古典的な宇宙人さんを描きました。
タコ型宇宙人です。
もう相当に古いイメージですね。楽しいなと思います。
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ラジオでフォークミュージックの歴史や変遷などのお話を聞きました。
NHKラジオ第1「ふんわり」にて。
主に日本におけるフォークの歴史といった感じだったでしょうか。
カレッジ・フォークとニューミュージックに挟まれたアングラフォークに力点があったように思います。
高石ともやさんがカレッジフォーク的なものに批判的な立場だったというのは初めて知りました。
私が高石ともやさんに関してリアルタイムで接した情報というのは「あの高石さんが最近はマラソンを始めました」とかそういう芸能ニュースでした。まだ私が全然子供だった頃です。生命力の強そうな人っていうイメージですね。
番組としては木曜日の番組パーソナリティーである俳優の六角精児さんを中心にする感じではあったんですが、六角さんがお金儲けにお忙しいということで「やってられるか」という捨て台詞を残してスタジオを退席。かわってゲストでいらしていた、なぎら健壱さんが後半は主に発言するという形でした。
おどろいたんですが、なぎらさんが最初はわりと爽やかなカレッジ・フォークよりの歌を楽しんでいたというご自身の弁。だったのだが後に高石ともやさんの音楽などに触れて激変したという経過だったみたいです。URC関連の音源とかですね。
私の認識では、なぎらさんの最初の方って中津川フォークジャンボリーに最初はお客として、その次には演者として参加したみたいな感じでかなりもう最初っからディープなまぁやっぱりピート・シーガーだったりボブ・ディラン。ウディ・ガスリーみたいな源流を持つそっちの方だと考えていました。
しかし年齢的な成長なんかもあるでしょうから最初は放送なんかで知りやすいカレッジ・フォークから。そして長じてより深いところに達したという感じなのかもしれないなと思います。かえって両面知ってるわけで悪くはないんだろうなという感想。
最後の方では道谷眞平アナウンサーも加わって、フォークその他の話題が膨らんで終了という感じでした。
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フォークソングの来歴について色々と知れて有意義でした。細部がはっきりしてきたというか、自分の中では組み変わる部分もあって、認識を新たにしました。
番組を聞いてから自分で調べてみたりましたが、小室等さんによる「フォークは最初はアメリカンポップスの一部として入ってきた」という言葉ですね。この発言だったりは以前にも聞いていたような気もするんですけど、商業ベースの方から日本においては染み込んでいったということなのです。それで最初はカレッジ・フォークが立ち上がったという構造がようやく飲み込めた感じです。浜口庫之助さんとかが作ってましたからね。なるほどねぇ。
私は東京の西新宿というところに住んでいたことがある都合上、新宿駅から出た地下の広場みたいな場所は日常的に歩いたりしていたんですけど、時折「この広い場所でフォークソングを多くの若者たちが歌ってたりしてたんだよなぁ」みたいなことが浮かんできて、今は昔ね。みたいな過去と現実がダブる感覚を感じていたことなんかを思い出しました。政治的にどうこうっていうのに加えて日本のユースカルチャーの発生みたいなものもないまぜになっていたのかなと想像します。日本という国が若かったということなんでしょうか。