お水を飲む体勢のオロロティタンさんのイラストです。
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ラジオ日記です。以下は全てNHKのラジオ第1およびFM放送の番組を聞いて思ったことなどの記述です。
5分くらいの短い番組「らじるの時間」を聞きました。
週替わりで違うアナウンサーが様々なラジオ番組を紹介してくださる内容。
今日から1週間は関根太郎さん。
愛犬の「ぽっちゃん」を散歩に誘うときの可愛らしいやりとりの詳細を伝えてくださいました。話から伝わる「ぽっちゃん」のようすが可愛らしくて、とろけそうになりました。
たまらずネットのSNSで探してみると関根アナと「ぽっちゃん」のお写真を発見できました。
私の想像では「ぽっちゃん」は普通サイズの茶色いコロコロした犬だったんですけど、実際は白くて小さくてフワフワの犬でした。
以上、オジさんがラジオで話した内容を聞いてオジさん(私)がメロメロになるという気持ち悪いワールドが完成した際のお話でした。
関根アナは北海道のNHKに居たことがあるので、北海道の神門(かんど)光太朗アナとも面識があるそうです。明日の放送内容はそうした関係性から神門さん制作の北海道ローカルの番組について伝えてくださるようです。楽しみです。
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「文芸選評」を聞きました。俳句の日。兼題は「祭り」。選者は関悦史(せきえつし)さん。
久しぶりに関さんのお声を聞いた気がします。お元気そうでした。
前回のご出演の時に言ってらした「コンピュータゲームの画面の中で進行することがら」をリアルタイムで感じ取り、それを俳句にするという活動についてもう少し突っ込んだお話も聞けました。人気のある企画なんだそうです。俳句って瞬発力が必要なんだなって思いました。ボンヤリしてたらダメそうですよね。
「お祭り」についての俳句に戻しますが、さまざまなお祭りの情景が届いていて楽しかったです。
犬にバイバイする子供の姿という句が私は好きでした。それとはまた別の句においては、向かい合って互いの唇に紅を差す女の子の姿という句もよかったです。とても仲の良い時期の小さな女の子同士の距離感ですよね。
以前に「快適音楽」だったと思いますけど、アイヌやロシアの寒い地域に住んでいる人たちの遊びを思い出しました。くちを大きく開けた状態でお互いがヤッホーみたいな手をメガホンにしたようなポーズで密着して、声を出す。他方の口腔内で声の音質が変化する。フォルマントな倍音変化ですね。これがけっこう時間を忘れてしまうような体験であるらしいのですけど、小さな女の子同士に好まれているとかいないとか。そんなお話でした。
いつも一緒にいる女の子同士の距離の近さだなっていう感じに私の中ではまとまっています。
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「世界の快適音楽セレクション」を聞きました。
今日は「ぬう」というのがテーマ。ソーイングとかですね。
Nils Petter Molvaerさんの楽曲「Nearly Invisible Stitches」が非常によかったです。
今日の選曲家は渡辺亨さん。
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私なりに考えた「ぬう」の曲なんですけど、せっかくの機会。ここはやっぱり「オール・ザ・ヤング・シンセポッパーズ in 80s」ですよね。私が個人的に営んでおります、ささやかな活動です。
今日ご紹介するのは、哀愁感があって、コード進行的にもニクいことしている佳曲でございます。未聴の方はゼヒどうぞ。
Batang Friscoっていうふたり組の楽曲「Sewing Machine」。86年の作で、PCMのドラムマシン使用。他のシンセなんかもザックリ言って当時の音がしていると言っちゃって差し支えないかと思います。つまりアナログ音源だけで組んだとかのフェティシュな音世界じゃないってことですね。メジャーな世界で通用する音楽を志向していた人たちなんだろうというのが私の判断です。
彼らはサンフランシスコの人たちみたいなんですけど、当地において似た年代に活躍していた他の人たちを集めたオムニバスレコードを見ますとですね。Los Microwavesというやっぱりサンフランシスコで、こちらは83年まで活動していたバンドなんかと同じようなところにいたのかなって思います。
Los Microwavesは楽曲「What’s That Got To Do (With Loving You?)」が私は好きです。シンセサイザーを用いたニューウェイヴだなっていう私の中での分類ですけど。
“はすっぱ”な女声ボーカルの魅力と申しますか。曲の内容としても一聴の価値があると思います。改めて調べてみたらボーカルの女性はおととしに亡くなったそうです。こりゃ悲しいですね。
それと同コンピレーションに収められた人たちで私が好きなのは以前に「Castro Boy」っていう曲を紹介したことがあるんですけどボコーダーが全面展開な曲なんですけどその作者のBarry Beamさん。Lisaさんの「Jump Shout」とか「Invisible Love」とかのちゃんと売れそうな曲制作のかたわらどうにも変な曲も作ってるぞっていう人。当時、リンドラムとかシンセ機材をたくさん使って活躍していたみたいです。
私は聞いているとちょっとマン・パリッシュさんとかリチャード・ボーンさんなんかの作風にも通じるんじゃないかって思っちゃうんですけど。まぁどうでしょうか。
以上、「快適音楽セレクション」でのテーマ「ぬう」にかこつけて、いくつかのバンドをご紹介させていただきました。ありがとうございます。