「イラスト・オバケ」カテゴリーアーカイブ

おばけキャットくん〔11〕

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 荷物の奥から、古い書類が出てきました。
 電子化しています。
 分量としては多くない。しかし少なくもない。

 私が20代後半の頃の日記が出てきてビックリ。
 今の私には読めないくらい小さな字で書いてありました。

 しかも小さなイラスト付き。
 今の当ブログと同じようなコトをしていたのがわかりました。
 おどろくやら、私って本質的に変わらないんだなと呆れるやら。

 しかし昔の日記は本当に個人的なモノで、人の目に触れる気遣いゼロで書いてますから、今や別人として読める私が読み返すと恥ずかしいくらい正直に書いてあります。
 でもおもしろいので、差し障りのない部分とかを公表していこうと思います。いずれ。

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 音楽日記ですが、寝坊してしまってラジオ番組「現代の音楽」は途中から。
 ペンデレツキさん追悼。
 聞き逃した曲を動画サイトで聞いてみましたが、すごくカッコいい曲でした。聞いてよかった。
 と同時に、番組で流したバージョンも聴いてみたかった。
 2曲目は西村朗さんご案内の通り、聴きやすい曲でしたね。

 個人的なリスニング活動としてはマイルス・デイビス氏。
 今朝は「オン・ザ・コーナー」を聞きました。
 これは大好きな曲。ちょっと久しぶりに聞きましたが最高でした。

おばけキャットくん〔10〕

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 もしかしたらお気付きの方もいらっしゃるかもしれません。
 おばけキャットの企画は実在のネコが良くやるようなポーズを自分なりに消化してオバケのしぐさに置きかえるというテーマがあります。

 ネコは特に寝転がっている際などは無重力っぽい感じになるのでオバケに転用しやすいです。
 実在のキャットのしぐさを描くのと共通ですので私も描いていて楽しいです。
 いつか描きたかったんですよ。
 キャットのいろんなポーズ。
 あるあるってヤツ。

 それとオバケキャットは量産するに容易。体力的にありがたい。

 バイクやクルマの絵は、こちらも非常に楽しいんですが、テマがかかりますし、実のところけっこう消耗します。
 「絵として立体感をそれらしく描く」というのはホントに練習になるので、むしろやっていかねばならないのですが。

 “それらしく”ってのは、この場合、誇張する。ウソをつくっていうのと表裏一体なんですけどね。
 クルマなどのイラストをがんばるためにも量産のきくオバケキャットで数をかせいでおこうと思います。

 別にオバケ・ウマとかでも良いんですよね。
 今、気づきましたが。

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 先日、私の古い友人を偲んでマイルス・デイビスさんの曲を聞いたんですが、ひさしぶりに聞いたらまた良くて、ちょいちょい聴いています。
 聞くときと全然聞かない時の波があるんですけど。

 今朝は「キリマンジャロの娘」から3曲。
 デイビス氏の手持ちの音源については好きな曲とそうでもない曲を選り分ける作業が完了しておりますので、いつ聞いても間違いなく楽しめる環境が整っております。

 タイトル曲でのロン・カーター氏のエレベがカッコいい。
 もしかしたら隅々にまで神経を張り巡らせた演奏というのではないかもしれないですけど、やっぱりカンの鋭い人にエレベという新しい楽器を与えたらコレくらいすぐに行っちゃうのねという感想。
 エレピとユニゾンの部分もあるので目つきが怖いヒトに「こう弾いてね」って言われてたのかもしれない。

 ホントはその後に「〜ジャック・ジョンソン」を聞くつもりだったんですが「世界の快適音楽セレクション」を聞くために中断。シルバー・アップルズなどを含む再放送。

 午後はチェット・ベイカー氏の七十年代後半の作品「君は家に帰れない」みたいなタイトルのアルバム。ファンキー。ジョン・スコフィールドさんが活躍している。このアルバムは欲しい。変なアルバム。ネットの動画サイトで聞きました。
 フルートのヒューバート・ロウズ氏がそんなに前には出ていないがイイ仕事。
 私のわずかに知る彼らしさを感じさせる演奏。

 そんなワケでロウズ氏の曲も数曲聴いてみました。ネットの動画サイトで。
 すると先日にお亡くなりになったジミー・コブ氏との共演もあるじゃないですか。感想としては、相性はイイのかな、という感じ。

 ついでですので、ロウズ氏についてスティーヴ・ガッドさんとの共演の曲も聞きました。ジャケ絵がソロ期のデイヴ・リー・ロスみたいなの(たとえがロック)。74年だそうですので、順番的にはロウズ氏が前。音楽としてはコレはかっこいいね! びっくりしました。ドラミング素晴らしい。

おばけキャットくん〔09〕

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 今まさに成仏しかけているオバケキャットの姿です。

 しかしネコは気まぐれと言いますから、また戻ってくるかもしれません。

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 ラジオ日記です。
 NHKラジオ第1の午前の番組「らじるラボ」。
 ボサノバ・アレンジでYMOの楽曲「音楽」を聞きました。
 音楽ライター・松永良平さんのご紹介。
 これは良かった。管楽器の裏メロ具合も冴えていて、聞いて楽しいカバーでした。

 「音楽」のカバーはおそらくたくさんあると思うんですが、たとえば「Noh Mask」の「Empire Of The Signs」ですか。私が把握している中ですと。
 たぶんシンセとサカモト・リューイチ・サウンドが好きなんだなって感じでこれは嫌いにはなれないって感じというかシンセサウンドに対する直球な愛ですね。

 今はもう別人のようになっているかもしれませんけど、当時の「Noh Mask」さんの人格までもが伝わってくる切実なまでのシンセ愛。そんなものが「Noh Mask」の楽曲からは伝わってきます。
 私はこういうシンセサイザーに単なる楽器以上の幻影を見てしまっている、当時どうかしちゃってた人が大好きなんですよ。
 逆にシンセをジャスト楽器としてソツなく使えてる人はあんまり好きじゃないんですよね。相当に私も歪んだモノの見方をしている自覚はあるんですが、ここはもう仕方ない。

 なんか長くなっちゃいましたけど、今日聞いたボサノバな「音楽」はあれ単体で聞いてもカバーうんぬんを差し引いてもイイなって感じの優れたカバーでした。

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 それとね。部屋の掃除を続行中なんですが、出てきました。
 中学生の頃に静岡のお城の跡のお堀の近くにあったNHK静岡。そこでのリスナー大集合番組「FMリクエスト・アワー」。
 おみやげとしてもらったロクジローくんのバッジ。

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 40年前の品。

 私、気づいたんですけど、今までは自分を「物持ちが良い」と思っていたんですが、きっと違います。
 単に「捨てられない」だけです。

 もう出てくるわ、出てくるわ。いろんな過去の品。
 別の言い方をすると「不用品」。

 静岡の言葉で「やっきりする」っていうんですけどね。
 「うんざりする」っていうような意味です。

おばけキャットくん〔08〕

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 早いものでプラズマチックスの歌手だったウェンディ・O・ウィリアムさんが亡くなって20数年。
 命日は4月なんですが、今日はウェンディさんの71回目の誕生日。
 彼女を偲んで何曲か聞きました。

 それとつい最近、亡くなられたドラマーのジミー・コブさんを追悼する意味でマイルス・デイビス氏の「カインド・オブ・ブルー」を聞いている最中です。
 私はデイビス氏のアルバムは30枚というか30タイトルほど持っていますが、いわゆるエレクトリック・マイルス期の音源に限っています。
 しかしながらやっぱりサスガに「カインド・オブ・ブルー」だけはね。これはもう仕方ない。

 ドラマー・コブ氏に関して言えば、やっぱり私、ドカドカ叩く人の方が好きですので、特に言うコトもないんですけど、それでも聞いておりますと、やっぱりイイ演奏だなって思えてきます。曲に対してベストなプレイですよね。

 それと上の記述に加えてもう1ヶ、書き加えておこうと思うんですが、デイビス氏のアルバム。実は「ラウンド・アバウト・ミドナイト」も持ってるんですよね。
 実はこっちは友達から借りたままの品。
 私から貸してくれって頼んだワケじゃないんですけど。

 専門学校でイラストを学んでいた時のクラスメイトなんですが。
 彼もフリーのイラストレーターとして活動していたんですが、早くに亡くなりまして。

 遺品のつもりで、もらっちゃったというイキサツです。

 とても真面目な人柄がよくその絵に反映された画風を持つ人でした。
 もう亡くなって15年ほども経つんですが、もったいないコトをしたなと思います。
 イラストレーターなどの職業ですと、真面目にがんばりすぎちゃって早くに亡くなるってよく耳にしますけど、10代の頃から知っている人だとやっぱりツラいです。今でも。

 そんなワケで楽曲「ラウンド・ミドナイト」を聞きました。

 なんか湿っぽくなっちゃいましたね。
 ライブ盤「ダーク・メイガス」。聞きましょうね。