「イラスト・こどもたち」カテゴリーアーカイブ

発声体ちゃんと共鳴体ちゃん

two-girls

 本日のイラストは以前にラジオで聞いた、子供の遊びのようすを絵にしてみました。

 記憶違いもあるかもしれませんけど、アイヌの女の子が二人で向かい合って、両手をメガホンみたいにして、クチとクチを接続するようにするのだそうです。

 片方の子が声を出して、もう片方の子のクチの中に響かせると。これを適宜、かわりばんこにして音の変化を楽しむみたいな。そんな感じだったと思います。
 小さい女の子が向かい合って遊ぶのはよく見かけるような気がしますので、これもきっと楽しい遊びなのではないでしょうか。

 実際にしてみたことがないのでわかりませんけど、トーキング・モジュレーターなんかは音が頭蓋骨に共鳴してグワングワンするって言いますから、もしかしたらこの遊びもけっこうトリップしてしまうのかもしれません。

 以上はNHKラジオ第2「ニッポン時空旅」のアイヌの古い歌を取り上げたときに聞いたものです。
 口琴にしろ、口腔が音に及ぼす変化に興味があったのでしょうかね。アイヌと申しますか、北方の人に広くそんな文化があるみたいに認識しているんですが。

 別のおハナシに切り替わりますけど、きのうもNHKの現代音楽の番組を聞きました。
 先週にもちょっと書かせていただきましたが聞きましたよ。西村朗さんの「キメラ」っていうビオラの独奏曲ですね。
 やっぱり素晴らしい。大変な集中力でした。西村さんもラジオで言ってましたけど、入魂の演奏でした。

 ビオラの特殊奏法見本市みたいな感じもすごくあるんでしょうけど、音楽的に豊かなところが素晴らしいと感じました。非常に美しかったです。

 「キメラ」っていう感じというか異質なものが隣り合いながらひとつのカラダを有している感じも何回目かに聞いたワケですけど理解できてきました。
 演奏されている方のドレスの色合いが素晴らしいみたいなコトを先週に書きましたが、今思えばあの色がたくさん使われている生地も楽曲の理念と呼応していたのかなと思いました。

お手紙イラスト(下がき)「サクサクギュギュ〜ギュ」

snow_road

 本日のイラストは下がきではありますが、雪の中の親子とイヌの姿を思ってなぜか泣けているおじさんのスガタ。
 きのうのNHKラジオ「ひるのいこい」で読まれたお便りを元にしました。

 本日もNHKラジオ第1で「すっぴん!」を聞きました。
 ゲストは俳優の橋本さとしさん。声が非常に良い方でした。

 私と同じ年で、4月のお生まれだそうです。
 調べてみたら、ビートルズの「アンド・ユア・バード・キャン・シング」の採用テイクが録音された日がお誕生日であるようです。これは素晴らしい。
 ビートルズが好きな人で、特にギターを弾く人ですとかなりの確率で「好き」っていう曲。バンド・サウンドですね。

トレスが終わったようです。

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 明日からは着色と陰影をつける作業にうつれそうです。予定していたより早めです。

 本日はニール・ヤングと言うアメリカのおじさんの歌を聴きました。アルバム『ミラー・ボール』です。これはまだ私が20代の頃に同じ会社に勤めていた先輩が、私が会社を去った後に教えてくれたアルバムなんですけど、非常に良い作品です。

 何が良いってこのちょっとタマった感じのリズム。エイトビートなんですけどハイハットは4つで打つという、このワシワシ進む感じ。AC/DCというオーストラリア出身のロックバンドがいるんですけど、彼らにも通じる感覚と言えましょうか。

 私が好きな曲はかなり決まっていまして、冒頭の『ソングX』。1曲おきまして『I’m The Ocean』。『Big Green Country』。この連打が非常に良いですね。まぁこのタイトルを見るにつけ、ニール・ヤング、頭の中がラブ&ピースの頃から変わってないな!って感じですか。さては本気で信じてるなっていう。

 アルバム後半の『Throw Your Hatred Down』がまた好きで良く聞きました。

 バックの演奏はクレージーホースではなくて、当時は若手のサウンド・ガーデンと言うバンドです。懐かしいですね。グランジと呼ばれたブーム。サウンド・ガーデンは何かの賞の受賞の際、当のニール・ヤング翁に「もっとデカイ音で演奏しろ!客にイヤがられろ!それがロックだ!」と言う非常にありがた迷惑な言葉を贈られたと言うエピソードがあった気がしますが、まぁどうかしています。

 ニールヤングは、アコギを弾くときは割と繊細な感じなんですけど、ひとたびエレキギターをぶら下げると、戦闘準備完了って感じの気分になるみたいで、そのギターの音のぶっ壊れ具合はヒドいですね。ギターアンプがズブズブ言ってる感じです。

 具体例としは。『ヘイヘイ・マイマイ』とかになりますでしょうか。

 ジョニー・ロットンの「ロックは死んだ」と言う発言に真正面から異議を唱えた曲であるそうです。こうでなきゃいけません。

 私は完全にジョニー・ロットン側の人間ではありますが、同時に私が一番イヤなのが誰かを完全肯定する姿勢なんですね。
 一番好きな人間の発言を丸のママ信じる事をヨシとしない。本当にそうなのか?っていう。生身の人間って、間違いもあれば矛盾もありますね。

────お手紙イラストのご紹介のコーナー───

 うってかわって、まずはコチラ。釣りをするネコおじさんです。
(以下のイラストをクリックすると4倍くらいに大きくなるのです。)
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 なんともノンキなイラストですね。
 なかなか良いと思います。
 次はコチラです。
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 見られている気持ちに満ちた森の中のお散歩です。
 続きましてコチラ。
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 鉄棒をする子供たちの風景です。
 これはかなり気に入っています。お手紙に添える絵にしてはちょっと手間がかかった絵ですが、時間をかけただけありました。
 特に逆上がりの途中の、お尻しか見えない男の子がかわいいですね。
 がんばれ!って感じです。
 動物と子供が一緒に遊んでいるという、私ならではのウソな風景が描けたのではないでしょうか。
 次はコチラ。
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 カエルさんとオタマジャクシくんの会話です。
 新春特別企画として進行してまいりました一連のイラストご紹介のコーナーですが、明日でおわりです。
 明日はちょっとオモムキが変わります。どうぞお楽しみに。

トレスをしています。

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 今日は妙に調子が良かったです。新年始めの良いスタートです。調子の良い日が2日続く事は、私の場合あんまりないんですけど、何とか明日も持続したいものです。
 いつもお正月は私にとって大事な音楽を聴く事にしているんですが、G.B.HやExploitedは年末にたっぷり聴きましたので、本日はアダム&ジ・アンツを聞きました。
 どちらかと言うと私はメジャーデビュー前の音源が好きですので、まずは『Dirk Wears White Sox 』。そして『The Complete Radio 1 Sessions』。こちらは近年までの演奏も含んでいますが、過去曲の割合が多いという事で。
 あとはメジャー作の『Kings Of The Wild Frontier』と『Prince Charming』です。Stand And Deliverですね。
─────────新春特別企画・お手紙に添えたイラスト集───────────
 何か書状を送る時には、小さなイラストを添える事にしている私なのですが、そう言ったイラストの記録がかなりたまっておりますので、新年のコトブキに添えまして、みなさんのごタコーを祈る物であります。
(以下は、どれもクリックしますと、オオムネ4倍くらいになります。)
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 これは、去年描いたイラストの中でも、私の中ではかなりのヒット作です。
 お庭のプールで遊ぶ兄妹です。
 たまにこういう良い感じの絵を描く事が出来ます。
 これは大きくして本式なイラストに描き直しても良さそうですね。
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 運動会で、がんばる坊やのイラストです。
 ネコの表情が意図せずゼツミョーなギョーソーとなってしまいました。
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 ワンスケとお散歩する女の子の絵です。
 この新春・特別企画は明日もございますので、どうぞお楽しみに。