこうと思います。

 「環境音楽」について、その歴史を辿るもの。あえてジャンルを横断するような選曲。バッハで始まり、バッハで終わったんですが、途中にブライアン・イーノさんとかイエローマジック・オーケストラ。細野晴臣さん。それと久石譲さん。もちろんジョン・ケージさんもかかったし、エリック・サティさんなどなど。

 初めて聞く芦川聡さんの音楽が良かったです。秋山邦晴さんは私が持っているのとは別のタイプの曲が聞けてうれしかったです。東京オリンピックの当時のビジョン。「生活と芸術が一致する空間」。未来のカタチ。あれはどこへ行ってしまったんだと、番組進行と選曲の片山杜秀さんがおっしゃってましたけど、私も同感です。

 片山さんといえば途中で「自分は環境音楽的なものを“家具の音楽”としてではなくけっこう一生懸命聞いてしまうタイプだ」って言われていたのが面白かったです。

 いろいろと聞けていつもながら大変に興味深かったですけど、イーノさんの環境音楽フィールドでの活動の前段階にバロック期の室内楽があったという指摘は重要であるんだろうなと思いました。

 個人的なことを書いて終わりにします。番組でかかった「ミュージック・フォー・エアポーツ」はちょうどハタチの頃にとても良く聞きました。パンクロックのあいまに聞くのに意外と適しているんですね。これは私が言ってるだけじゃなくてパンクロックな評論家ミッキー森脇氏も「表裏一体だ」っておっしゃってるんでマコトではないかと思います。下の画像を参照していただきたいんですが。ビックリしますよね。ブライアン・イーノを論じるにあたって前ぶれなくジョニー・ロットンさんが出てきますからね。これには若かった私もおどろきましたよ。今でも「唐突だなオイ」って思いますけどね。

カッパのオジさん〔おじぞうさん〕

 何回か書いておりますがどうも最近の体調が良くないです。気温に慣れていない。1日おきに好調と不調がやってくる感じです。

 今日は録りためた音源の整理をしました。

 明日の午前中は小学校区のお仕事というか、防災関係の訓練があります。早めに寝ておこうと思います。

 地震などの災害により被災した人が小学校の体育館に避難したりしますけど、その際の「避難所運営マニュアル」というのが完成しまして。もう何年も前から「作っているよ」という話だけは耳にしていたんですが。それと「私は所属部署的に言って「防災」とはまた違うのかな」と思っていたんですが、そうはいかないと。

 考えてみたら1年とか2年とかの任期で変わっていく町内会長の組織やその他に比べると長期間ずっと同じ人がいる組織(私もその末端です)がやはり関わらざるをえないという理屈のようです。

 マそれはともかくですね。明日は「マニュアル」に沿って動いてみるという点では最初の試みですので大きな構造を頭に入れつつ疑問点や改善点を見極める作業になるのかと思います。小学校区から合計80名くらいが参加することになるようです。必要最小限の人選ですね。マスクをしていくのも忘れないようにしないといけません。

 きのうの夜のことになりますが記しておきます。会議でした。

 上記のことがらにも関係するんですが、小学校区の集まり。「まちづくり」関係です。

 今年度に残された事業の計画の確認。それと来年度からの人的な編成について。具体的には町内会から何人の人を出してもらうか。要するにもう人を出したくてもそもそも人数が全然いないという町内会もあるんですね。バラツキがあるんですが非常に危機的なところもあると。それで数字的な根拠を明確にして協力をあおごうということになりました。人数に対して何パーセントとかそういう計算式です。これは町内会長各位にも説明しやすいのではないかと。まだわかりませんけど思うに固い線じゃないかなとも思います。

 それと年齢の問題についても。個人差あるにしろ「80歳」を目安にしようかという案。現実的だと思えますので今後はこれがガイドラインになるのかなと思います。

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 長くなりましたのでラジオ日記は短めに。

 いずれもNHKの番組です。

 榊原郁恵さんの「夏のお嬢さん」を久しぶりに聞きました。「歌謡スクランブル」という番組において。出だしのギターのフレーズがゲロゲロに演歌でビックリしました。当時の私はそんなこと一切思いませんでしたが。かと思えば渥美二郎さんの「夢追い酒」は歌唱はともかく演奏の方は案外アッサリしていてコブシが回っている感は希薄であったり。しかし「夏のお嬢さん」には驚きました。聞きなおしてみるものですね。番組のテーマは「プレイバック70年代」ということでした。

 ネットで記事を読んだんですけど、最近の世界的な傾向として「日本のシティポップ」が聞かれているらしい」ということなんですが、主に80年代の楽曲が好まれているようだが、中には70年代まで掘り進めている人もいるらしいと。そんな内容でしたので、私もあえてそんな気分になって聞いてみましたけど、サーカスの「ミスター・サマータイム」とかね。庄野真代さん、八神純子さん。あと原田真二さんとかもそうなのでしょうか。当時の「ニュー・ミュージックのワク」っていうことになるんでしょうかね。マいずれにしろ、この辺が聞かれているんだろうな、もしかして、なんて、わからないながらに思いました。

 番組変わりまして「文芸選評」ですが短歌の日。兼題は「またぐ」。「小さな子供が初めてはく長ぐつで、あえて水たまりに歩を進める」という短歌が可愛らしくて良かったです。選者の先生が「今日のイチオシ」として選ばれたのは全然可愛らしくなくて「駅のホームの吐瀉物をまたぐ」という短歌でした。

 さらに番組かわりますが「世界の快適音楽セレクション」。扇谷一穂(おおぎやかずほ)さん、ディック・ミネさんの歌がとても良かったです。

図解! 大家さん

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 きのうのエントリで私が大変な昔に住んでいたアパートの外観をお伝えしたワケなんですが、今日はソコの大家さんですね。

 以前にもチラッと「大家さんが近所の友達を集めて麻雀をしていた」。「部屋の中は画材や作りかけの作品が積まれていて雑然としていた」。みたいなコトを書いたんですが。

 描いているうちに手がスベったというか完全に逸脱したというか。
 まるで人間じゃない。チミモーリョーのそのスガタって感じになってしまいました。
 絶対に信じないでくださいね。お願いします。

 大家さんのお宅っていうのがアパートに隣接して、奥の方にあったんですが、表の大きなビルと挟まれて、ちょっと谷底っぽいイメージだったんですね。
 それに加えておばあちゃんたちが集まってジャラジャラやってるっていうのがこのイラストの遠因になってるんですけど。
 私もかなりまだ若かったんで。
 イラストの上の方の驚いているネコの顔が当時の私の心境を表現したモノになります。

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 今日もブログ用イラストの備蓄分を生産したんですが、もう時間も遅くなり眠いんでラジオ日記は簡単にいきます。

 「子ども電話科学相談」ですよね。
 今日はこどもの精神的な悩みを聞く先生として大日向雅美さんがいらしてくれたんですが、その子どもたちへの寄り添い方のやさしさがスゴかった。
 電話越しの相談ですから、ちょっと芯を外す場合もあったのかも知れないソコは子ども相手でもありますから伝え方もつたないんで仕方ないとして、あれだけ真摯に語りかけられたら相談してきた子どもの胸にも相当なものが残るんじゃないかと思いました。

 大日向さんは大学で若い女性の教育に携わっている人なんですが、その授業において以前に「女の子はバカでも良い」みたいな歌の歌詞を生徒に知らされて、その内容について語り合ったり、その場の人たちで歌詞を独自に改善したりの活動もあったのだとネットで知りました。
 要約すると「女性であっても上を目指せ」みたいなね。今日は眠いんでスジがザツですよ。

 ここから大きく飛びまして。私個人の調査のお話になるんですが、時代をグッとさかのぼって自由民権運動ですよね。大逆事件。幸徳秋水さんとかの。
 その際に女性として唯一、処刑っていうか国家によるぬれぎぬ殺人だと思いますが菅野スガさんが気になってるんですね。
 ナゼか。

 私が以前に「ビルの壁に大きなカメの絵が描いてある」という、にわかには信じがたい破天荒な外観の建物に一時住んでいたことがあるとつい最近に記しましたが、そこから菅野さんのお墓があるお寺っていうのが目と鼻の先なんですよ。
 ビックリ。
 「お寺があるな」とは思ってたんですけどね。

 それできのうのコトになるんですが、すでに知っているコトとは別に、違う角度からちょっとネットで読んでみたりしたんですが、姪っ子さんがいたんですよ。
 その子あてに処刑前日に全部ひらがなで書いた手紙が残っていて。めちゃくちゃ切ないんですけど。
 遺品なんかをその子に送っているワケですね。

 その姪っ子さんが調べてみたら角筈(つのはず)の生まれだってコトでまたビックリ。
 カメのビルっていうのが新宿区役所の「角筈出張所」の道を挟んだ隣で、まさにあの辺かっていう衝撃なんですけど、実のところ、昔でいう角筈って確か歌舞伎町なんかまで含んだ広い区域ですから、別にそんなにいうほど近所じゃないかも知れない。

 しかしその姪っ子さんがこれまたのちに活躍した人で近藤真柄さんという人なのだと知りました。
 菅野さんが残した衣服をお母さんが仕立て直してくれたのか小学生の頃から長く着ていたらしいんですよね。私はこういう人スゴく好きなんですけど。

 女学校としては富久町に通ったらしいんですけど、コレはもうまさに市ヶ谷の刑場があった場所の目と鼻の先。
 もう完全に自覚的だったんじゃないかとさえ思えてくるワケなんですが、学校を出た18歳の時にお母さんと一緒に社会活動に飛び込んでるというその一直線さに心が動きましたよ数メートルほどもズズズとね。

 「どうせこの世に生まれたからニャ」。
 これは「レインボーマン」っていう子ども向けのヒーロー番組のソングとして川内康範先生が書いた詩の出だしなんですが、コーハン先生の宗教観とかその思いの深くにじみ出たものだと私は捉えています。子ども向けとは思えないくらいの“濃度”なんですよ。「おまえはどう生きるんだ?」「生き方をどうチョイスするんだ?」「生き方としての正しさとは?」っていう問いかけなんじゃないかと。
 コーハン先生、熱い人だったんだなって思うんですが、ひるがえって真柄さんですよね。「まがら」って読むらしいんですけどね。「マーガレット」から来ているらしいんですが、スゲーなおい。しかしまさに「私はこう生きたい」っていうのが伝わって来る。

 なんか平塚らいてうさんたちとの論争もあったみたいでまだ調べてないですけど、「このあたりで女性運動が生まれたんだな」って私は肯定的に捉えてるんですが。オルタネイティブっていうか熱い息吹ですよね。

 その後は四谷の通りの南側に入っていったあたりで文章の仕事をしたらしいです。
 私の経験から言うと「たいやき屋さん」の「わかば」っていうお店があって、市ヶ谷のデザイン事務所勤務だった頃はその付近にお使いで行く用事があると帰りに買ってきてとよく頼まれたものです。おいしかったんですよね。

 ま、そんなワケでして。以前にも「平民社が私がブラブラよくしてた新宿の南口のあたりにあったと知ってビックリ」みたいなコト書きましたけど、こっちはこっちでイチイチ「うーわ。あの辺だわ」みたな思い当たる場所ばかり。

 要するに今後も調査が必要だなっていう。そんな所感なんですよ。