「イラスト・オバケ」カテゴリーアーカイブ

妖怪…あずきあらいちゃん〔2〕

azuki-arai-02

 クチからアワをブクブクとしている「カニあずきあらい」ちゃんを描きました。

────────────────────

 私の体重などのメモです。
 いつもより1キロ少ない、59キロちょっとが続いています。
 暑いですからね。

 しかし別に不便は無いし、体調も普段どおりです。

 当ブログにおいて日頃から「体重は60キロくらいで良いかな? 元より6キロ減ったんだし。ハタチのころのズボンも、はけるようになったし。」なんていうヌルいコトを書いていた私ですが、もう少しがんばっても良いかもしれない。

 できれば、59キロ台をとりあえずキープ。
 そしてソコから筋肉をつけて60キロジャストにできればスゴく良いんじゃないかって思います。

 以前に町の公会堂に市役所の方たちが「スーパー・ボディまわり計測マシ〜ン」を持ってきて下さった時に測ってもらったら、「下半身よりも上半身の方に筋肉が不足している」という傾向と、「あと(筋肉が)2キロまでだったら、標準体型(それ以上になるとアスリート的なカラダ)ですよ」という見立てだったんですよね。
 特別にスポーツをやっているような人のカラダになるつもりはありませんが、ギリギリまでなら興味があります。

 ちなみに今の体脂肪も12%後半で、標準的なカラダつきの最低限くらいです。これ以上痩せてしまうと「痩せ型体型」になってしまう。
 私の場合、他の要素は世間サマとかなりズレていますから、体型は「標準」に収めておきたいです。

 そんなワケで「筋トレ・メモ」なんですが、このところの暑さ。それと雨ばっかり降ってましたから気分も良く無くて、サボっていましたけど、梅雨明けをキッカケに、きのうから再開しました。
 やっぱり精神面において日差しは重要だと改めて思うこの数日間。

 筋トレについてはまだ特に不特定多数の方に向けて「こうなりましたよ!」なんて言える材料は無いんですが、二の腕の筋肉の部位が割れてきました。
 ちょっと区別がつくようになってきました。
 くわしくないんですけど、「三角筋」とか「上腕二頭筋」とかのアレですね。

 とはいえまだ、私本人にしかわからない程度。
 今年の年末くらいまでに成果を出したいです。
 筋トレをして腕の周囲が温かくなる感覚がちょっと楽しくなってきました。

 具体的にどういう運動をしているか、まだ1度も書いたコトがなかったですね。おそらく。
 実はコレもNHKのラジオで聞いた知識を参考にしています。

 NHKの「ラジオ深夜便」の聞き逃しサービスからです。
 「深夜便」は中高年向けですから、たぶん私にはスゴく良いのではないかと思ったのです。
 筋肉の体操の指導などで有名な大学の先生がいますが、あの方のおっしゃった内容で、「あまり心拍数を上げないように」とのコトで、ハタとヒザを打ちました。
 例えばよく「腕立て伏せだ!」なんて思ったりしがちですけど、続きませんよね。息が上がっちゃって、しばらくやる気が起きない。そりゃそうだ。
 具体的には寝コロがったママ、できる運動を主にしています。

 なんていうんでしょうか。「ベンチプレス風?」。ああいう感じで鉄アレイを上げ下げしています。100回。

 「鉄アレイ」って言ってもハードコア・パンクのバンドじゃないですよ。思わないとも思いますけどね普通。「ヌンチャク」でもないですよ。当たり前だ。
 それと、ちょっと特殊な腹筋の運動もしています。
 イラストを描く上で腹筋、背筋と足のモモの筋肉は多分重要じゃないかっていうのが私の個人的な意見です。

 それが終わったら立ち上がって普通に鉄アレイをウデを屈曲させるような感じで100回。
 それともう1ヶのウデの運動もしてるんですが、ココまで書いてきて、運動の種類を書き表す言葉を、私は全く知らないことに気づきました。筋トレにスゴく興味があるっていうタイプでもないですからね。私ね。

 鉄アレイは7キロのモノを両手で持って上げ下げする感じです。
 7キロって男性向けには軽い部類に入ると思うんですが、私には十分以上に重いですよ。
 まぁ、真剣に筋肉の鍛錬に努めている方とは比べようもないですね。

 ていうかダイエットに、はげんでいた時にもネットに目を通すだに思いましたけど、世間の皆さまは、ちょっとがんばりすぎじゃないですかね。
 キビしいですよ。みんな。アレで続いているんですかねぇ。

 私が生まれた日にビートルズがアルバム「リボルバー」内の「アイム・オンリー・スリーピング」っていう曲を録音していたようだっていうお話を前にさせていただいたんですが、詩の内容的には、やっぱり「みんな飛ばしすぎだよ」みたいな感じでして。

 日本のバンド、ガーリック・ボーイズにおける「アニキ飛ばしすぎ!」ですよね。違いますけど。

 マとにかくネットとかに書かれているよりもかなりユルくした方が続くんじゃないかって思うんですけど、私が特別ノン気なんでしょうか。

妖怪…あずきあらいちゃん〔1〕

azuki-arai-01

 ひさしぶりですが「妖怪シリーズ」です。
 さかのぼって調べてみたら、去年の11月に「赤舌はん」をやって以来でしょうか。
 まぁそれ以降も妖怪っぽい存在にまつわるイラストは掲載していると思うんですが。

 今回、ひとつの仮説を立てました。
 よく知られた存在の「あずきあらい」ですが、あれってサワガニじゃないのかな、っていう、まぁ私が勝手に思いつきで作った説なんですけど。

 川でアズキをシャカシャカと、といでる妖怪であるワケなんですが、カニの手先が器用そうなイメージなんかと組み合わせてみました。

 数回、続く予定です。

オバケ不動産

200802_fudou-san

 本日のブログ用イラストの説明をします。
 これは千駄ヶ谷にあった不動産店です。
 私が千駄ヶ谷のアパート(というよりも“下宿”って言った方がノリとしては近い)を契約する時の仲介をしてくださったお店です。

 当ブログで最近まで連載していたマンガ「あしなめキャット」。あれの最終話の後に、このイラストは掲載するべきでしたね。関連する事項ですので。
 順番としてはね。

 ちょっとチグハグな展開になってしまいました。すみません。

 それで外観なんですけどね。お店の。
 ほとんど忘れちゃいました。おぼえてない。
 小さくて、古いお店だった。というコトだけ覚えているんで、その辺だけおさえてあとは自由に描きました。

 どうせ覚えてないんだから、というコトでオドロオドロしく、そしてオバケのネコやイヌを通行人として描きました。
 絵としてはイヌ・ネコのオバケの方がメインな扱いになっちゃってますけど。
 古い民家と全然コワくないオバケを描くのが楽しくてしょうがないんですね。

 ────────────────────

 お店のあった場所ですが、代々木のJRの駅を降りて左手方向っていうか東ですね。
 駅前の道がかなり放射状に別れてるんで迷うところですが、要は共産党本部のビルの方角ですよ。
 実のところ、共産党のビルのお向かいさんだったんですよね。お店は。
 今はもう無いんですけどね。

 お店の人としては、けっこう年齢の進んだ、おじいちゃんみたいな感じだったと思います。ご夫婦だった気もします。
 下の画像が契約するときに受け取った書類です。

古い書類

 お部屋の整理の過程で出てきました。最近。

 30数年前の紙がペロッて出てくるトコロがヤバいですよね。
 こんなものも捨てずにいたという。
 自分に対して呆れますけどね。

 住所的には千駄ヶ谷4丁目ってなってます。
 そうなんですよ。

 私は主張したいんですが、共産党を指して言う時にどうやら「代々木」とか「代々木派」みたいなコトを言われるようですが、違和感があるんですよね。
 元・千駄ヶ谷の住人としては。

 つまりアソコは千駄ヶ谷ですよっていう主張なんですが、ナゼなんでしょうね。

 仮に「千駄ヶ谷派」って呼ぶと、となりの信濃町にある公明党と混ざりそうになるので避けたんでしょうか。いやたぶんソレはない。
 であれば他に歴史的なイキサツとかがあったのでしょうか?

 しかし歴史で言ったら平民社があったという新宿南口の近辺まで、昔は千駄ヶ谷と呼ばれるエリアだったみたいなので、それならますます共産党も千駄ヶ谷って呼ばれて、しかるべきだと思うんですが…。
 まぁさして詳しくない私のコトですのでココでウダウダ言っていてもラチがあきません。

 ごく単純に最寄りの駅が代々木だからってコトなんでしょうか。
 でもこっちはこっちでねぇ。私の思うに千葉方面の人なら千駄ヶ谷で降りてテクテク歩いてもそんなに歩く距離は変わらないような気がします。それに加えて、見える景色、街並みと言ったものは千駄ヶ谷で降りた方がイイっていうのが私の持論なんですが。

 特に首都高の高架沿いの歩道ですよ。
 前にも当ブログで書きましたけど、イチョウ並木ね。
 秋はもう大変に素晴らしい。
 はやくハッパ落ちないかな、なんて思って過ごしてました。

 まるごと余談みたいな本日の内容ですのでさらに流れていきますよ。
 東京・流れ者ね。渡哲也さんの若い頃の映画。違うんですよ。近田春夫さんの楽曲の話をしたいんですよ。

 私にとっての東京のイメージって、音の面では、ほぼその全てが近田春夫さんなんですけど、イチョウ並木とか見ると「真夜中のピアニスト」なんですよね。いやおうもなく。
 昭和のテレビで見たダーバンのコートを着たアラン・ドロンがイチョウ並木みたいな、そんな安直なだけのイメージが私にとっての「オトナ。そして東京」だったのかな。
 マそのへん歩きながら「夜が始まる♪あと5分で♪」なんていうような音楽につないでいたりしました。「プラスチック・ムーン」ですね。

 おぉ! そうだ! 長くなったので、もうかなり限られた人しか読んでないと思われますんで、相当に細かい話いきましょう。
 近田さんの70年代の曲で「秘密のハイウェイ」ね。これ、前にネットでちょっと検索した感じ、たぶん他にドナタも言ってないと思うんですが、元ネタはラジオ・バードマンの「ラブ・キルズ」ですよね。中盤の長いピアノ・ソロといい。たぶん。
 もちろんファンであれば近田さんは「元ネタありの人」って心得ていると思うんですが。

 いつか書きたいと思っていましたが、書けてうれしい。そんな感じの文章です。本日は。

化けネコ!…足の指をナメナメ…25

visit-of-the-cat_25

 以上で「ゆびなめキャット」のお話は終了です。
 お疲れ様でした。
 ありがとうございます。

 以下に雑感を述べたいと思います。

 ────────────────────

 まずはアパートの屋根。瓦(かわら)の描写ですね。

 ふだんのイラストのお仕事では、時間的な都合もあって描きこめないケースがほとんど。テマがかかりますからね。
 それでいつも残念に思うんですが、今回はそれなりに追求できました。

 これが楽しかった。
 ちょっと慣れましたよ。やっぱりとにかく描いてみないコトにはダメですね。

 それと古い木造アパートを描くのが楽しかったです。

 マンガで描いたアパートは、あくまで私の記憶にある千駄ヶ谷の私が住んでいた建物を思い出して描きましたが、それとは別に、ネットで同じような年代の木造モルタルなアパートなども調べてみました。実在のアパート。

 やっぱりそれが良くってですね。
 たまらなくイイですよ。

 大家さんの「アレもしたい」「コレも必要」みたいな意向を盛り込んでいったらワケがわからなくなった感じの物件が特にイイです。

 ただし、ネットで記事を見るに、文章が添えられているワケですが、「古いアパートの取り壊しを行いました…その工事の記録です…」なんてコトが書かれていて、「あぁ、解体時に撮影した写真なのかぁ。やっぱりもう今の時代からは無くなっていく建築だよね………」なんて思ったり。

 ですが私が個人的にマンガの中に建立する分には何の問題もありませんので、ちょっと私のワールドの中では描いていきたいですね。古いアパート。

 かなりゴテゴテしたやつを3Dモデルで作って上下左右の任意の角度から見た場合にも容易な作画が可能、みたいにしてみたいです。それぐらい変に複雑な構造。パソコンのパワーを借りた方が良いやつですね。まだこれは思ってるだけですけど。

 さらに付随する周辺環境として古いマンションなんかも調べてみたんですがこっちもイイ。
 今回のマンガにも少しだけ描き添えてみました。古いビル。
 資料としてはもう少し集めた方が良いな、と感じています。これが楽しいんですけどね。

 ですが別に今の建築が嫌いってワケではありませんので、いろいろ混じった変な町が良いかなって思っているんですけど。

 以前に音楽関係のお友達から私が聞いたエピソードとして、同じアパートにシンセで音楽を作っている若い男性ふたりが入居していて、当時はカセットテープに多重録音なんですが、都合良くなのか2階と1階に住んでいたらしくて、ちょっと作ったテープを2階からヒモで吊るして受け渡して、下の人がそれにかぶせて音楽として仕上げていくという、そんな工程を経て出来たテープを買ったんだったか、聞いたんだったか忘れましたけど、そんな人たちがいたそうです。
 今の世ですとネットを介して世界規模でしかも瞬時にやり取りできますけど、こっちは極小サイズの世界ですよね。「お〜い。いる〜?」みたいな感じだったのか知りませんけど。まぁホノボノしています。
 確か聞いた話ですと片方の人がプロフェット600を使っていたとか。ノイズジェネレータを後付けする改造を済ませた感じの。これが当時は珍しくなかったって話なんですが、私はシーケンシャル・サーキット社の製品って触ったコトすらありませんのでわかりません。

 ────────────────────

 マンガ作成についての雑感に戻します。
 キャットさんの描写について。

 もしかしたら読んでくれた人の中にはネコ好きの立場から、「実際どんなガラであったり、年齢、オスっぽかったのかメスっぽかったのか」などを気にされていたりするかもしれません。

 不明です。

 私はすごく視力が弱くてメガネがないと全てがボンヤリとしか見えないので、キャット氏の詳細は全部が想像です。
 そのぶん好き放題に描きました。これも楽しかったです。

 ネコに足の指をなめられた感覚は、今でもまだ残っています。
 おどろきました。
 ザラっとしていて、スースーしました。

 ────────────────────

 次に、私自身の描写ですね。
 主役がネコなので、私の方はネズミっぽくしました。
 髪の毛の感じは、昭和のネズミ・キャラクター「トッポ・ジージョ」くんを参考にしました。
 就寝中ということで“寝グセ”の感じをがんばって描いてみました。
 楽しくできたんですが、後半については「シッポ」の存在を私が忘れてしまったので、シッポが無くなっちゃっています。ネズミなのに。
 見返してみて、ようやく気づきました。もうしわけないです。

 あと、私がキャット氏と対面した時のようすですけど、動物ならではの無表情で物怖じしてない感じね。
 別段、ビクッともしてませんでした。
 キモの座ったネコ。
 淡々としてプイっと帰って行きました。

 ふしぎで、面白い体験。
 どこからあのネコは来たのか。

 それと最大のナゾは、なぜ私の部屋にピンポイントに訪れたかですよね。
 全然わからない。
 すごくふしぎ。
 いくら考えてもわからないですね。

 ────────────────────

 あと最後にスケボーのタイヤ(ウィール)が回っている感じですが。
 むしろ“風”を感じたんですよね。
 ゴーゴーとウィールが回って、風を起こしているような。
 「なんか涼しいぞ」っていう。
 常識的にはありえないんですけど。
 しかしアレについては単に私が寝ボケていただけだと考えています。