「イラスト・オバケ」カテゴリーアーカイブ

ファンキーなお地蔵さん

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 きのうのエントリで書いたコトに関連するのですが、本日のブログ用イラストはお地蔵さん。
 植木等チックなキャラクターです。
 ファンキーな面を強調しました。

 話変わって日曜朝のNHK・FM放送の吹奏楽の時間で指揮者・朝比奈隆さんによる演奏を聞きました。
 前のめりで疾走感のある曲でしたが、吹奏楽らしいふくらみの豊富な演奏だったと思います。

 朝比奈さんについて私が知るコトはとても少ないんですが、「ファンキーな人だな」って印象を持っていました。熱量が多いっていうか。
 てっきり朝比奈さんといえば交響曲ってイメージでしたので吹奏楽で聞けるのは嬉しかったんですが、番組の解説をされている下野竜也さんによると、専門の人でも「朝比奈さんが振る吹奏楽を聞けるとは」というような感激をお持ちの様子でした。
 とくに下野さんは朝比奈門下だったそうですので感激ひとしおだったのかもしれません。

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 副読本イラストのお仕事を始めました。
 まずは入っている原稿を文章でリストアップ。イラストの狙いと、自分なりの注意点を書き留めました。
 いつもはこんなコトはせずに手当たり次第に始めるんですが、時間も今回はありませんし、いそいだ結果、かえってまわり道だったというのも往々にしてあります。文章にして土台を固めてみました。
 とくに「このイラストで求められている主眼」をハッキリさせることですね。
 専門学校に行っていたコロに先生だった建石修志さんに教わったコトなんですけど、割とイイコト言ってくれたなと今でも感謝しておりますので、ずっと実践していこうと思います。
 いつもは「思う」だけでわざわざ「書き留めたり」はしないんですけど、私もココまで長く営業してまいりましたので、たまに初心に帰るのもイイだろうと思ってのコトです。

 整理してみたところ、今、入稿しているのは20点弱でした。
 非常に手のかかるイラストが数点だけ含まれていますが、その他はそうでもないのでスピード感を持ってがんばろうと思います。

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 この1週間ほど、当ブログにおいて、私が「大きなお仕事が入るかもしれない!」とあわてていましたが、あれらはすべて消滅しました。
 それなりに大きなイラスト3点、町の風景を扱ったモノでした。私の本心としては「みっつ全部はキツいけど1点か2点なら楽しいしお金的にも助かる」と期待していたんですが、残念、残念。
 しかしパースものは、今、入っている原稿の「消火活動」でも描けますし、こっちをがんばって良いモノにしたいと思います。

石のキツネちゃんと六地蔵

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 本日のブログ用イラストは、こちらもまた、きのうの「署長バード」と同様に中断している連続マンガ「石のキツネちゃん。豆腐を買いに行く」からです。
 じぶんで言うのもなんですけど、コレはかなりかわいく描けましたよ。

 中断はしておりますが、つい最近、神道とか仏教とか妖怪について調べたりしました。ストーリー的にはカタチにはなってませんけど続きを描くつもりは大きくあります。

 以前に当ブログにおいて書きましたけど、お地蔵さんが地獄とつながっていて、飢餓に苦しむ亡者の方たちにお水なんかを供給する能力があるっていうシステムに非常に興味を持ちまして。
 つきましてはお地蔵さんの描写も必要であるんですが、6体いるんですね。これは大変。数が多い。
 そこでモデルとしてクレージー・キャッツにその範を求めるコトとしました。
 キャラクターがある程度ハッキリしてますし。
 それと植木さんはご実家がお寺ですから良さそうです。
 また、植木さんのお父さんが反差別の人でありながらおそろしく破天荒な方だったそうですし良いですよね。マンガみたいで。

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 今日の私の地域のボランティア仕事なんですが、昨日もお伝えしました通り、バス旅行の受付。
 無事に早起きして、なんとか終えました。
 いったん帰宅して、もう一度地域の公民館的な施設に行く仕事もありました。倉庫のカギの返却です。
 受付のために倉庫の中にある机やイスを使ったんですが、カギの返却は公民館の職員の方の出勤を待つ必要があったと。そういうワケです。

 また私の体調のお話なんですが、午前中からお昼過ぎは、どうも調子が悪くて横になって寝ていました。
 ちょっと先週、がんばりすぎたかもしれません。
 しかし仕事的には区切りも良いタイミングでしたので思い切って休みました。

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 ラジオ日記的には「子ども電話科学相談」。
 今日は「鉄道」スペシャルでした。
 「新幹線はナゼ早いの?」「私のおウチの周りには鉄道が走っていません。ナゼですか?」などのプリミティブな問いに対する先生方の説明が興味深かったです。

 「現代の音楽」は録音はしてあるものの未聴。
 先週は鈴木治行さんの曲が聴けて嬉しかったです。
 鈴木さんは私よりちょっと年上みたいですけど、クラスターという私も敬愛するドイツの電子音ユニットがお好きみたいで。
 実はもう10年以上、たまにそのご活動をチェックし続けているのですね。私は。
 と言っても大したことは知らないんですけど曲としては「透過光」というのが好きです。Yukino Ichikawaさんというエレクトーン奏者の演奏。
 Ichikawaさんは西村朗さんの「ヴィシュヌの瞑想II」なども演奏されていますがエレクトーンへの理解にしろ曲の解釈にしろ優れた演奏家なのではないかと思います。
 ネットの動画サイトで聴けるんですけどね。

 で、「透過光」なんですが、以前に「現代の音楽」で甲斐説宗さんを知った際に「球形の音玉がポロポロとこぼれてくるような曲だな」と感じましたが、「透過光」の方は「矩形の音塊が次々にプリントされてくるような曲だ」と感じます。「光」と関係なくなっちゃってるんですけどね。

 最初に聞いた時には強烈に「なんじゃコリャ!」って思いましたけど何回か聞いてみると案外音楽的な作品でもあるなという感想です。

 一度聞いたら印象に残る。他人に説明しようとした時にコレコレこんな感じですよと容易にまとめるコトも可能。そんな観点からも良い曲じゃないかなって思います。