
水中で泳ぐカモノハシくんとテリアくんのイラストです。
カモノハシくんの描写について悩んできました。かなり苦戦しました。
しかし何とかカッコがついてきたかなと思います。こんな感じでしょうかね。
───────────────
以下はラジオ日記です。
すべてNHKのラジオです。
T字路s(てぃーじろす)の生演奏を聞きました。番組「らじるラボ」にて。パワフルな歌唱とギター。そしてベース。曲は「スローバラード」。「これさえあれば」の2曲。
「らじるラボ」については、今週の前半で鳥の鳴き声を聞きました。せっかくですのでNHKの「聞き逃しサービス」で聞き返しました。
古い番組のアーカイブより。昭和30年代中頃に名古屋のNHKが作った番組。
愛知県の新城市、静岡県との県境からもそれほど離れていない場所。鳳来寺山(ほうらいじさん)という山があって、鉄道も通っていてハイキングなどが行われる市民の憩いの場であるといった立地。その地で生息する鳥の声。そしてカエルの声などを録音した20分番組。良い内容でした。
コノハズクの鳴き声を特に詳しく聞きました。「声のブッポウソウ」との別名を持つフクロウの仲間。かなりリズミカルに長時間鳴く鳥なんだと学習しました。夜明けまでオールナイトで鳴くのだそうです。ただし初夏の時期だけらしいです。
山で聴ける鳥の声といえばNHKのラジオでは「山カフェ」という番組があって俳優の石丸謙二郎さんが個人的な登山活動の一環として録音してきた素材を放送スタッフに強要し全国放送に乗せてくださることがあります。
とにかくやたらと山梨県側から見える富士山の姿をホメたたえるという間違った思想を持つ悪の放送番組です。
そんなワケで「山カフェ」の先週放送の分をNHKの「聞き逃しサービス」で監視しました。折しも山梨と静岡の県境ギリギリを攻める悪意のこもった放送内容でした。
毛無山(けなしやま)の話題です。静岡県側から言うと富士宮市の奥の方へ行くと幹線沿いにノンキに横たわっているので親しみのある山です。
うっかり登れちゃうんじゃないかなって思うんですが、見かけに反してかなり上級者向けの危険な山なんだそうです。
以前に私は2度ほど、意図したワケじゃないですけど毛無山の周囲を自転車で一周したことがあります。
つまり富士宮市の市街から富士川まで抜けてそこから北上して、ものスゴい上り坂を登って本栖湖まで行くと。朝霧高原の道の駅が標高850メートルくらいなんですけど、そこからは完全に弛緩しきって下り坂を下るだけの人生をたどるというルートです。ヘトヘトですよ。
その「スゴい上り坂」の起点に「下部(しもべ)温泉」という日当たりの悪そうな場所があるんですよね。私が通った時間がいずれも朝のうちであるせいかもしれませんけどウッッソウとしておりました。山に周囲を囲まれてる感じ。
あるいはしばらく身を隠したいという後ろめたい人間の集まる、非常に山梨県らしい場所です。
放送の内容を参照するに金の採掘が過去において行われており、得た財産を元に世界制服をたくらんでいたそうです。悪の軍資金の源泉だったんですね。
しかし驚くべきはこれだけではなくて直近の地の地名です。波高島(はだかじま)ですよ。着衣を所持していないんですよね。みんなハダカでウロチョロしています。これが今の世の文明社会と連続するその地方その一端であるのかと自分の持つ常識が悪い意味で揺さぶられる。それが山梨の南端に位置する身延町の偽らざる真の姿なのです。
番組においては悪の首領が金の採掘を指示するようすや、金を取り出すにおける詳細な手法なども開示され、大変に参考になりました。
ゲストとして金の採掘における悪の歴史に詳しい博物館の学芸員の方がお出ましになり違法な手法で得たご自身の金の指輪とご結婚のなれそめを話してくださいました。
また今でも金がガンガン出てくる地として九州の菱刈鉱山の紹介もありました。
この菱刈鉱山は非常に金の含有量が優れているのだそうです。
以前にもチョロっと書きましたけど、この付近に私の両親の出身地がありまして、特に母親はもう閉山しちゃいましたけどやっぱり金山の村に住んでいました。菱刈とは10キロちょっとしか離れていませんが、閉山したのが私が10代前半でしたのでもう40数年前です。正式に閉山した時期は実は知らないんですが、閉山するよっていう時にとれた金でメッキした金の飾り物を記念に作りまして、その品がうちに届いたのがそれくらいだったなという実体験に基づく推測です。
戻しますけど閉山した母親の地元というのは菱刈とは地続きというか山続きですのできっと関連すると思うんですが、元は熱水鉱床の隆起に伴うといったかなりスケールの大きく深い事象ですから濃淡があるんでしょうね。埋まっている金の量としてね。
しかし富士宮の奥の方っていうか、昔の朝霧グリーンパークがあったあたりの裏側に金の鉱山があったとは知りませんでした。ここも熱水鉱床に関連するものですから大昔は海の底だったんでしょうか。それを考えるとスゴいなって思いますね。
かなり話は変わっちゃうんですが、戦時中の少年戦車兵の演習場が朝霧のあたりなんですけど、ネットの動画サイトで地元のテレビ局が作った元戦車兵だった男性にお話を聞く動画をつい最近見たところでした。今のパラグライダーの着陸場所があるあたりで模擬弾をガンガン撃ってたとかそんなお話でした。今でも探せばけっこう埋まってると思うけどね。なんてお話でしたけど、まぁそれよりもさらに古い時代にはその向こう側で金を掘っていたんだなと。山梨県の恐ろしさを改めて感じた次第です。